• 天恋い あまごい

    いまにも降り出しそうな 重く暗く鈍い空は 心の鏡 大粒の土砂降りになってしまえば どんなにいいだろうかと 白眼に血を走らせて睨んでた 全てを水に流せるなんて 思っちゃいない それでもたまりに溜まって 汚れた空を洗い流せたら 美しい青を僅かな時でも映せるんじゃないかって 白眼に血を滲ませ 緋色に染まった空は 暴風雷雨の春の嵐を 睨みつけて待ち焦がれる