想いのままに 感性のままに 紡いだ言葉よ あなたへ届け 風に乗って 街を超えて はるか遠く あなたの元へ
詩のムラゴンブログ
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遅れてやってきた感動は すぐには震えない 伝え方も分からない それでもきちんと確実にあって 私の胸からあなたへ じんわりと落ちていって ふんわりと広がって やがて満ちる
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まだ微睡んでいる 妖艶な夢の続きを見てる 冷めていく体温に抗って 私は恋だと信じている 最初で最後 それも真実 最後の言葉 あれも真実 自分で言ったのに その意味を 今嫌なほど思い出している
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冗談なら笑うのに 嘘なら許すのに そのどちらでもなくて 絶望って言うのかな 失望って言うのかな そのどちらでもあって 貴方が貴方でなくなるような 私が私でなくなるような そのどちらもが 一気に私を呑み込む
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ふわりと見上げた空が 思いのほか優しくて 瞬間 あなたを思い出しました 「今でも好きです」 そんな言葉が自然と湧いて まるで初恋の少女のように 甘く切ない想いに揺れました でもそれは 駅に着いたら また忘れるくらいの 遠い日々の出来事でした
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放り出された世界が 眩しくて 痛くて 涙が出た この涙は守るためのもの 眩しさから 痛さから 自分を守るために だから哀れだと思わないで そんな目で見ないで あなたと同じこの世界で あなたと同じように生きている 涙で守りながら 必死に生きている
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あなたの声で聴けたのなら もうそれだけでいいと 本当に本当に心底思った また繰り返す嘘でも 残酷な別れでも あなたの言葉で あなたの声で 私に届けてくれたのなら 全身全霊で受け止める
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それが虚像でも たとえ幻でも 行きつく果てが地獄でも 一度は覚悟した それでいい それでいい すぐに後悔が始まり 自責の念に駆られ 次第にあなたを恨む これも愛 哀しき愛 地獄の入り口 手招きするのは写し鏡 溜息の代わりにくちづけを そのまま闇に堕ちていく それでいい それでいい
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バイバイまたね 最後にそう言った バイバイまたね もう二度と会わないのにね バイバイまたね 寂しさよりもホッとした バイバイまたね もう傷つくことはなくなるね バイバイまたね 約束もなにもないまま バイバイまたね 永遠にさよなら バイバイまたね
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ごめんね でも、嘘じゃなかったの だんだんと好きになってたの だから本当のこと話せなかったの 離したくなかったの はなせなくなってた頃には 本気だったの 苦しかったの ごめんね 好きになってしまったこと それ以上に 好きにならせてしまったこと ごめんね
- # 詩
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あなたが最後に教えてくれたのは 愛した人の忘れ方 それが最高のプレゼント 私が前を向けるように いつまでもつまらぬ涙流さぬように 最後に最高のプレゼント 愛した日々だけそっと仕舞って 新しい扉を開ける
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「春風は緑を運ぶ」 春風は緑を運ぶ 木々の芽吹く様子が そのまま風に乗って 遠くまで届くように 草木の緑は深く 花々は咲き誇って 春の訪れを告げる 鳥たちも春の訪れに 心躍らせ鳴き声を響かせ 空には新緑の木々が 風に揺れ輝いている 春風は緑を運ぶ その潤いは大地に行き渡り 自然の生命力を蘇らせる 人... 続きをみる
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空の青さを引き立てるのは 真っ白な雲で その雲の真っ白さを引き立てるのは 空の青 だけど その前に 昨日の雨があったから 忘れがちな出来事を 当たり前に流すのは常 昨日がどんなに辛くても 明日がどんなに過酷でも 見上げたら空がある そこに映る心模様ごと しっかりと見つめて 私は生きる
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「愛は花束とともに」 愛は花束とともに、青空に咲く花のように 心を彩り、喜びをもたらす 優しさと温かさが溢れる愛の贈り物 純粋な気持ちで贈り物を渡すとき 花束のように美しく輝く愛が生まれる 愛されることの喜びを分かち合う瞬間 愛は花束とともに、季節の移り変わりのように 色鮮やかな花々が咲くように、時... 続きをみる
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あなたの溜息が私を毒す 息苦しさに憎しみが湧く その機微に触れあう二人 あなたは余計に溜息をつく その内私も溜息をつく 私の溜息があなたを刺す それでも離れない それでも離れられない 見えない鎖 手も足も心臓も繋がれて
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思い出なんかいらなかったわ あってもどうせ泣くだけだし 思い出すたび泣くだけだし いつまでも引きずって泣くだけだし 嫌いになってもきっと泣くし あっても良いことなんて何もないわ こんなに沢山の思い出を どうしてあなたは置いていったの
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不安定の上に立っている 辛うじて立っている 真っ直ぐかどうかは分からない 立っているのがやっとの状態で それでもなんとか立っている 一歩も進めずに かと言って戻ることも出来ずに 不安定の上に 私は立っている
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思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る 昨日の蕾は花開くことなく 無残に枯れていったけれど 蕾が夢見ていたのは空の夢 私には分かるのきっとそう その夢の続きを私が見るの 思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る
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私が好きだったのは 私を好きなあなた そのことに気付いてしまって 不甲斐なく 不用意に傷ついている
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仄かに揺れる灯りと共に あなたの声を待つ夜は なぜかいつも雨が降る きっと正しくはないけれど それでいいんだと頷いた 甘い約束は脆いもの いつの間にかあなたの中では 無かったことになっていく 私だけの約束は悲しく冷えて それは花筏のように 美しい形のまま流れていく 誰にも届かないところまで
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期待と諦めの雲が すっぽりと私の心を覆う どれだけ待っても どれだけ待っても 無理だということを ただ思い知らされる 風は南から吹いて それだけが慰め 月を待っていた夕べの 誰にも知られない涙
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花びらも 想いも 風に飛ばされていくのなら せめて せめて あの人の髪に 肩に 足許に 届けてほしい どうせ どうせ 消えていくのなら 最後は あの人の許で そんな儚い願いも 一瞬で飛ばされてしまう 春の風に
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眠る桜の花を起こして 月夜の散歩に出かけたら いつかの涙が花びらになって 流れていく様子が ひらひらと きらきらと 想い出の向こうに消えていった
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優しい顔して 優しい言葉で 平気で嘘つく あなたが嫌い いつも不安で いつも泣いて 死にたがりの わたしも嫌い この世の中は 嫌いなことで 溢れているね どこに行けば 好きなものに 出逢えるの? 心のどこかで 諦めていても 心のどこかで 望んでいるの まだ私 望んでいるの
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私は今日も雨だから あなたもどうか泣いていてよ 今の願いはそれだけよ たったそれだけだから どうか叶えてよ 最初で最後のわがままだから あなたもどうか泣いていてよ
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淡い色 桜色 映る世界で 君の声 笑い声 聴こえてくるよ 僕は永遠の夢の中 君にいつでも逢えるんだ だから寂しくないよ 悲しくないよ どんなに時が流れても 色褪せない春の色 花びら舞う風の中 たったひとりで立っている 君の想い出だけ抱きしめて 淡い色 桜色 映る世界で 僕だけが 君だけを 捜している... 続きをみる
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とても良い匂い ふわふわと優しくて きらきらと輝いて 昨日までの嫌な自分も 生まれ変われそうな気がする 目に見えるものも優しい色で すべてを優しくしてくれる 私も 優しくなれたとき きっと本当の春が始まる
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泣きじゃくっていた昨日に 今もしがみついて 明日へ抵抗している こんなにも愛していたと 今更ながら呆れている どうして どうして どうして? 過去の選択が 今を創っているのなら 間違いだらけの選択を どうにかしてやり直したいのに その術は何も無い
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何にこだわっていたんだろう 何を恐れていたんだろう いつも何かを求めて 無意味に誰かを傷つけて 手に入れたかったものは 結局何も残っていない
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このままでいいなんて 本気で思っているわけじゃないけれど このままでいられたらと 夢をみる その夢が悪夢だとしても あなたがいるなら あなたといるなら 私は束の間の夢をみる
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昨日までの日常が いきなり終わりになった 慣れない日常が始まった とても不思議な感覚 泣いている暇もないくらい 目まぐるしく変わっていく 否応なしに始まった それでも思いは変えようもなく いつまでも引きずっている 君に会えないことが 当たり前になっていく とても不思議な感覚
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赤が流れて 私は泣いて あなたが黙って 雨が降った そして また 赤が流れて 私は泣いて あなたが去って 雨が止んだ 心の雨は降らせたままで
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優しい人でした ずっと いつも 優しい人でした だから恋した 心から信じた 優しい人の恋した人は 私ではなかった 私は傷ついて 優しい人も傷ついた それでも やっぱり 恋したまま あの日の夜の 二人だけの時間は 今でも 私の宝物 さよなら さよなら 私の優しい人
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思う以上に切なくて 思う以上に眩しくて どうしたって思い出す 青い空にあなたを
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単純な事だけど 伝えようとしたら 案外難しい 素直に言おうとしたら 照れが邪魔する 勢いで言おうとしたら 安っぽくなる気がする 言わなくても伝わっているとかは 勝手な思い込みで それがどんなに不安にさせているかも ちゃんと分かっている 言わなくちゃと思えば思うほど 言葉が出ない 言いたいことはひとつ... 続きをみる
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よく分からないのに よく分からないまま 分かった気になっていた 今になって思う 微塵も知らなかった 微塵も知らないままに 心底愛した 幸せだったと今でも思える なのに悲しさと寂しさが 日を追うごとに増してくる 私以上に貴方も きっと何も分からずに それでも 幸せだったと思っていてほしい
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それは雨の中の 春だった 咲いた花も凍えそうな 冬の日のような でも 間違いなく 春だった 始まりと終わりの 交わる朝に 泣くのを止めた それが 春だった
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饒舌な人を好まないように、饒舌な詩は好まない ○ 人が打ち立てた壁は壊すことができる だが 神が打ち立てた壁は壊し得ない ○ 詩は、神や死に通ずるものでなくては、意味を成さないもののようである ○ フロイト「夢判断」 緒言「天上の神々を動かし得ざりば、冥界を動かさん」 深層心理学とは、一編の詩である... 続きをみる
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いつまでも夢の中 優しい夢の中 変わらずに戯れて 心から安心できて 何の不安もないままに 明日は今よりキラキラしてる 夢のような夢の中 いつまでも いつまでも あなたと共に
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時々なにもかもを投げ出して ただ浮かぶ雲になりたいと思う 気まぐれに浮かんで 流れて 消えていく 美しくも恐ろしく 憧れの雲 私はあなたになりたい
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あなたの嘘が嫌いだった あなたの嘘が悲しかった 何度も重ねる嘘の上書きに 私は辟易していた ときめきなんてとっくにないよ それでも愛は確かにあったよ 出来ることならば 一緒に笑っていたかった あなたの嘘が嫌いだった あなたの嘘が悲しかった だけど今は すべてが嘘であってほしい
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ほっとして泣いた 心から愛しいと思った きっと気付いていなかった 間違いなく大切な人 あなたは 私の大切な人
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同じだね 同じなんだね 嬉しいような でも 切ないような 複雑な気持ち だけど やっぱり 嬉しいのかな 寂しさも 悲しさも 君と僕 同じなら 少し減っていく気がする そんな風に思うよ
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ころりと転がっているのも ふわりと浮かんでいるのも とげとげと尖がっているのも ちくちくと痛んでいるのも 全部 わたしの気持ち
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紅く燃える月が 静かに佇む 途中で終わった物語の 続きが始まる夜 桜灯り夢灯り 川の水面に煌めくのは いつかの恋の破片のよう 静かに静かに流れてく
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流れていく景色をただ眺めて 鏡のような窓のその中に 無意識にあなたを捜している 今も いるはずはないの 分かってるの 鏡のような窓に映るのは ひとりの私と知らない人達 眠ったふりして目を閉じたのは 溢れそうな涙堪えるため
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今日は詩を作成しました。AIは流石です。 指輪とバラ バラの花が咲く庭で 指輪を見つけた 美しい輝きに 思わず心奪われた 指先に絡まる冷たさは 愛の束縛を連想させた しかし今はただ 幸せを実感するだけ バラの香りが漂う中で 指輪に誓いを立てた この愛が永遠に続くように 願いを込めて口づけをした 指輪... 続きをみる
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夢のような時間は 本当に夢だった 今のこの侘しさが いつもの日常 なにも嘆くことはない 惑いそうな自分に 言い聞かせながら 綽綽と歩いていけばいい
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素直に寂しいと言える人は きっと幸せになれる 死ぬほど寂しいのに 変に強がって平気な振りする私は いつまでも独りきり 甘え方も分からない 寂しさが染みついて抜けない 爪の先にも 髪の先にも 寂しさがまとわりつく 素直に寂しいと言えない私は いつまでも独りきり
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遠く哀しい夢をみたの それは春の 幾度となく繰り返す またあの夢 忘れていたのに 残酷にも自分で扉を開ける そしてまた泣くの 枯れることのない春の 遠く哀しい夢は 優しいあの人そのもの 恋しくて 今なお愛しくて 焦がれる想いのまま 遠く遠く哀しいままで
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陽気な歌が余計に 寂しさ感じさせるの だって私はひとりぼっち どこに行ってもひとりぼっち 泣くのを我慢してるのがやっと 誰とも話さず 誰とも目も合わさず 逃げるように 追われるように にぎやかな街の隅っこで 息をしているのがやっと
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静かすぎた外世界に 春告げの雨が降る あなたは何処へ 私は何処へ向かう 心癒してくれる花の名も知らぬまま あなたは何処へ 私は何処へ向かう 雨音が心地良い午後が ゆっくりと過ぎてゆく 淋しさも切なさも変わりはないけれど 少しだけ優しくなれた気がした
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その声が優しくて その声が聴きたくて その声がとても好きだった いつも優しかった いつも聴いていた いつもどんな時も好きだった 何を話していたのかは 思いさせない だけどあなたの声は 忘れられない 誰よりも好きな あなたの声 もう一度 その声を聴きたい
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好きな季節は春 無邪気に笑う君 そんな君を見ている僕 それが幸せ 好きな色は春色 君に似合う春色 世界中が幸せ色に見えて それが幸せ それがずっと続くと信じていたのに どうして君がいないの どうして僕は独りなの こんなに悲しい春色を 僕は初めて知った
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わざとらしく遠回りな言い方ね 全部察しているけれど こっちもわざと気付かぬふりしてる そして優しく笑うのよ あなたの肩も撫でてあげる 心で毒は吐き続け いつでも切っ先はあなたへ向けて
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優しかったから馴れあって 寂しかったからしがみついた そうして夜が過ぎていく 他に行く場所なんてあるはずもなく 苦い言葉を呑みこんだ 愛だと思ったのは幻 綺麗に消えていって何もない 愛だと思った貴方さえ 一緒にいるだけの人になった
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いつのまに覚えたの? 私の知らないその歌 誰と歌っていたの? 私の知らないその歌 歌に罪はないけれど 憎らしいわ 好きになれないわ 私の歪んだ愛情は 関係ないものまで巻き込んでいく 故に深いとも言えるでしょう?
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哀しみに暮れていたよ 時間も忘れるくらいに 君のことも忘れていたよ そのことが一番の哀しみだった こうして僕は堕ちてゆく 誰にも届かないところまで 逃げるように堕ちてゆく 哀しみだけは抱いてゆくよ
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遠くばかり見てきて 自分の足元には気付かなかった 欲しかったものも 失くしてしまったと思ってたものも そこにはあった 遠くの景色ばかりに憧れて 大切なものを踏みつけていたのは 自分だったことに気が付いてしまって 愕然とした どうやって戻せばいいのか 愕然としたまま ただ眺めている
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暗いからこそ 見えるものもあるんだよ 分かっていても不安になるよね 暗いからこそ 輝く星があるように その闇を楽しむ余裕が欲しい ひとつの物語が終わる時 新たな物語が始まるから 大丈夫 怖い闇ばかりじゃないから
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今日もうまく言えなかったよ 昨日の反省は無駄になったよ また、だよ いつもこの繰り返し 明日こそはって何度思っただろう チャンスなんていくらでもあるのに 情けなさとかとっくに通り越して 自分自身に呆れちゃう それでも また、明日 明日こそはってまた、思う
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互いに足りないから 補いあっていくんだよ 出来ないことは 出来る人がやればいい 出来ることは 出来ない人の分もやればいい 労わりあって 感謝しあって生きればいい 疲れたら休めばいい 泣きたくなったら泣けばいい 有りのままで在ればいい それが一番尊いこと
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分るよなんて軽々しく言うなよ ちっとも分ってないくせに 分ろうともしないくせに その軽い言葉を言うな 言えば言うほど苛立つんだよ 分ってほしいんじゃない 分るよなんて言う前に 知れ
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水仙が咲いていた 俯いて咲いていた 道端で俯くその花は 誰にも気に留めてもらえず とても美しいのに とても寂し気で 己の美しさに気付いていないようです それはまるで貴女のようです
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一瞬でいい ほんの一瞬でも 君を忘れることが出来たなら 息をするのも楽になるのかな このまま苦しいまま 生きていくのは やっぱり辛くて 好きでいることが いつまでも好きでいることが やっぱり苦しくて 一瞬でいい ほんの一瞬でも 君を忘れたい
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疲れていたけれど 強がっていたのかな 空いている席には 座らずに立っていた 「誰かのために」は 「自分のために」 使ってもいいんだよ 優しい人の言葉が 自分を変えていく なぜだか涙が出てきたけれど 同時に疲れが癒された気がした
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眠る前に君を想い 目覚めたら君を想い 空を見上げても君を想い 道端の花を見つけても君を想い そんな風に一日中君を想う
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共感の中に同情がある その同情は他者へではなく 自分自身への憐み いつかの自分と重なって 不憫になって 自然と泣けてくる 優しい人ねと言わないで そうじゃないの この涙は自分がどれほど悲しかったか 思い出してしまっただけ いつかの自分への憐みの涙 今だから流せる堪えていた思い
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昨日より5分 早く寝たからって 今日より5分 早く起きられるわけじゃなし だったらその5分 君に浸っていたい ひたひたに浸っていたい
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雪があって 月が浮かんで 雪が降って 月が動いて 私が想って あなたを想って 切ない記憶と 今の気持ちが 緩く交差していく夜 月は遠く 哀しみが満ちる
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昨日の涙まだ乾かないのに もう今日の涙 この涙も乾かないまま 明日へ流れる どうせなら私ごと 流れて消えてしまえばいいのに
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つまづいた時の痛みがまだあるの ぶつけた時の痛みがまだあるの 小さな痛みだけれども 確実にあって 痛みを感じるたびにどうしても あなたを思い出すの 痛みよりもそれが辛い
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- # 自由詩
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恋愛心理
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