雑文のムラゴンブログ

  • right Place

    夢 部屋 僕の 手 それでいいよ 星を見る時に その星にいないことを 嘆く人はいない 手 僕の手の中にあるもの また、誰かの手の中にあるもの そっと 馳せるもの それでも いいよ

  • 小屋

    それ まるで 小屋 本当は 違うけれど 切り離されて まるで 小屋 今はこう 覗くこともできる 長いこと その中に 閉じ込められて 誤魔化して 砂を かけ続けた 時には 人を傷つけて 時には 自分を傷つけて 必死に 砂をかけ続けた 小屋 真っ赤に腫れ上がり ただれた父親の顔 性器 静けさ 秘密 人形... 続きをみる

  • 今月の入金は、、、

    いつもならその日の内に1000通貨くらい買うんだけど、今日はちょっと買い注文だけだして保留。 27円も割ってしまったし、どこまで下がるか分からないしね。 12000円入金して、26円1220通貨を注文。 できれば約定はしないで欲しいなぁ。

  • smile from small dessert

    早く歩く 人を追い抜きながら うねうねと 人垣をかき分けながら 追い越し 歩く 時間は ある とても 余裕がある ただ 早く歩かないと なにかに 追いつかれそう そう 生まれ変わった僕は いつも 早く 早く 1人で 早く 早く 人を追い抜きながら 表情を殺して イヤフォンを耳に詰め込んで 地下鉄の階... 続きをみる

  • spark

    目を離すな 全身で 受け止める 長い 旅行の中 幾度か 経験する 発熱しろ 乱れて 痺れるような意識に 集中しろ 長くはない 時間の まぶしい 光 全力で 感じて じっと 息をして その時を 狙いすまして

  • 融通無碍

    融通無碍 そんなものはたぶん ない それでいい それがいい 汚くて くしゃくしゃに 笑い ボロボロで ズブズブに 泣き 信じて 裏切られ 寄り添い 傷つけあう くそみたいな そんなのが 続いてくんだよ それでいい それがいい それが いいよ どうだい そう思うんだ

  • thinking about blood tree

    生まれ変わるために たくさんのものを 唇を噛み締めながら 諦め 切り捨て 奮起させ 前を向き 歩いて 惑っては また歩いた 今の景色は 作り上げた 新しい景色 溶けていく 使い捨ても 傷口や 間違いも ない世界 思ったよりも ずっと だだっ広い 孤独が そこには 待っていた 自由と 正しさは 空虚と... 続きをみる

  • 夕映文学彼女

    変な靴下 でかい靴 僕より背の高い その子が生まれた頃 僕はもう だいぶ多感だった 破顔 女性じゃないな 女の子 僕からしたら いろいろ 稚拙 でも 僕のその頃とは違う 時代のせい? わかんない 僕はその子 好きでも嫌いでもない ただ ああ 僕も そういう年に なってきたんだなと 思うよ ありがとう... 続きをみる

  • こんなこと目指してます

    アラサーの投資初心者が月の小遣い『20,000』の内、余剰金を使って毎月外貨を買い増していきます。 今のところ トルコリラに10,000円 南アランドに3,000円 を目安にしています。(つまり、月に自由にできるお金は7,000円ほど...( ;∀;) また、毎週金曜日に一週間分のスワップを基に買い... 続きをみる

  • 恐怖症

    床に 座る 物音は 心を乱す 音楽を 日がな一日垂れ流し 筋力 心の筋力は 床に吸い込まれるように 摩耗した やっと 終わり 1日が あっという間で 少しずつ 淡々と 鈍麻して 失う しかしそれは 歳を重ねること の 利点でもある けれど しんしんと さみしい じりじり焦げるような 狂おしく待ちきれ... 続きをみる

  • miss the one that RUV I lot

    触れる ありそうで ないこと 冷たさも 生暖かさも 温度 触れる 優しそうな 発熱 ありそうで ないこと すれ違っても すきま 触れる 痛いほど かなしくて たいせつ ありそうで ないこと 出会っても 知らないふり 出会っても 知らないふり 触れる そうしないと 世界は閉じて 消えてしまう 触れる ... 続きをみる

  • tone

    有限であること 隔たりがあること 届かぬもの 人は 馳せる それらがあるから 思いを馳せ 人は 語る 素晴らしい せまい せまい 暮らし どこへ 目を向ける 馳せる 見たこともない なにか せまいせまい 世界から 思いを 馳せる 限りある 日々

  • 童子

    笑っていなきゃ 壊れると思った 時には 童子は 夫になり 父になった 我慢すれば すべてが上手くいくと いつかは 笑えると思った 時には 童子は 慰みものになった 誰もが ちぐはぐだった 守るものは もう壊れていた そこで 夫に 父に 情婦になった 童子は ちぐはぐな群れの中で 一番に 壊れた 群れ... 続きをみる

  • just want something I can never have

    静かにしても 騒いでいても 一人でいても 群れていても いつも感じていることがある 「ここでは、ない」 愛おしくても 疎ましくても 憎らしくても また その全てでも いつも感じていることがある 「ここでは、ない」 どうして いつも こんな気持ちで いるのか 街を歩く 新宿 渋谷 六本木 横浜にも 千... 続きをみる

  • 嘘と生活

    嘘をつかないこと いちばん難しいのは 自分の気持ちを 見つめること 目をそらすことは 嘘をつくこと でも しかたないじゃないか 時には見ないふりをして 走り抜けなきゃいけないのが 生活するということ 嘘をつかないこと 見ないふりをすること 真実と 生きることと 心の奥の 叫びと 目の前の 生活と し... 続きをみる

  • other side

    僕が こちらで きみは あちらで そんなに 悲しい顔をしなくてもいいよ それはそれで うまくやっていこう 僕が こちらで きみは あちらで 時々 楽しみにしよう 思い出したり しよう あせることなんて ない まだ ゆっくり これから いや いまは いいか いまは いいよね

  • something in the air

    朝 起きて 体は 動き 足は靴の中 電車は血管 画面を見ながら 時間を稼ぎ 武装を解いたら 髪の毛を洗い 電源を切る 時々 なにか ざらざらするのは なにか 足りない気がするのは 小さなごまかしが 積み重なるから 焦るのは 自分のことがよく 見えているから おかしな 雰囲気 おかしな 雰囲気 som... 続きをみる

  • 人が好きで 傷つけられても 人を信じたり やさしい気持ちになる そんな自分もいる 骨が見えるまで 殴り続けて 道端に転がして 犯しぬいて ゴミクズのように捨てて 燃やしてしまいたい そんな自分もいる 僕の中には 波のように 寄せては返す 優しさと 吐き気がするほどの 悪意が 思いやりと 生臭い 欲が... 続きをみる

  • choke

    なにか 考えていた いつも 心の中の自由は 思い出せるけど 思い出さない 隠し事と 夢見ることは とても 似ているのかもしれない 秘めたまま ずっと 時間は流れて ぼくの 純度は さがり続ける

  • hive

    逆さにする あたまに 血が集まって 目の前が 暗く 黒く 詰まっていく 足を地面につけている 立ち上がっている いつからかわからないけど 勝手に できるようになって 静かに かたちは 変わって 手に入れ 失い 研ぎ澄まされ 摩耗し 熟し つまらなくなり かたちは 変わり続ける 僕のことを どう思う?... 続きをみる

  • less (contents not found)

    寂しい 広がれば広がるほど 僕に無関係な せかい 膨大な量の 記憶 毎日起こる ドラマ すぐ近くの 笑顔 エゴ 愛憎 慈しみ すべてが しらじらしいほど 遠くから聞こえてくる ずっと この音楽は 僕の周りの 外側の世界 どこにでもいて どこにもいない

  • 虫の世界

    裸 水分 射精 自棄 そんなものから 離れて過ごすことが 増えたんだ 穏やかに 淡々と じんわり感じるもの その実感にひたる 踏みしめる地面 でも それだけじゃない 僕の中の いや 俺の中の 本質 簡単に かわらない 人の本質は 染み付いた壁の絵のようなもの 裸 水分 射精 ぼんやりとしたあかりにう... 続きをみる

  • らせん

    繰り返して 繰り返して 呆れるほど 繰り返して それでも また繰り返す なのに 健気に また 明日へ滑り込む ひとはそういういきもの 今この時も いつかの繰り返し でも らせんは ぐるぐる回りながらも よく見たら 元のところにはいない 繰り返しながら 進んでいるのが らせん

  • whatever I could

    もし ほんとうは あのとき 何度も繰り返し 繰り返し その度に なにかのせいにする 傷つけるのが怖いので 大抵は自分のせいにする 気がついたら もう ここにいないじゃないか いつも ここにいないじゃないか 今いる場所は なるべくして ここに 来るべくして ここに 考えない 揺れる 揺れる 揺れに合わ... 続きをみる

  • 冷たい発熱

    良かった時も ある そう思う 笑った時もある そう覚えてる ぬけがらが残る 生きていればそうなる いいところばかり見る がむしゃらに 数え切れないほどの 救いのない映画のような 人達 いいところばかり見る がむしゃらに そんなものは 虚しい 大抵の時は 忘れてる そんなもんだ 人間なんて 自分勝手で... 続きをみる

  • wo rk

    働く 仕事がある 家にも帰らなきゃ 人とも合わせなきゃ 時間を守らなきゃ でもさ 突然ね 「今からあなたは全てが自由です」 「何者にも縛られず、どこにいてもよく、なにもしなくとも、なにをしてもよい」 そうなったら 僕は とても不安に なるかもな すべてが自由って そうなったら 「自由」を感じるかな?... 続きをみる

  • 球根

    涙が出るうちは 心は生きている 生きねばならない 置いていくことが心配な誰か いるならば 心は生きている 生きねばならない 全てを 感じなくなった時 人は 死ぬ事も出来ないくらい 無になる 結局は 生きなければならない 人が壊れるのは 死ぬことよりも深く 苦しい 生きることよりも深く 苦しい 涙が流... 続きをみる

  • out of nowhere

    くらくらする 考えれば考えるほど 長い道をきた 長い道を ゆく 自分で自分の腕をこすりながら 時々後ろを気にしながら 誰にも聞こえないくらい小さく 大丈夫 て、繰り返し 唱えながら 時々立ち止まり なんでそんなこと しなきゃいけないんだ もうやめよう そんなこと言いながら 随分遠くまで 来たと思う ... 続きをみる

  • birthday

    選べなかった そこに うまれ 僕は真っ赤な赤ん坊で 両親は親に なる資格のない二人だった 「女」と「狂人」 僕の中には 小さな頃から 「自分だけの世界」 それと 「誰にも言えない秘密」 そのふたつは 大きく 育った そして 壊れた クソみたいな現実からにげるのは 何だってよかった 酒が 女の子が 精... 続きをみる

  • Red

    赤いの 着たいって それぞれ 違うって 探して 戻って 汚いは きらめいて 指先 うろついて 遠くまで 約束で 砂を入れた 袋みたいに 重いのは なんだろ 誰かって 誰だろ ここじゃない この人じゃない この先じゃない いま どこにもいない どこに いたって Red

  • rooms

    どうして 白がいいのですか 急いで 洗い流して きれいにしていたいから どうして 黒がいいのですか かなしみを 抱きしめて浸っていたいから どうして 街に出るのですか 紛れ込んで 静かにぎらぎらして 半透明で安心するから どうして 森に行くのですか 静かで 心が綺麗な気がするから どこまで行っても ... 続きをみる

  • animal

    手のひらを 飽きるほど 見る たくさんのものを その中に おさめては 手放し 汚れては 洗い ずいぶん 遠くまできた 気を失うくらい 遠くまで きた 誰も教えてはくれない どこにも書いてはいない けれど 明日も 体が動くから じりじり ぶらぶら 時々 ザラザラしながら それでも 人生が 素晴らしきも... 続きをみる

  • cardboard

    ぽつり ぽつり 頭と つまさきが 雨を受けて あ 人の顔 とても不快 あ 電車 苛立たしくて 長い 長い 押し寿司 家で 少し泣こう 少し泣こう 少し泣いて 薬は胃から 染み込んで 僕は眠る 明日 ログイン

  • land-cell

    静かに 蒸し返す あえて? 自然と? 毎日では 無いかもしれないけど ほぼ 毎日 通り過ぎる時間 蒸し返す においと 部屋の 片隅には あるはずのない 部屋 30分くらいすると 薬が効いてきて 明日の朝に滑り込む それは 綱渡り いつ またドアが開いてもおかしくない それだけは 今度だけは 戻りたく... 続きをみる

  • Re:元気?

    とても 元気だよ 忙しくて その中にいると 毎日が 驚く程に 早くすぎていくよ そこそこに いいこともあるし 何より 安定しているよ でも 君のことは 忘れたわけじゃないよ 必ず 迎えにいくよ 僕の 痛いと 罪と 恨みと 憎しみと もしかしたら、愛着への 渇望 全部、置き去りにしてないよ ちゃんと ... 続きをみる

  • 女郎花

    気がつけば 思ったより とても 疲れ果てて 子供よりも 眠りこけ 目が覚めて ひとり 重たい 飲み物を ぶら下げる帰り道 すべり込むように いや 覆いかぶさるように 恋しい 人の ぬくもり 皮膚や 肉 髪の毛 声 信号を待つ僕は 明日の仕事に備えて たくさんの飲み物を ぶら下げて 狭くて 目まぐるし... 続きをみる

  • はいはい

    はいはい 今度ね はいはい 明日ね 大きくなったらね そうか 明日ね はいはい 明日

  • mad season

    明日に逃げ込むにも ある程度の エネルギーが要る また、明日になれば 頬を叩き 立ち上がり 早足で歩くために 今少し ぶらぶら 腐ろう

  • 雨が降る

    雨が 降る 傘を取り出す人 駅に走る人 雨が降る 足を止める人 視線を落とす人 雨が 降る 声をかける人 忘れられた 人 雨が降る 通り過ぎた人 思いを馳せる 人 雨が降る 優しく 暖かい人 膝を近づける 顔 雨が降る カフェインを流し込んでも 泥のように 重たく 疎ましい 自分の 頭蓋

  • やなぎ

    頑なに立つ それで精一杯 荷物を背負い 雨の日も立つ それで 精一杯 明日は 作るもの それは 毎日呪文のように 唱えてやっと 信じかけてる もの 僕に 余裕なんて 何一つないよ 毎日が たたかいだよ だからこそ だからこそ 優しく あたたかく そんな人になろうと 毎日が たたかいだよ それでも 笑... 続きをみる

  • 遥かな世界

    遠く 遥か 遠くに 行く そのためにすることは 明日になったら 明日を一日過ごすこと ある時振り返ると そこには道が おやすみなさい また明日が来るから おやすみなさい

  • blind i loved

    あっという間 1日1日 何を選んで 何を見過ごして 何を語り 何を 端折る 誰を思い 誰を わすれ どこへ赴き どこを 捨て ばかやろう 僕は なんの力もないよ もっと強く 優しく やすらげるなにかに なりたい ぼくには ああ また ぼく 自分自分 そんなものに そんなものが なれるわけない

  • 人間不定愁訴

    違和感 膨満 手のひらを返したように 想像 のいいところは おもいやり 気づけば 躁的な 憎悪 憎み 憎まれ 疲れる のなら 深く潜ることはもういい 透明な 無関心と 適度な イミテーション の 日々の泡のような 繋がり それでいいや 憎まれたり 悲しんだり そんなに エネルギーを ぶつけないでくれ... 続きをみる

  • 俗にまみれる

    小さくて 卑しくて 惨めで 卑怯で それでも 今を生きることがしたい 人に必要とされたい 安心を求めることは 悪いことなのか がむしゃらに 進むほど 細くなる道を 進んでいる焦り 孤独 大丈夫 いていいんだよ その言葉だけを いつも 探してる

  • my war

    燃焼するうちは 戦い 抗い 委ねる人 祈る人 生み出す人 僕は 「抗う人」 全力で うまれてきたかたち もし呼ぶなら 運命 それ 「抗う人」 でも それすらも もしかしたら 「運命」なのかもしれない また朝が来る 1日ずつ 忍ばせた 刃物を握りしめるように 目線はなにかを 警戒しながら 少し背中を ... 続きをみる

  • 何を見ていたか

    雪が 降らない 東京 雪の道 窓の外 雪の道を 歩く 晴れた日の雪 吹雪の帰り道 いまここで 今日、明日、昨日 そうか ずいぶん 色々我慢していたんだ 今の僕の 我慢とは まるで違う その我慢は 例えるなら 捕まえた虫を 握りつぶすような 心の痛み そうか 今日、明日、昨日の僕が どう見えるのかは知... 続きをみる

  • 揺られて

    揺られて 耳に 音があふれて 揺られて 窓に 顔が映り 揺られて 人を 思い出し 揺られて 運ばれて 降りた ここで 少し寒いから 背中を丸めて 明日に滑り込む

  • Smiley

    ありがとう 僕には 余裕も 気遣いも 足りないことが多すぎて ありがとう 僕にできることは 明日も 明後日も 生きる どうか 幸せに どうか 笑顔で どうか 健康で ありがとう

  • パツパツの朝は

    わかんねえ なんでか 明日は いま どうして あんたは どうですか やっぱり わかんねえですか じたばた あらがってますか なら僕も がんばります わかんねえけど それでいいと思う いまは きっと 明日も そう思わせてくれて ありがとう なにに? わかんねえ

  • 穴の中(記憶)

    帰ろう(どこに?) 帰ろう(なぜ?) なぜって 明日のために(なぜ明日のために?) なぜって それが生きることだから (本当は) (本当は) そうしていれば 考えずに時間が過ぎていくから 忙しさで 誤魔化せるから

  • 電車を待つ みんなバラバラの 家に帰る 待つ人がいたり なきゃ ないなりの そうだね なきゃ ないなりの ストーリー 僕の手の届く範囲のことすら ままならないんだ 小さな選択と 見失った行列と 途方もない わからなさと 探す 理由 いいわけ 原因 おやすみなさい それらすべて どうにもならない世界で... 続きをみる

  • 白い花

    白い花 僕にはそう見えている 世界にはどう見えているのかは わからないまま そういうもの そういうこと

  • 生活の泡

    無理して 笑って 無理して 頷いて 無理して 立ち上がって 無理して 従って 無理して 憎んで 無理して 重なって 無理して 認めて 無理して 敗北して 空の下 自由なはずの 日々が 泡のように 現れては消えて ぼくたちは なにもので なにを 携え なにを のこすんだろう 指先が そわそわと ポケッ... 続きをみる

  • 瞬き

    手を叩く 目を閉じる 手を叩く 目を閉じる 笑う 笑って その時は 笑って また 元に戻る 瞬く 手を 叩いて 別のドアを開けて ひとりで 息を吐く

  • creeper

    知りたい 知りたくない ほんとうは もう だいぶわかる みえない つめたい みえない ふり 知りたい 知りたくない 寂しい 背中 手 壁 後悔ばかり 知りたい 知りたくない ほんとうは もう ゆがみ

  • よわきけもの

    身を固めるのは 欺瞞 弁護 威嚇 偽りの優しさが人を傷つける 身を固めるのは 欺瞞 弁護 威嚇 偽りの優しさが人を傷つける ぼくは この世でとてもよわき けもの

  • set them free

    声を 発することなく 求めている 心の中では 毎日 切望している 届かない やりかたも もう 試すものがないほど 遠くに感じる 灰色は あの頃はまだ 色の一つだった 解放してくれよ 僕を 彼らを 彼女らを 灰色は あの頃はまだ 色の一つだった 解放してくれよ 僕を 彼女らを 彼らを たったひとつ ま... 続きをみる

  • I Don't wanna say goodbye

    息を してる 僕も 君も 君は 寝てる たばこが静かに流れを彩る 閉ざされていて 先が見えなくて 儚くて 切なくて 途方に暮れる 今は 息を してる 僕も 君も 僕に力があれば 何度も 思った でも今は 今は この時間を抱きしめよう 離れたくない 顔 今を しっかりと 噛みしめて 明日は 見えなくて... 続きをみる

  • 禍水

    はじまり おわり おわり はじまり 去って 現れ 去る 大きな流れが必然だとしても 受け入れて淡々と 時に狼狽しながらでも まわしていくとする いや そうなんだろう 長い目で見れば 僕には それを受け入れる器もなければ それでも明日を生きるだけの 未練も執着もない 臓物に料理を詰め込むために 臓物に... 続きをみる

  • 速度

    一歩が小さい そのぶん 早く 熟し 悟り 諦め 何を見てる そんなとこに居ないで ここに座りな まだ 僕はひとりじゃ生きていけないよ 雨の日は 眠れない夜は どうしたらいいかわからないよ まだ まだ ああ でも この世界を作ったのは自分だった 厳しく寒い 冬が来るね

  • 有終

    すべては 終るためのカウントダウンが 始まった時から起きている 美しく去る そんなものは ない 醜く執着してくれ 汚して 散らかして 喚いて 悔やんで 命乞いもしろ 醜くすがるように いのちを見せてくれよ まだ もう少し

  • 阿修羅

    一度道の途中 倒れたんだった そしてやっと 歩き始めたんだった 気がつくと 自分の足を進めることだけで 脳も体も ずくずくになっている 拾いたい心 命 守ってきたもの これから守りたいもの 足が動かない 起き上がって歩き始めたばかりなのを 忘れてた 何も守れない もっていたものも 並べたい肩も 今の... 続きをみる

  • ひと

    大切な人ほど 傷つけて すれ違い 失望したり されたりする それは ぼくにはとても 珍しいこと どっちでもいい なんでもいい そう思わないことがある それは 僕には 特別なこと だから 傷つけて 傷ついて 涙を流して 無情を呪い いとおしさに震える 傷つけてごめんね どうでもよくない そう思う あり... 続きをみる

  • Nihilism

    近づいては 離れ(られ) 通わせては 逃げ(られ) 交わっては 放り投げ(られ) 地面を抱いている 涙と雨水と いくらかの 汚物に浸り 物思いにふけるたび 帰ってきたような気がする 我が家 なんてない ただ そんなような 心持ちは あるんだ 虚無の中の 煤けた 俗と 純粋の入り交じる そんなところに... 続きをみる

  • 血の通う道

    どうか どうか わたし あなた てを きれいになるまで どれくらい くるしめば ひとのいたみは ぼくが あなたを あなたは ぼくを たいせつにするためには どれくらい くるしめば こころが しずかに だまる ひとつひとつ ふたをしていく ああ かみさま いきているわたしは あきらめることをつづけるし... 続きをみる

  • お前の声は とても小さいから パンはおれが 盗んでくる お前の体は とても小さいから 自販機はおれが 壊す どこかへ行こう だから今は パンを盗むおれ 自販機を壊すおれ どうか目を閉じて 耳を塞いで おれをみないで そばにいてくれよ

  • ニコ

    また 自転車 乗る練習してる 秋から 厳しい冬が来る 空き缶に 貯めてた 小銭 重くなるまで待てない また 自転車 乗る練習してる 無理して笑わなくていい 空き缶に貯めてた 小銭 貯まるまで 待てない 秋から 厳しい冬が来る その前に 一緒に ここから 出ていこうな バスに乗って とにかく遠くの や... 続きをみる

  • 金脈

    「勝った」 「負けた」 「成功した」 「失敗した」 そのあいだにある 「克ちつづける」 歩く 歩く 「勝ち」 「負け」 「成功」 「失敗」 その間の 地味で静かな 「克ち続ける日々」 前を向く 目を開けるのが怖いならせめて 顔はあげておく 見なくても 目を背けたくても 顔は、さげない

  • loss

    俺は俺の 美しいと思うものは はっきりと 知っている 作り出すには至らないが 知っている 美しいものは 「善きもの」とは限らないが それに 飲み込まれて 醜く浸って 惨めに垂れ流して 美しさに埋もれて 気が狂えばいいとも思う それくらい 美しいものは尊く 魅了する そんなもので満たされて 狂おしく ... 続きをみる

  • lost art

    迎えに来ないなら 自分から行けばいいと思った どこに? 帰る家がないなら 作ればいいと思った どこに? 望まれなかったとしても 居続ければ意味は生まれると思った どこに? もっといい 景色を 見たくて 見せたくて 一緒に行こうと言った 言いきかせた 言い続けた どこに? 見たことのない どこか いっ... 続きをみる

  • ya

    晴れてるよって 泣いてたよな 雨に濡れたよって 泣いてたよな 飯がまずいねって 笑ってたよな 時々ふざけて 死んだふりしたりして 歌も歌ったりして どこか遠くの どうか しっかりとした 地面の上 どうぞ しっかり 生きなさい どうぞ しっかり 感じなさい ただ そこに いなさい もう それはもう ほ... 続きをみる

  • poppy man

    靴を履く 金を払う 勤怠打刻 詰め込まれた朝飯 浅い睡眠 射精 贖罪 生存 瘡蓋 リボ払い 六本木 孤独 喫煙所 冷たい 遠い あたたかい 近い 暴力 我慢 性格 属性 本質 本音 欺瞞 体裁 黒 白 4K メジャー マイナー 鼓動 体温 ドラッグストア セックス アパレル 恋愛 雨 メトロ エナジ... 続きをみる

  • orange no LUX

    疲れたい 埋もれて 抱かれて ふらふら ふらふら 疲れたい 立ち止まると とても おそろしくおもえるから とても 立ち止まると とても 悲しくてしかたがないから いつも いつも 疲れていたい そして 疲れ果てたところで 抱かれたい

  • lost is live

    かみしめるときもある 地に足をつけたような感じがして 確かにここにいる そう思うこともある なぜだろう それと同じか もっと早く てのひらからこぼれおちていくものたち 出会っても知らないふりをすることになる 別れや 出会いもある 確かに でも こぼれていくのは 毎日 毎日 感情も 時間も 言葉も 後... 続きをみる

  • bull

    遠くは 遠く 明日は そのうち たぶんは もしかしたら 約束は 期待 孤独は 透明 吐く息は ものがたり 隣には 読まない本 欲張りは 眠る 猿の目をした人は 宇宙に行く 後悔する人は 酒を飲み 待つ人は 親切だ 船を漕ぐ人は けわしい歌 甘えん坊は いい匂い 細い指と 焦げた草の匂い 帽子に隠した... 続きをみる

  • クリスとセックスとプロザック

    赤裸々は 裏側のコンセントが抜いてある 恥ずかしさは 過電圧で消し飛んで 愛しいよ いや いやらしいよ いや いやしいよ でも とても美しいんだ 声も はだかの はだからしさも 平坦になるな 落ち着きを取り戻すな 今夜を生きれる 僕ら 今夜を生きれる 平坦になるな 落ち着きを取り戻すな とても 美し... 続きをみる

  • ミリオネア

    首を絞めてくれないか 助けてくれるなら 息をしてる方がよっぽど 息苦しい 脳を取り出して ブラシで洗っておくれ

  • がんばる(正しい答え) おはよう(望ましい挨拶) 大丈夫?(暴力) わかるよ(セックス) ありがとう(暴力) 楽しい(望ましい反応) 成功(借りぐらし) ともだち(自慰) 家族(慰み) ひとりじゃない(うそつき) ほらみろ なんにもないただの うそのかたまりが 寝たり起きたり 働くふりをしたり どこ... 続きをみる

  • 燃える 人

    忘れたくない 思い出したくない 燃焼するからだは 疎ましく 真似事のしごと 真似事の料理 食べるふりをしたら 残り物を捨てる 燃焼するからだは 疎ましい 脳を 漂白したい 鼻につくほどの 漂白剤に浸して シーツほども やりなおせたら その時は 喜びや 興奮もいらない 静かに 水の中にいるように 静ま... 続きをみる

  • 小火

    尻の切れた言葉 間の抜けた疲れ とりとめのない 毎日 自分の足元 誰もが 主人公 おれは なんだっけ なんで こんなに急いでる 誰一人 笑顔になってやしないのに どこに向かってる 尻の切れた言葉 やたらといじめ抜くのは 靴底と 頭の中 だれひとり 笑顔になってやしないのに どこに急いで 行こうとして... 続きをみる

  • 北風と、たくさんの愛しい

    北風から身を守ろうと きみはたくさんの鎧をまとって その重たさで 動けなくなった そして たった一人で 過ごしていた 僕は ただそこに現れて 君に近づいて 笑ったり けんかしたり 泣いたり 愛しいを 繰り返して 目の前のきみは 勇気を振り絞って 僕のために 殻を破り チケットを握りしめて 僕の目の前... 続きをみる

  • lie to me

    忙しさと その中の小さな不安で 大切なものを失わないようにしなければ 目の前のことに囚われて 僕の大好きな還るところ 大切にしたい 気づかせてくれた優しい人 ありがとう 明日も共に生きていこうね。 Where did you sleep last night 「マイガール、嘘をつかないでおくれ。昨夜... 続きをみる

  • 邂逅

    僕が抱きしめることが出来るのは 温度の届く あなた 心の中の ひとりぼっちのあなたを 抱きしめるのは 自分自身にしかできない 誰しもがそうなんだ 指先を離さないでいることは出来る 声を届かせることは出来る 心の中の 声を 抱きしめてあげるのは 自分自身にしかできないんだ かなしいね けれど その向こ... 続きをみる

  • てから離れるものは さよならを言いたい てからこぼれていくものは さよならを言えない motion picture soundtrack cover 好きな曲を歌う 「たぶん君は狂ってる」 「たぶん君は狂ってる」 「生まれ変わったら会おうね」

  • 海を思う

    取り除いて ほしいもの 取り除いて あげたいもの とっておきたいもの この手の中には ずいぶんいろんな とらわれが 握りしめられている 海を思う よく知りもしない土地の 海でもいいさ とにかく 海を思う なにかしら 全て脱ぎ捨てたら 燃やして ただそれと 海の暗さを じっと見ながら 夕方が終わってい... 続きをみる

  • ともだち

    なあ いつも 横にいるくせに ただ なにもせずに いるくせに 僕ばかりが 世話を焼いて 魅了されて 気がつけば人生の半分以上を 狂ってきたね 助けてもくれない 冷たい木製の電気 今夜はもう遅いから 明日なんだけど おまえがいないと 腕が無くなったかのように 途方に暮れるだろう ただの道具のくせに 僕... 続きをみる

  • あたたかい羊

    どこでもない ところで 好きなものに囲まれて 大切なものを握りしめて こんな薄い毛布じゃなくて 確かなものを抱きしめて 一日の終わりに満たされて そんなふうに眠りたい あたたかい羊のように 優しい気持ちになりたい 孤独を歌い 刹那に詰め込んだ 煙と 押し殺した 言葉とは 程遠い あたたかい羊 目を閉... 続きをみる

  • pain gaves to me

    「人の気持ちなんてわからなくていいから、普通に生きて能天気に暮らしたかった」 「優しさなんていらないから、苦労を知らずに育ちたかった」 そんなことを何千回も思って生きてきた。 僕の痛みは今も続いています。 でも 終わりのない痛みとともに生きていくすべが 少しずつかたちを作り 痛みの質が 変わり始めて... 続きをみる

  • 小無限(胡麻たち)

    僕の あなたの人生 なんて 世界の中 理の中からしたら ほんの一瞬のなかの 胡麻よりも小さな 見えないくらいの1粒 なにをしても どうしても どこにいても 大した意味もないよ 理は進む ならば ちっちゃな ちいさーい世界の中で 僕は あなたは 完全に自由なんじゃないかな なんにも起こせない から 何... 続きをみる

  • それ

    「それ」をおそれている 「それ」から目を背けている 「それ」を蔑ろにしている 「それ」を恥じている 「それ」をひた隠しにしている ちょっと待って 「それ」にも名前も 心も 声も 命も あるんだ 「それ」なんて そんな言い方はやめてあげよう しっかり受け止めて できれば抱きしめて よく、頑張りました。... 続きをみる

  • ましら

    ほんとうは とてもさびしく ふあんで 知ってほしくて 知りたいのです そう言えれば どれだけ 誰もが 優しい顔になるか けれど 靴はきつく 席は狭く 空気はうすく つま先が それぞれ 別のドアに帰る やさしさ 不器用で大切で いつも足りないもの やさしさ だから 人が好きだ

  • 幸せな人(たち)

    僕には僕の幸せが レールのように敷かれている 誰かには誰かの幸せが レールのように敷かれている そのレールの上に 誰かを思い浮かべて 進むことは素晴らしいこと ただ 誰かを自分の幸せのレールに 乗せないと幸せになれない 不安で仕方がない それは 少し違う ひとりひとりが 自分の幸せを追い求める その... 続きをみる

  • like a drug

    keep Calm fever no I got no fever keep calm hate see let you know love you I nevermind whatever you are hang onto yourself hang onto yourself missed y... 続きをみる

  • loud

    基本 どこもかしこも クソで 僕も 誰かも 大したことない ほんと どうしょうもない けど ほんとに ささいなことが 気になって 惑ったり 喜んだり 余裕のない 毎日が どうしょうもない心が 愛おしい そんなもん そんなもん クソが散りばめられて どうしようもなく 愛おしい

  • close

    近くて 遠い 音と「声と」温度 遠くて 近い 音と「声と」温度 僕はなんて 無力 遠くに 近くに 何が出来るっていうんだ

  • ash

    永遠はないこと うちにこいつが来た時からの 約束だった こいつが先に死ぬのは 摂理 責任でもある お前はもう、どんどん先に歳をとって 見てもわからないけどだいぶ 疲れてるのかもしれないね 気づけば親といた期間より長く 僕の横にいつもいてくれたね お前だけはあの頃から 高校生の日から 今まで横に居続け... 続きをみる

  • ねごと言わぬしごと

    労働 じゃなくて おしごと 教えてもらった 僕は変わったなあ おしごと は とても楽しいもん

  • 視界

    心地のいい 目眩もある 心地のいい 火花も散る 心地のいい もどかしさもある そう思える時も 確かにある 表と裏は 同じ 同じ素材で出来ている

  • done

    なにをするわけではないけど 飯を食い なにをするわけではないけど 働き なにをするわけではないけど 眠り なにをするわけではないけど 涙を流し なにをするわけではないけど なにかに焦がれ なにをするわけではないけど 振り返り なにをするわけではないけど 確かめて なにをするわけではないけど 寄り添っ... 続きをみる

  • 燈籠

    我慢して 我慢して おとなになって 惑い 間違い 生き直す なんのために? とっくに 味もしないじゃないか

  • # 花の写真
  • # 断捨離