• 参照点

    私たちが損得を感じるときの基準となる点のことを参照点といい、人は、この参照点からどのくらいプラスに離れているか、マイナスに離れているかによって、損得を判断しています。 例えば、給与が1万円上がるとしたら、それは嬉しいことですよね。 しかしながら、今ここには参照点がありません。 ここで参照点として、これまで月給30万円だったとしましょう。 そうすると、1万円上がって、31万円になるわけですから、これ

  • 行動経済学の創始者

    行動経済学の創始者は、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーと言われています。 1602夜『人工知能』ジェイムズ・バラット|松岡正剛の千夜千冊より もともと心理学者であった2人が1970年代から多くの論文を共同で発表し、1979年、経済学で有名な雑誌「エコノメトリカ」で「プロスペクト理論」を発表し、それまで経済学で受け入れられていた「期待効用理論」が成立しないことを実験で示しました。 そし

  • ハーディング効果

    人間は常に合理的な行動を取るとは限らず、時として非合理的な行動も取ってしまうというのが行動経済学の考え方で、その行動経済学の一つの考え方の中に「ハーディング効果」というものがあります。 ハーディング効果 簡単にいうと「ハーディング効果」というのは、他の人と同じ行動を取りたいという心理のことで、事象に対して「合理的な行動を取る」ということよりも、むしろ「周りの人と同じ」行動を選択し、安心感を得たいと

  • モンティホール問題

    「人は合理的に行動する」 この考え方は、これまでの伝統的な経済学の考え方です。 100円のレタスと200円のレタスがあった場合、「経済学」においては迷うことなく「100円のレタス」を選択します。 しかし、実際に買おうとした時に、なぜか人々が「200円のレタス」をどんどん買っていきます。 こうなってくると「なぜ200円のレタスが売れるんだ??」なんて思いが浮かんできますよね。 もし誰もいなければ、迷

  • 真ん中を選ぶ理由。

    「松竹梅」「特上・上・並」。 お店などでは、価格設定が3つに分類された商品を見かけることがありますよね。 そして、この価格帯、絶妙に設定されていて選択に悩むものなのですが、このように3段階に分けられた選択肢があると、ほとんど多くの人は「真ん中」レベルのものを選びたくなる傾向にあるのだそうです。 この「真ん中のものを選ぶ」ということを経済行動学では「極端の回避」「妥協効果」といって、典型的な人間心理

  • インセンティブのバランス

    よく人を動かすために、インセンティブが使われますが、これも使い方次第では、思った以上の効果が出ないようですよ。 あるテストで、6つのゲームを行ってもらい、それぞれ普通の成績であれば「良」として定められた報酬がもらえ、さらにいい成績であれば「優」として定められた報酬が2倍となってもらえます。 しかし、成績が「良」以下であれば、報酬は貰えません。 ここで、その報酬額を3つにわけて、少額チームであれば1

  • 人間の性質である損失回避

    「利得が満足感を増やす度合いよりも、損失が満足感を減らす度合いのほうが大きい。」 いきなりなんのこっちゃ?って感じですよね。 このような人間の性質を「損失回避」というのだそうで、どういうことかというと、 「1万円で買った馬券が見事に的中し、2倍の2万円のお金をゲットしました。 次にそのうちの1万円を使い馬券を新たに購入したのですが、こちらは見事にすってしまうことに・・・。」 この場合、結果的には1

  • 貰って喜ばれるモノ

    人にプレゼントする時、何を贈ったらいいのか悩みますよね。 相手の趣味や好みを理解しているわけでもないですし、自分の趣味を押し付けるのも不粋ですし、逆にプレゼントされる場合でも、欲しくないものを貰っても、そのときは嬉しいのですが、その後使うことがないなんてことはザラですよね。 しかし、経済学では「贈られて1番嬉しいもの」に対する答えは存在していて、どんな人であっても絶対に嬉しいモノがあります。 さぁ