• 教えることはAIで可能となる。 では先生はなにを?

    教科の進捗に合わせ、個人の能力を分析し、新たな演習課題をきめ細かく提案し、動画の講義も適切なものを提示する。全てタブロイド端末で個別指導が可能だ。欠点を遡って復讐するポイントも導き出すことが可能だ。 全て人工知能を使った学習システムだ。新興ベンチャー企業からどんどん出てくるだろう。止まらない。 では、先生は何をするのか? その人の人生と理念が問われ始める。 生きて来た来し方に依拠した、指導(コンサ

  • 働き方改革 生き方の多様性 でも基本は質だ

    政府の2018年度税制改正案にも、所得控除に「働き方の多様性」が登場した。 個人自営業や副業や、様々な働き方が求められ、人生の二毛作や三毛作も取り上げられている。全て賛成だ。が、しかし、 スタイルだけ模倣しては意味がない。定職を持たず、好みの生業を自称し、競争力もなく、ただただ無為に生きていては意味がない。 自分の価値や評価を見極め、自らの指針の糧とするだけの教養は義務教育で育てなくてはならない。

  • 景気報道のウソ 真実が伝えられていない

    「記録的な株高」とか「好景気が継続」とか、テレビ・新聞報道に疑問がある。 世界は、リーマンショックや欧州債務危機を乗り越え、破格の株高だ。 遅れて今頃やっと、安さが際立つ日本株が海外から買われているだけだ。 なぜ、報道は正確を極めないのか。 新聞記事を使った学習も推奨されているのだが、肝心の記事が偏ったものになると 世界が見えない、日本しか知らないこどもになってしまう。 世界から見た日本を正確に報

  • 高等教育の無償化に異議あり まず大学はつぶすべき

    幼児教育の無償化は論を待たない。が、高等教育、特に大学は別だ。 全国に定員を充足できない、内容の伴わない大学がやまのようにある。ドイツと比べても、主要大学の研究水準は互角だが、地方や末端大学となると比較にならない。 いたずらに国費を使って、有為な若者の時間を無駄に消費するなど国家の損失だ。 まずは、淘汰だ。 工業高等学校や高専を充実させて無償化するとか、実学的な専門学校(情報・農業・福祉・海洋)を

  • 立ち位置が変わる日本 世界から取り残されそうだ

    最近の科学技術や経済のトピックスに共通するものは、日本だけの停滞だ。 この先20~30年で世界は激変する。情報技術やバイオのイノベーションだ。 それに関連したものだけでも、 1.活用されるAI研究論文で、日本は64位の東京大学のみ。 2.Co2排出削減で、削減率が停滞し、先進各国の枠から除外される。 3.再生エネルギーのコストの高止まり。先進国の2倍以上。 4.ゲノム研究の起点となるも、製薬開発で

  • イノベーションの源「夢」や「怒り」を失うな

    明治維新の志士たちを駆り立てたのは、封建制度の中で虐げられた下級士族の「怒り」「恨み」だった。同時に坂本龍馬に代表される自由社会への「理念」「夢」だった。 昨今、世界に激震が走るIT革命の創業者たちも、幼い時の妹への「思い」「夢」をプログラミングの端緒としていた。また、車がつかまりにくい配車システムへの「怒り」や宿が取れない予約への「失望」がイノベーションをリードしている。 常に、情念が時代を画す

  • 世界中賃金が上がらない AIの余波

    以前この欄でも取り上げたが、ついに3メガバンク揃って3.2万人分の仕事を削減する時が来た。三菱UFJ/みずほ/SMBCそろいぶみだ。AIを中核とした構造改革が進む。もともと、日本の金融界は隔絶した非生産性を有していたが、それにしても規模がでかい。 一方、ニューヨークの代名詞イエローキャブ。このタクシー利用者がライドシェアリングの利用者に総数で抜かれた。都市部での激変は現実のものとなった。これに自動

  • 求められる能力とは? 2020年代からの日本

    自動運転とライドシェアリング(乗物の共有)が突き進む果ては、街中を誰かの車がタクシーとして迎えに来る。運転手はいない。スマホで予約した処へ、予約した金額で連れてってくれる。世界中でタクシー専用車はなくなり、個人の車の空車がタクシー代わりとなる。 都心のサラリーマンなど、せいぜい週に一度乗るか乗らないかだ。他の時間は無駄に車が維持費を食ってるだけだ。奥さんも仕事でいないだろう。 世界のライドシェアリ

  • 人生100年時代と初等教育 

    英国経済学の論文では、日本の2014年生まれの半数は109歳まで生きるとか。なんと。 1960年男性の寿命が60歳中盤だった頃、官僚によって作文された現行年金制度では対応できない。議員は自らの年金は議論しても、制度の構造問題は議論しない。 労働の在り方が変わる。人生三毛作いや四毛作だ。60歳から49年。どう生きる? 生きることと働くことは不可分だ。しかも健康を維持しながら。 昔の人生イメージは、正

  • 英才に不寛容な教育界  標準化の鬼

    英才とは必ずしも試験に強い意味ではない。と同時に、残念ながら生まれ持って人間の資質は千差万別だ。標準的な人間など存在しない。 「だから鋳型に入れて、最低レベルを上げるのだ」と初等・中等教育界は励んだ。70年代までは正解だったと思う。戦後の高度経済成長期、安価で良質で、勤勉で、標準化された労働力は国力の源だった。80年代その成果に酔いしれた日本。 そのあとのバブル崩壊。 90年代から続く、デフレと失

  • GPS久々の日本優位 がんばれ「みちびき」4基

    衛星測位システム  昨日の打ち上げ成功により、精度は日本が6センチ誤差まで進化する。現行システムは10メートルだ。最も進化した欧州のガリレオが1メートルだ。 昨晩のニュースで、ドローンを使って稲作を管理するベンチャーが紹介されていた。大手のファンドや企業が出資を申し出たらしい。品質を平準化した、農薬を過剰に散布しない稲作が実現する。しかも、人工知能によりビックデータは蓄積処理されていく。進化は不断

  • 英語4技能検定の議論に苛立ちを感じる

    高大接続改革の一環として、英語を民間試験に委託する案があり、識者(?)が論壇に投稿するのを見て常に疑問を感じる。 なぜ横並びの平準化の議論が先行するのか?大学別に民間団体を指定すれば済む話だ。 京都大学は英検 慶応大学はTOEFLで問題はあるまい。大学の理念に近いシステムを活用すればよいだけだ。受験者も自分に合ったシステムを受験すればよい。 大学を横に並べて、比較序列化する発想や価値観が、日本の戦

  • 偏差値より好奇心・集中力 大廃業時代の適性とは

    日経新聞を見てビックリ。一面トップが「大廃業時代の足音」。 黒字の優良中小企業の後継者難。2025年に大半の経営者が70歳を超える。なんと245万人。偏差値競争してる場合か。 政府は、中小M&A市場の開設とか税制の改正をすれば済むが、問題は人だ。 たたき上げの経営者の後継者は、偏差値では無理だ。 好奇心・執着心・粘り強さ・集中力・説得力・発信力などが必須の要件だ。 200万~300万人育てるプラン

  • 気候変動と歌謡曲

    フィリンピン沖から流れ来る黒潮。日本列島とぶつかって豊かな海を作ってきた。その海面温度がどんどん上がる。台風が爆発的に大きくなる。サンゴが死滅する。近海の魚が北に逃げる。カラーフィッシュが北上する。突風・竜巻・豪雨の温床となる。 一方、北極海の氷は解ける。海面比率が大きくなり、太陽熱も吸収しやすくなるため融解は加速する。 温帯にあった日本の風土は、亜熱帯化する。夕立の後の風情や北の海の表情が変化す

  • 名こそ惜しめ! 民進党と日本

    前原代表は、「名を捨てて、実をとる」と。 安倍総裁は、選挙のたびに数々名を変えてと批判。 政権政党「民主党」から自身は変えず、名前のみ変えた民進党の議員たちの今。 近代日本の美意識。「命惜しむな、名をこそ惜しめ」。 明治維新から日清日露と、近代日本を形成した日本人の精神の原型を「坂東武者」にもとめた司馬遼太郎を思う。近代の日本の光と影とは。 光は明らかに「命惜しむな、名をこそ惜しめ」の精神であった

  • けがの功名 三菱自動車(水島製作所)

    英・仏に続いて、中国は本気だ。19年に新エネルギー自動車の取り扱いノルマを10%以上と課す案が浮上している。内燃機関の生産禁止も英仏2040年より早くなりそうだ。 世界最大の自動車消費国が変貌する。世界のモータリゼーションは激震するだろう。そこで、日産・ルノーの支援を頼んだ三菱自動車だが、電気自動車の生産拠点に位置づけられるとか。水島は有力な三社連合のEVの拠点となるらしい。 一時は、岡山から自動

  • ニュースで生物は暗記科目と 悲しみが止まらない

    私の世代は、国立1期2期の時代だった。文系は理科一科目。生物を選んだ。 受験で暗記科目との認識は無かった。それより物理‐化学の魅力がわからなかったからだ。近年、当理科研究室で、それが分かった。教える教員によると思う。 NHKニュースで、生物離れが大学受験で起きるとか。憤慨だ。 物理‐化学に比べて、用語の暗記のウェートが高く、〇〇類のたぐいに皆引いていくとか。はっきりって、大学の出題者のレベルが低い

  • 衆議院解散 消費税は2年後10%確定

    この衆議院選挙で争点として浮上したのが、消費税増税の使い道だ。これで2年後の10月から10%は決まった。8%と10%とは大違いだ。生活全般にボディーブローのように効いてくる。 地方・中央を含めた議員の数や歳費の使い方が現状のまま放置され、水膨れの状態で10%だ。香川県議会では未だにお手盛り海外視察とか。 官僚の天下り団体も放置されたまま。水膨れの寄生事業予算が温存されたままだ。 金融緩和を極限まで

  • 商業高校を再生しよう 起業家養成コースへ

    人工知能や生体認証の発達で、企業の一般事務職は大幅に削減される。三菱UFJが既に9,500人分の事務合理化を宣言した。避けれない。ではどうする。 会計・簿記・管理会計は役に立つ。起業家としての指針になる。これを学ぶと同時にインターンシップで、流通や観光‐サービスの現場での経営補助体験を積む。 また、情報処理の勉強もして、ビックデータの活用も視野に入れる。 地域の働き手というより、地域の起業家を養成

  • 可能性はどこにあるか分からない ただそれを信じること

    プログラミングを小中学生にコーチして4年がたった。試行錯誤の1年目。操山中学の男の子とマンツーマン。手探りだった。5年の臨床実績を持つカリキュラムを利用してはいたが、当初どこがツボなのかも理解できていなかった。 3年間のコースを2年に圧縮し、いろんな要素も取り入れてきた。10月第七期生がスタートする。各種センサーもできるだけ教室資材に切り替え、保護者の負担も考慮した。来年4月からはIOTの演習コー

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