• アフガン任務を終了した英国王子の「一言」

    インターネットのYAHOOニュースに「ヘンリー王子がアフガン任務終了、「タリバン戦闘員を殺した」AFP=時事 1月22日(火)9時58分配信」というタイトルの記事が載っている。その内容は、以下の通りであった。〈【AFP=時事】攻撃ヘリコプターの乗員としてアフガニスタンに派遣されていた英国のヘンリー王子(Prince Harry、28)が任務を終え、21日にインタビューが公開された。ヘンリー王子は派

  • 「靖国参拝は戦争の美化」・卒寿投稿者の《達筆》

     東京新聞朝刊「発言」欄(5面)の下段に以下の投稿記事が載っている。〈「靖国参拝は戦争の美化 無職・阿伽陀しげみ(90)毎年、靖国神社の例大祭では、閣僚に加えて政治家の集団参拝が物議を醸している。彼らは「国のために命を捧げた英霊に尊崇の念を払うのは当然」と口をそろえる。だが、勝ち目のない戦争で、一度乗り込めば二度と生還できない人間魚雷に閉じ込められて生を絶たれたり、他国の地での無謀な作戦で疫病や飢

  • 元日や今年もあるぞ大晦日

    2013年1月1日(火) 晴 「元日や今年もあるぞ大晦日」、今日で、私は69回目の元旦を迎える。その中で、たった一度、忘れられない元旦があった。昭和28年の元旦である。その日は、快晴であったが、私の心は、どんよりと曇っていた。前日の大晦日、同居していた祖母が、当時大流行していたインフルエンザで、息を引き取ったからである。母はすでに亡く、父と祖母の三人で、八畳一間の「間借り生活」をしている時であった

  • 「考えない練習」(小池龍之介)を読んで考える・《2》

     「考えない練習」とは、「目、耳、鼻、舌、身の五感に集中しながら暮らす練習を経て、さらには思考を自由に操る練習」に他ならない。著者は第一章の冒頭で「考えることで、人は無知になる」と述べている。その意味について「考えて」みたい。人間は四六時中、考えごとをしている。そのことが、人の集中力を低下させたり、イライラさせたり、迷ったりさせる。それは「脳内ひきこもり」という症状の「思考病」といえる。人は、つね

  • 「考えない練習」(小池龍之介)を読んで考える・《1》

     「考えない練習」(小池龍之介・小学館・2010年)という本を読んで「考えた」。「我思う、故に我あり」(ルネ・デカルト)とか、「人間は考える葦である」(ブレーズ・パスカル)とかいう言葉があるように、人間の特長は「考える」ことにあるということは常識である。昭和40年代、ある小学校の校長が子どもたちに向かって、以下のような講話をしていたことを思い出す。「みなさん、私たちの学校にはたくさんの《かえる》が

  • 「冬蜂の死にどころなく歩きけり」(村上鬼城)

     小林一茶は「めでたさも中位なりおらが春」と詠んだが、私の春はめでたくともなんともない。さだめし「めでたさも面白くもなくおらが春」といったところか。とりわけ、今年の正月は、意欲が湧かない。なぜだろうか。それは私が「老いた」からである。平知盛は「見るべきは見つ」と言って、海に飛び込んだそうだが、私もまた同じ、違うのは、海に飛び込むこともできずに、ただウロウロと俗世をさまよっている点であろうか。そのよ

  • 悲歌の女王・菅原都々子の《泣きべそ声》

     菅原都々子は、昭和2年(1927年)8月15日生まれ、今日で86歳を迎えた。 平成18年(2006年)に現役を引退したが、未だに、矍鑠として、老人福祉施設などでのボランティア活動を続けている。往年の歌声は望めぬとはいえ、傘寿をとうに過ぎたのに衰えを知らぬ「歌手魂」に、私は心底から脱帽する。  さて、彼女が「歌手」を目指したのは小学校3年の時、作曲家・古賀政男の養女になり、古賀久子という名で童謡歌

  • 現代の「楢山節考」

     今日は、私の69回目の誕生日である。「ずいぶん長く生きてしまったなあ」というのが率直な感想だが・・・。私の母は39歳、父は67歳、父方の祖母は72歳、母方の祖母は98歳で他界した。祖父は二人とも、私が物心ついた時にはすでに亡くなっていたので、知らない。母方の祖母が80歳を過ぎたとき「わしゃ、もう倦いたよ」と言ったが、その言葉が実感としてわかるようになった。「いつ死んでもいい」と頭では考えているの

  • 戦争をしない「自衛隊」

    日本の「自衛隊」は、戦争をしない。なぜなら、「日本国憲法」に、以下のように規定されているからである。〈第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない〉。事実、この憲法が194

  • 温泉素描・増富温泉「津金楼」(山梨県)

     JR中央本線韮崎駅からバスで約1時間、増富温泉「津金楼」に投宿する。ホームページでは、「津金楼の歴史」について以下のように説明されている。〈創業明治18年、現在は4代目が活躍中です。《百有余年の歴史と、長く親しまれる温かな「おもてなし」》 当館は、明治18年(1875)に初代津金胤林(たねしげ)によって山梨県須玉町津金の地において創業いたしました。逐中、須玉町増富の地において鉱泉湧出に着目し始め