• 優位から脱落し続ける日本 司令塔が思考停止か?

    半導体・液晶パネル・有機ELに続いてリチュームイオン電池でも首位を奪われた。創世期はトップを走るも、市場が拡大した成熟期は脱落するパターンだ。 量子コンピューターでもモデルの理論値までは優位を保つが、実用化では米国・カナダに抜かれた。次の話題は、「個体電池」だ。「EV」だけではなく「FCV」にも、さらには「再生エネルギーの効率利用」や「スマートシティー構想」にも欠かせない技術だ。AIでは米国・中国

  • 早稲田大学の英断に敬意 入試改革案発表

    早稲田大学が、看板学部「政治経済学部」と国際教養学部・スポーツ科学部で高大接続改革の共通テストを課すことを決定した。特に政経学部は数学も必須化し、4技能重視の民間英語検定試験も採用する。学部独自試験は長文読解と論述に変更し、従来のマークシート方式を排除した。定員も絞り込む。さらに21年度から、全学部受験生へ高校までの経歴に関する作文(エッセー)提出を課すそうだ。 高大接続改革の4技能外部英語検定に

  • 外国人労働者50万人新たに増枠 移民制度への入り口

    出生率は上がらず、今後労働人口は激減する。AIやロボットの活躍や自動運転を考慮しても労働力不足は危険水域に突入し、社会保障や財政の基盤が崩れていく。 政府は舵を切った。最終的には練度の高い技能実習生の家族ごと受入れも視野にある。在留資格の保証は、韓国などとの受入れ競争からも避けて通れまい。他国に優秀な人材が流れてしまう。 そこで問題なのは、受け入れる側の準備だ。社会保険や納税管理、日本語学習の機会

  • 国際的な互換性 企業側の大学評価

    日経の就職支援部門の実施したアンケート。人事担当からの大学ランキング。 1位 筑波大学 2位 京都大学 3位 東京農工大学 学問横断的に履修カリキュラムを編成し、国際取得も容易な学位システムの筑波。旧東京教育大学そのもとは東京高等師範である。名門大学だ。 東京農工大学も旧二期校の雄である。老舗国立大学だ。 他に、弘前大学なども地方大学として「学生の質」で頭角を現している。 滋賀大学が、昨年「データ

  • AI社会の落第生? 世界の中の日本

    米国の現大統領は後ろ向きだが、この国は情報革命の旗手であり、世界のイノベーションをリードしてきた。その米国に追いつくため、中国共産党は「中国製造2025」を策定し、ダイナミックな国策改革に舵を切った。自動運転や電気自動車やシェアエコノミーは数億人単位の規模で爆走している。ドイツも「インダストリー4.0」で第四次産業革命の旗手を標榜している。英・仏も環境・エネルギー政策を転換し、海外から科学者を引き

  • 零細小売〈 大型小売〈 アマゾン・エフェクト

    アマゾンの進撃が止まらない、日本勢は百貨店から量販・家電・書店・通販など軒並み株価が下落している。これまで商店街を抑えて拡大してきた日本大型店舗網が危機にある。 実際岡山市内でも、ノンアルコールビールのネットランキング1位商品ですら探すのが困難だ。百貨店や量販店に置いていない。探し回ってやっと一軒あった。 これに加えて、アマゾンは顧客動向をマルチで情報管理できているのだから、負けない仕組みは出来上

  • 空飛ぶ車は世界の常識 日本の議会が障害か?

    世界のモーターショウなどで、多くの空飛ぶ車が紹介されている。ドバイでは交通整理の警察官がドローン型オートバイで現場に向かっている。日本でもトヨタが若い技術者に任せたとの記事を見たことがある。 今朝のテレビで、地方の有志が自動操縦の空飛ぶ車を開発する報道を見た。この年齢でも胸がときめく内容だった。軽量化した推進制御などは、コンピューターと3Dプリンター技術等と相まって、零細企業でも開発可能となる。プ

  • 自動翻訳機元年 今後の語学教育とは?

    2018年はAIによる自動翻訳の元年と言われている。様々な自動翻訳機が発売され、研究機関ではデータの蓄積のため、無料でソフトを開放するところも多い。2020年東京オリンピックには、ウェラブル端末による実用化が実現されそうだ。 一方、20年からは小学校での英語教育が必須となる。英語教育は先進国で37位という現状の打開が喫緊の課題とされている。 いったい何を優先して身に着けるべきなのか? 自国の文化や

  • 日大アメフト報道に映る日本社会の影

    日本大学アメフト部の反則行為が、組織ぐるみの計画的なものか疑念が渦巻いている。渦中の当該学生が、異例の記者会見を日本記者クラブでおこなった。痛々しい印象だ。 ただ、このマスコミ報道で傷害罪・共謀共同正犯の構成要件とかの基準が不用意に使われることに違和感を感じる。 教育の最高学府たる大学当局。さらには、関東学生連盟や日本アメフト協会などの自浄能力はさほど問われず、最終手段である刑事司法が前面に出る話

  • 「見える学力」従来型と「見えない学力」21世紀型

    当塾の指導理念は、終始この問題と対峙してきた。 座学講義(従来型)に対して 体験演習(21世紀型) 暗記中心(従来型)に対して 仮説志向(21世紀型) 直ぐ聞く(従来型)に対して 気づき重視(21世紀型) 算数も国語も類推が可能になるまで、作戦を立て仮説検証を繰り返す習慣化が重要。これによってイメージや感覚が向上する。 論理的「忖度」は大切だ。ただし「自力で調べて検証すること」も忘れてはならない。

  • プログラミングが大学入試科目に 一周半遅れの日本

    高大接続改革の一環として「大学入試共通テスト」が準備されている。その科目に「プログラミング」「情報処理」が検討されている。IOT革命の中核をなす情報処理技術。ビッグデータを支配するものが世界を支配する。 高等学校でもやっと2022年度から「情報Ⅰ」として共通必修化が計画された。試験そのものもCBT方式でパソコンを使うわけで、「読み、書き、そろばん」同等となる。 データサイエンティストと呼ばれる技術

  • 世界中が仁義なき戦い 「業界の壁が壊れる」

    最近の日経新聞をめくると、どのページにも異分野の企業が激しく激突する近未来が描かれている。 小売り業の覇者「ウォルマート」はIT通販の「アマゾン」とインドにおいてまで激しい激突を繰り広げる。米国金融界は、規制緩和に怯える。ITの巨人「Google」や「アマゾン」が金融界に乗り込むと、預金量だけでも米国銀行トップ3になる。莫大な顧客の個人情報や消費動向を把握した彼らは、資産管理や保険やあらゆるサービ

  • 気候変動と日本社会 長所が生かせてない

    一日の気温の変化が凄まじい。自律神経が変調しそうだ。高いにしろ低いにしろ記録づくめだ。日本の四季が壊れていく。 先日、NHKスペシャルで脱炭素社会を取り上げていた。化石燃料のエネルギー効率改善で世界市場に挑んだ経産省と我が国産業界の孤立が浮き彫りにされていた。「環境後進国」「エネルギー後進国」が日本のレッテルとなっている。 欧米系ファンドや金融界は、二酸化炭素排出規制に舵を切った企業や国への投資に

  • 学びの多様化 全寮制高等専門学校

    日本三名山の白山の麓に、全寮制の高専ができた。1~2年は全寮制で、3年次は全員ニュージーランドへの留学が決められている。 理数科目は、全て英語で進められる。世界に通用する人材の育成が目標だ。 しかし、初年度は定員を割ったそうだ。認知度の不足が主要因とか。 欧米の同様の学校は、芸術やスポーツ教育にも力を入れており、寮生のメンタル管理のノウハウにも優れている。英国のイートン校をモデルとした海陽学園にも

  • 最後は瀬戸内海に帰りたい

    子どものころ、夏は北木島だった。楠キャンプ場。浜と松の美しい景観だった。足の届かない所へ出ると、下には海藻の林があった。海藻は魚の産卵や稚魚の成育場であり、二酸化炭素の消費地でもある。「ブルーカーボン」と呼ぶらしい。 私たちの身の回りでは、冬はより寒く夏はより暑くなる。どんどん落差が拡大する。一方、北極海の海は暖かくなり、氷が解け深海への還流が出来なくなっている。酸素をふくんだ豊かな海水は、深海へ

  • あの日本人は 何処へ 後藤新平を思う

    昨今ニュースでは、日本行政府の倫理が問われている。官僚の中の官僚 旧大蔵省が自殺者まで出す混乱を露呈した。こんな時、後藤新平を思う。 台湾総督府民政長官、満鉄初代総裁、そして関東大震災の折の帝都復興計画立案者としてアジアの近代化に貢献した日本人だ。 台湾での殖産興業や首都東京の青写真を描いた構想力。日清露三国の協調を夢想した理念。全てにおいて逸材であった。私の丁度100歳年上の日本人である。 10

  • 企業の採用に異変 イノベーションの予兆

    大手金融機関は、デジタルと金融の融合による「フィンテック」に揺れている。人口減少やマイナス金利にとどまらず、異業種参入を可能にする電子取引の時代への対応に苦慮している。多くの店舗やATMは不要となる。大きな組織ほど次世代には重荷となる。 先ずは、事務や窓口業務の大幅な採用減だ。AIが取って代る。続いてSTEM人材の積極採用。ビックデータの解析など情報処理は中核の業務となる。向かう相手はGoogle

  • 人の移動 激しさを増す21世紀

    最近はアジアが人気だとか。欧米よりアジアの新興都市に若者は魅力を感じるらしい。たしかに、ヨーロッパは刺激とは縁遠い。しかも高齢化は日本並みだ。社会保障費は高騰するから、移住者に冷たくなる。 日本でも職の移動が激しさを増す。転職者の30%は10%以上年収が上がっているとか。スキルを上げてキャリアアップ。成長性の高い産業へと人は移動する。これで、日本の成長力が回復するなら喜ばしいことだ。 IT技能者と

  • ヒューマンロボット岡山中央教室 スコラこども塾

     この4月で、当塾ロボット教室は6年目を迎える。2013年1月7名の生徒と始めた時は、岡山県下唯一のhumanロボット教室であった。今でも、津山や和気や高梁などから多くの生徒が通ってくる。  この間、修了者も多数送り出してきた。講師も経験を重ね、ロボット・プログラミングで専任講師は6名に上る。時には転校などで不安定になった子や様々な生徒が集まってきたが、唯一ロボット製作が好きなことが共通していれば

  • 本を読まない大学生 激増

    大学生活協同組合が公表した調査では、全く読書をしない学生は53.1%で、毎年増加し、5年で18.6%増えたとか。 私は、中学校と高等学校では本を読まなかった。前者では部活三昧・後者は受験参考書となった。しかし、小学校と大学での読書は豊かだったと思う。 読解力は、論理的思考を醸成し、他者への働きかけを効率よく実現する。そして他者の言い分を理解し、自分の考えを的確に伝えることができる。リーダーの要件だ

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