• [掌篇・裏通りの目薬]

    「何でも見えるようになりますよ、この目薬は。」  そんなひそひそ話を横に、私は商店街を突っ切った。   妹のあづみと約束しているのだ。急がないと!  海に近い港町の商店街だ。  船の出航時間に合わせて、私は走った。  今日からアメリカへ船で向かうのに、仕事を終えられず、ギリギリで家を出た。  様々な会話や掛け声も聞こえるけど、今そんなこと、どうでもいい。  間に合わなければ、コンサートに行けなくな

  • [あらすじ:掌篇・裏通りの目薬]

    何でも見えるかわりに……。目薬の代償とは? (連載中の「日付けを過ぎても」(現実恋愛ジャンル)の主人公と妹を、ファンタジーの世界に行かせてみました(笑))。1000字以内のお話です。