• 死神

    スピリチュアルカウンセラーのF氏は。 自らを。 『死神』と言う。 ギリギリの。 崖っぷちに立たされて。 人はようやく。 F氏の元へ行く。 病気で言うなら。 病院へ行って。 違う病院へも行って。 優秀な医者を頼って。 様々な治療をして。 それでもダメで。。。 そして。 最後の最後に。 『わけのわからない 私のところへ来るんですよ』 F氏は言う。 他に頼るところがなくなって。 どうしようもなくて。 ギ

  • 悪魔のささやき

    姑の事を「主人の」母、と呼ぶ知人がいる。 以前はそれが、あまり意味のある事だとは思っていなかった。 でも、よくランチに行くようになってから、姑の事を嫌っていて、心の底からそう呼んでいる事が分かった。 姑という響きには、まだ身内的な繋がりを感じる。が、「夫の」とか「主人の」とかいう枕詞が付くと とたんに他人事になる。 その知人は、メールの文面にしても、必ず「主人の」母が入院したので…。という風に、書