• 読解力養成(説明文)⑥

    今回は、説明文の読解のまとめの回にしたいと思います。説明文を読む場合、まず「話題」をつかみ、次に説明の仕方を考えます。「問題提起→答え」型なのか、「並列」型なのか、「対比」型なのか、どの説明の仕方なのかを考えて文章を読むのです。 文章によっては、前に挙げた3つの説明方法が使われていないこともあります。しかし、その場合でも普段から説明方法を意識して読むことにより、文章の大切な部分である筆者の主張をつ

  • 読解力養成(説明文)⑤

    今回は、「接続語」のお話をしたいと思います。 最近の中学入試では、以前に比べて「文法」があまり出題されなくなっているように感じます。その影響で、進学塾でも「文法」を扱う機会が減ってきているように思います。しかし、これは危ういなぁと思うのです。 なぜなら、「接続詞(接続語)」は学習するべきだと考えるからです。それは文法問題を解くためにではなく、文章読解に役立てるためなのですが。説明文は接続語の種類と

  • 読解力養成(説明文)④

    今回は、代表的な3つの型の最後の1つである「対比」についてお話します。「対比」とは、対照的な2つのものを比べながら説明する方法です。これも「並列」と同じように共通の基準も一緒に押さえなければなりません。 小学校3~4年生ぐらいでは具体的なものを比べることが多いのですが、例えば犬と猫を比べた場合を考えてみましょう。 どちらも「人間のペット」として人気のある動物ですね。しかし、様々な点で大きく異なりま

  • 読解力養成(説明文)③

    前回に続き代表的な3つの型の1つである「並列」についてお話します。「並列」とは、文字通り、いくつかある意見を並べて説明する方法です。ただし、この並べる意見は、同じ基準のものでなければいけません。 例えば、次のような構成の文章があったとします。「人間が生きるためにはいろいろなものが必要だ。まず空気と水(→具体例や理由など→)次に食料(→具体例や理由など→)そして衣服(→具体例や理由など→)さらに住居

  • 読解力養成(説明文)②

    前回、「説明文とは、何か(=話題)を説明した文章のことです。」と言いました。そして、話題を考えることをお話ししました。今回からは説明について考えていきたいと思います。説明文の説明のしかたにはいくつかのパターンがあります。そのうちの代表的なパターンが3種類あります。 今日はその中の1つである「問題提起(問いかけ)→答え」型を紹介いたします。 この説明の型は、筆者が読者に疑問を投げかけて、後で筆者の考

  • 読解力養成(説明文)①

    今回から「文章の読み方」を具体的に考えていきたいと思います。つまり、読解力をつけるにはどうすればいいのかを順を追って考えていきます。まずは、説明文からです。 「説明文とは、何か(=話題)を説明した文章のことです。」 だから、何か(=話題)が分からないと文章のどの部分が大切なのかが分かりません。説明文を読んで初めに考えることは話題を探すことです。そして、その話題に対してどんな意見を持っているのかを読