• 北山十八間戸

    奈良県にある北山十八間戸(きたやまじゅうはちけんこ)。 鎌倉時代、律宗の忍性(にんしょう)がハンセン病患者の治療のために建設した建物です。江戸時代まで機能していた長い歴史を持ちます。 現在は私有地の中にあるため、建物内の見学はできません。 戸の数を数えてみると18戸ありました。 忍性は西大寺を復興した叡尊の弟子で、鎌倉新仏教が勃興する中、律宗の民間布教に力を入れた人物です。 中世以前の顕密仏教(三

  • 唐物と日明貿易

     日明貿易とは、室町時代から戦国時代まで行われた貿易のことを指します。1401年に足利義満が始めてから、1551年に大内氏が滅亡するまで、中断をはさみながらも日本と明が国交を結んで正式に行われていました。 ※もちろん、明が成立してから私貿易による日明貿易は行われていました。  今回はその中でも、足利義満⇒足利義持までの変遷とその背景について、教科書とは少し異なる視点から考えていきたいと思います。