• 花かるた 色は匂へ 「は」の5 濱昼顔(夏)

        力なき濱昼顔に砂灼けし   三ツ谷謡村              季節の花300より   濱昼顔は戦後のラジオドラマ君の名はで有名になる。   作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而、唄:織井茂子 1 君の名はと たずねし人あり その人の 名も知らず 今日砂山に   ただひとりきて 浜昼顔にきいてみる              季節の花300より 『君の名は』は、昭和27年(1952)4月10日に

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の4 花菖蒲(夏)

     夕暮れは水美しや花菖蒲   成瀬正とし                   季節の花300より    汚れざる白といふ色花菖蒲   細江大寒           季節の花300より   花言葉は「うれしい知らせ、心意気」 神楽女湖菖蒲園(大分県・別府市)(かぐらめこしょうぶえん) 阿蘇くじゅう国立公園の標高約600mの高地で、四方を山に囲まれた神楽女湖は、平安時代に鶴見岳神社の歌舞女が住んでいた

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の3 薔 薇(夏)

     彼のことを聞いてみたくて目を薔薇に   今井千鶴子           季節の花300より  祝はれてをりて兩手に餘る薔薇   橋川かず子              季節の花300より バラ全般の花言葉は、「愛」「美」 赤いバラ     「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」 赤いバラのつぼみ 「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」 青いバラ     「夢かなう」「不可能」「奇

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の2 濱豌豆(夏)

       手提置く濱豌豆の花かげに   三輪一壺            季節の花300より    砂やまに少年の日あり濱豌豆    掌  小学校高学年になって5・6人の仲間と海水浴によく行ったものだ。砂やまに服を脱ぎ捨てると周りは濱豌豆でいっぱいであった。孫ができて家内と孫を連れて海遊びに行った。  砂やまに手提を置くと周りは濱豌豆でいっぱいであった。変わっていなかった。  少年の日が海をバックに砂や

  • 花かるた 色は匂へ 「い」の2 茨の花(夏)

      花いばら故郷の路に似たるかな・・:・蕪 村            季節の花300より 花言葉は「素朴なかわいらしさ」(野茨の花)「無意識の美」(野茨の実) 野茨(のいばら)=ばら科の落葉低木。初夏、芳香のある白い(淡紅色を帯びるものもある)小さな花が咲く。まるく赤い実は、干して漢方薬とする。のばら。 愁ひつゝ岡にのぼれば花いばら   蕪 村 陽炎や名もしらぬ虫の白き飛    蕪 村 上記、蕪村

  • 花かるた 色は匂へ 「す」菫(すみれ)春

       山路来て何やらゆかしすみれ草   芭 蕉            季節の花300より スミレ全般の花言葉「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 紫のスミレ「貞節」「愛」 白いスミレ「あどけない恋」「無邪気な恋」「純潔」 黄色いスミレ「田園の幸福」「つつましい喜び」  この俳句に出会って、俳句に興味を持ちました。そんな一句です。初めは芭蕉の俳句ばかり鑑賞していましたが、そのあと蕪村の句が好きなりました。

  • 花かるた 色は匂へ 「せ」石 竹(せきちく)夏

       石竹にいつも見なれし蝶一つ   森 婆羅              季節の花300より  花言葉は「女性の美」「思慕」「粋な愛」「あなたが嫌いです」「才能」「無邪気」「大胆」「貞節」「快活」「中年の恋」「粋な愛」「至急」「お見舞」「あなたが嫌いです」など                季節の花300より  とても好きなはなです。何かしら可愛く、魅力のある雰囲気を発散しています。心が落ちつきま

  • 満開のさくら天へと坂の道

    何時もは静かな住宅街ですが、今の時期はお花見 散歩される方で賑わう坂道です。

  • 花かるた 色は匂へ 「も」桃の花(春)

       野に出れば人みなやさし桃の花   高野素十              季節の花300より    父祖の地といふばかりなる桃咲いて   築山ッ子              季節の花300より モモの花言葉は、「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」  あまりにも桃が美味しかったので、食べた後の桃の種を庭の端の方に埋めてみました。3年後に見事な実を二つつけてびっくりしてしまいました。

  • 花かるた 色は匂へ 「ひ」ヒヤシンス(春)

     園丁や胸に抱き来しヒヤシンス   島村 元     園丁(えんてい)=庭つくり。庭師。植木屋。          季節の花300より  咲ききりし鏡の前のヒヤシンス   麻田 ツ ル           初めての水栽培 ヒヤシンス全般の花言葉は、「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」 紫のヒヤシンスは「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」 赤いヒヤシンスは「嫉妬」 ピンクのヒヤシンス

  • 花かるた 色は匂へ 「え」金雀枝(えにしだ 夏)

     金雀枝や昨日となりし北祭   麻田椎花  北祭=京都の加茂神社の例祭。北の祭り。葵祭。       季節の花300より  金雀枝の咲きあふれ色あふれけり   藤松遊子        季節の花300より  エニシダの花言葉  謙遜、卑下、清潔 花名の由来 花名のエニシダは、ローマ時代の名前である「genista(ゲニスタ)」が語源であるともいわれます。 英語ではエニシダを「Broom(ホウキ)」と

  • 花かるた 色は匂へ 「し」の2 沈丁花(春)

     ある日ふと沈丁の香の庭となる   今井つる女            季節の花300より  沈丁の香の二三日ゆるみなく   淸崎敏郎            季節の花300より  ジンチョウゲの花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「永遠」  庭の沈丁花が香り始めると東京の大学から一人娘が帰省する。香りが薄くなっていく頃、娘は東京へ旅立つ。それを繰り返しながら、親元から巣立っていった。別れのリハーサルっ

  • 花かるた 色は匂へ 「し」 春 蘭(春)

      春蘭の咲くをたしかむ山に入る   衣巻新風子         季節の花300より  別名「じじばば」。花姿をこまかく見ていると上の方に、おばあさんが   頭にかぶる”ほっかむり”、下の方に、おじいさんの ”白いひげ”、   があることから。   雑木山春蘭あさる人が見ゆ   上林白草居            季節の花300より            季節の花300より(エビネ蘭)  先輩の一人

  • 花かるた 色は匂へ 「み」ミモザの花(春)

      香水の産地と聞きし花ミモザ   山口笙堂           季節の花300より   塀白く風のミモザの見ゆる家   千原草之           季節の花300より  風に乗ってピアノの音がきこえてくる。われわれ年配になると「乙女の祈り」か「エリーゼのために」の曲が多い。つい先日は「ラブイズオーバー」のピアノの音で少しばかり吃驚した。  ミモザアカシアの花言葉は、「秘密の恋」「友情」  毎年

  • 花かるた 色は匂へ 「み」の2 蜜柑の花(夏)

       花蜜柑匂へば月の戸をさゝず   飛騨桃十            季節の花300より 「戸を鎖さず」=戸を閉めない。月明りと花蜜柑の香りでゆったりと横になる。目をつむるがなかなか眠れない。そんな夜もある。  潮の香の来るときのあり花蜜柑  高嶋辰夫  海に面した斜面にみかんの花がいっぱいに咲いている風景を思い出す。祖母ちゃんのみかん畑に立つと花蜜柑と潮の香が風景いっぱいに広がってくる。    

  • 花かるた 色は匂へ 「め」 メロン(夏)

      籐椅子にペルシャ猫をるメロンかな   富安風生           季節の花300より  物語の中でしか見ない情景だ。芝生の庭では旦那がアフガン・ハウンドのブラッシングをしている。婦人は窓越しに外の景色を眺めるともなく佇んでいる。まあこんなところか。   縁談の話の客へメロン切る   小田尚輝            季節の花300より  両親の娘を思いやる心が自然に伝わってくる。いい風景だ。切

  • 花かるた 色は匂へ 「ゆ」の2 山桜桃の花(ゆすらのはな)春

     ゆすら梅まばらに咲いてやさしけれ   国松松葉女       季節の花300より  ユスラウメ(梅桃)の花言葉は『郷愁』『ノスタルジー』『輝き』『貴び』 「桜桃」(おうとう)はさくらんぼの別名で、ユスラウメとは異なる。  ユスラウメについての記憶はないが、グミの木が隣のたかし君の家の庭に植わっていて、実が熟れると一緒にグミの実をもいで食べた記憶は鮮明に残っている。      季節の花300より

  • 花かるた 色は匂へ 「ゆ」百合(夏)

     眠らんとして百合の香のやゝ強し   廣瀬志津女           季節の花300より  山百合の崖も立待岬かな   渡部螢村           季節の花300より 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 シャクヤクのように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚”  という、女性の美しさを形容することば。  このような女性を妻に持つと疲れるだろうなあ。大変だ。清楚なだけで十分だ

  • 花かるた 色は匂へ 「き」の2 金魚草(夏)

       日ねもすのつがひの蝶や金魚草   岬 人               季節の花300より  花言葉は「仮定、推測、予知」「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」  戦後、昭和20年代に流行った花のひとつで、金盞花、鳳仙花、コスモス、撫子、石竹、ダリア、アマリリスなどが小学生のころ街中の空き地に植えられていた。花によって敗戦の痛手を癒していたのだなあと今になってつくづくと思う。 花名の由来

  • 花かるた 色は匂へ 「き」金盞花(春)

      潮風や島に育てし金盞花   松島正子         季節の花300より  花名の金盞花(キンセンカ)は、黄金色の花の形が「盞(さかずき)」に似ていることにちなむともいわれる。  昭和20年代に流行った花で日本中で見かけることができた。          季節の花300より   キンセンカの花言葉は、「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」 花言葉の由来 明るく陽気な雰囲気をもつキンセンカの

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