• 劇場版『あの花』へのAmazonレビューの写し

    ★★★★★『未来に刻まれた、あの花の名前』 「この映画に描かれている時期は、めんまが幽霊として現れた夏の一年後。じんたんたちは高校二年生になっている。  あの夏よりちょうど一年過ぎた後の同じ季節を、去年のことを振り返りつつ、めんまを除く皆でしみじみ過ごすというのが、主なストーリーらしい。そのため、回想シーンは多めだ。     その回想シーンの中で印象的と思われたのは、めんまの出自と、彼女の後の性格

  • 岡田麿里著『あの花』へのAmazonレビューの写し。

    『打ち上げ花火と童心のそら』 「アニメ『あの花』のノベライゼーション。著者は岡田麿里さん。  ノベル化するに当り、ことの順序や幾つかの場面のステージが改変されていたり、短いチャプターが挿入されていたりするものの、根幹はアニメとおんなじです。物語のコンセプトを含め、その出だしから終幕まで、遜色はまったくと言っていいほどありません。  本文は余計なことばが少ないお陰で文章がスリムで読みやすく、情報がす

  • Galileo Galilei「青い栞」へのAmazonレビューの写し

    『朗らかに歌われる"心の揺らぎ"』 「初めて買ったGalileo GalileiのCDが、これ。   その切っ掛けは、『あの花』を見たこと。  だからわたしは、端から表題曲しか目当てにしていませんでした。  しかし、「青い栞」の他の、「SGP」と「スワン」を聴いてみると、どちらもなかなかどうしていい。  「青い栞」は、やはり『あの花』の内容とリンクしているらしく、欠損感や喪失感の苦い味わいがある切

  • 春麗らか

     今日。  最近続いていたなまっちろい悪天候の日々が明け、ひさびさの晴天。  先ごろから咲きだした桜は爛漫の時を迎えたらしく、各枝にたくさんの花びらを応援団のポンポンのように豊かに付け、春らしい装いになっています。  中には、早くも散りはじめているものが・・・・・・  その姿は、桜吹雪のような絢爛たる花びらのハリケーンを舞い上げはしなくとも、まるでほろりと涙を流すかのような散り様で、虚心に眺めてい

  • 『あの花』サントラへのAmazonレビューの写し

    《楽曲それ自体が名作》  「テレビアニメ『あの花』のサウンドトラック。REMEDIOSが作曲。ディスク二枚組で曲数はたっぷりあります。  劇中の様々な場面を彩った曲の数々は、それ自体で独自の世界を成せるまでに丹念に作り込まれており、繰り返し聴いても飽きることがありません。  ですが、やはりこれは『あの花』のサントラであり、"I Left You"や"Still..."などの歌曲は、アニメのストーリ

  • 『あの花』のOPのこと

     『あの花』の二次創作をしたついでに、今日は、アニメ『あの花』のオープニングについて少しお話ししたいと思います。  ご覧になった方はお知りだと思いますが、『あの花』のオープニングソングは、ガリレオガリレイというバンドの「青い栞」という歌曲です。じゃっかんハスキーなボイスとゆるやかなメロディーの、聴き心地のよい名曲ですよね。しかし、今日する話は「青い栞」についてではありません。  思い起こしていただ

  • 『あの花』(Blu-ray BOX)へのAmazonレビューの写し

    『めんまとの邂逅』 「長いタイトルを短く縮めて「あの花」と呼ばれるこの作品。  見終えた人は恐らく、哀愁の味わい濃い感傷的な気分になるのではないでしょうか?(わたしは実際そうなりました。)  わけてもポケモンの金銀を発売当時に遊び、再放送のフランダースの犬とキッズ・ウォーを見、その主題歌”Secret Base”を聞いていた人は、まるでこの作品の作者及び登場人物が、同時代の者であるかのような、そん