• 「書く・話す」が発信力の源 英語入試の改革を支持

    戦後最大の教育改革といわれる高大接続改革で、入試センター関係者から否定的な論調が多く出ていたのを心配していた。後ろ向きな現状肯定派の懐疑論にはうんんざりだ。 日本学術振興会理事長安西祐一郎慶応大学名誉教授の寄稿に共感する。 前中央教育審議会会長でもある安西氏は、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)の民間試験移行の必要性を提議する根拠として、単に英会話が上達するのではなく、以下のことを指摘している。

  • 岡山から ジェット燃料が生まれる Σ(・□・;)

    昨晩NHKの科学番組で、ミドリムシの研究が紹介された。捕食と光合成を併せ持つ生物。動物の特性と植物の特性をもつ藻類だ。光を遮断すると体内で生成された糖分が油に変化する。低温でも液状を維持できるジェット機に最適のバイオ燃料だ。 欠点は、培養にコストがかかること。それを解決するプロジェクトを担うのが岡山の農業機器メーカーだ。田んぼの畦を形成する農機の技術を生かして、世界一安価に休耕田を培養プールに変え

  • 作文と読書は夏期限定のものではありません

    横浜で「言葉の森」を主宰する中根克明氏が、ご自身の1万2千人に及ぶ国語・作文指導の神髄を出版された。奇をてらうことのない、王道の論旨に敬服した。 特に小学3年生までの読書習慣と音読や聴読を重視され、その効果を体験から綴っておられます。私の人生経験や作文指導経験と完全に重複し、共感するものでした。 本が好きになるのが起点ではなく、読書力がついて初めて本が好きになり、語彙力が高まり、思考力が伸びる。音

  • 会話はすべて英語 岡山大学こども夏季スクール

    岡山大学で、アメリカ名門大学生を招聘して、夏季特別授業が開催された。対象は県下小中学生75名。科目は音楽劇やプログラミング。学長の挨拶まで英語とか。 むかし昔。大学の教養学部の時、英語特別を採った。40年ほど前。 最初の講義で、外人講師が英語で話し始め、それ以来出席しなかった自分の過去を恥じる。ツケは社会人の時に来た。 ロボットやプログラミングの英語との親和性は高い。 こどもの時、足が速い、歌がう

  • 県学力テスト 「自分の考えが書けない」

    小学生の中低学年で特筆すべきことは、自分の考えを記述する設問3問が大幅に全国平均を下回ったとのこと。憂慮すべき傾向だ。読解し、論旨に沿って記述するパターンは全教科に及ぶ。国語だけの問題ではない。 新大学入試のマークシート式問題例ですら、文章を類推したり、発言主旨を選んだりする。しかも、答えは一つではない。 情報を読み解き、論理的に思考し、判断する訓練は、最も必要とされる能力だ。 就学前・小学校低学

  • 鉄は国家なりから 情報は国家なりへ

    「アップル・グーグル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブック」米国ITビック5 米国市場の時価総額トップ5、その増加額の30%を占める。総額320兆円(英国のGDPを超えた)世界数十億人の情報を独占する。彼らの戦略は「圧倒する・絶滅させる」だ。第4の産業革命のカギを握る人工知能の研究者は世界に1,000人しかいない。その大半をビック5は握る。かつて原油を精製して近代工業社会を形作ったように、情報

  • 苦悩する経営者 近未来の予測について

    トヨタ自動車の豊田章男社長は、卓越した経営者だと思う。彼が直系の血筋として社長になったとき、アメリカでブレーキの安全性が問われた。単身米議会の公聴会に臨んだ姿は、孤立無援の痛々しさだった。当時の日本政府は、民主党だった。 後に、辞表を胸に渡米したと述懐している。在米のトヨタ販売店網の激励が、唯一の心のたよりだったとか。国籍は関係ないようだ。その後、彼はトヨタに息吹を吹き込んだ。 そのトヨタ社長が、

  • 5年前の志 アメリカ教育界への対抗心

    今から5年前。原文でこれを見つけた時に私の志は決まりました。以下訳文(一部省略) Scientific literacy(科学のリテラシー) 1957年旧ソ連に人工衛星競争で負けた時、1980年代日本に経済成長で凌駕された時、いずれもアメリカ教育界は、この言葉を掲げ、科学教育改革を試み、技術大国の今日を築いてきました。アメリカの国立教育統計センターによると、科学リテラシー(Scientific l

  • 子どもに未来を語る地域社会に

    文部科学省は、内閣府とのバトルや天下り問題で揺れに揺れている。日本の大学は全て文科省支配下にある。交付金・補助金だ。 一方、直近の世界上位科学論文引用実績では世界の10番目に日本は沈んでいる。オーストラリアやスペインの後塵を拝した。連続受賞のノーベル賞は20年ほど前の評価だから、直近は日本の劣化が進んでいる。 老人の高額療養費制度は、急増するがん患者の抗がん剤投薬で破綻寸前だ。DNA解析による分子

  • 音声認識スピーカー登場  アメリカ一強の状態

    名門東芝の凋落は、日本の家庭電機メーカーを象徴する出来事だ。昭和世代としては寂しい限り。そこへ、またしてもの話。 音声認識で家電製品と対話できる「スマートスピーカー」がアマゾン社を先頭に定着してきた。14年のアマゾンを追い、昨年グーグル社が発表。今年秋、マイクロソフトが参入する。会話型人工知能を搭載し、認識精度も格段に向上しているそうだ。 音声認識を介してクラウド空間にある人工知能と会話し、全ての

  • 大学新テスト 記述式問題例題 見た?

    16日新大学入試試験問題の記述式例題(国語2例数学2例)が公表された。論理の把握と展開力や構想力が問われる出題で、暗記に頼った問題より改善はされている。 しかし、国語・数学とも日本語やデータの読解力と要約力が必要条件だと感じる。 資料を読んで、50字から120字くらいに論旨を要約する訓練が必要だ。 当塾の速聴読システムと読書ワークは、今後の受験基礎対策にうってつけだと感じた。 受験テクニックに走る

  • Literacyとは「教養がある・教育を受けている」こと

    とあります。なぜ教養は必要なのか? 「新京都学派」を代表するフランス文学者、桑原武夫氏の蔵書1万421冊を京都市右京中央図書館副館長だった女性職員(57)が無断で廃棄していた。 市教委職員が古紙回収に出したとか。 古都京都での出来事だ。京都にとって京都大学の碩学は別格だ。 イスラム国を名乗る殺戮集団は、シリアの遺跡を破壊しつくした。 自然科学を目指す若者も、歴史だけは学んでほしい。 教養とは、人類

  • 18歳までは失敗させません。東大理Ⅲ合格

     子供を全員東京大学理科3類(医学部)に合格させたお母さんが豪語していました。 理Ⅲといえば、偏差値的には「神」の領域といわれています。私には実感がありません。 女の子の場合、お風呂も一緒に入り、業務用ドライヤーで髪を乾かし、タイムキ-パ-で時間を管理したとか。気に入った先生の夏期講習に娘が行きたがったのを辞めさせ、母自ら自宅で過去問に取り組ませたとか。東京大学の過去問と取り組むほうが、授業を板書

  • 日本 高校生だけが受け身なの? 米・中・韓

    国立青少年教育振興機構が昨年9-11月4か国の高校生8,000人に聞いたとか。 「教わったこと以外の方法で問題を解いてみる」の質問に、yesはアメリカが45.8%次いで中国・韓国。日本は7.5%と断トツの最下位。 逆に、「授業中きちんとノートをとる」79.4%で、日本は最高位。 「グループワークで積極的に進める」で日本は最低だった。 「試験前にまとめて勉強する」は、あの韓国を抜いてトップとか。 座

  • 年度末の情景 センチメンタルかな

    年度末ともなると、修了証書を抱えて去っていく子や受験準備で離れていく子が出てきます。新たに迎える子供達と送る子たちとの交差の場となるわけです。 カリキュラムの改定や進級手続きとザワザワ感はいなめません。 3~5年程度通う子供が多い当塾としては、送る際、初めて迎えた時の面影を追うことがあります。上級学年に臨み、積極的に好奇心の赴くまま学んでいってくれたらと願うのみです。当塾で体験し得たものを、将来ま

  • 語学教育(日本語や英語)に思うこと

    私は、中学3年(NHKラジオ講座含む)+高校3年+予備校+大学教養部2年 英語を学びました。不毛の時間と金銭の浪費でした。成果なしです。 その後、 仕事で出張、夕食時、お互い第二外国語である英語で会話。話ができないと基礎能力を疑われ、人間性まで問われた時、死に物狂いで話しました。 香港で、生産が始まったとき。 ちょっと目を離していたら、英語を習っていない技術者が、専門仕様書で会話が成り立っているの

  • 日本の教育のありかた ガラパゴス化してる?

    今日は(土曜日)プログラミング教室の説明会でした。 朝一番,ロボット教室の体験授業が3名あって、10時30分からのスタートでした。 8世帯 親子15名が参加。 「なぜ今プログラミングなのか」のプレゼンンを1時間。熱心に聴講いただきました。 英国に続き、昨年フィンランドも義務教育化された。PISA型先進国は、小学一年生で学校からアカウントを配布され、メールアドレスを持ち情報リテラシーの教育が始まって

  • 友チョコ作り

    今日は長女とチョコ作り。 私は毎年。 この作業でイライラする。 恐ろしく要領の悪い長女。 買い物の時点から。 私はイライラして仕方ない。 『物事の先を読む』 これが長女には欠落している。 何人にあげるから。 何がどれだけ必要なのか。 メモしているくせに。 把握できていない。 それは答案用紙でもわかる。 例えば図形が苦手な人は。 片付けが苦手だったりする。 F氏が言ってたことだけど。 どこに何をしま

  • こどものプログラミング教育に関して

    世界で学童期のプログラミング教育が関心を集めている、日本でも2020年から義務教育の指導要領に追加される。この欄でイスラエルの事例を紹介したように、日本は世界に一周半ほど遅れている。 現在国内に初等期プログラミング教育の専門家はいない。心あるSEとか情報系のエンジニアが取り組んでいる。しかし、共通して懸念されることは、コーディングの専門家から見た教育論が多すぎることだ。コードロジックと教育の発達段

  • スマホ・タブレットは退廃か?それとも老人仕様か?

     15歳時点で、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活で直面する課題にどの程度活用できるかを測る国際学力調査-PISA-の結果がトップニュースを飾っている。OECDが実施し、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野を国際比較している。先進国の国際標準だ。  日本は、各分野上位に位置しているが、今回「読解力」が大幅に低下した。初等期科学教育では、母国語の読解力と論理展開力、そ

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