• 花かるた 色は匂へ 「か」の3 杜若(かきつばた)夏

       かきつばた似たりや似たり水の影   芭 蕉            季節の花300より    今朝見れば白きも咲けり杜若    蕪 村            季節の花300より        花言葉は「幸運、雄弁」  あっさりとすっきりと一瞬をとらえる感性なんだなあ。    いずれ文目(あやめ)か杜若(かきつばた)”= 区別できないことの たとえ、文目は乾いた土地、杜若は水の中から生えるので、

  • 花かるた 色は匂へ 「か」の2 からたちの花(春)

       からたちのつぼみひそかにほぐれそむ   手島清風郎              季節の花300より 「カラタチの花」といえば、文部省唱歌と島倉さんの歌を連想する。どちらもしみじみと心に残る歌である。小学生の頃と学生時代を思い出させる。 「からたちの花」北原白秋作詞、山田耕筰作曲の文部省唱歌。 からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。 靑い靑い針のとげだよ。

  • 花かるた 色は匂へ 「わ」の3 吾亦紅(われもこう)秋

       山の雨さと過ぎつんと吾亦紅   森田遊水            季節の花300より    吾亦紅だらけといふもひそかなり   依田秋葭              季節の花300より 花言葉(全般): 「変化」「もの思い」「愛慕」  小学生のころから吾亦紅には親しんでいたが、杉本真人さんの歌で心にぐさりと打ちこまれてしまった。重たいけれども懐かしい思い出がよみがえる。母を偲ぶ歌だ。 作詞:ちあ

  • 花かるた 色は匂へ 「わ」の2 勿忘草(わすれなぐさ)春

        勿忘草夫に贈りし日は遠く   堀内民子              季節の花300より   ワスレナグサの花言葉は、「真実の愛」「私を忘れないで」   花名の忘れな草(英名:forget-me-not)は、中世ドイツの悲恋伝説(後述)に登場する主人公の言葉にちなみます。属名のミオソティス(myosotis)は、ギリシア語の「mys(ハツカネズミ)」と「ous(耳)」を語源とし、葉の形がハツカ

  • 5・7・5アラカルト  俳句19

     人殺す我かも知らず飛ぶ蛍   前田普羅  5月15日に初蛍の第一報がテレビ画像で届いた。  真っ暗な画面にポッツ ポッ と灯を点滅させて動く様子が映し出された。蛍の明かりを闇の中でみる時、いつも前田普羅の上記の一句を思い出す。  心の闇を見る思いがする。  他人を非難することはたやすい。  しかし、自身の心の奥を見つめると、何をしでかすかわからない自分がいることも確かである。人は欲望のとりこにな

  • 花かるた 色は匂へ 「お」の4 白粉の花(おしろいのはな)秋

       白粉の花の匂ひとたしかめぬ   今井つる女                季節の花300より オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気」「恋を疑う」「不思議な、慎重」 別名「夕化粧」(ゆうげしょう)。名のとおり、夕方から咲く。               季節の花300より  子どものころから常に身近にあったオシロイバナは「おお、咲いとるな。」程度で眺めていた。調べてみて新たな関心が出てきた。今

  • 花かるた 色は匂へ 「お」の3 含羞草(おじぎそう)夏

       花つけて勘の鈍りし含羞草   藤丸紅旗               季節の花300より     含羞草いぢらしければ觸れもせず   喜多由紀子                季節の花300より 花言葉(全般):「繊細な感情」「感受性」「敏感」 和名:お辞儀草(オジギソウ / 含羞草、羞恥草とも書く) 別名:眠り草(ネムリグサ)、ミモザ 花の名前の由来 オジギソウ属の学名「Mimosa(ミモザ

  • 花かるた 色は匂へ 「を」の2 踊子草(夏)

       きりもなくふえて踊子草となる   後藤比奈夫              季節の花300より     紅さして踊揃ひし踊子草   廣瀬ひろし              季節の花300より   花の形が笠をかぶった踊子に似ているところからの命名。花の色は、白またはピンク。若葉は食用になり、根は薬用になる。 別名「踊花(おどりばな)」「虚無僧花(こむそうばな)」

  • ブログへの意気込み!!

    おはようございます! ぶるおかーちゃんです。 ヽ(・∀・)ノ♡ 朝から YouTubeの 貼り付け方 ど忘れして 大騒ぎ。 テンション下がりまくり。 へいへーーーい!!! と、昭和な ノリで 毎朝 書き進める かーちゃん。 モチベーション 大事。 ちょー 疲れたし! (ーдー;) しかしながら! Instagramで 是非 ぶるおダンスの 動画を! と、ご要望が ございまして。 いっちょ やったろ

  • 花かるた 色は匂へ 「と」の3 海桐の花(とべらのはな)夏

       この濱の續くかぎりの花とべら   山下晶石           季節の花300より      潮の香と別に海桐の花匂ふ   栗間耿史               季節の花300より  最初の赴任地で花の名も知らずただ眺めながら浜辺を歩いた日が懐かしい。 「扉」と書いて、この花の場合”とべら”と読む。2月の節分に、この木の枝を扉にはさんで邪鬼を払う風習があったため、「とびらの木」と呼ばれていた

  • 花かるた 色は匂へ 「と」の2 橡の花(とちのはな)夏

        二タ棟の屋根に散り敷き栃乃花   中田みづほ                  季節の花300より      栃の花またもこぼれ來去りがたく   横井迦南                季節の花300より       マロニエは、別名「西洋栃の木」 栃の木の栗のような形の実(み)はすりつぶして渋抜きして「とち餅」にする。(そのままでは渋くて食べられない)また、この栃の実は縄文時代から重要な

  • 花かるた 色は匂へ 「へ」の3 ベゴニア(夏)

        ベゴニヤの葉も見事なる賜りし   鈴木 貞                   季節の花300より ベゴニア全般の花言葉は、「片想い」「愛の告白」「親切」「幸福な日々」 花言葉の「片想い」は、歪んだハート形の葉に由来するといわれます。     赤いベゴニアは「公平」  白いベゴニア「親切」                  季節の花300より 花名のベゴニア(Begonia)は、この花を紹

  • 花かるた 色は匂へ 「へ」の2弁慶草(夏)

         弁慶草倒れぐせつき花ざかり   安田螢水              季節の花300より      こはき葉の弁慶草の色やさし   辻 蒼壺                 季節の花300より  紅弁慶の花言葉は「幸福を告げる」(別名カランコエ)  切り花にしてもなかなか枯れないので、弁慶になぞらえて弁慶草と名がついた。地に挿せばよく根付くので「つきくさ」ともいい、出血した時に血を止めるの

  • 花かるた 色は匂へ 「ほ」の3 鳳仙花(秋)

        鳳仙花はじけし音の軽かりし   西野雨邨              季節の花300より 花の名前の由来  和名の「鳳仙花(ホウセンカ)」は、中国名を音読みしたもので、花の形を中国神話の伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」が羽ばたく姿に見立ててつけられたといわれます。 別名の「爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)」は、かつてこの花の花汁で爪を赤く染めたことにちなみます。また、タネをかんでから飲み込むと、の

  • 花かるた 色は匂へ 「ほ」の2 牡丹(夏)

       庭牡丹見つゝどこへも出ずじまひ   池内たけし          季節の花300より    白牡丹金に染まりしところあり   八木 春            季節の花300より    ボタンの花言葉は、「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」 花言葉の「風格」は、絹のように薄く大きな花びらが幾重にも重なり、まり状にまとまったその花姿にちなみます。原産地の中国では、花の豪華さと気品が他を圧倒す

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の6 濱木綿(夏)

       浜木綿のたゞ咲くばかり無人島   平林春子           季節の花300より(別名 はまおもと)  戦後、すれ違いメロドラマの最高傑作。「君の名は」  海辺の町では現在でも浜木綿が群生し、町の中では、浜木綿という名の施設名が目に留まる。  濱昼顔や浜木綿は、戦後を学生として過ごした年配には懐かしい響きを持つ。              季節の花300より   作詞:菊田一夫、作曲:古関

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の5 濱昼顔(夏)

        力なき濱昼顔に砂灼けし   三ツ谷謡村              季節の花300より   濱昼顔は戦後のラジオドラマ君の名はで有名になる。   作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而、唄:織井茂子 1 君の名はと たずねし人あり その人の 名も知らず 今日砂山に   ただひとりきて 浜昼顔にきいてみる              季節の花300より 『君の名は』は、昭和27年(1952)4月10日に

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の4 花菖蒲(夏)

     夕暮れは水美しや花菖蒲   成瀬正とし                   季節の花300より    汚れざる白といふ色花菖蒲   細江大寒           季節の花300より   花言葉は「うれしい知らせ、心意気」 神楽女湖菖蒲園(大分県・別府市)(かぐらめこしょうぶえん) 阿蘇くじゅう国立公園の標高約600mの高地で、四方を山に囲まれた神楽女湖は、平安時代に鶴見岳神社の歌舞女が住んでいた

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の3 薔 薇(夏)

     彼のことを聞いてみたくて目を薔薇に   今井千鶴子           季節の花300より  祝はれてをりて兩手に餘る薔薇   橋川かず子              季節の花300より バラ全般の花言葉は、「愛」「美」 赤いバラ     「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」 赤いバラのつぼみ 「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」 青いバラ     「夢かなう」「不可能」「奇

  • 花かるた 色は匂へ 「は」の2 濱豌豆(夏)

       手提置く濱豌豆の花かげに   三輪一壺            季節の花300より    砂やまに少年の日あり濱豌豆    掌  小学校高学年になって5・6人の仲間と海水浴によく行ったものだ。砂やまに服を脱ぎ捨てると周りは濱豌豆でいっぱいであった。孫ができて家内と孫を連れて海遊びに行った。  砂やまに手提を置くと周りは濱豌豆でいっぱいであった。変わっていなかった。  少年の日が海をバックに砂や

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