津川雅彦のムラゴンブログ

  • 石原裕次郎という「男」(たち)

     52歳で他界した映画俳優・石原裕次郎の23回忌法要が国立競技場で営まれ、11万人以上の人々が参拝に訪れたという。私にとって、この「石原裕次郎」なる人物、何の感慨もわかないのだが、なにゆえ未だにそのような「人気」を保持しているのだろうか。兄の慎太郎は、言わずとしれた芥川賞作家、どうした風の吹き回しか、今は東京都知事としてオリンピック誘致に奔走している始末、何と「人間変われば変わるもの」である。兄弟

  • 俳優・緒形拳の「死に方」

     東京新聞10月8日付け朝刊(27面)に、興味深い二つの記事が載っている。その一は「呼吸器外し 意思尊重を」、その二は「がん 家族に口止め」という見出しであった。前者の内容は、難病(ALS)患者(男性68歳)が、「現在は人生を謳歌しているが、意思疎通できなくなったら呼吸器を外して下さい」と要望したが、当該病院長は「呼吸器を外せば(殺人容疑などで)逮捕される恐れがあり、難しい。社会的な議論が必要だ」