• 祖母の好きなもの

     祖母は二十歳のころ『源氏物語』を読んだと言っていました。与謝野晶子訳だと大正3年と大正12年と昭和13年とありますが、大正3年のダイジェスト版を大正11年ごろに読んだと思います。  与謝野晶子版の大正12年の草稿は大震災で焼けたのです。昭和13年は祖母はすでに三十代半ばです。谷崎潤一郎訳には間に合わなかったと思います。ですが、そもそも男女のことばかりで「源氏」はあまり好きでないとも言っていました

  • 角川版 ビブリア古書堂の事件手帖 5巻

    角川版 ビブリア古書堂の事件手帖 5巻を電子書籍化。今巻では司馬遼太郎作品を中心にしたお話。私も歴史作品が好きなので、司馬遼太郎の作品はいくつか読んでいるのですが、推理小説を書いていたのは知りませんでした。しかも無理やり書かされたとか、探偵はどうして秘密を暴き出す事に執念を燃やすのか解らないとか、もう二度と書くことは無いとか言っていたりするそうなので逆に読んでみたくなりました。しかし、全集からも抜