• 残念ながら。 うちの子供たち。 イマイチあいさつが。 得意ではありません。 そりゃそうです。 主人も私も。 あいさつが苦手ですから。 親が出来ないこと。 子供ができるワケがないんです。 私の父は。 聴覚障害者です。 『おはよう』も。 『ただいま』も。 父の視覚に入らないと。 全くもって伝わりません。 だからいつも。 父の視界に入り込むか。 肩を叩いて気付かせるか。 それしか方法はありませんでした。

  • 私の父は。 私の声を知りません。 私の父は。 妹の声も知りません。 孫達の声も。 もちろん届きません。 父の車には。 聴覚障害者用の。 黄色い蝶々のマークが 貼ってあります。 障害者手帳には。 『一級』と書いてあります。 音のない世界が。 どういうものなのか。 私には。 想像もつきません。 いろいろな施設に行くと。 障害者本人ではなく。 私たち健常者が。 “付き添い”として 無料になったりします。