• 二次元の世界

    ブルーバックスで460円!大いに時代を感じさせる一冊です。ブルーバックスで小説が出版されることも稀なことだと思うのでレアはレアですなw これは全く人間が登場しないSF小説です。主人公は四角形w 古い小説なので偏見が入りますが、知性が少ない直線は女性、兵士は二等辺三角形、主人公の正方形は知識階級で、角がそれぞれ増えて円に近付けば近付くほどえらい位になるそうな やがて、高さという概念を知った主人公は新

  • <聖書の虫干し>

                                        <1964年・大叔父(祖父の弟)からいただいた、2冊の聖書> 本棚を整理していたら、奥に埋蔵していた聖書にカビが生えていた。 <神様>、に叱られそうなので虫干ししています。 聖書は<東京オリンピック>開催中の頃、教会隣接の病院に入院中の小生を、見舞いに来られた<大叔父>からいただいた<旧約~新約>と<旧約>の2冊です。 開いて

  • 大江戸役人役職読本

    時代劇や時代小説を書く上での資料第三弾 これもかかせない資料です 前に江戸町奉行所を紹介しましたが、この本では江戸で働いていた役人たちのすべての仕事が掲載されています ちなみに三大奉行である寺社奉行、勘定奉行、町奉行は役方(文官)であり、たとえば戦が起きた時などは、戦中に赴くのではなく、治安維持や補給活動などに追われる戦には出向かぬ人たち その反対が、長谷川平蔵で知られる火附盗賊改(ひつけとうぞく

  • 73光年の妖怪

    これは一時期絶版だったけれど、今は新訳で再刊されているのかな? フレドリック・ブラウンの地味な傑作です 映画にもなった漫画「寄生獣」はあれは地球が生み出したものでしたが、宇宙から来た未知なる生物が人間をのっとるという構図は、映画「ヒドゥン」に近いかもしれません ただし「遊星からの物体X」のように無限に増殖するというたちの悪さはなく(ウルトラマンティガ「襲われたGUTS基地」に登場する人工生命体ビザ

  • その女アレックス

    たまにはベストセラー本も これは確かに面白かった 何を書いてもネタバレになりそうなので内容には触れるのは厳しいのですが… ただし、あまり読後感はよくはない さらに、話の構造が、別のシリーズミステリーとあまりにも似ている まあ、そのようなことを差っ引いてもおつりがくるぐらい面白いですよ 未読の方は是非どうぞ

  • 破滅の日

    なんともいいカバーイラストw これは講談社文庫で出ていた海外SF傑作編というアンソロジーシリーズの一冊 収録されているのは、クラーク、ムーア、ハインライン、マティスン、コッペル、シェクリィ、ジャトコと豪華なメンツです まずはSF界の大御所アーサー・C・クラーク「太陽系最後の日」実はこれがクラークのデビュー作品でもあります 関係ないけど、クラークと私は12月16日と誕生日が一緒、さらにはP・K・ディ

  • 帰ってきた名作ゲーム

    任天堂初のアーケードゲームは、あのオセロゲームだったー本文参照 今読み返しても楽しい本です。ほぼフルカラーなのに1000円とお買い得感もありました 表紙にある通り78~87年までのアーケードゲームが紹介されています 当然オセロの次はスペースインベーダーが紹介され ヘッドオン(懐かしい) ギャラクシーウォーズ(炎の駒) ギャラクシアン(うわお!) 平安京エイリアンなんかは、エイリアンの待ち方で堀技の

  • ストリート・キッズ

    奇才ドン・ウィンズロウのデビュー作 昨今の作風とは違い、幾分爽やかさすら感じさせる本作品 しかし、このころからウィンズロウは魅力的なおっさんを描くのが上手いw 主人公二―ルの良き相棒であるグレアムもいいのですが、何と言ってもニューヨーク支部長のレヴァインの存在感たるやw これはシリーズとして5作出版されていますが、面白いことに、シリーズを重ねるにつれ、明らかに作者が興味を失っていくのがわかるという

  • 74日本SFベスト集成

    今から41年前に発表されたSF作品のアンソロジー 筒井氏がこのスタイルでまとめたのは他に3冊ありますが、特にこの74年版は傑作が揃っています 自身の「佇む人」や半村良氏の「フィックス」豊田有恒氏の「渋滞」は今読んでも面白い 眉村卓氏「屋上」と星新一氏「有名」は他にもう少し傑作があったのではとw 小松左京氏「夜が明けたら」さらには2作収録されている漫画のうち、諸星大二郎氏の「生物都市」は大傑作と言っ

  • <他人の意見を聞かない人>

     著者~ 片田 珠美 (かただ たまみ)さん~ 精神科医師 <角川新書~3月10日発行> 小生は読み始めた途端に<その通り>と、相槌をうった。 他人の意見を聞かない人がいて困るという話を最近耳にすることが多い。 そういう人が私の周りにもいて閉口したことがあるのだが、最近その真骨頂ではないかと思えるような人物を目にした。 我が国の<安倍晋三首相>である。 <なぜ他人の意見を聞かないのか> *  <自

  • 江戸町奉行所事典

    時代劇&時代小説を書く上で必須の資料第二段 特に時代劇の脚本を書く人はたいてい所有しているのではないでしょうか もうこれ一冊で町奉行はおろか、寺社奉行や勘定奉行の事まで丸わかりです イラストも多く、見やすい上に当時の牢獄や拷問、刑罰なども詳しく書かれており非常に役立つ本です 以前NHKの時代劇「オトコマエ2!」第一話を書いたとき、与力である主人公が吟味をし、奉行である遠山金四郎がそれを見守る形で描

  • 星新一

    本を読む習慣がある方ならば、星新一の本は最低でも一回は読んだことがあるのではないでしょうか それほど偉大な作家であり、日本SFの草分けに大いに貢献した人です この本は電気にありがちなその人の人としてをいい面でも悪い面でも書いており、逆に星新一の熱烈ファンにはお勧めしにくい一冊です 1001話(もっとありそうな気がするけど) どの作品がみなさんは好きなのでしょうか、好きな作品があればコメントで教えて

  • <睡眠障害のなぞを解く>

    <睡眠障害のなぞを解く> 著者: 櫻井 武 (さくらい たけし) さん 1964年東京生まれ。 金沢大学医薬保健研究域医学系教授。 医師、医学博士。日本睡眠学会理事も務める。 1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。 なぜ眠れない? なぜ起きていられない? *  <睡眠障害のしくみ>がわかれば、<本当によい睡眠>を取り戻せます *  <眠りのスキル>を上げるための正しい知識 *

  • アル中病棟

    吾妻ひでお氏によるノンフィクション漫画 失踪日記の第二段になります 完全に今では断酒しているせいか、失踪日記より線がしっかりとしており、そこは少し悲しい(なんでやw) しかし、恐ろしい所ですねこういう病院は、私は絶対に入りたくないのでなんとかど根性でアル中にはならないようにしますw しかし、こんな悲惨な状況をギャグ漫画タッチで描ける吾妻氏は本当にタフな人だと思います

  • 時代小説職業事典

    私は時代小説や時代劇の脚本を書くとき、だいたい手元に50冊ほどの資料となる書籍を用意しています 使えるものと使えないものを見極めるのは難しく、いろいろと役に立たないものも購入してしまいましたが、まあ、それらも楽しんで読めたのでよしとします 使える本上位ともいえるこの一冊は見事にわかりやすく江戸時代の仕事内容が紹介されており大変役立っています まあ、様々な職業があるもので中には、ちんこ切りなどと言う

  • 幕末新選組

    数年前にNHKで司馬遼太郎氏の「新選組血風録」のドラマ脚本を書かせていただきました 新選組はその理不尽さが好きです。寄せ集めの出自がロクでもない者たちが寄せ集まり、大義の旗を掲げた上で内ゲバを重ね、結果時代の変遷に乗り損ね滅亡する パッと咲いては散る桜、そんな魅力が人を引き付けるのでしょう この小説もドラマ化したい作品です 本作の主人公は永倉新八、池田屋事件で活躍した神道無念流の使い手です この小

  • 怪奇大作戦

    これ一冊だけなのが惜しい! 全6話、うち3作はドラマ作品を一部脚色して描いたもので、残り3作は桑田氏のオリジナル 「人食い蛾」「殺人回路」「吸血地獄」はそれぞれ「蛾」「死を呼ぶ絵」「二つの顔の少女」と改題されている それにしても、この3つのチョイスは少し微妙w 特に、怪奇には向いていないのではないかと言われた金城作品が2作も選ばれるとは、殺人回路は実際の映像作品になかった絵の正体が一ひねりされてい

  • 悪徳学園

    平井和正氏の人気シリーズだったウルフガイ 「狼の紋章」では犬神明、「狼男だよ」からは神明というルポライターが主人公にかわり、アダルトウルフガイとか呼ばれていました その先駆けとなった短編がこの本の表題作 「狼の紋章」はかなり好きな作品ですが、この短編は短編でかなり完成されており、読みごたえはあります。 表題作のほか4編の短編が収録されており、中でも「星新一の内的宇宙」は傑作 小松左京も豊田有恒も筒

  • エド・マクべインの87分署シリーズにも「斧」というタイトルの話はありました。ある男性が地下室で背後から斧で後頭部をぶち割られ、殺害された死体が発見されるという話でした しかし、この小説はかなり乱暴かつ異質な小説です 主人公は再就職中 そのさなか、自分のライバルとなる元同業者を調べだし、次々と殺していくというもの 酷い話でしょw でも、これがなかなか捻りがあって面白いのです 既になっているかもしれま

  • 神隠し

    昨今、「妖怪ウオッチ」というアニメが流行っているようで、いろんなことを妖怪の責任に転嫁することが、一部で問題視されているのだそうな でも、それは実は妖怪の使い方としてなんら間違ってないわけなのでw 小松和彦氏の著作は一時期はまって何作も読みました その上で言えることは妖怪は民俗学の中で生まれたものだということ 過去の日本の限られたコロニーで誘拐などの犯罪が起こると、そのエリア内には犯罪者などいない

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