• 左腕は故郷広島で躍動 #14

    2018/09/23(日) MAZDA Zoom-Zoomスタジアム 広島 B1-2xC 勝 中﨑 負 三嶋 1点差のゲームをギリギリで落とし、連勝は4でストップ。 カープのマジックは1になった。 悔しい敗戦の中にも、希望はある。 ハマの左のエースが、故郷で復活したのだ。 奇しくもカープベンチには、広島工業高校の先輩、2000本安打の新井貴浩がいる。 レジェンドは、今シーズン限りの引退を表明。 ハ

  • 秋空のラストゲーム。ハマスタに君は舞う。さらばゴメス! #55

    2018/09/22(土) 横浜スタジアム B4-2D 勝 平良 負 笠原 S 山﨑 真剣勝負の最終打席。 7回裏に代打で現役最終打席を控えた彼は、ウエイティングサークルで涙を堪えていた。 最後の最後までフルスイング。 男ゴメスは空振り三振で、その野球人生にピリオドを打った。 試合後の引退セレモニー。 浜松の怪童と言われた中学時代。 春夏連覇の横浜高校時代。 法政大学のスラッガーとして活躍し、ライ

  • 雨と涙のハマスタ。ありがとう加賀繁! #16

    2018/09/21(金) 横浜スタジアム B9-1D 勝 京山 負 小熊 石川雄洋のヘッドスライディング。 筒香嘉智のハマスタ100号ホームラン。 そして、京山将弥の準完投ピッチング。 それは、全て彼のためにと後輩たちが奮闘した結果だった。 それは、彼のピッチングが引き出したものでもあった。 引退試合は、4年ぶりの先発マウンド。 相対するはドラゴンズの右の強打者 平田良介。 「一球一球に9年間の

  • TOGETHER WE CAN DO IT. #2

    2018/09/19(水) 東京ドーム B6-1G 勝 東 負 吉川光 1993年オフ、日本プロ野球界にフリーエージェント制度が導入された。 その目玉はドラゴンズの落合博満。 三冠王3度の強打者は、ジャイアンツに移籍する。 出場機会を求めたジャイアンツのファースト駒田徳広はFA宣言。 この年、横浜大洋ホエールズから横浜ベイスターズへと生まれ変わた球団は、駒田の獲得に動く。 それに並行するかのように

  • どん底から這い上がれ! #21

    2018/09/16(日) 横浜スタジアム B4-20T 勝 藤浪 負 今永 滅多打ちにされ、無残にノックアウトされる背番号21を見ながら、ある男のことを思い出した。 吉見祐治。 和歌山県立星林高校から東北福祉大学を経て、2000年にベイスターズを逆指名して入団。 シドニーオリンピックにも出場した大学No.1の左腕に、球団は大学の先輩「大魔神」佐々木主浩の背番号22を与える。 2年目には25試合1

  • 快刀乱麻! 実りの秋の拳太郎 #59

    2018/09/15(土) 横浜スタジアム B3-1G 勝 平良 負 菅野 S 山﨑 雨上がりのハマスタに、快刀乱麻のピッチィングが冴え渡る。 同郷の先輩捕手 嶺井博希のミットに、鋭いボールが投げ込まれる。 ジャイアンツの強打者達が翻弄されていく。 相手先発は、菅野智之。 ジャイアンツ不動のエースにして、侍ジャパンの大黒柱。 恐れ多くて声などかけられない雲の上の存在だった。 その球界を代表する右腕

  • 今日も全力投球。明日も全力投球。それが我らの使命。 #19

    2018/09/14(金) 横浜スタジアム B4-2G 勝 井納 負 内海 S 山﨑 試合途中から降り出した雨は止むことがなく、勢いを増していく。 土砂降りの雨の中、聞き慣れたテーマ曲がハマスタに響き渡る。 祈りにも似た怒涛のヤスアキコール。 小さな大魔神は、いつもの様にリリーフカーを運転する青年の肩に感謝の思いを込めて手を置き、マウンドへ駆け抜けていく。 プロ野球選手にとって、ホームゲームでの声

  • ハマの未来は君の手に #52

    2018/09/11(火) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 B5-4C 勝 濵口 負 ジョンソン S 山﨑 「監督を引き受けた際、私は日本人の4番を出したいと考えていた。もう一つ、全日本の4番を掴み取ってくれと約束した。村田は私の夢を見事に叶えてくれた」 ベイスターズ、ジャイアンツ、そしてBCリーグ栃木で活躍した村田修一の引退試合。 駆けつけた元ベイスターズ監督大矢明彦は、村田に語

  • ミラクルをもう一度、横浜で #55

    2018/09/10(月) #55 横高戦士が、また一人バットを置く。 「代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は、今も心に残っています。間違いなくDeNAベイスターズの応援は、12球団No.1です。今まで本当にありがとうございました」 1980年6月5日生まれ。 静岡県浜松市出身の38歳。 横浜高校から法政大学を経て、2002年ドラフト自由獲得枠でライオンズに入団。 新人な

  • 去って去らず #16

    2018/09/10(月) #16 2010年代のベイスターズを支え続けた投手がマウンドを去る。 「9年間ありがとうございました。周りの方々に恵まれた幸せな野球人生を送らせてもらい、本当に感謝しています」 1985年4月13日生まれ。 埼玉県新座市出身の33歳。 埼玉平成高校、上武大学、住友金属鹿島を経て、2009年ドラフト2位で入団。 先発にリリーフに。 勝ちパターンにビハインド。 どんな場面で

  • 最後の最後まで戦い抜こう! #39

    2018/09/09(日) 横浜スタジアム B7-3S 勝 平良 負 石川 同郷の先輩の有り難さ。 同窓いの先輩の心強さ。 沖縄出身の大型右腕 平良拳太郎は、先輩のミットに力強い速球を投げ込む。 山田哲人の2本のホームランによる3失点で、先輩リリーフ陣に後を託す。 9回表には、4点差ながらハマの小さな大魔神 山﨑康晃。 いつもの様に、リリーフカーを運転する青年の肩に感謝を込めてマウンドに向かう。

  • 君はこのまま終わる男ではない #21

    2018/09/08(土) 横浜スタジアム B6-7S 勝 近藤 負 パットン S 石山 こんなはずではなかった。 誰もがそう思っている。 否、当の本人が誰よりも痛感しているはず。 2015年ドラフト1位で駒澤大学から入団。 2016年 22試合 8勝9敗 防御率2.93。 2017年 24試合 11勝7敗 防御率2.98。 日本シリーズでの快投をこの目で見届けたファンは、真のエースの誕生を期待し

  • 背番号7は、駆け抜けていく #7

    2018/09/07(金) 横浜スタジアム B4-1S 勝 井納 負 原 勝利への執念。 立ち向かう気迫。 泥まみれのユニフォーム。 6回裏1アウト。 気迫のヘッドスライディングが、相手守備陣の動揺を誘い内野安打。 ほぼ完璧に抑え込まれていたスワローズ原樹理からチーム2本目のヒット。 初回に足に打球を受けるアクシデントを乗り越え、力投を続ける井納翔一の奮闘に応えたのは、DeNA初代キャプテン。 ベ

  • ハマのバナナ王子に新たな勲章 #11

    2018/09/05(水) 富山市民球場アルペンスタジアム B6-3D 勝 東 負 吉川光 「横浜は先発が苦しいですな。三浦の後はずーーっと谷間で、また三浦かという感じや」 2000年代、甲子園球場からのタイガース戦中継。 こんな解説をされるほど、ベイスターズ先発投手の陣容は苦しかった。 通算25年間、ベイスターズの先発の柱であり続けたハマの番長 三浦大輔。 通算46勝32敗。 関西の解説者が唸る

  • ハマの小さな大投手 #11

    2018/08/30(木) 横浜スタジアム B4-1D 勝 東 負 吉見 S 山﨑 小さな大投手が、ハマスタを支配した! 7回100球7奪三振で無失点。 ルーキー左腕が堂々の9勝目。 攻めのピッチィング。 テンポのいい投げっぷり。 試合を見事に自分のものにして、スタジアムの中心に仁王立ち。 防御率でもセ・リーグの第3位に躍り出た。 2017年10月26日。 プロ野球ドラフト会議。 ベイスターズは、

  • 閉塞感を打ち破れ! #63

    2018/08/29(水) 横浜スタジアム B3-7D 勝 小熊 負 井納 どんなに劣勢でも、 絶望的な状況であろうとも、 最後の最後まで諦めてはいけない。 野球のみならず、全ての物事において、親が子に、指導者が選手に、そうした姿勢を教えていく。 だが、現実はそう簡単ではない。 借金12でまたもや最下位転落。 どんな言い訳を並べるよりも、結果を出してこの状況を突き抜けていく以外にない。 今日も先制

  • 人のために火を灯せば、我が前明らかなるが如し #25

    2018/08/28(火) 横浜スタジアム B5-3D 勝 石田 負 ガルシア S 山﨑 たった一つの言葉が、人を救うことがある。 たった一度の声掛けが、人生を変えることがある。 励ましの声。 労いの言葉。 心からのアドバイス。 身近にこういう声をかけてくれる人がいることは、どんなに幸せなことだろうか。 この日、今シーズン初のヒーローインタビュー立った石田健大は、その思いを正直に口にした。 201

  • 左腕がうなれば 狙いは外さない #26

    2018/08/18(土) 横浜スタジアム B1-4C 勝 大瀬良 負 濵口 S 中﨑 2つのリベンジのために左腕は先発のマウンドに向かった。 7月1日。 横浜スタジアム。 カープ戦。 1イニング6四死球4連続押し出しという不名誉な記録を残し降板。 これが髙城俊人との最後のバッテリーとなってしまう。 7月9日。 髙城俊人と白崎浩之、伊藤光と赤間謙の2対2のトレードが電撃的に発表される。 デビュー以

  • 横浜の夜は熱く燃え続ける #25

    2018/08/17(金) 横浜スタジアム B7-5C 勝 三嶋 負 一岡 S 山﨑 どんな高名な作家でも、どんな優秀なジャーナリストでも、書くことができないドラマを、この目で見てきた。 3点ビハインドの8回裏。 大和、柴田竜拓、ホセ・ロペスの3連打でノーアウト満塁のチャンス。 ここまで好投を続けてきた野村祐輔をマウンドから引きずり下ろした直後。 ハマの四番。 侍の主砲。 そして、我らのキャプテン

  • それでも前に進もう! #25

    2018/08/16(木) ナゴヤドーム B5-11D 勝 松坂 負 京山 「あの景色は今日1日を絶対に忘れないくらい幸せな時間でした」 2018年7月13日。 京セラドーム大阪。 プロ野球オールスター第1戦のマウンドに立つ松坂大輔を、ハマのキャプテンは特別な思いで見つめていた。 1998年8月。 阪神甲子園球場。 第80回全国高校野球選手権大会。 延長17回の激闘。準々決勝のPL学園戦。 8回裏

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