• ハムレット <高貴な自由精神の悲劇>

    ハムレットは復讐劇である。忠臣蔵がそうであるように悲劇に終わるより他はない劇である。ただ、ハムレットは非常に多弁で、内蔵助は非常に寡黙であるということは、また、別の話になるのだが。 ハムレットの自由精神は、比喩を使えば、いわば、復讐心という暗い感情を垂直軸にして、その回りを振り幅が非常に大きい螺旋状に下降する感情として運動していき、最後の大団円で、それが交わるように、描かれているように見える。そう

  • リパッティ モーツァルトK310<形而上学の可能性>

    ずいぶん前から聴いている曲だが、このピアノソナタはリパッティの演奏が一番よいと思っている。だが、リパッティはモーツァルトのピアノソナタでは、この「K310」一曲しか残していない。早逝もあるが、なぜわざわざこの一曲なのだろうと、いろいろ想像を巡らしていた。 というのは、ショーペンハウアーが「意志と表象としての世界」の中で、形而上学を語るときに、音楽でしか形而上学は完成しないだろうと断って、あえてとで

  • エッセイ ドストエフスキーの常識感覚

    トルストイと比べてドストエフスキーは常識外れと思われがちだが、作品の中で社会常識を踏み外さないのは、むしろドストエフスキーの方である。 晩年のトルストイの無政府主義的革命家とも思える言動は、社会の在り方を根底から引っ繰り返そうとする道徳的野人のそれである。しかも、これは晩年に限ったことではないのである。 ドストエフスキーも革命家的な血は多量に持っているが、それは芸術作品の中で実践されている。登場人

  • 寒いと動かなくなるからいいんですけどね~

    前から気になっていたローソンのおにぎり。(どんだけローソン好きなんだか・・・) いつも行くところは、売り切れなのか、はなから仕入れてないのか・・・ ない! もう別のところ行っちゃうからね! きのこと蓮根のかき揚げおにぎり食べたさに隣町のローソンまで行っちゃうからね! 寒いよー 寒いよー でも食べたいよー 行くよーおにぎり一個の為にー。 ホントに一個だけ買ってきた。 冷たいおにぎり。 天ぷらは温かい

  • 中華まんが美味しい季節になりました。

    今日のお昼はカービィまん。 マキシムチキントマト味。 数量限定の商品に弱い。 星のカービィ25周年なの? 和菓子もあったよローソンで。 にほんブログ村

  • 妖精ニッセって可愛い響きだけれど、何者?

    昔クリスマスカラーは12色ぐらいあると読んだことがあって何色だったか調べてみました。 でも出てくるのは赤、緑、白の3色のみ。 あと金と銀を入れて5色とか。 12色って何処から出てきたんだろう? 謎だ!!! 赤はキリストの血、愛を表しています。 りんご、柊の実、ポインセチア、妖精ニッセの帽子の赤。 妖精ニッセ? 可愛い妖精さんのイメージ。 ところが、とんでもないんです、この妖精さん。 北欧のサンタさ

  • エッセイ ミケランジェリとホロヴィッツのピアニズム

    ミケランジェリのピアノは輝かしい。それも表面だけピカピカ光る金メッキの輝きのそれではない。精神の内部から、放射される紛うことのない輝きである。同国のルネッサンス期のミケランジェロの描く赤ン坊が筋肉隆々としていて見る者を圧倒するように、ブラームスの曲がシューマンの曲が堂々たる風格と輝きを持った一流の作品になる。 ミケランジェリのピアノは黄金の輝きによく似ている。比較して言えば、ホロヴィッツのピアノは

  • 夜ぐらいくつろぎたい

    家事だけしてればいいのだけれど、月曜は何故か気忙しい。 夜用の飲み物ってあるのね・・・・ 森永のよるケア。 明日のために飲むのかぁ~ 前向きな飲み物ね。 羨ましいわ、こういう発想できる人。 自分を大切にしていかないとね。 年末、忙しい人多いし、風邪とか体調崩す人も多いし。 皆さん、お気をつけて。 にほんブログ村

  • エッセイ なぜ生きる<思考法>

    これは、現代人の耳目に入り易い漠然とした問いである。が、ここに、思考法というものがある。 試みに、孔子の言葉を引こう。「われ知ることあらんや、知ることなきなり。匹夫ありてわれに問う。空空如たり。われその両端を叩きて尽くすのみ。」 両端とは、今の言葉で言えば、命題と反対命題のことである。 そうすると、「なぜ生きるのか」という空漠とした問いの反対命題は「なぜ死ぬのか」である。 匹夫にそう問うたとしてみ

  • エッセイ ベートーヴェン<俗なるものと聖なるものの一体化>

    前に、ビリー・ジョエルのポップスの迷惑だったことを書いたが、このことは、ベートーヴェンについてよく考えるときの糸口になるのではないかと心付いたので、ここに書いてみたい。 わたしはそのとき、「悲愴」の2楽章についてまったく無知であったから、ビリーの声が焼き付いてしまった訳だが、ベートーヴェンの曲は、確かに通俗と言ってよい面も多量に持ち合わせているので、同じ条件で、例えば「月光」の1楽章を、誰かがポッ

  • エッセイ ドストエフスキーの時間感覚 <大胆な革新性>

    ドストエフスキーの小説、特に「罪と罰」以降の作品には、独特の時間が流れていることは誰も指摘することだが、それについての詳細な論は読んだことがない。 ここで少し、それについて考えてみたい。まず、ドストエフスキーの時間の扱い方だが、ドストエフスキーは、じつにうまく現実の時間を利用していることである。小説には小説自体の時間の進み方がある。例えば、トルストイやバルザックは、その小説の時間進行を妨げるような

  • お薬効いて来たのかな?

    初ブログは精神病になって幻覚とか妄想の体験が自分でも珍しい事だと思い、過去の病気の事とかと一緒に書き記したくて 始めました。 去年の事です。 そのブログは突然飽きてしまい半年で止めてしまいました。 今年の春ぐらいから頭の中が物語でいっぱいになって、特にキッチンに立っている時すごくって、それがブログの再開理由。 小説の様にきちんとした文章が書けない事と、思い浮かぶのがドラマ仕立てになっているので、脚

  • 本気のおいしくないご飯

    本日は我が兄上の機嫌が異常なほど良かった為に、2人でランチに行った後に母のお迎えに行ってショッピングに行くなどと出かけまくりまし。 ランチは兄の知り合いのお店へ。 私は言われるがまま、兄オススメのタコライスを注文(写真は無し) あれ?全然見た目普通だなぁ…なんて思ってたけど、食べたら美味しい!! 少しガーリックが入ってるような感じで、よく洒落たカフェで置いてある ”アボカド入れときゃ良いんでしょ?

  • 閑話休題 限りなく弱い自分 <ドラえもん>

    マンガの話である。 「ドラえもん」の最後は、あのおびただしい奇抜とも見える発想の数々の話は、すべて、植物人間となった少年の夢であったことが明かされて終わる。 ここには、教育的な意図などないと考えてよいので、限りなく弱い自分というものが、とてもよく信じられていたことが、よく分かる。つまり、あのおびただしい発明品の数々は、すべてこの点から、発想されていたということがよく分かるのである。 「ドラえもん」

  • こういう人も多いと思う。

    先週は家族の付き添いで某診療科で老舗(そんなん言うか?)で評判の良い某病院へ。 前回、行ったときに見つけたお気に入りのスタッフさん、居ました今回も。 家族は違うスタッフさんが担当して下さってるんですが・・・ 私のお気に入りの彼女・・・ そう、女の子。 見た目も立ち振る舞いも好きなのね、とっても♡(声も) 見てるだけで幸せです。 まるで「ベニスに死す」の主人公の様な私。 残念ながら、家族は今回で診察

  • エッセイ ベートーヴェン<大フーガOp.133>

    十五分程度の曲なのだが、学生時代、はじめてこの曲を聴いたとき、そのあまりの苦さに怖じ気づき、再びこの曲を聴く気になるだろうかとさえ疑った曲である。このベートーヴェンの後期の王冠と言われる弦楽四重奏の苦さは並大抵のものではない。シェーンベルグさえ、まだまだ聴きやすいと思えるほどである。 学生時代からは、ずいぶん経っているが、どうした訳か、どうしてもこの曲を聴きたくてたまらなくなるときがある。わたしは

  • エッセイ 人の良さということ<東洋知の可能性>

    普通人の話をしよう。もし西洋の普通人と東洋または日本の普通人のどちらかを信用するかという話になったら、わたしは即座に後者を選ぶ。人が良いからである。 ルソーは「エミール」の中で、もし君が美しい豊かな農園を所有していたら、厳重な警備を怠ってはならない。近隣の誰かが、羨ましがってやって来て、必ず、(ルソーは「必ず」と書いていた。)君の農園を奪おうとするだろうと。ルソーの言は、西洋の常識と見るべきで、西

  • おいしくないご飯とは?

    今日ふと、お風呂に入る時に一日のことを考えながら『満足できる一日だったなぁ〜』なんて考えていた。 そんな満足だった私の1日なわけだが、ほとんど外には出ていない。 周りからは 「休みの日に外に出ないなんて勿体無い」 「若いんだから、もっと友達と遊んだり恋人と遊ばないとー!」 などと言われる事を思い出した。 こんなに私は満足しているのに、それを勿体無いと思う人がいる事はまぁ理解できなくもない。 基本的

  • エッセイ クラシック音楽雑感 「ベートーヴェンとビリー・ジョエル」

    ご存じの人も多いと思うが、ビリーがピアノソナタ「悲愴」の2楽章に歌詞をつけてアカペラで歌っているポップスがある。私はうかつなことに、ベートーヴェンの曲だと知らずに、友達に勧められて、ポップスも棄てたものじゃないなと何度も飽きるほど聴いた。学生時代のことである。 困ったのは、それからである。「悲愴」を聴くたびに、あのビリーの甘ったるい声が出てきて、鑑賞を妨げる。どんな名人のどんな名演奏を聴いても、ビ

  • ジグソーパズル~銀山温泉1/ (脚本じゃないよ)

    病の時にぶちまけてしまったらしく😢 家族が飛び散ったピースを集めてくれたんだけど、全部揃ってるか保証はしないといわれた。 そう言われると、自分が探せなくてパズルが出来ないのか、はなから無くなっているピースがあるのか気になって、 なかなかストレスがかかる。 それでも銀山温泉のガス燈のある風景に癒されもする。 どっちやねん!!! にほんブログ村

1 2 3