• 子なしでも人の親に!?

    昔やったら、粗大ゴミなら海に捨ててもいいと思ってたけど、 人の親になった今、そんなことしてはいけない                      ある若い母親  昔、ちょっとヤンキーがかっていたらしいこの若い母親は、 「この子の母」ではなく「人の親」となって、と語る。 わが子の将来を案じるからではなく、この時代の子どもみなの 未来を考えて、自分の担うべき役割を意識しはじめた。 同じ保育園に子どもを預

  • 想像するちから

    絶望するのと同じ能力、 その未来を想像するという能力があるから、 人間は希望をもてる。     松沢哲郎 チンパンジーはつねに「今、ここ」を生きている。だから一瞬ぱっと目の前に示された数字を丸覚えするのは上手だが、ずっと先のことに思いをはせたりはしないので、絶望もしない。これに対してヒトは、過去や未来といった不在の時に心をたなびかせる。だから、過ぎし日を懐かしみ、後悔もすれば、行く末を案じ、祈りも

  • 女たちのかなしみ

    「なぐさめるのでも、抱きかかえるのでもなく、 互いに共有しえない闇の、 その共有しえないということの重さを共有していくこと」 働き手、母、娘、妻。 女性はつねに分断と矛盾を幾重にも負わされてきた。 だから「とり乱し」て当然なのに、 その痛みをも飼い殺すよう迫られる。 ならば逆に「とり乱し」を抑えず、 「愚かさ、弱さ、みっともなさという 負の人間性でつながっていく」ほかないと、 かつてのウーマンリブ

  • ふつう。。。

    『わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう。 それを、わたしたちの「ふつう」にしよう。』          愛知県の今年度の人権啓発ポスター 普通教育、普通選挙といわれるように、 「普通」はかつて、身分による限定を外すものとして、 とてもまぶしいことばだった。 それがいつ頃からか、等し並みのもの、 これといった特徴のない凡庸なものという意味へと 裏返ってしまった。 この標語は、「普通」を、