• 雑談(昨今の教育現場⑥)

    前回は私立中学、高校に比べて公立は進学する学力を養成する点からみると、まだまだゆるく、日本の将来を考えると熟慮すべきだといった話をしました。 私立と公立という観点から考えると、学力養成の教育は私立に委ねられているようにさえ感じます。しかし、公立(特に公立高校)のゆるさは、考えてみると私が高校生だったころからすでに存在していました。 私は大阪の公立高校に在学していたのですが、9割以上の生徒が大学に進

  • 雑談(昨今の教育現場⑤)

    2016年「THE世界大学ランキング」で日本の大学のトップは39位の東京大学だそうです。ベスト20はアメリカ15校、イギリス4校、スイス1校で、アジアでは東大よりも上位にシンガポール系、中国系、香港系の大学がランクインしています。 このランキングがどれだけ大学のレベルを反映しているのかは疑問ですが、さびしい結果ですね。 今から10年ほど前に、京都大学の成績上位者はアジアからの留学生が独占していると

  • 雑談(昨今の教育現場④)

    前回は塾での指導がスパルタから保護者迎合型へと極端に移り変わっていることを書きました。もちろんこの変化は公教育の現場である学校でも同様に変化しています。 かつての学校でも宿題忘れや授業に集中しない等の理由でビンタをされたり出席簿の角で頭をこづいたりされました。 ビンタで思い出すのは、女性の先生のビンタが意外と痛かったということです。男性より力は弱いのですが、少し爪が長かったりしますし、しかも頬っぺ

  • 雑談(昨今の教育現場③)

    昔と今の塾事情の続きです。 体罰も含めたスパルタ指導をしていた昔に対して、今では体罰どころかきつい口調で叱ることもいけないという風潮になっています。 今も昔も落ち着きのない子供や、先生の言うことになかなか従わない子供はいます。一対一の個別指導なら相手に合わせることも可能でしょうが、集団授業になると個々の生徒に好き勝手させるわけにもいきません。 注意しても私語をやめない生徒に対して優しい口調で叱って

  • 雑談(昨今の教育現場②)

    前回は社会の変化に伴う学校教育の凋落について考えを述べましたが、当然塾業界も社会の変化の影響を受けています。今回は昔と今の塾事情について述べたいと思います。 私が子供の頃(30~40年前)の塾業界ではスパルタ塾が大流行していました。 例えば、塾のチラシで宿題を忘れた者にビンタをしたという先生の日誌を写真にして掲載したものがありました。 また、各教室に竹刀を常備しており、授業で生徒をたたくことで一日

  • 雑談(昨今の教育現場①)

    現代の学校教育について思うことを述べたいと思います。 かなり前から、先生による不祥事、学級崩壊、校内でのイジメなどの問題がテレビ、雑誌、新聞で騒がれるようになりました。公教育のモラルの低下が世間で叫ばれているように感じます。 これら一連のできごとを見ていると現代の学校の先生は、明治から昭和にかけての昔の先生に比べてレベルが低くなったように見えます。 たしかに、明治政府は教育が国の根幹を担うと考え、