• 未来旅行 いつものパターン

    ボーっと展望台に立って眺めていたが、少しするとやっと二人を発見した。 のんびりとした足取りだが、ある方向へとしっかりと向かっている。 小さなお土産屋さんみたいな小屋へ進んでいるのがわかった。 これもいつもの美緒子さんのパターンだと思い、私も展望台を降りてゆっくりと小屋に向かって歩いた。 とにかく“御当地”という限定物フレーズに弱い美緒子さんである。 歩きながら通り過ぎる人達の交わす言葉を聴いていた