• 5・7・5アラカルト   俳句15

     通夜の後友への賀状抜き取りぬ    掌  三日前に話し合ったのに、どうしたんだ。この情報は間違いではないんかとさっそく電話を入れて確認を取る。  70代に入ってそのような連絡が多くなった。同級生や先輩、そして後輩の訃報に接するたびに寂しい思いに追いやられてしまう。  葬儀を済ませてしばらく経って平常心になって、友との生活を懐かしむ。思い出をありがとう。  もう少し丁寧に付き合い、酒を酌み交わして

  • つぶやき56  575と性格傾向

     たまに時間つぶしに575と性格傾向について考えることがある。 1 赤い椿白い椿と落ちにけり      河東壁梧桐 2 子には子の悲しみがある虫の墓     一  車 3 山寺の石のきざはしおりくれば   椿こぼれぬ右の左に         落合直文  黒板に書いて、あなたの好きな作品を一つだけ選んでください。  俳句や短歌を選んだ人はどちらかというと「花鳥風月」を好み天地自然に関心が向きやすく、

  • つぶやき53    連想ゲームから俳句創作へ

     今から配る短冊カードに、これから示す言葉で、連想したことをメモして下さい。制限時間は二分、二分たったら合図をします。ペンネームも添えて提出して下さい。  「ゆけむリ」(板書)  始めて下さい。  「ゆけむり」の言葉で連想したことを短冊にメモする。  提出された短冊を紹介して、もう一度受講生に返し、連想した言葉を使って一句ひねってみましょう。と俳句ゲームに入る。  私が、下五に今の季節にふさわしい

  • 5・7・5アラカルト   俳句14 

         ゆけむりを見渡す丘や初紅葉   掌                季節の花300より     窓から眺める風景はいつも湯煙の中にあった。  湯けむりにか囲まれていると何故か気分が落ち着く、母の懐の中にいる感じだろうか。湯煙が風に吹かれて消えていく時は何故だか寂しい。消えてしまうと肚が据わって落ち着いてくる。           季節の花300より    その時々にみる風景はその時々に変化

  • 5・7・5アラカルト 俳句13

        難民の景を茶の間に文化の日    掌              季節の花300より  1945年(昭和20年)敗戦の年、日本国民は貧しさに歯を食いしばって戦っていた。戦争に向かっていた時よりも純粋に国民は団結していた。  かっぱらいや万引きや強盗、殺人などが多発していたが。食っていくためのどうしようもない犯罪が多かったような気がする。  しかし、国民の大多数はまともに生活していた。  あれ

  • 吾猫と秋の風

    ハロウィンも終わり11月に入りました。さすがの沖縄も秋の涼しさになり昼の時点で気温が23度まで下がっています。沖縄に移住して15年目の私は気温が20度を下回ると寒さを感じ、10度以下になると凍えてしまいます。 ゴマちゃんは秋の涼しさが好きなようで、開けている窓から吹き込む冷たい風に吹かれながらリラックスしています。案外ゴマちゃんは寒さに強いかもしれません。さすが沖縄本島北部の名護市産まれのゴマちゃ

  • 5・7・5アラカルト  俳句12

     帰途いそぐ車にしぐる金木犀    掌  結婚式の会場は金木犀の香りで満ちていた。    季節の花300より  あれから55年、金木犀は私の人生の門出を祝ってくれる香である。 金木犀の香りがし始めると55年前の結婚式に参加してくれた人々を思い出し、妻と結婚記念日を穏やかに豊かな気分で過ごす。       季節の花300より  傘寿を迎えた今これ以上の何があるというのだろうか。

  • 5・7・5アラカルト 俳句11 

     露天湯に花を映して岩煙草   濱田坡牛  (季節の花300より)  定年退職をしてから毎週湯布院方面に家内と1泊旅行をしたものだ。  夏の日は途中、由布川峡谷に立ち寄ることが多かった。巨大な渓谷を岸壁の上の方から手作りの縄梯子を伝わって由布川の源流の流れにたどり着く。  途中、夏の日の木漏れ日の当たる岸壁にしっとりと咲く岩煙草の白い花を発見した。実際に見るのは初めてであった。この日より私は山野草

  • 5・7・5アラカルト 俳句10

     木枯らしや娘が母となる午前二時   掌   自選4句(思い出しては楽しくなる家族の歴史)   すやすやと熊のプーさん掛け毛布   娘(こ)と孫が持って帰った初笑   母の日や娘(こ)も親となりたくましき   運動会娘によく似た孫がをり  その孫が今年の9月に結婚した。また家族が増えた。  「寿命はあるまで、ブログは一生」でのんびり行こう。

  • 5・7・5アラカルト HAIKU 9

     世界のHAIKUに導いた小泉八雲の功績は大きい。  私、英語に弱いので、英語俳句を通して少しだけ英語に親しもうと企んでいます。  古池や 蛙飛び込む 水の音    松尾芭蕉 Old pond / Frogs jumped in / Sound of water. 小泉八雲(Lafcadio Hearn)  静けさや 岩に滲み入る 蝉の声   松尾芭蕉 What stillness! / The

  • 5・7・5アラカルト 俳句8

     しぐるるや人のなさけに涙ぐむ   山頭火  ドライブで湯布院を通り過ぎて少しひなびた湯平温泉郷についた。車を降りて石畳の坂道を登り始めたときサッと時雨が降りかかった。  坂道の左手にある店の軒先に雨宿りをした。店の奥から主人がどうぞお茶でもと声をかけてくれた。  振り返って店の中に一歩踏み込んで前を見ると壁に山頭火の句が2句かかっていた。  「しぐるるや人のなさけに涙ぐむ」      この時から

  • 5・7・5アラカルト 俳句7

     古池や蛙飛び込む水の音   芭 蕉  この静寂な情緒を味わう芭蕉翁は相当な富裕層の一人であったのだろう。由緒ある庭園の古色蒼然とした古い池を静かに味わう。蛙の池に飛び込む水の音で、ふっと我に返る。  江戸の庶民にとっては夢のまた夢の世界である。  古池のそばで芭蕉はびっくりする  芭蕉翁ポチャンといふと立留り  長屋の金坊が古いため池にでも落ちたのであろう。みんなびっくりして大騒動をする。これが

  • 5・7・5アラカルト 俳句6

       この世の毒あびて艶めく彼岸花   掌       「季節の花300より」使用許可了承済  親戚にとても美形なおばさんがいた。歳をとっても若さを保ち浮名を流していた。親戚の人たちは少し鼻つまみの状態であったが、ともかく自分の人生を楽しく生き切った人であった。  毒も薬、薬も毒で毒もそれなりのつやを出していたのだなあと彼岸花を見る季節になると思い出す。  同じ毒でも  世間の毒あびて非行の芽は太

  • 5・7・5アラカルト 俳句5

     旅に病んで夢は枯野をかけ廻る  ばせを  お釈迦さまは旅の途中で亡くなった。  芭蕉もまた、旅の中で死ぬことを理想としたのであろう。  人は皆、旅の中で消えていく。  それでもなお、夢の中で旅をする。なんと凄い生きざまではないか。

  • 5・7・5 アラカルト 俳句 4

     浜までは海女も蓑きる時雨かな   瓢 水 「細胞検査をしましょう。」と言われたのが36歳の夏であった。  そんなある日、「般若心経講義」(高神覚昇)の中の上記の一句にであった。  「やがて濡れる身である海女が、浜までは時雨を厭うて海水につかるぎりぎりのところまで蓑を着て行く」  「どうせ一度は死ぬ身でも最後の最後まで我が身を厭うて生きていかなければ」と肚が据わった。  この一句が私の生き方を定め

  • 5・7・5 アラカルト 俳句 3

     この道や行く人なしに秋の暮   ばせを  秋風が宵闇をゆする。そんな季節になるといつも口をついて出る一句である。 「僕の前に道はない・・・」と道程の詩を連想して声にだしている。  友人は啄木の「はたはたと黍の葉鳴れるふるさとの軒端なつかし秋風吹けば」を連想するという。  人はみな一度切りの「この道」を孤独をかみしめて通り過ぎて行かねばならないのだなあという思いが募ってくる。       逞しい自

  • 5・7・5 アラカルト 俳句2

     湯煙の消えてほのかや合歓の花   高浜虚子  なんと優しい穏やかな風景ではないか。 湯煙の向こうに季節の花が浮かんでくる。  こんなすばらしい環境に包まれて生活しているのに、心がかさかさになってくるときがある。

  • 5・7・5 アラカルト 俳句 1

     夏河を越すうれしさよ手に草履  蕪 村  夏が近づくとこの一句を思い出します。  市街地で、このような風景を見ることができた。今は昔のお話になってしまった。  あなたの住んでいる地域はどうですか。  学校に通うとき、川の中をはだしで歩いたことが懐かしい。               風鈴の音がきこえてくる。ありがとう。

  • 不倫で一句 お題:食べる

    *〜*〜*〜*〜* 遅くても 晩飯家で 食べてます だけどオンナは 外で食べてた *〜*〜*〜*〜* 不倫中の旦那は晩ご飯は必ず 家で食べてました。 そのせいで毎日帰りが遅かったのに すっかり信用して疑いもせず 発覚が遅くなったのです… ★はじめましてhiromiです★ かれこれ6年ほど前になりますか 親より信頼していた大好きな旦那の 不倫が発覚しました。 それはそれは地獄の日々でした。 でも今は

  • マネー 心の俳句

    独り酔い その容たるや 子健かな… ご意見お待ちしています(-_-;)

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