• 吸血鬼×医者(声のみ)②

    威圧感のある巨体のオヤジと酒臭い厚化粧のババァの夫婦。血液の相性が良いからと、小さい頃からその夫婦のババァの方から血液の提供を受けていたのだが、最初からアイツらは頭がおかしかった。俺がババァから血を吸っている場面に出会そうものなら、オヤジは途端に嫉妬の炎を燃やして、俺の首根っこを掴み床に放り投げたり壁に叩き付けたり。ババァはババァで気持ち悪いくらいに色気付いてベタベタベタベタとよく俺の体を触ってい

  • 吸血鬼×医者(声のみ)①

    俺達吸血鬼は、二十歳になるまで他の生き物の血を定期的に摂取しなければ生きていけない。今では、人間達が金と引き換えに血液を提供してくれるものの、昔は今ほどに人間と吸血鬼の仲は良くなく、吸血鬼達は動物の血を啜って飢えをしのいでいた。しかしそれでは賄いきれず、吸血鬼達が人間を襲った事もあったという。今では需要と供給のバランスが保たれ、上手く共存しているものの、皆が皆平等に分け与えられているわけではない。