• 記憶喪失ネタ①

    「これをそっちに……」「大丈夫……」………あぁもう、枕元でドタバタ五月蝿いな。安眠を阻害する物音が気になって、まだ寝ていたいと主張する瞼をゆっくりと抉じ開ける。何故か俺のベッドの横に座っていた母親が、これまた何故か俺と視線が合った瞬間に驚いた様な顔をして泣き出してしまった。いきなり何事だと、慌てて起き上がろうとしたが、何故か体が固まったしまった様に上手く動かせない。しかも今更気付いたが、自分がいる