• 表題の件

    お仕事でメールをいただくと、タイトルに「〇〇の件」と書かれていることがあるのですが、このタイトルについて本文中で触れる場合には、「ヒョウキの件」とか「ヒョウダイの件」などと書いたりします。当然カタカナ部分には漢字が入るのですが、それが果たして標記なのか表記なのか、どちらが正解なのか迷ってしまいます。 ボクの最近のお気に入りアイテムである広辞苑(第七版)によれば、表記とは「表面に書きしるすこと。おも

  • バリアフリーとユニバーサルデザイン

    おそらく多くの方はご存知なのでしょうが、世の中にはユニバーサルデザインというものが存在します。恥ずかしながらこの言葉、ボクはつい最近になって知ったのですが、バリアフリーとは少し違うもののようです。 最近お気に入りの広辞苑(第七版)で「バリアフリー」を調べてみると、「身体障害者や高齢者が生活を営むうえで支障がないように商品を作ったり建物を設計したりすること。また、そのように作られたもの」とありました

  • 学ぶということ

    以前書いたように、ボクは司法書士の年次研修をひたすら受けまくってます。今年度目標とした単位には無事到達しましたが、受講した研修の中には、これは受けなくてもよかったなと思うもの、納得いかずに悶々とするものもいくつかありました。受講したいものを自分で選ぶので、自分に必要と思うもの以外は受けなくてよいのですが、今年は単位数に的を絞ったためこれも致し方ない、というところです。ただ、行って良かったと思う研修

  • 自分がなりたい職業に学歴は必要か

    自分がまだ子どもだったころ、世の中にはいろんな職業があるってことを教えてくれる人はいなかったように思います。田舎で育ったボクにとっては、思い描ける未来って、実は職業の面からはあまり選択肢はありませんでした。大学に行くときも、何か明確な目標があったわけでもなく、「やりたいことをみつけるために」進学を選んだってカンジです。4年過ぎた後、履歴書の学歴欄に「大卒」と書くことができるようになりました。 当時

  • 目標は192単位

    司法書士には年間を通じて何単位かの研修を受ける義務というものがあります。具体的には12単位、つまり12時間分の研修を受けなければならないということです。研修会は不定期開催なので都合が合わない回ももちろんあります。日司連、単位会、支部、関連団体などが行っており、その中で各自が取捨選択し受講するわけです。直接足を運ばなくてもインターネットを通じて受講可能なものもあり、暇に任せてボクもこれらの研修を受け

  • 広辞苑

    先日、ボクの事務所に広辞苑が届きました。司法書士協同組合の還元品とのことで、これでようやくボクも広辞苑ユーザーの仲間入りです。とにかくうれしいです。ありがとうございます! 岩波書店の言わずと知れた「国語+百科」事典である広辞苑。10年ぶりに大規模改訂をして、今回第7版とのこと。ネットでは、早くも間違いを指摘されておりますがそれはそれ。この分厚い辞典を手にする日がくるなんて、何度も言いますが、うれし

  • 自死問題について考える

    ご無沙汰しております。更新するのは久しぶりです。皆さまお元気でしょうか。さて、来る2月17日、神奈川県司法書士会が先頭に立ちシンポジウムを開催します。タイトルは「若者・こどもたちの『こころ』は今」。自死問題をとりあげることになっています。横浜市立大学金沢八景キャンパス・シーガルホールが会場です。 実はブログの更新が止まってしまったのも、書きたいテーマの結論部分が見出せなかったせいであり、あれこれ考

  • 2018年問題

    ボクが司法書士試験に合格した年の合格率は3.3%でした。人数でいうと700人くらいの合格者がいたことになります。実はここ数年受験者数はどんどん減少しており、今年の受験者数は1万5000人程度。平成初期の頃の人数にまで落ちてきているそうです。全国の司法書士の人数は、現在2万2000人強ですが、こちらは年々微増傾向。業務廃止と新規登録のバランスはいい方なのかもしれません。受験者数の減少は、資格そのもの

  • 相続人は誰か④

    配偶者と子供達の、いわゆる「家族」の人達が相続人であるケースはとても多いと思います。結婚して子供が生まれ、年を取って死んでいく。そういう人生は「普通の人生」といえるでしょう。在りし日の思い出を語り合いながら故人を偲ぶということは、家族であるからこそできる大切な儀式でもあります。 最近の相続相談で多かったのが、「未婚の叔父叔母が死んだ後」の問題でした。いずれも未婚で子供どもがいないため、相続人は兄弟

  • 相続人は誰か③

    法定相続人を特定するためには、戸籍という公的証明書が必要なのですが、それは、何かしらの事務手続きに必要だということでもあります。相続財産は相続人全員のものですから、そのうちの一人が勝手に処分したりはできません。ちゃんと戸籍を見て誰が法定相続人かを調査する必要があります。登記にしろ預貯金の払戻しにしろ、相続手続きはすべて戸籍が出発点です。つまり、必要な手続きの分だけ戸籍の通数が必要ということになりま

  • 相続人は誰か②

    戸籍を見ると、その人の人生が多少なりともわかります。身分関係だけですけど。生涯独身でいたとか、結婚離婚を何度か繰り返していたりとか、子供を幼くして亡くしていたりとか。性別が変わっていた人もいました。戸籍は過去に何度か改正されていますし、結婚や転籍などで新しく作られたりします。多くの方の場合、戸籍は少なくとも二通以上になる可能性があるということは知っておいた方がいいかもしれません。 戸籍は本籍地でし

  • 相続人は誰か①

    複雑な家庭環境の人ほど、「自分が死んだら誰が相続人になるのか」ということに関心があると思います。お互いが子連れの再婚同士だったりすると結構シビア。相談者の立場によっても話の内容が変わるため、相続については、受け手としてはたくさんの引き出しが必要です。 自分が死んだ後のことを相談に来た方に対して、ボクは、「遺言書を残しましょう」という回答をすることがほとんどなのですが、実際に手続きをされる方はまれで

  • 資格試験合格後の自分は

    独立開業してから3か月。最初の月に「仕事ゼロ・収入ゼロ」を経験してしまい、かなり焦っていましたが、ここにきて、徐々に仕事をいただけるようになってきました。ありがたいことです。お仕事をさせていただいた皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。より一層の努力で、皆さまのお役に立てる司法書士になってまいります。 最近は、同業者の先輩たちとお話をさせていただく機会を多く持たせていただいてます。研修会の場であった

  • 願書受付ハジマリマス

    毎年GWが明けると、司法書士試験の願書受付が始まります。過去十数回願書を出し続けたボクにとっては、年中行事の一つだったわけですが、もはやその必要はありません。今は年中無休の個人経営者としてGWも仕事です。まぁ、大したことはやってませんが。 受験会場は自分で選べるため、田舎に住んでいる方でも東京や大阪などの大規模会場を受験地とすることが可能です。願書を提出する際に、受けたい会場の管轄法務局に持参する

  • ベテラン受験生⑧

    受験生活も長くなり、ベテラン受験生(ヴェテ?)と呼ばれる部類に入りましたが、ボクは最後には合格しました。今、受験を控えている人の中には、仕事しながら勉強してる人もいるでしょう。大変だと思います。ボクもそうだったからわかります。結婚していて、家族があって、それでも受験している人もいるでしょう。大変だと思います。ボクもそうだったからわかります。周りから、「もう諦めて違う道に進みなよ」って言われている人

  • 五十嵐は「いがらし」なのか「いからし」なのか

    事務所を立ち上げる際に、名前をどうしようかと考えたわけですが、結局「いからしやすなり司法書士事務所」という名前に落ち着きました。ひらがなフルネームとやたら長いのが特徴ですが、もう一つ見落とせない大事な特徴があります。 いからし? いがらし?  ボクの名前には濁点はありません。「いからし」が正解です。ボクの出身地である新潟県では、五十嵐を「いからし」と読む人が圧倒的に多いと思います。地名にもあるし、

  • はじめまして

    今年独立開業1年目の新人司法書士 いからしやすなり です。 みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 個人事務所を立ち上げ、現在登記業務中心に執務をしています。 このブログでは、ボクが業務を通じて感じたことや、司法書士業界のことなどを書いていきたいと思います。 法律専門家が身近な存在となれるように頑張りマス。