• 花かるた 色は匂へ 「わ」 侘助(わびすけ・冬)

           侘助や昨日は今日の昔なる   佐藤漾人                  季節の花300より 侘助は唐椿の一種。 白椿の花言葉は「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」 花の色に関係なく椿の花言葉は「誇り」共通。 ピンク色の花の椿の花言葉は、「控えめな愛」黒椿の花言葉は、「気取らない優美さ」 赤色の椿の花言葉は「謙虚な美徳」  玄関先に椿、山茶花に混じって白椿の侘助が

  • 花かるた 色は匂へ 「を」女郎花(秋) 九 湖

        雨の日やもたれ合いたる女郎花   九 湖(きゅうこ、江戸)              季節の花300より  花言葉は 約束を守る、美人、はかない恋、親切  秋の七草の一つで花が傘のようにかたまって咲く。漢字で「女郎花」と書くようになったのは平安時代のなかば頃からと言われている。根は漢方薬になる。                     季節の花300より  別名 「粟花」(あわばな)、黄色

  • 5・7・5アラカルト 俳句18 花茨(はないばら)(夏)

     愁いつゝ岡にのぼれば花いばら   蕪 村  蕪村のことを知りたくて、藤田真一著 蕪村 岩波新書版を購入して、最初のページをめくって唸った。蕪村がのちの人に与えた影響の凄さを実感した。  「愁いつゝ」の句と次の句から、啄木の詩との関係を考察。  陽炎や名もしらぬ虫の白き飛ぶ   蕪 村 愁い来て 丘にのぼれば 名も知らぬ鳥啄(ついば)めり赤き茨(ばら)の実                     

  • 花かるた 色は匂へ 「る」 縷紅草(るこうそう)(夏)

       相語る風雨の跡や縷江草   久保ゐの吉             季節の花300より  蔦性で垣根や木にからみながら伸びて行く、別名「るこうあさがお」とも呼ばれる。熱帯アメリカ地方原産の昼顔科。                季節の花300より   咲いてはしぼみ、次々と咲き続ける。日よけに仕立てる人もいる。

  • 花かるた 色は匂へ 「ぬ」 白膠木(ぬるで)紅葉(秋)

    かくれ水ひゞきて白膠木紅葉かな  藤岡玉骨    季節の花300より  白膠木は一名「ふしのき」とも呼ばれる。漆や櫨と同類でハゼに負ける人は近づかないが、漆や櫨ほどはかぶれない。塩分を含み、台湾の昔の人や日本の山間部ではこれを塩の代用にした歴史がある。    季節の花300より  紅葉した木を見るとああこの木かとすぐにわかる馴染みのある木である。

  • 花かるた 色は匂へ 「り」 龍膽(りんどう)(秋)

         牧閉づる阿蘇龍膽の野に咲けば   志賀青研                季節の花300より  花言葉「悲しんでいるあなたを愛する、正義、誠実、正義と共に勝利を確信する」                    季節の花300より  凛として咲く、りんどうの花が秋の高原に広がってくると冬支度に取り掛かる。

  • 新成人並んで写す警備員

    土日祝のパート駐車場警備員です。 年末年始の駐車場警備も終わり正月気分を味わっています。 雑煮餅いくつ入れるか吾五つ 孫娘座って楽し雑煮餅 美しくなれと年玉包みけり 今度の日曜日は成人式警備。 まだ指示がありませんが相当数の警備員が必要なので参加すると思います。 新成人もいろいろです。 仲間で並んで警備員にスマホ写真のシャッターを頼まれることが多いです。 仕事中にシャッターを押すのはいかがなものか

  • 花かるた 色は匂へ 「ち」 茶の花 (冬)

       茶の花に隠れんぼする雀かな   一  茶             季節の花300より    茶の花のわづかに黄なる夕かな   蕪  村   朝茶のむ僧しづかさよ 菊の霜   芭  蕉  三者三様の個性を感じる句である。隠れんぼする一茶、わづかな黄を絵に捉える蕪村、静さに徹していく芭蕉。    新春俳句鑑賞初め

  • 5・7・5アラカルト 俳句17 冬木立

     斧入れて香におどろくや冬木立   蕪 村  明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。  蕪村の感性の凄さを感じます。視覚,聴覚、嗅覚が一体となって驚きに集約されている一句。  冬木立の風景の中で斧を鋭く打ち込む響き、瞬間枯れたように見える冬木立から生きている木の匂いが森に広がり蕪村を包み込む。  今年は温故知新に徹します。  芭蕉、蕪村、一茶の俳句を始め方丈記や徒然草、奥の細

  • 花かるた 色は匂へ 「と」 満天星躑躅(どうだんつつじ)(春)

         満天星(どうだん)の花には止まりづらき虻  小暮つとむ                 季節の花300より            花言葉「上品、節制」  開花時期は、 4月 ~ 5月頃。白い花が咲きほころぶさまを満天の星に見立てた。       虻さんもこの花では止まりづらかろう。         季節の花300より 紅 葉       

  • 花かるた 色は匂へ  「へ」 紅花(夏)

         散ることのなき紅花のかなしさよ   安澤阿彌                  季節の花300より              花言葉は「情熱」  紅花は茎のてっぺんから咲き始める。咲くにしたがって末の花を摘むことから別名「末摘花(すえつむはな)」の異名がある。  散ることがない悲しさも分かるような気がする。花の先端から末まで散る間もなくむしり取られる末摘花。残った花が枯れてしぼなえて茎に

  • 花かるた 色は匂へ  「ほ」 木瓜(春)

     口ごたへすまじと思ふ木瓜の花   星野立子(たつこ)     季節の花300より   花言葉は「指導者、先駆者、早熟」  星野立子は高濱虚子の次女、兄が高濱年尾、年尾の次女が稲畑汀子と俳句一家のサラブレットである。  立子の自由奔放な面が父の客観写生と花鳥風月の伝統から少しだけ主観の面が強かったのではと思われる。 木瓜の屈折した枝ぶりに自分の内面を重ねて「口ごたへすまじ」と木瓜の花を見たときに素

  • 花かるた 色は匂へ  「に」 日日草(夏)

     花の名の日日草の凋みけり   後藤夜半       季節の花300より  花言葉は「生涯の友情、優しい追憶、楽しい思い出」  朝咲いて夕べには散る1年草。梅雨のころから中秋に至るまで日々咲き続ける。西インド原産の淡紅色の花が多く、まれに白い花もある。 別名「日日花(にちにちか)」        季節の花300より   鉢植えの日日草を貰ったが、上手に育てれば咲いた花は2,3日は持ち、次々と咲いて

  • 花かるた 色は匂へ  「は」 花水木(夏)

     花水木紅ゆゑに人目ひく    野村久雄       季節の花300より   花言葉は「永続性、返礼、私の想いを受けてください」    明治45年(1912)に当時の東京市長、尾崎行雄が日本の桜を贈ったお返しにアメリカからもらったもの。北アメリカ原産の落葉小高木。山野に自生する日本古来の「水木の花」もある。  平成に入って急に庭の植木として目立つようになる。家を建てると大手建設業者が庭木に花水木を

  • 5・7・5アラカルト  俳句16 熱 燗 

     熱燗のいつ身につきし手酌かな   久保田万太郎  ひとり手酌の酒もよし、気心の知れた友との酒もよし、大勢で飲む酒もよし。  冬の日にひとりで味わう酒は熱燗に限る。  近ごろ、孫たちが酒を飲めるようになった。娘夫婦と孫娘夫婦と孫の男の子と酒を飲むのを楽しみにしている。  80代になって、浦島太郎の気持ちが分るような気分になった。

  • 表彰されました!

    最近、眠気マックスのちかみちです! まず最初に昨日描いた絵… まだ少し描くつもりですが、テーマはクリスマスプレゼントです! 恋人がクリスマスプレゼントに熊のぬいぐるみを買いに行った感じですね笑笑 使った画材はほとんど学校用の小さな筆箱の中のペンだけで描きました。 今日は自分の作った俳句が賞をとったのでその表彰式に行きました! ちなみに選ばれたら俳句は「背伸びして入道雲に手を伸ばす」というやる気のな

  • 花かるた 色は匂へ  「ろ」  蠟 梅(冬)

     蠟梅の香の一歩づつありそめし    稲畑汀子      季節の花300より       花言葉は「先導、先見」  初めてこの花を見たときはびっくりしてしまった。「これ花?」蝋細工のような梅の花。中国原産で17世紀ごろに渡来、開花時期は12月頃から3月頃まで、よい香りで早々と春を告げる。  匂いに敏感な妻は隣の蠟梅が数輪咲いただけで「蠟梅が咲き始めたよ」と私に教えてくれる。

  • 花かるた 色は匂へ  「い」 犬ふぐり

         犬ふぐりどこにも咲くさみしいから   高田風人子                 季節の花300より            花言葉は、「忠実」「信頼」「清らか」  ヨーロッパ地方の原産で明治時代に渡来。花は2月から4月にかけて開く。丸みのある腎臓形の実が犬のフグリに似ていることからこの名前になった。(ふぐり=睾丸、陰嚢、金玉)  野原や道端に瑠璃色の小さな花が群生する。この俳句に触れるま

  • 5・7・5アラカルト   俳句15

     通夜の後友への賀状抜き取りぬ    掌  三日前に話し合ったのに、どうしたんだ。この情報は間違いではないんかとさっそく電話を入れて確認を取る。  70代に入ってそのような連絡が多くなった。同級生や先輩、そして後輩の訃報に接するたびに寂しい思いに追いやられてしまう。  葬儀を済ませてしばらく経って平常心になって、友との生活を懐かしむ。思い出をありがとう。  もう少し丁寧に付き合い、酒を酌み交わして

  • つぶやき56  575と性格傾向

     たまに時間つぶしに575と性格傾向について考えることがある。 1 赤い椿白い椿と落ちにけり      河東壁梧桐 2 子には子の悲しみがある虫の墓     一  車 3 山寺の石のきざはしおりくれば   椿こぼれぬ右の左に         落合直文  黒板に書いて、あなたの好きな作品を一つだけ選んでください。  俳句や短歌を選んだ人はどちらかというと「花鳥風月」を好み天地自然に関心が向きやすく、

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