• 悪役Nо.03 ラオモト・カン ~エンターテイメントにおける巨悪の極北~

    「ワシがこうして貴様と遊んでやる時間! こうして話してやっておる時間! こうしておる間に、ワシの貴重な才覚は一体どれだけ有意義なビジネスに活用できた事か。こんな面倒は本来堪え難いことだ 」 「一言で”悪い奴”といっても、大まかに二種類いる。それは巨悪と激安野郎である。」 これは、現代社会に唾を吐きかけるがごとき過激な作品を多く執筆した戸梶圭太の短編集、「トカジャンゴ」の一節である。 トカジャンゴ

  • 悪役No.02 ヘル=モスキート/田宮二郎 ~掃き溜めに殺人鬼~

    「ボクは…ただ――――針(コレ)で人を刺すのが大好きなだけですから」 悪役は世に数多くいる。では、それを印象づける要素はなんだろうか。 そのうちの一つは、登場作品ではないかと思う。登場作品は、キャラクターにとっての環境そのものだ。環境は人を変える。キャラクターも変える。 周りが卑劣なクズばかりという作品=環境。このような掃き溜めにおいては 彼のような純粋なまでの殺人鬼こそが、鶴となり得るのかもしれ

  • 悪役No.01 安藤守 ~クズ界一のクズ~

    「この星も……金も……オレのもの 手放さない……放したくない……」 「裏切り者」と聞いて、思い浮かべる人物はいるだろうか? 「ブルータスお前もか」という格言を生み出した、ローマのブルータスだろうか。関ヶ原の戦いで徳川についた、小早川秀秋だろうか。 私は、安藤守を思い浮かべる。 目次 登場作品概要 ~「賭博黙示録カイジ」~ キャラクター概要 ~人呼んで「キング・オブ・クズ」~ 印象に残ったセリフ集

  • 主に悪役について語る

    目次 悪役について書くことにしました 私が悪役を好きになったわけ 今後 1.悪役について書くことにしました ブログを開設したのが去年末。今に至るまで、二か月半にわたって放置。 またしても、恥の歴史を更新してしまった……。まあ、勢いだけではこんなものか。 ひとえに、ネタがない。ブログ、すなわち日記は自分の考えとか自分に関することを書くものだというのに、その自分が薄っぺらなのだから、当然と言えば当然で