秋の夜長とはよく言ったもので、就寝までの時間が長くなった気がします。 それに昼間もお天気が悪いと出かける気にならない。食材の買い出しも、一日延ばしにしてしまいます。 そんなときは本を手にすることが増えました。 このところ読んだのは、いつものお馴染みの作家さんの作品。冒険してないのかも。 宮本輝さんの... 続きをみる
宮本輝のムラゴンブログ
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日曜日、テレビで日本ダービーを見ました。 競走馬は美しいですね。走るために鍛えぬかれた姿には惚れ惚れします。それにレース展開もなかなかに面白い。だから、放映される大きなレースを結構見ています。 でも、これは公営ギャンブル、お金が掛けられているのですよね。 だからこそ、人々を熱狂させもするし、極限まで... 続きをみる
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▼読んだ本の感想。 幻の光 宮本輝 短編集。 情景が浮かぶ。 ひんがらめの目、、、聞いたことがない言葉でした。 語りかけるような文章で、胸の奥がぎゅっとなりました。 短編集、夜の桜もよかったです。人様の家で、、、だけどなかなかの好青年〜。 本当の愛ってこういうことじゃないかな、と思った。 錦繍 宮本... 続きをみる
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宮本輝の作品に共通する、人と人との偶然かつ必然の出会いと再会。 直接の接点はない瀬戸紀代志と樋口千春が、最後は瀬戸内の島へと導かれていく流れが、宮本輝だなと感じました。 タクラマカン砂漠、大阪、瀬戸内しまなみ海道、尾道 といった舞台もリアルな描写です。 姿を消した兄(瀬戸雅人)の『星宿海』への執着が... 続きをみる
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2度目の"吉田修一ブーム"が来ています。 2020年に初めて手に取った吉田修一。これまでに読んだ作品は、 『横道世之介』 『続 横道世之介』 『東京湾景』 『怒り』 『さよなら渓谷』 『悪人』 『パーク・ライフ』 『路』 ここまでを半年で読んだと記録しています。 そして先日、一年半ぶりに『国宝』を読... 続きをみる
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宮本輝の初期の作品(1982年昭和57年の刊行)のようです。 図書館の書架に見当たらないので、どうやら閉架車庫にあるらしい。職員さんに出してもらいました。 昭和の時代の本は表舞台から消えつつあるようです。 近年刊行された宮本輝の作品に比べると、そう、なんというか勢いを感じました。 別れた夫婦が10年... 続きをみる
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またまた宮本輝です。 読み始めると止まらなくて、朝の5時まで読んでいたものだから、昨日(日曜日)は眠くてたまりませんでした。 富山に行ってみたくなりました。 立山連峰、黒部川、日本海に向かう扇状地の田園、入善駅、愛本橋で見る星月夜のような光景、どれも著者の手によって鮮明に浮かび上がってきます。見てみ... 続きをみる
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1週間前に借りた3冊 宮本 輝『灯台からの響き』 山本文緒『自転しながら公転する』 中山七里『おわかれはモーツァルト』 なかでも初めて読んだ山本文緒がよかった。 茨城(都心から1時間というのだから、ど田舎に住む私からしたら十分都会なのですが)に住む32歳の女性が主人公。 アウトレットモールのアパレル... 続きをみる
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二十四節気では『小暑』に入りました。 "梅雨が明けて本格的に夏になるころ"とありますが、今年は2週間ぐらい前倒しという感じです💦 暑中見舞いを出そうかなと思いつついつの間にか立秋を迎えていた現役の頃とは違うのに、今ではLINEで済ましている。手書きで出そうかな😌 読み終わったのは宮本輝の『三千枚... 続きをみる
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今回は、結構早く読み終えました。 つまり"一気に読みたくなる面白さ"でした。 戦後の混乱期から高度成長に向かう大阪十三の"骸骨ビル"と呼ばれた建物で、二人の男性に育てられた戦争孤児や棄迷児数十人。時代は下り、そのビルの立ち退きの交渉に送られてきた男の日記形式で語られる過去と現在が描かれます。 戦争孤... 続きをみる
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宮本輝さんの自伝的小説、足掛け37年かけて2018年に完結した作品でした。 私は、今年の6月から読み始めたので、次はいつ出るだろうかと首を長くして待つということはなかったのですが、図書館で貸出中の第六部が返ってくるのを待ちきれなくて、この巻だけは書店で購入してしまいました。 (文庫版裏表紙より) 著... 続きをみる
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ようやく第八部『長流の畔』に入りました。 第七部『満月の道』は、私にとっては少し重く感じられ、途中新書を2冊読んで、またこの本に戻り、なんとか読み終えました。 人生の晩年といっていい時期を迎えてもなお安穏とした生き方を選ばないところが主人公の魅力ではあるけれど、ここまで来るともう挽回はできないのでは... 続きをみる
- # 宮本輝
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昨日山の中で見た花。 バウヒニア、又は香港蘭。 大きくてゴージャスでした。 *・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚ モモ、なんかスフィンクスみたいに座っているねえ。 『なに、ママ。なんか用?』 一人だと寂しいから、こっちにおいでよ。 内視鏡検査に備え、ただ今絶食中。 体を動かすとお腹がへるので、ゴロゴ... 続きをみる
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『流転の海』全九部の第一部を読み終えたのが6月14日だったから、1ヶ月半かけて第四部『天の夜曲』まで読みました。 第一部を読んだ時の衝撃が大きくて、すぐにでも全巻読んでしまいたいと思ったはずが、その後なかなか次が読み進められなかったのです。 気楽に暇つぶしに読むというには大作すぎて、気持ちがついてい... 続きをみる
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NHKラジオ「ごごカフェ」のカフェトークに宮本輝さんが出演されていた。後から知って、聞き逃しで聞くことにした。 今回のキーワードは、『蟻は働くことをやめない』 子どもの頃、蟻の巣作りや行列を見ていた時に感じたことが、今に繋がっているという。(どういうことかな?) せっかく作った巣が雨水にくずされても... 続きをみる
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前回図書館で借りた本 どれもおもしろかったけれど、なんといっても『流転の海』が読み応えあり。 戦後の闇市から再起を図る主人公の実業家としての物語と思って読み出したら、なにかもっと深い、人間の業のようなものを描いている気がしてきた。主人公だけでなく出てくる人物それぞれがドラマを背負っているので、息がつ... 続きをみる
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梅シロップを漬けてちょうど1週間。 だいぶお砂糖が溶けてきました。 宮本輝さんの「草花たちの静かな誓い」 読み進めていると・・ ロサンゼルスが舞台なのですが、コストコが出てきた。 COSTCO、アメリカ人のほとんどは「コスコ」と発音するそうです。 へぇぇ~そうなんだ👀 ミニーマウスの幼馴染みがミッ... 続きをみる
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月曜日の報道ステーションの録画を見たら、 修造さんがジャイアンツの原監督にインタビューをしていました。 コロナが終息していない中、プロ野球をスタートさせるのは 当然厳しい批判もあるだろうが、あえてやる。 皆さんが明るい気持ちになってもらえるように。 昔からプロ野球は皆に元気を届けてきた。 (ジャイア... 続きをみる
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ニュースによると日ごとに状況が悪くなっているようです。 モモと毎日のように行く公園にも、こんな看板が... 人とは離れろ、ってことです。 なのに、朝っぱらから3人の男性が持参の椅子に座り、 公園内で釣りをしながらビールを飲んでいました\\\٩(๑`^´๑)۶//// こんな人がいるから、カリフォルニ... 続きをみる
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大好きな作家のひとりである宮本輝さんの作品『にぎやかな天地』を 図書館で 借りてきて 久しぶりに 読んでみました。輝さんとは 私が 23歳の時 私の親父から 薦められた短編集『幻の光』から 始まって 約30年の付き合いです。私にとって 宮本さんの作品は 常に 生きることへの勇気を 与えてくれ、人とし... 続きをみる
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「ドナウの旅人」は初めて読んだ宮本輝の作品だった。 僕自身3年前の冬にドナウの流れる東欧の国々を一人旅したことがあり、本屋で偶然目にしたそのタイトルに強く興味をひかれて上巻を手にしてみた。 ドナウの旅人〈上〉 (新潮文庫) 新潮社 本 作者の宮本輝は凄く昔の人だというイメージを勝手にもっていたけどW... 続きをみる
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