• 布団の中は暖かい。 当たり前のことなんだけど、 私にも体温があるんだなって思う。 まどろんでいると自分が薄くなって、 なんだか自然の一部になったみたい。 投げやりなんかじゃなくて、 このままゆっくりとエンドロールが流れて、 自分の人生が温かいまま終わる。 そうだったらいいのになあなんてよく思う。 きっと何かに包まれていたいんだ。

  • 自分の心を説明するには、 一体何文字必要なんだろうか。 多すぎたって中身がない。 一文字では伝わらない。 どういう言葉の組み合わせなら、 この気持ちが安らぐだろう。 何もかもすり抜けていく。

  • 感情が死んでしまったら、 君である必要がない。 ただのロボットになってしまうよ。 それでもよくないさ。 苦しみを感じたくないだけで、 たまに嬉しいことがあってもいいだろ? お前が言うなって話だけどさ。 本当は生きていたい。 僕にはそう聞こえるんだよ。

  • 君の空いた心に、 ちょっといさせてもらっただけ。 塞がったら出て行くから。 暗黙のルール。

  • おもちゃ箱をひっくり返して、 たくさんの言葉があふれ出した。 意味なんかなくて、 思いついた遊び方で、 楽しんでいるフリをしていた。 本当のことは一割も伝わらないけど、 自分なりにアピールする。 僕はどこにも行かないよ。 むしろ一緒にいてよ。 君に夢中なんだ。

  • どんな言葉だったら君に届くだろう。 二人には境界線があって、 越えることはできないようになっている。 自分がAIになった気持ちだ。 生身の君にできるのは、 一生懸命想うことだけ。 僕にはどうすることもできないんだ。

  • 寂しいことを我慢して、 伝えずにいたのは間違い。 時間は解決していなかったんだ。 同じことを繰り返すのかな。 悪化していたようで、 相手を許せなくなっていた。 なんかもう意地みたいになっているよ。

  • 上っ面だけで、 裏では散々悪口を言っている。 優しいふりをして、 人をコントロールするんだ。 それはよくあることで、 色々と円滑なんだろうけどさ。 相手がそれに気づいたら、 絶望するだろうね。 そんな人生を送るくらいなら、 嫌われた方がいい。 もうすでに嫌われているし。 人を操作したくない。 自分の意思で生きてほしい。

  • 主観混じりの客観性。 人を通して自分を見ていたよ。 ボケた写真。 モノクロのフィルター。 無意識に加工していたの。 それでは訳が分らなくなるはずだよ。 向き合っていたつもりだけど、 他人ばかり見ていて、 自分の痛みを見ていなかったんだね。

  • 心は空っぽで、 頭の中はごちゃごちゃで。 傷つかずに気づいたことなんて、 あまり多くないよ。 こんなに君に甘えているのに、 もっと甘えたいと思っているんだ。 何かが欠落している。 頭と心を新しいのに交換したいよ。 自分自身じゃなくなっても、 今よりはマシになるから。 わがままを通り越した、 出来損ないの人間だったから。 今、それに気づいたんだ。

  • 全てが空回りする。 キュルキュルと脳が音を立てて、 熱を帯びてストレスになる。 冷却装置はどこ? バッテリーが切れる前に、 メンテナンスしなきゃ。 でもどうやって? 君に直してほしいんだけど。 無理な話だよね。 うん、分かってるよ。 もう僕は壊れているんだね。

  • 人は見たくないモノは見ない。 常に変わらない努力をしているからね。 理由をつけて、正当化して。 悪いとは言わないよ。 ただ、君が変わりたいと言った、 その言葉は本気ではなかったってこと。 痛みに心が折れたのか、 覚悟がなかったのか、 それは僕には分からないよ。

  • イヤホンから流れる、 音楽の世界に身を委ねた。 ドレミファソラシドの次の、 自分が一音になれたらなんてね。 変わらない何かになりたい。 多分、みんな同じで、 揺るがない想いでいられたら。 役割があるのならきっと。 僕は風にでも何でもなるよ。 そうやって君との永遠を望んでいる。 迷いなく世界の一部になって、 いつでもそばにいるよ。 いい人でいたいんだよ。 この命に意味があったと思えるように。

  • 感情が君を形成していく。 僕らはいつか消えてしまうだろう。 この瞬間が二度と訪れない、 奇跡のような時間だって、 失うまで気づかない。 そんなのわかってるって言えるかい? 幸せだと思うこともあったし、 落ち込むことだって今はできるよ。

  • 私に警戒もせずに、 近い距離感で話をしてくれる、 君との会話は楽しいよ。 大人になって失ったのは自分らしさで、 昔の自分を思い出すように、 無邪気に笑えたよ。 いつからか怖くて出来なくなったこと。 どこかで求めていたんだね。

  • 誰かを巻き込んで、 勝手に死んだのは自分。 下手くそな自爆テロのようだ。 想いを拾っては捨てる。 次から次へと欲しがる。 相手のことを考えず、 自ら幸せを拒否するように。

  • ぽっかりと空いた心は、 ブラックホールみたいで、 誰も塞ぐことができないようだ。 欲望に支配された私は、 自分の意思であるかのように、 次から次へと求め続けた。 もっともっと、って。 外の世界に魅力された、 歯止めが効かない、 元々馬鹿だったんだよ。

  • ありのままの自分でいたい? 笑っちゃうねえ。 受け入れられているというより、 諦めの部類。 単に呆れられているのかも。 知らない誰かと、 無邪気に話してみたいもんだね。 そんなの無理だ。 親しき仲にも礼儀ありってね。 やっぱり、分かち合えないねえ。

  • 君の目には世界が二重に映った。 人はキレイなんかじゃない。 神様がいるなら、 こんな世界になんかしていないよ。 実現不可の理想のせいで、 きっと苦しんでいるんだろう? 現実は残酷なのに、 ずっと都合よく見ないようにして、 僕らは生きている。 だから悲しいのは当たり前。 本当のことを知らないんだから。

  • 保護猫さようなら。 名前も変わるみたいだね。 会えなくなるわけじゃないのに、 寂しい気持ちになっているよ。 いくつも命を奪っておいて、 君を助けただけで、 命を救えた気になる僕は、 これからどこに向かうのだろうか。

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