• エッセイ 自分を信じるということ <アラン「幸福論」>

    アランの「幸福論」の中に、こんな言葉がある。 「自分を信じるやり方に二つある。一つは学校式のやり方で、そのままの自分を信じるということ。もう一つは職場式のやり方で、自分を全く信じないというやり方である。」 どちらも軸となっているのは、自分であることに注目したい。 「ありのままの自分」とか「自分らしく」というような、今、はやりの言葉がある。これは、そのまま自分に酔って、自分と戯れることだけに終わって

  • 生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)

    生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。 (続き-2-)   shikanneiko   「ヒト絶滅、全人類滅亡消失、無人化、へ…の説得・提言(・勧誘引導(導引))」   (前記事からの続きで御座います。)   何故か、世の人々は盲目的-狂信的に「生き急ぐ」…。 今も昔も-旧態依然として、「進歩・発展」の思想・傾向・志向・風潮・世相

  • 「ドン・ジョバンニ 音楽的エロスについて」キルケゴール 白水uブックス

    デンマークの哲学者キルケゴールの秀抜なモーツァルト論です。「音楽的エロスについて」という副題がついています。特に「ドン・ジョヴァンニ」を酷愛した筆者が、「石が語り始めようとする前に、私は語り始めなければならい。」と音楽について正確に語ることの不可能と、またその必然性とを表した有名な言葉で、モーツァルトの音楽を語り始めます。「どのような男でも、もし、王者の立ち居振る舞いとどんな女性からも愛されるドン

  • 「方法序説」デカルト 中公文庫

    近代科学の祖、デカルトの代表作です。デカルトはパスカルと同時代人で面識もありますが、両者はまるで違った人物です。パスカルはカトリックの天才と言っていい人でしたが、デカルトは方法の天才と言っていいでしょう。デカルトは若年にして、哲学上の大発見をし、その後、長い年月をかけて、その発見をするにはどうしたら良かったのかを、自らに問い続けます。デカルトは決して急ぎませんでした。判断する際、明らかな理性によっ

  • 座右の銘。

    もしも、「座右の銘はなんですか」と 質問されたら私はこう答えるだろう。 「死んで花実が咲くものか です」と。 今の私はそれぐらい、生きたがっているのだと思うから。 死んだら何にもできないから。 それがたとえ、愛の為でも。 愛のためになんか死にたくないし、 恋のためにも死にたく無い。 どうせなら、恋人よりも、好きな人よりも、家族のための方がよっぽどいい。けど結局、自分の為に戻ってくる。 だからニーチ

  • リパッティ モーツァルトK310<形而上学の可能性>

    ずいぶん前から聴いている曲だが、このピアノソナタはリパッティの演奏が一番よいと思っている。だが、リパッティはモーツァルトのピアノソナタでは、この「K310」一曲しか残していない。早逝もあるが、なぜわざわざこの一曲なのだろうと、いろいろ想像を巡らしていた。 というのは、ショーペンハウアーが「意志と表象としての世界」の中で、形而上学を語るときに、音楽でしか形而上学は完成しないだろうと断って、あえてとで

  • 生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)

    生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。 (続き-2-)   shikanneiko   「ヒト絶滅、全人類滅亡消失、無人化、へ…の説得・提言(・勧誘引導(導引))」   (前記事からの続きで御座います。)   何故か、世の人々は盲目的-狂信的に「生き急ぐ」…。 今も昔も-旧態依然として、「進歩・発展」の思想・傾向・志向・風潮・世相

  • 「国家篇」プラトン 岩波文庫

    ソクラテスの口から哲人政治が語られる雄篇です。じつに激しい議論のやりとりがあります。政治を担うのは哲人こそふさわしい。それも、進んでではなく嫌々ながらするのだというプラトンの政治思想が語られます。この対話篇には「エルの物語」という挿話が入っています。死後の世界を見たエルの話が語られるのですが、良い行いをした者は天国へ、悪い行いをした者は地獄へここまではよくある話ですが、その天国から出てきた者の多く

  • 「幸福について」ショーペンハウアー 新潮文庫

    ショーペンハウアーは幸福について独特の考えを持っていました。ショーペンハウアーの隠れた思想に貴族主義があります。精神の貴族として繊細な感じやすい精神を持った人間は、できるだけ俗悪な人々との交渉を避けて、安逸な静かな生活を送るように心掛けるべきだと言います。弟子のニーチェの考え方とは相容れないものです。ショーペンハウアーを最初に認めた人はゲーテでしたが、彼は、そのゲーテを私の見解と正反対の生き方をし

  • ストックホルム滞在理由

    こんにちは。 あの風に吹かれて です。 突然ですが、皆様は「認知症」はご存知でしょうか? このブログを読んでくださっていた方はご存知かもしれませんが、私は5月に北欧、スウエーデンのストックホルムに一週間行ってまいりました。 日本からトランジットを含めて約11時間のフライトでした。 今回は初ビジネスクラスでのフライトでしたが、その間ワインを飲みながらずっと映画を観てました。 それは置いておいたとして

  • 「創造的進化」ベルクソン 岩波文庫

    エラン・ヴィタール「生命の飛躍」と訳される有名な言葉の登場するベルクソンの進化学説です。ダーウィンの「進化論」では説明できない生物の進化の過程を、非常な知力を用い、徹底的に考究していきます。そこから直観されたのが、先に書いた「生命の飛躍」です。付言しておかなければなりませんが、ベルクソンの言う「直観」は単なる直感、思いつきではありません。知性の激しい内省による磨きのかけられた反省的知性による感覚「

  • 「時間と自由」ベルクソン 白水社

    原題は「意識に直接与えられたものについての試論」という長い題です。ベルクソンは、われわれが日常感覚として持っている当たり前な自由感から決して離れません。自由が哲学者の間でどう論議の対象となろうが、この自由感からものを考えようとします。ベルクソン自身が、わたしは実在論も観念論も行き過ぎていると感じた。わたしは常識の見解をとった。そのためにわたしの著作は難解なものにならざるを得なかったと語っています。

  • “労働”と向き合う

    おはようございます。こんにちは。こんばんは。 写真は先日彼女に運転を任せて生きた心地がしない中で撮影した伊勢湾岸自動車道の「名港トリトン」。相変わらず素晴らしい景色でした。 さて、今般ブラック企業が跋扈する日本の労働社会に私なりの処方箋を提案していくシリーズですが、なんとも連続性のある言い方をしておいてこれが初です。← 誰が生き残るのか 戦場(社会)では、まともな人間から死んで行く。 労働環境に係

  • 我慢大国、JAPAN

    おはようございます。こんにちは。こんばんは。 写真は先日長島のアウトレットパークの駐車場で見た空模様です。 いかにも夏らしい雄大積雲につい見とれてしまいました。風物詩ですね。 抑圧文化 日本 さて実は私、心理学とか哲学に関心があったりします。特に日本人の労働に係る心理状態の動きというテーマに興味を持っており、なぜ近年話題に上がるブラック企業がなくならないのか、常々考えております。 こちらをご覧くだ

  • 我思うゆえに我あり

     デカルトの『方法序説』の有名な一節「我思うゆえに我あり」はラテン語だと「コギトエルゴスム」だそうです。でも実際の本文はフランス語です。あの時代はラテン語で書くのが常道でしたが、一般市民にも読んでもらおうとフランス語で書いたのです。  「我思うゆえに我あり」は「神も世界も自分も存在することは疑うことができるが、疑っている自分の精神は疑い得ない」ということだと思います。これは「方法的懐疑」といいます

  • ソフトテニスと向き合う中にすべてがある。

    私が久しぶりにジュニア練習に参加出来ました。 やる気のあるジュニアの子供たちはドンドン進歩しています。 勝手に熱中し、夢中になる。 何かに導かれるように生きる。 大いなる力は間違いなく存在する。 人間を幸せにする、大いなる力が存在する。 だからこそ、人を苛める人間は絶対に幸せになれない。

  • 自分を信じる

    何年か前に買ったバッグと 最近買った時計の色合いがとても似ていて 自分でビックリしてしまいました。 自分はこの色合いが好きなんだと思います。 そのことに理由などないし、 他人に何かを言われる必要もありません。 自分が好きな色、ただそれだけです。 自分を信じればいいのです。 最後には自分しかいないのです。 自分の心、感性を信じる。 意見の合わない人と対立するのではなく、 離れて行けばいい~ 共感出来

  • トライ&エラー

    前略 道のりは険しく、だが故に面白いと思う今日この頃です。 色々な事をディスカバーする度に心は踊るけれど、この世に生を受けた以上、必ず死ぬ訳で、こりゃ楽しまなきゃ損だな、と最近はよく気付かされます。 そうです結果はエラーで良いのです。 問題はアクションを起こすかどうかです。 酸っぱい葡萄と甘いレモンの例えのように、最初から酸っぱいと覚悟しときゃあトライする事なんて、なんちゃあないのです。 なので、

  • ベルクソン(脳の活性化)

     ベルクソンの本をぱらぱらめくっていたら、内容の深奥性は不明だけれど妙に澱みのない文章にあたりました。  意識の諸状態の有機化について―自由  真の持続と偶然性  すなわち、時間は空間なのか。もしも私が地図の上に描かれた道を眼で追うとすれば、後戻りをして道がところどころで二つに分かれているかどうかを捜してみても何の不都合もない。しかし時間はふたたびたどれる線ではない。たしかに、一たび時間が流れたと

  • 占い~

    良いことはトコトン信じます。 何だか、良い予感がするのです。 新しい時代に入った気がするのです。 共感、共有、信頼、調和、 これから一見すると厳しい時代に入るような気がするかも知れない。 しかし新しい時代に必要な考え方、 いや、感性、心を持った人間が脚光を浴びて行くのです。

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