• 受験生に贈る「故事成語」⑤

    今回で故事成語シリーズは終了しますが、今回ご紹介するのは「受験生に贈る」というタイトルから外れて、私があこがれる故事成語にします。 それは、人の知らんことを求むることなかれです。 【意味】 正義を行い、真理や道にのっとった行動をとる時は、他者に知ってもらいたいと考えてはいけない。 なぜなら正義の行い、真理や善にのっとった行動は、あくまでも自分自身のためであり、他者に見返りを期待するようなものではな

  • 受験生に贈る「故事成語」④

    人生、生きていればいろいろあります。受験生も調子が良く結果が出ている時もあれば、調子が悪くなかなか良い結果がでないこともあります。 そこで、今回は人生万事塞翁(さいおう)が馬という故事成語をご紹介したいと思います。 【意味】 人生における幸不幸は、なかなか予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。 【由来

  • 受験生に贈る「故事成語」③

    今回は、受験直前の受験生によく言っていた故事成語をご紹介します。 それは人事を尽(つ)くして天命を待つです。 【意味】 できる限りのことをしたら、あとはあせらずに、結果は天の意思(運命)に任せるということ。 中学受験における受験勉強は、個人差はありますが小学生にとって長い道のりであったはずです。楽しい時もあったでしょうが、つらく苦しい時もあったはずです。 そういったいろいろなこと乗り越え、また、そ

  • 受験生に贈る「故事成語」②

    今回は、「老子」に書かれた言葉をご紹介します。 それは、上善は水のごとしです。 【意味】 最高の善は水のようなものでなければならない。 水は万物を助け、育てて自己を主張せず、だれもが嫌うような低い方へと流れて、そこにおさまる。 つまり、淡々としてこだわらず、争わず、低い方へ流れていき、何かにぶつかっても自由自在に形を変える柔軟な生き方を、最も良い生き方だと言っているわけです。 また、老子によれば、

  • 受験生に贈る「故事成語」①

    故事成語というのは、故事(大昔にできごと)を語源とする慣用語句の総称で、たいていは中国の古典に書かれた故事が元になっています。 内容は、人生の生き方などを婉曲に示唆したり、端的に表したりするものが多く、受験生の心理に役立つものもあるので、シリーズにして書いていきたいと思います。 今回は、「人に勝たんと欲する者は、必ず先(ま)ず自ら勝つ」という長い故事成語を挙げたいと思います。 【意味】 人に勝とう