• 伊賀山人回顧録付録第2「壮士編写真集」

  • 伊賀山人回顧録付録第1「青春編写真集」

  • 伊賀山人回顧録(定年退官:55歳の誕生日)

     平成18年(2006年)2月8日、京都で55歳の誕生日を迎えた伊賀山人は永年にわたる国防の務めを全うして定年退官となった。  同日付で、兵隊の階級で言うと大佐に特別昇任した。  大佐の定年は1歳上の56歳ではあるが、定年退官日の昇任では1日遅かった。  某大入校以来37年、伊賀山人は人に倍する任務を完遂して無事退役した。  しかし、戦前のように軍人恩給で悠々自適の生活ができるわけではない。  こ

  • 伊賀山人回顧録(京都編その2:54歳退官までの1年間)

     平成17年(2005年)2月、54歳となった伊賀山人は、定年退官まで残すところ1年となった。  この業界の定年は、階級ごとに異なっているが、勤務の特性上若年定年制を取っている。  従って、定年時の俸給額が安く、年金料を支払った年数が少ない。  このことは、退職金も年金も民間人よりも低いことを意味する。  伊賀山人とて仙人ではない。  霞を食べて生きていくわけにはいかない。  この頃から、次の収入

  • 伊賀山人回顧録(再び宇治編その2:52.53歳)

     平成15年(2003年)2月8日、伊賀山人52歳の誕生日に、仙台から嘗ての部下であった若夫婦が訪ねてきた。  3年ぶりの再会である。  この間、子供が生まれて既に2歳になっていた。  「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」  久しぶりに旧知の人々と行動を共にするのは、至福の一時である。  その翌日と翌々日、京都を案内して回った。  【清水寺にて】  奥の方に見えているのが、所謂清水の舞台である

  • 伊賀山人回顧録(再び宇治編その1:51歳)

     平成14年(2002年)3月、伊賀山人51歳は、富士山麓の学校を去り、京都府宇治市にある某補給処に着任した。  この補給処での勤務は、丁度20年ぶり2回目のことであった。  前回は某部の班長であったが、今回は部は同じであるがその部長であった。  体力的にはかなり回復していたので、周囲の者は気づかなかったが、病状は益々悪化しており、肝細胞の多くが線維化して機能を失い、肝臓年齢は100歳の老人なみで

  • 伊賀山人回顧録(富士編その2:50・51歳)

     平成13年(2001年)、伊賀山人は、富士山麓のこの学校で50歳の誕生日を迎えた。  病状は、日に日に悪化の一途であった。  この学校には、小規模ながら富士病院という総合病院が併設されていた。  院長以下10人ほどで診療業務を担っていたが、僻地であるが故に優秀なスタッフが揃っていた。  伊賀山人が空手修行中に指を3本脱臼した時にも、夜間にも拘らず、医師、看護婦、検査技師が駆けつけてくれた。  地

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その17:21歳 いつまでも…)

     年が明けて、1973年(昭和48年)1月、空手部4年生は、卒業研究と卒業論文作成に精力を集中するため、恒例により空手部を引退することとなった。  例年通り、道場で4学年送別演武会が開催された。  【後輩の演武を見守る4年生】  いつものように、後輩による試割りなどの一連の演武から始まった。  一番奥に座って足を組んでいるのが伊賀山人である。  【4学年の演武する「観空大」】  後輩の演武が全て終

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その15:21歳の秋開校祭)

     開校祭も某大の主要行事の一つである。  そのメインは、パレードを伴う式典であるが、その他に各運動部や文化部の活動状況の紹介、棒倒しなどの競技、各種コンテスト、前夜祭など盛りだくさんの行事がある。  伊賀山人は、前夜祭には毎年空手の演武で参加していた。  その後、ギャラの安い新人歌手によるコンサートで前夜祭のお開きとなるのが、通例であった。  1972年(昭和47年)の前夜祭コンサートに来校したの

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その14:21歳の夏学生生活と最後の試合)

     1972年(昭和47年)夏、卒業まで残すところ半年となり、伊賀山人は、学生生活を写真に残すことにした。  【当時使っていたカメラ】  型名は忘れてしまったが、当時使用していたハーフサイズのオリンパスペンを手にする伊賀山人である。  この写真は、一見、左手でシャッターを押しているように見えるが、実は、鏡に映った自分を撮影しているのである。  その後、後輩をカメラマンに仕立てて、このカメラで日常の生

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その11:21歳4学年夏合宿)

     1972年(昭和47年)8月、某大最後の空手合宿となった夏合宿は、大分県大分郡湯布院町で行った。  【由布院駅に降り立つ伊賀山人】  紛らわしいが、町名は「湯布院」で、駅名と温泉名とは「由布院」である。  【湯布院公民館にて】  時間が有ったので、公民館を訪れた。  旅先では、必ず現地の風物に触れて、その地の文化や歴史を研究するのが伊賀流である。  【浴衣で寛ぐ伊賀山人】  この時の合宿は、早期

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その9:21歳4学年の春~夏)

     1972年(昭和47年)4月、待ちに待った第4学年の始まりである。  【41中隊101号室全員集合 昭和47年4月】】  4学年前期の開始にあたり、新たに編成された101号室全員の記念写真である。  私は、この部屋の部屋長であったことから、ま~ど~でもいいかという発想で、窓越しの記念撮影にした。  【日本武道館における全国大会にて 昭和47年春】  伊賀山人、最後の全国大会である。  結果は、型

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その8:20・21歳3学年後段)

     1972年(昭和47年)の新年を迎え、3学年も残すところ後3箇月となった。  もうすぐ、「乞食と某大の4年生は3日やったらやめられない」と言われるほどの最上級生である。  【成人式 1972.1.15】  伊賀山人は2月生まれの為、当時1月15日に行われていた成人式には、ほぼ1年遅れで参加した。  横須賀市の成人式は市民会館で行われていたようであるが、某大生に関しては、諸般の事情により校内で行わ

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その7:20歳3学年前段)

     1971年(昭和46年)4月、伊賀山人は3学年に進級した。  【新入生入校式の日 1971.4月】  某大の入校式と卒業式は、国家的行事であったので、父兄が参列することも多かった。  また、某大は心身ともに非常に厳しい鍛錬が要求される学校であるので、ある意味、新入生本人よりも父兄の方が不安が大きかったのかもしれない。  しかしながら、何も心配は要らない。  入校時から心身ともに完全に仕上がってい

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その6:19・20歳2学年後段)

     年が明けて、1971年(昭和46年)の正月を迎えた。  この年は、新年早々スキー訓練があった。  【スキー用品を身に付けて悦に入る伊賀山人】  通常の訓練であれば、宿泊は廠舎という名の家畜小屋のようなあばら家で、筵のように硬くて汚い毛布を敷いて寝るのだが、この時だけは、積雪地と言うこともあって、新潟県妙高高原にある池野平温泉の旅館に泊めてもらえた。  6畳の部屋に6人くらいが詰め込まれたが、それ

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その5:19歳2学年前段)

     1970年(昭和45年)4月、単位取得を巡るトラブルはあったものの、伊賀山人は目出度く2学年に進級した。  この進級時に陸海空の進路が決まる。  伊賀山人の希望は、ジェット機のパイロットであったので、航空を希望したが、心臓の先天的異常による軽度の不整脈があり、陸に廻された。  元々は、宇宙飛行士になりたかったのだが、当時そのような道筋が無かったため、次善の策としてパイロットを希望していたのである

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その4:19歳早春)

     1970年(昭和45年)の新春は、カッター訓練から始まった。  カッターとは、大型艦船の舷側などに積み込まれている救助用の短艇のことである。  1学年でのカッター訓練は、競技会もあるが、操法の基礎を修得するためのものであり、本格的な訓練は、この後、2学年になって始まることになる。  【カーター大会 1970.2.7(土) 東京湾内において】  誕生日前日18歳最後の日が、カッター大会であった。

  • 伊賀山人回顧録(小原台の青春その1:18歳某大入校)

     【指揮刀を持つ副所長】      回顧録の継続にあたって  伊賀山人には、学歴・職歴共に人に語るほどのものはありません。  特に隠すようなことでもありませんが、敢えて公表も致しておりません。  従って、今後の回顧録で分かりにくいところについては、適宜ご想像頂ければ幸いです。  1969年(昭和44年)4月、伊賀山人は神奈川県横須賀市にある全寮制の男子校である某大学校に入校した。  【某大全景】

  • 空手の帯の色の由来

     空手の帯は、基本的に白帯と黒帯とに分けられています。  その色の由来については、諸説ありますが、本日は、空手道天神流の考え方をご紹介します。 1 白帯  これは、空手を始めた者が、最初に締める1級以下の無段者の帯です。  白色は、純真無垢な「赤ん坊」を表しています。  即ち、何も知識が無い状態であるため、何色にも染まる事が出来るし、また、あらゆる知識・技能を吸収しうる状態であることを示しています

  • 空手道天神流新弟子

     【鶴拳】  【虎拳】  【伏龍拳】  夢想成小龍    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・      ・    ・    ・    ・    ・   

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