• 運気

    私には『健康運』がありません。 大概の人が持っているはずの。 1番重要な『健康運』を。 私は持ち合わせていません。 だから。 仮死状態で生まれてきました。 そして小さい頃は。 夜中によく。 病院へも行きました。 それでも。 普通に生活をしてきましたが。 主人と結婚して。 主人の血筋である次女を生んで。 その役目が終わると同時に。 主人の持つ赤いカードを。 私が引き継いでしまいました。 先代の方々の

  • 私の父は。 私の声を知りません。 私の父は。 妹の声も知りません。 孫達の声も。 もちろん届きません。 父の車には。 聴覚障害者用の。 黄色い蝶々のマークが 貼ってあります。 障害者手帳には。 『一級』と書いてあります。 音のない世界が。 どういうものなのか。 私には。 想像もつきません。 いろいろな施設に行くと。 障害者本人ではなく。 私たち健常者が。 “付き添い”として 無料になったりします。