• 氷結

    エネルギースーパーたじま にて、キリン 氷結 土佐文旦 と 氷結 グレープフルーツ 各税抜99円を買いました。 高知の豊かな自然が育んだ土佐文旦の氷結です。 麒麟麦酒株式会社 東京都中野区中野4-10-2

  • 「麒麟16」キリン×リョウク

    あの心理テストをした最後の日、宿舎に帰って、酔った頭で僕は何か考えていた。 ベッドの上でパックをしながら、美容液が肌に浸透するのを待っていたあの時間、 僕は、ちょっと失恋したような僕は、 何かを考えていた気がする。 とってきたマンゴーを一緒に食べて、歯も磨いた。 こんな大きな岩、今まで見たことあったかな。岩山ならあるけど。 外国の撮影現場で見たかな。プライベートで見て、しかもそこで寝るなんて。 上

  • 「麒麟15」キリン×リョウク

    段々と日が傾いてきた。 「森の手前まで頑張ろうね」 スイカしか食べ物のなかった僕は、スイカを食べてもお腹が減っていた。 しかも苦い。 でも日が傾いてくれたおかげで、歩きやすくなった。 それに目標の場所が目で見えるから、歩く速度は少し上がった。 でも、ふと考えてしまう。 最終地点には、あとどのくらいで着くのだろう。 「明日は、どういう道のりなの?」 日よけをしなくていいと僕が言ったキリンが普通に隣を

  • 「麒麟14」キリン×リョウク

    「サソリに気を付けて」 キリンに言われて、駆け出そうとしたのをやめた。 一緒に歩いて行く。 でも近づいたら、もう嬉しくて、 「走っていい?」 と、キリンに聞いた。 「サソリと蛇に気を付けて」 と、蛇まで言われて、僕はまたキリンと一緒に側まで歩いた。 「ラクダがいっぱい!」 大きなプールのように青い泉をラクダが囲っている。 ひょうたん型の周りには、ヤシの木が茂っていた。 これが緑に見えたんだ。 「入

  • 「麒麟13」キリン×リョウク

    「喉乾いた?」 「少しだけ」 「苦い?」 「めちゃくちゃ」 割ったスイカを食べながら歩いた。 「休憩できるところまで、まず行こう」 そう言われて、残りのバナナを持って目指す。 頭にはスイカ、 ぴったりと大きな葉で覆った僕の体。 キリンが僕を覗き込む。 「ここだと良く目立つね」 砂漠化した大地に、緑の僕とキリンが歩く。 「僕目立つの慣れてるよ」 「そうなの?」 「いや、言うほど、目立ってなかったかも

  • 「麒麟12」キリン×リョウク

    「リョウク!」 「はいはい」 あーあ、と思いながら見た。 並々と焼酎が注がれていくグラスを。 僕は何杯も何杯も飲んで、酔っ払っていた。 もう飲めない、って言ったばっかりだった。 けど、飲んだ。 「リョウクも早く恋人作れよ」 「そんなに簡単に作れないよ」 「本当にいないの?」 「いないよ」 「じゃあ、俺が心理テストしてやるよ」 「心理テスト?」 笑いながら、無理に半分飲んだグラスにまた注がれる。 そ

  • 「麒麟11」キリン×リョウク

    岩の上に、僕は横になった。 もう一歩も歩けない気がした。 体中がべたべたする。でも別に誰に見られているわけでもない。 それはどうでも良かった。 それよりも。 「歯磨きたいな」 キリンが僕を見下ろす。 「磨きたい?」 「うん」 「分かった」 僕は目を丸くした。 「え、できるの?」 キリンが辺りを見廻した。 「待ってて。サソリに気を付けて」 「う、うん」 僕は起き上がって、キリンがまた森に入って行く後

  • 「麒麟10」キリン×リョウク

    新しいハート型の葉を足に巻いて、川でいつの間にか帽子をなくしていた僕は、 頭にもそれを巻いて、キリンと一緒にまた歩き始めた。 「あれも食べられるよね?」 キリンが少し首を下げて僕を見た。 洗うことが出来ずに、泣いていたそのままの顔で、キリンが向いた方を見る。 そう言えば、持っていたマンゴーもいつの間にかなくなっていた。 「あ、食べられる」 僕は声を出した。歌うことが仕事だから、普段から気を付けてい

  • 「麒麟9」キリン×リョウク

    「じゃあ僕から行くね、できるだけ早く渡ってきて」 キリンはそう言うと、ざぶんと水に入った。 固まっている僕を余所に五メートルはある川幅をすいすいと泳いでいく。 首だけしか見えないけど、キリンが泳いでるの初めて見た。 僕も行かないと、 と思うんだけど、ぬかるんだ地面に埋まって水に殆どつかった丸太の前で立ち竦む。 その時、 背後の草むらが音を立てた。 僕は後ろを振り向く。 背の高い草を分けて、 大きな

  • 「麒麟8」キリン×リョウク

    「今日中に森を抜けないと」 キリンが脚を速めた。 「夜になったら危ないから」 新たに取って来たマンゴーを抱えて僕達は歩く。 はじめて川に出た。 茶色く濁った水の中にすごく大きな泥の塊のような物体が三つ見えた。 それがぶしゅっと鼻から水を出した。 「カバっ!!!」 僕は顔を輝かせる。ぶるぶると揺れる大きな口がぱかっと開いた。 親子なのかもしれない。 二匹に間に小さくあどけない一匹が挟まれている。 「

  • 「麒麟7」キリン×リョウク

    日差しが出てきた。 ジャングルで自分達を覆う背の高い木も多いとはいえ、この紫外線は強い。 スイカの帽子を被った。手足は、ハート形の葉で覆ってみた。 キリンが首を曲げて僕を見た。 「こんなの見たことない」 「僕もないよ」 獣道を僕たちは歩く。キリンは首を器用に曲げて枝をよけていく。 その僕達の正面を空の道を横切るように木から木へと黒いものが横切った。 「あっ猿!」 黒い猿が伝った木の枝から僕達の方を

  • 「麒麟6」キリン×リョウク

    でも食べた。だって喉が渇いてるし。 苦い苦い言いながら僕は食べた。 「あんまり無理しない方がいいよ」 かじりながら、スイカを抱えて歩く僕に首を下ろして言う。 「誰が無理させたのっ!」 ふぉふぉふぉ。 キリンが声を出した。 出して、ぴたりと歩みを止めた。 「なに今の?」 僕も立ち止まって、見上げた。低い声だった。 「なんか声が出た。楽しいと思ったら」 こちらを向いた。 「おじいちゃんみたいな笑い声だ

  • 「麒麟5」キリン×リョウク

    「僕アイドルなんだけどさ。肌大丈夫かなあ」 キリンは黒い瞳を動かしているけど大きな目全部が真黒であまりよく分からない。 そして答えた。 「水分をしっかり取った方がいいと思う」 僕も考えながら瞳を泳がさせる。どこに動かしても星空と目の前のキリンだ。 「……何でそんなこと知ってるの?」 「人間の60%は水でできてるって聞いたから」 「映画とか見たことある?」 「何で話変わったの?」 「ねえ、他のキリン

  • 「麒麟4」キリン×リョウク

    僕は昨日の夜、 とても酔っ払った。 ラジオ番組の打ち上げに出ていた。 強い方だから、結構飲んだ。 仲の良いスタッフの一人に恋人が出来た。 恋人が出来て、結婚が決まった。 みんなですごく祝福して、僕はそんなことを思い出しながら、 一人で宿舎に帰った。 シャワーをさっと浴びて、乾燥が酷くてパックをしながら部屋に戻った。 そのパックの美容液が肌に浸透する間、 ――僕は寝ずに何か考えていたような気がする。

  • 「麒麟3」キリン×リョウク

      「あれは何の鳴き声?」 僕たちは三メートル位の高さのある岩場に来た。地平線に隠れてしまった夕日は辺りを薄紫色に変えていた。もう星が見える。 ここで寝た方がいいと言われたけれど、さっきまで寝ていたし、全然眠くはならなさそうだった。 昼間の日差しが強いのか登ってみた岩肌はほんのり温かい。でも急に肌寒くなってきた。 「あれはラーテル」 「ラーテル?」 「うん。何かを襲ってるんだよ」 「襲ってるんだ…

  • 「麒麟2」キリン×リョウク

    ベッドに入った時の格好のままだ。 じゃあ、これは……夢? にしてもちょっと感覚がリアル過ぎない? 僕の頬や手足にあたる草。 柔らかいけど、これイネ? 沢山のイネみたいな草がはるか向こうの方まで、見える。 そして…… 「人間?」 本当に、瞳だけの……真黒な目をして、長い首を傾げて僕を見る。 「キリン……?」 「キリン?」 オウム返しにされる。 あと、この真っ赤な光は、きっと、朝日じゃない。 僕はキリ

  • 「麒麟1」キリン×リョウク

    その日はラジオ番組の打ち上げだった。 僕は結構大勢いるアイドルグループのメンバーの一人なんだけど、ラジオ番組なんかもしてる。 終わってからスタッフのみんなでご飯食べに行った。 僕はお酒は強い方だったから、明日は休みなのもあって、沢山飲んだ。 それから、宿舎に帰った。みんなもう寝ていたから、僕もさっとシャワーを浴びて寝た。 と、言うところまでが昨日までの僕。 「ちょっと。ちょっと」 聞いたこともない

  • 鬼灯の冷徹 14巻

    鬼灯の冷徹 14巻を電子書籍化。今まで中国の瑞象の象徴である神獣のハクタクが出ていましたが、それ以外の神獣 麒麟と鳳凰が登場。彼らが現れるとその時代の治世が優れている証になるそうです。3人とも容姿は別として年寄なので、鳳凰は子供の見た目なのにグルコサミンやハルンケアを愛飲していたり、麒麟はキリンなのにプリン体が怖いのでビールが飲めないと色々酷い設定。その他ハクタクは個人的な恨みから記念式典で吉兆の