• 書籍:「河内愛宕塚古墳とその時代」

    大阪府指定文化財の【愛宕塚古墳】の出土遺物を写真付きで説明している本です。 【愛宕塚古墳】( Atagozuka-kofun) 生駒山西麓部で、横穴式石室をもつ最大のホタテ貝式古墳とも言われている。標高70mの見晴らしのいい高台にある。開口部は南向き。円憤経は22.5m、墳高は9mで、古墳時代後期(6-7世紀)の築造と考えられている。横穴式石室(右片袖式 全長 16.8m、玄室高4.1m)は府下最

  • 書籍:「河内の中世考古学」

    中世考古学(ちゅうせいこうこがく)とは、有史考古学(ゆうしこうこがく)の一つで、いわゆる「中世」の遺跡・遺物を研究の対象とする「中世の考古学」(medieval archaeology)のこと。 中世と呼ばれる時代は、日本においても、ヨーロッパにおいても、強力な中央集権国家が発達せず、権力が分散して戦乱も頻発したため、文献の多くは残っていない。そのため、他の歴史考古学に比べて、考古学的調査が占める

  • 書籍:「八尾の渡来文化」

    大阪府八尾市と古代の渡来人とのかかわりをまとめた本です。 日本古代の朝鮮半島や大陸からの渡来人の渡来帰化の時期は、研究者によって色々説があるようですが、下記4回の大きな波があると言われています。 1回目 紀元前5~3世紀、弥生時代に日本に定住した。 2回目 4~5世紀、倭の五王が治めていた時代であり、朝鮮半島からの渡来人が多い。 3回目 5世紀末~6世紀、今来漢人(いまきのあやひと)が最新技術をも

  • 書籍:「古代氏族とその遺宝-W.ゴーランド教授を顕彰して-」

    高安古墳群に関する資料を紹介した特別展図録です。これも図書館で借りました。 ウィリアム・ゴーランドは、明治政府がイギリスより大阪造幣寮に招聘した化学兼冶金技師。日本の古墳研究の先駆者としても名高く、日本考古学の父と呼ばれている。さらに、「日本アルプス」の命名者としても知られています。 この本は写真が載っているページが殆どです。内容もややしく小学生でも楽しめる本です。 #本レビュー #書籍レビュー

  • 書籍: 『ロマイン・ヒッチコック ─滞在二か年の足跡 ─』

    「日本考古学の父」といわれる英国人ウィリアム・ガウランドが、米国人ロマイン・ヒッチコックとともに、ガラス乾板による写真撮影を行い、「双室ドルメン」として、いち早く海外に紹介した古墳として貴重な学史を有する古墳です。ガウランドは、大阪造幣寮(おおさかぞうへいりょう)(現在の造幣局)の技術指導のため、わが国に招かれたお雇い外国人でした。彼は、日本各地の古墳の調査研究を行い、その業績は古墳の科学的研究の