• 「今日の料理 最終回」チャンミン シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    驚きのあまり声を失っているシウミンの前で、ごろごろと投入された。 「唐揚げを入れ続けることが重要なんです。ちなみにこの唐揚げも、そうやって作ってますよ」 下味をつけた鶏肉ともう出来上がった唐揚げを彼はビニール手袋でよく混ぜて行く。 しばらく放心していたが我に返り、 「え、でも。レシピにはそんな……」 シウミンはディレクターの方へ目を向け、同時に顔を青ざめさせた。 そうだ。シム・チャンミンに渡された

  • 「今日の料理 5」チャンミン シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    「じゃあシウミンさん。肉に下味をつけましょう」 白いコックコートも特注だろうか。スタイルの良い料理人の身体に綺麗にフィットし、白いコック帽も彼の少し硬めの黒いくせ毛を上手く隠している。 「はい、チャンミン先生」 下味をつければ味は決まったも同然だ。これで視聴者はおよそ七割レシピを獲得した様なものだ。 シウミンは、震える手で、すりおろしたにんにく、しょうがをボールの中の切った鶏肉に落とし、カウンター

  • 「今日の料理 4」チャンミン シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    伝説の料理人は急にやる気をなくすのだった。雇われ先が繁盛すれば興味を失いそこを去って来た。それは彼を知る人間には暗黙の了解でもあり、十分に利益が出た後のことで裁判沙汰にもならず済んでいた。 しかし、後払いの契約で、短い収録時間のうちにまさかそんなことはないだろうと踏んでいたが、当日、モデルと見間違うような身長が高く、脚も長く、顏も整った姿を見せたシム・チャンミンは、控室に現れた途端、ディレクターの

  • 「今日の料理 3」チャンミン シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    「今日の料理は唐揚げです」 シウミンはごくりと唾を飲み込んだ。いよいよ始まったなと、スタジオに緊張が走ったのが分かる。 皿に盛り上げられた唐揚げがカメラの前に出されている。ここまでは、上手く行ったと唐揚げを横目で睨むようにしながら、シウミンは頭の中で、今日の段取りを何度も復習した。 皿を出しているのは、伝説の料理人、シム・チャンミンだ。なぜこんなことになったのか、ディレクターを恨みたくなるが、今話

  • 「今日の料理 2」ユノ シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    一足先に小さく切り終えた人参を残して、隣に料理家がいなくなっていた。 シウミンは口をぽかんと開けて、一体何が起きたと、時が止まったように固まる。 彼はまだ新人なのだ。 言葉が思い浮かばず、呆けていたが、やっと我に返って見ると、料理家はただしゃがんでいただけだった。 「ゆ、ユノ先生。何か」 これは生放送なのだ。腹でも痛くなったのなら、一人で切り抜けなけなければならない。声を落として「大丈夫ですか」と

  • 「今日の料理 1」ユノ シウミン 東方神起の短編 EXOの短編

    「はい。今日の料理はポテトサラダです」 明るいスタジオで、シウミンは隣に立つボールに入ったポテトサラダをカメラに差し出した料理家を見た。 「ユノ先生。ポテトサラダ美味しそうですね」 まだアナウンサー歴一年の新人だが、シウミンの真面目さはスタッフの評判も良く、昼のニュース番組から、初めて主婦層に人気のある料理番組のお声がかかった。普段料理はすることなかったシウミンだが、一か月もこの収録をしていると自

  • 彼ごはん カラスミパスタ

    昨日はパスタを作ってくれていました♪ カラスミパスタ。 すごく美味しかった…!