「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・50
■音声識別 【要約】 音声に基づく談話の識別は、子どもが音声そのものに積極的で分析的な関心をもつまでは生じてこない。ルイス(Lewis,1951)によると、音声に対する子どもの関心は、原初的な音声模倣(音調をおもな手がかりにする談話“理解”期に対応する時期に生じる)が減退ないし消滅する“模倣潜伏期”... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・50
■音声識別 【要約】 音声に基づく談話の識別は、子どもが音声そのものに積極的で分析的な関心をもつまでは生じてこない。ルイス(Lewis,1951)によると、音声に対する子どもの関心は、原初的な音声模倣(音調をおもな手がかりにする談話“理解”期に対応する時期に生じる)が減退ないし消滅する“模倣潜伏期”... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・49
7 談話の識別 【要約】 ここで“談話の識別”とは、子どもが聞いた談話が、その特徴に応じて、安定した特殊反応をおこさせるようになることである。子ども自身の生産する談話が発達するための基本的な条件の一つは、他者の談話の識別にあることはいうまでもない。 ■音調・音色の識別 新生児には、動く対象をある程度... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・48
4 言語理解の発達 【要約】 発声行動の言語化が子どもの聞く談話の言語的理解を基礎として生じてくることは明白であり、使用に対する理解の時期的先行が1歳6ヶ月から3歳0ヶ月ごろまでではほぼ2~3ヶ月の間隔で、もっとも顕著に現れるといわれている。 最初に、非言語的な側面における識別という、もっとも初期の... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・47
《象徴遊びにおける発声行為》 【要約】 象徴遊び(“ふりをすること”“見せかけること”)に発声行為が伴うとき、その象徴的な特性はいっそう明瞭になる。 ピアジェ(Piaget,1945)による観察事例をみる。 ⑴Jという子どもは、1歳6ヶ月に、石鹸も水もその場になく、それらに関連のまったくない状況のも... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・46
■その他の音声的象徴行動 【要約】 身振りと音声模倣のほかに、重要な二、三の初期の音声的象徴行動がある。これらは、音声模倣と発達的に接続する関係にあり、本格的な言語習得過程の先行条件となるものである。 《半個人的な言語的表示》 それは形式的にだけ言語であり、機能的にはなお個人的な性質の強い象徴行動で... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・45
■言語音声の習得(省略) ■オノパトペ 【要約】 “オノパトペ”は、人間の音声以外の音や声(物音や動物の声など)に対する模写的な音声を意味する。オノパトペはその機能において、音声模倣とはかなり違っており、言語獲得以前の子どもの場合には、とくにそうである。 幼い子どもは、音声模倣その他の困難な学習を通... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・44
《音声模倣と自発的使用》 【要約】 上述の問題は、模倣された音声が子ども自身の自発的で、ある程度その場に適合した(意味的な)談話の形成にどのように寄与していくのかという、言語発達問題の核心につながっている。ここには顕現的な音声模倣とその音声の意味的―自発的な使用との発達的な関係だけでなく、観察学習の... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・43
《音声模倣と意味》 【要約】 ギョーム(Guillaume,1925)は、音声模倣はその音声が子どもにとって意味ないし意味の縁辺を伴っているときだけ生じるのであり、意味からまったく離れた音声の模倣ということはありえないという。レオポルド(Leopold,1939)も、自己の追跡観察を基礎として、模倣... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・42
《同一視説》 【要約】 “同一視”とは、他者と自己を混同することをいう。精神分析の創始者フロイト(Freud) は、親に対する子どもの同一視が人格の基本要因であることを主張し、その後の人格理論、社会心理学、さらには学習理論をふくむ行動理論に大きな影響を与えている。フロイトの場合には、同一視を、愛着に... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・41
■音声模倣の機制 【要約】 語の形成は、喃語活動にふくまれる音声の自然の固定化によって達成されるとは考えられない。幼児は、必要な語を形成するさいに、新しい音声を習得する必要がおこってくる。さらに、多くの異なる音声を組み合わせて作られてくる反応を習得する必要があるが、これは模倣以外の方法で達成されると... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・40
《連続発達説》 【要約】 音声模倣の発達が連続的だとする見解は二つに大別することができる。一つは、音声模倣が出生後きわめて早期から認められるとする見解であり、もう一つはほぼルイスの第3段階から生じるとするものである。 前者に属する連続発達説はピアジェ(Piaget,1945)によって代表される。彼は... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・39
■音声模倣の発達過程 【要約】 《音声模倣の開始期》 音声模倣は0歳2ヶ月から早くも始まると(Hoyer and Hoyer,1924;Lewis,1951;Stern u.Stern,1907)があるかと思うと、0歳9ヶ月~0歳10ヶ月になってはじめて音声は模倣されると(Darwin,1889;D... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・38
3 音声模倣 【要約】 言語習得がとりわけ音声模倣に依存していることはいうまでもない。言語発達が学習現象であるといわれるおもな理由の一つは、それが音声模倣を経てはじめて達成されるというところにある。 擬音あるいは擬声(オノマトペ)もまた、一種の模倣音声であるが、言語的ではない点で、言語的な模倣音声と... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・37
《発達的連関についての諸説》 大きく分けると三つの考え方があるようである。 第一は、音声と身振りとの間に連関は認めるが、相互の経験的な因果関係を問題にしない立場である。音声がもともと、人間においては行為を伴い、両者が生得的に密接に結合していることは認めるが、この2種の反応のもたらす結果から経験的に音... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・36
■身振りと談話 《音声的伝達の利点》 【要約】 音声による伝達の基本的特徴はつぎのようである。 ⑴聴覚刺激以外の感性刺激は、空間性ないし対象性が比較的大であるが、聴覚刺激はその時系列性ないし線状性のゆえに、事象の記号として、事象とそのものと区別がつけやすい。⑵聞き手が聴覚刺激源に対してとっている方向... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・35
■身振りによる伝達の限界 身振りで非現実事象を表示することは可能であるが、音声行動と比較すれば大きな制約がある。そのおもな理由としてつぎの三つをあげることができる。 ⑴大部分の身振りは、それが行われる事態に依存して表示の一義性を達成する。 ⑵身振りで高度に抽象的な事象を表示することができない。 ⑶身... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・34
■自発的身振りの発達 《身振りと“内的言語感覚”》 【要約】 レベス(Revesz,1956)によれば、音声が“内的言語感覚”の影響を受けるようになるとき、音声言語行動が形成される。これと同様に、身振りもこの要因の関与によって、象徴化を開始するという。それは身振りの形ではあるが、一種の“言語的行動”... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・33
■絵画的身振り 《絵画的身振りの意味》 【要約】 他者の身体運動を自己の身体運動で模倣しようとする傾向は0歳10ヶ月~1歳0ヶ月ごろからみられる。子どもの絵画的身振りはこのような人間行為の模写にはじまるようである。この場合、模写の媒体となる身体部位は、はじめのうちは一定せず、相互交換的にある範囲のも... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・32
■表情 【要約】 表情は本来、内的・情動的状態の自然的な表出であり徴候であるが、音声言語行動の未発達な時期には、外的事象の表示手段としてもある程度利用される。聾幼児では、音声的手段をほとんどもつことができないために、表情を表示の手段として用いる傾向が強く、急速に発達する。一般に、聴児が音調によって与... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・31
■提示 【要約】 身振りは、その表示方法の上で2種類に分けることができる。一つは、現前場面に依存せずに、対象ないし事象そのものを模写的にあるいは象徴的に絵画化する仕方であり、もう一つは、現前場面に依存する対象ないし事象を指摘する仕方である。後者の典型的な場合として指示行為があるが、これと同種の行為と... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・30
■指示 【要約】 対象そのものの絵画化を伴わない象徴的身振りの典型的なものとして、指示行為をあげることができる。単に対象に手を伸ばす動作、あるいは注視と到達行為との協応が開始されるのは0:3~0:5であり、比較的個人差はない。はっきり指示の徴候が認められるの行為は0:10~0:11にはじまり、その時... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・29
5 身振り 【要約】 身振りの発生はおそらく自然的であって、身振りとして学習されたものではないが、のちに慣用される身振りの観察と模倣行動とを通じて学習され、伝達の手段として意図的に用いられる。この発達的変化のなかで最もいちじるしい面は、その象徴化に認められるべきであろう。 以下、身振りをさまざまな型... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・28
《遊び》 【要約】 遊びは新しい外的環境に対して、すでに獲得している活動を適用することであり、積極的で自主的な活動である。さらに遊びは、発達の過程のなかで漸次その象徴的特性を現し、それを最も高度に示す行為でもある。人間の精神発達を適応の過程としてみるならば、適応は模倣の調節機能と遊びの同化機能との統... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・27
《延滞模倣・観察学習》 【要約】 人間行動における模倣の実用的価値は、延滞模倣に最もいちじるしくみとめられるが、それはどのような性質のものであろうか。 近年、“代理経験”あるいは“観察学習”として研究されている問題がこれに密接に関連している。これらの用語は、他者の行動を観察するだけで、自分に顕現的に... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・26
【要約】(ピアジェ・模倣の発達段階論) 《第1段階》(0歳0ヶ月~0歳1ヶ月) “反射を通じての模倣準備期”として特徴づけられる。他児の叫喚によって叫喚が生じるという一見模倣的な傾向は、①他児叫喚によって生じた不快が原因であると解釈するか、②他児叫喚から直接生じた反射反応と解釈するか、のいずれかであ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・25
■模倣 《ピアジェの模倣の発達段階論》 【要約】 一口に“模倣”というが、そこには種々の次元、あるいは型の模倣が考えられる。そのおもなものはつぎの五つであろう。 ⑴ 即時模倣(直接模倣)と延滞模倣。前者は与えられた手本を即時模倣する場合であり、後者はその間に時間が経過している場合である。 ⑵ 手本と... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・24
4 模倣と遊び 【要約】 ここでは、初期表象機能の最も活発で顕著な現れとしての、模倣と遊びについて考察し、それらが言語発達の過程とどのように関連するかを示唆したいと思う。 模倣と遊びとは同じ時期に発生し、平行して発達変化するものでありながら、ある面で対照的な性格をもっている。ピアジェ(piaget,... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・23
■初期の象徴活動 【要約】 象徴機能の特性として、つぎの諸点が注目される。 ⑴ 必ずしも音声的に発現されず、しばしば非音声的行動に現れる。 ⑵ 欲求の充足に動機づけられていない。 ⑶ 対人的・社会的な性質がない。 ⑷ 代表機能の原初形態として発現する。 このような特徴はピアジェ(Piaget,194... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・22
■代表機能と象徴機能 《“代表機能”と“象徴機能”の定義》 【要約】 バーラインは、“象徴反応”についてつぎのように述べている。“行動主義的観点からすれば、記号と象徴とは二重の側面をもつ。それらは生活体によって作られた反応の産物であるとともに、行動に深刻な影響を与える刺激または刺激源である。・・・伝... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・21
2 象徴機能の発生 【要約】 言語行動を最も外見的にとらえるならば、それは一種の筋の運動である。きわめて複雑にはちがいないが、結局はそうである。しかし言語行動が高次の精神過程にその基礎をもち、それに規定された行動であるという面に注目しないかぎり、言語行動の形骸を追うという結果になろう。しかし、精神過... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・20
■喃語と談話 【要約】 音声言語の種類を異にする社会に生まれた子どもの間で、最初のうちは、発する音声に差がない。この差が生じてくるのはいつごろからであろうか。また、このような発達的変化は連続的に移行するのか、それとも非連続であろうか。 《喃語音声の生得性》 中島・岡本・村井(1960)は、アメリカ児... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・19
《外的強化と自閉的強化の共存》 【要約】 ごく大まかにいえば、外的強化は対人場面で、内的強化はひとり場面で、主として作用すると考えられる。チャーチは、“幼児は他者に対すると同じ程度に自分に向かって話す。反応する聞き手が存在することを知って驚き、ものをいわなくなることがある”(Church,1961)... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・18
《自閉的強化説》 【要約】 喃語活動は、子どもがひとりでいるときにも生じる。喃語活動が維持され、活発化する原因を、人から与えられる即応的強化にだけ求めるわけにはいかない。他の原因の一つとして、マウラー(Mowrer,1952,1954,1960)は、“自閉的強化理論”(autisticreinfor... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・17
■喃語活動の活発化 【要約】 喃語活動は、談話活動の一般的な特性の発達的基礎と考えられるので、つぎの二つの問題を検討しておく必要があると思う。 ⑴ 喃語活動の活発化、あるいは生起頻度の増大 ⑵ 喃語にふくまれる音声の明瞭化、あるいは母国語音韻化 《達成動機説》 ルイス(Lewis,1951)によれば... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・16
■喃語の反復性 【要約】 喃語の反復性は、心理学的にはどのように説明されてきただろうか。 《循環反応仮説》 ・ハートレー(Hartley,1810)、オールポート(Allp0rt,1924)、ホルト(Holt,1931)。 “いま発声のための筋が活動していたとする。言語音またはそれに近い音声は、とき... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・15
■喃語の形式 【要約】 《喃語の音声面》 初期にはbaba....のような1音節単位の反復が多く、その後にbaba,baba,....のような反復性の多音節単位の反復が生じ、さらに、その後bama,bama,....のような非反復性の多音節を単位とする反復が生じ、さらに変化に富む結合がそれに続く。 ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・14
《非叫喚音の発生時期》 【要約】 非叫喚発声ははじめから言語的特性を十分にそなえているわけではない。最も初期の非叫喚発声は呼吸運動によって大きな拘束を受けており、その音声の調音化は漸次的である。呼吸活動のもとで音声が多様化してくるということは、発声が呼吸活動ならびに情動から独立して安定化してくること... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・13
■非叫喚発声 《非叫喚発声の発達的意義》 【要約】 非叫喚発声は叫喚よりもよく統制された呼吸活動と調音活動のもとで生じる。叫喚よりも変化に富んだ発声である。叫喚が強力な発声であるため母親の注意をひきつけ、その結果として自己の欲求をみたすのに役立つのに対して、非叫喚は弱い発声であり、母親の注意をそれほ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・12
2 喃語 【要約】 喃語(babbling)は非叫喚音から成る一連の音声パターンをいう。それが談話と区別される点は、調音化がきわめて不十分であり、かつ意味が不明であり、伝達的意図に動機づけられていないということである。それは“意味のわからない話”である。(喃話という方が適切だが、私語や独語と同じ用い... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・11
《育児者の役割・意味形成》 【要約】 現実に対する子どもの認知は、成人(多くは母親)との接触を通じて形成されていく。それは成人の側からの積極的な働きを契機としている。成人が子どもの行為を子どもにとって興味のあるものにするための手段として、成人はいろいろな働きかけを子どもに対して行う。その結果、子ども... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・10
《発声行動の手段化とその要因》 【要約】 子どもはいつごろから外界刺激の特性に対応するような行為をするようになるのか。また、このことはどのように確証されるのか。 “(新生児は)手足をランダムに屈伸し、特殊な、つまり特性記述可能な行為をしない。「有意味だ」といえる運動が発生するにつれて、その運動がその... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・9
■初期音声における意味 《叫喚の発達》 【要約】 言語学者サーピアは、初期叫喚の“意味”に関連して「・・本能的な叫喚はどんな厳密な意味でも伝達(communicationn)とはならない。」(Sapia,1921)と述べている。初期の本能的叫喚はたしかにサーピアのいうような機能の範囲を出ないが、叫喚... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・8
《音素型の測定と記述》 【要約】 初期音声発達の解明に大きな貢献をしてきたのがアーウィンである。アーウィンを中心とする研究者の業績をアーウィン自身(Irwin,1952)がまとめたところによると、0歳2ヶ月~2歳6ヶ月の間では次のような発達傾向が認められる。 ⑴音素の種類数は増加していくが、その成長... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・7
【要約】 予期吸啜反応はいっそう直接的な、一部の子音生産の下準備となりうる。予期的に吸啜反応をしているときに呼気が生じると、これが唇音[p][b]、鼻唇音[m]、鼻歯音[n]を作り出す。歯舌音[t]の生じる可能性もある。このように吸啜反応は、唇、歯、鼻腔、舌の関係する広範囲の調音活動の基礎となること... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・6
《摂食運動と調音活動》 言語音声(母音・子音)を出すためには、呼吸活動と声帯の開閉との間の協応だけでなく、口腔の姿勢や運動を伴うことが必要であり、特定の言語音声を発するための特定の姿勢や運動は、“調音”(articulation)とよばれる。調音をつかさどる器官は呼吸器官とも、摂食器官とも多分に重複... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・5
■その後の音声の変化 《叫喚音声の変化》 【要約】 単調だった初期叫喚は、まもなく変化を示しはじめる。それは発声の持続時間・リズム・強さ・高さ・音色などの上にあらわれる。ビューラー(Buher,C,1930)によると、少なくとも0歳3ヶ月にはこれがはっきりしてくる。おおまかにいえば、常習的叫喚と意味... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・4
《叫喚と非叫喚との識別》 【要約】 0歳1ヶ月ごろになると、叫喚よりおだやかで静かな音声がときおり生じはじめる。これは“cooing”とか“whining”とかいわれる非叫喚音である。それまでは声量の調節ということはできなかった子どもが、0歳1ヶ月以後調節することができはじめてくる(Osgood,1... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・3
《新生児の叫喚》 【要約】 新生児(生後1ヶ月間)が叫喚に費やす時間は全生活時間の5~6%といわれている。これは、睡眠時間の70%と摂食時間の15%を考えるとき、おきていて吸乳していないときには、叫喚していることが非常に多いことを物語っている。 叫喚がどんな原因で生じるかについてはよくわからないが、... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・2
1 乳児初期の発声 【要約】 ‘うぶ声’にはじまる人間の発声は日々急速に変容して、まもなく明白な技能的統制が生じてくる。これと平行して、音声に‘意味’も感じられるようになる。これらの変化は明らかに人間の高次神経機構の整備によるものである。しかし、このような初期の段階においてさえ、発声行動は周囲からの... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・1
【序】 私は今、自閉症児の「言語発達」について考えている。「言語発達」の遅れは、自閉症児の行動特徴(症状)の一つに挙げられているが、助詞、助動詞、人称代名詞の誤用、紋切型で抑揚のない語調(口調)などが指摘されているだけで、その実相や原因はそれほど究明されていないように思われる。 自閉症児の「言語発達... 続きをみる
「第100回全国高等学校野球選手権大会」が《やっと》終わった。今回の決勝は、秋田対大阪で、「予想外」の公立校と「予想通り」の強豪私立校の対戦となった。戦前から結果は見えていたので、私には何の興趣も湧かなかったが、秋田県民は優勝を夢見て大いに盛り上がったそうである。それに比べて、大阪府民が「地域を挙げ... 続きをみる
大歌舞伎名門の御曹司が「酒の上の不始末」で醜態を晒している景色は、文字通り「無様」としか言いようのない「有様」だが、それをネタに「一儲け」を企むマスコミ・ジャーナリズムの面々も見苦しい限りである。もともと、この御曹司(父と同様)、大した実力もないのに、ミーハー連中の「人気」を盾にして、「自分の芸は《... 続きをみる
【桑田劇団】(座長・桂木昇)〈平成20年1月公演・川崎大島劇場〉 午後6時から大島劇場観劇(観客数15)。「桑田劇団」(座長・桂木昇)、座員は桂木昇を筆頭に、太夫元・桑田淳、三門扇太郎、中村駒二郎、山下久雄、桑田千代、桑田幸衣、音羽三美、ベビーゆきお(子役)、友情出演・雪松こずえ、という面々であった... 続きをみる
ねんねんねむれよ なやめよ死ねよ 生はつめたい寂しいばかり ねんねんねむれよ 狂へよ死ねよ 生は苦しい滅びるばかり ねんねんねむれよ 嘆けよ死ねよ 生は果てない死ぬばかり 【補説】数ある子守唄の中で「最高傑作」である、と私は思う。これを唄っているのは、間違いなく「父親」であろう。父親に育てられる赤児... 続きをみる
「古賀メロディー」は、昭和の流行歌を彩る数多くの作物を支えているが、なかでも「影を慕いて」(1931年・昭和6年)は古典的名品と言われている。当初の歌手は佐藤千夜子であったが、後に藤山一郎に歌い継がれたことによって爆発的にヒットした。「実力派」といわれる昭和の流行歌手は挙ってこの名品にチャレンジ、そ... 続きをみる
戦後まもなく「天才少女歌手」と謳われた美空ひばりは、生前、黒柳徹子から「今、一番じょうずな歌手は誰?」と問われて、即座に「ちあきなおみ」と答えた。成人後の美空ひばりは、少女時代を超える作品を多く残せなかったが、さすが鑑賞力だけは確かであった。彼女の言うように、ちあきなおみの歌唱力は半端ではない。オリ... 続きをみる
私は中学校の校舎内を歩き回り、戸や窓の施錠を確認している。その時、隣の小学校からスピーカーを通して校長の声が聞こえてきた。「下校時刻が過ぎています。さあ、早く家に帰りましょう。」そこまではよかったが、なぜか私の実名を出して、「○○○○は、規則を破り、いつも遅くまで学校に残っています。生徒が真似をして... 続きをみる
若い頃「・・・アア キモチワルイ」を連発したのは二日酔いの時だったが、今では日常茶飯事の口癖となった。朝から晩まで「吐き気」が襲ってくるからだ。それに「腹部膨満感」「息切れ」「動悸」「めまい」「胸部の疼痛」が加わることもある。「急性心筋梗塞」の手術後、半年が経過、主治医の診察では「異状なし」というこ... 続きをみる
今年6月に「急性心筋梗塞」を発症して、ちょうど半年が経過したが、状態ははかばかしくない。つねに何らかの不快感が生じている。起床時の吐き気、その後の食欲不振(腹部膨満感)、倦怠感、脱力感、便秘、時には、めまい、動悸、息苦しさも加わり、すぐに横になりたくなる。ようやく「延命半年まで漕ぎ着けた」というのが... 続きをみる
《年末の駄句三句》 ■年忘れじいじばあばも物忘れ(老々介護の実態) ■数え日に思い巡らす来年の計(計画は決して実行されない) ■元日や六波羅蜜の第一歩(六波羅蜜は仏道の指針) (2018.12.24)
■独り寝の温もり溜まる毛布かな ■夜明けまで毛布を被る苦吟行 ■毛布負い還る倅に阿修羅像(戦後まもなくの風景) ■微笑する遺影を帯に踊初め(若座長を亡くした先代座長の思い) ■逝きし子のタペストリーと初芝居(息子を亡くした女座長の心意気) ■もういくつ寝ても来ん来んお正月(私の心境) ■今日もまた「... 続きをみる
12月3日配信「朝日新聞デジタル」に《尾畠さん「当たり前のことをしただけ」流行語受賞辞退》という見出しの記事が載っている。その内容は以下の通りである。 〈大分県日出町の尾畠春夫さん(79)が、自身の代名詞となった「スーパーボランティア」の流行語大賞受賞を辞退した。ノミネートが発表された先月7日、朝日... 続きをみる
朝刊(東京新聞)を見ながら朝食を摂ろうとして、思わず、激しい吐き気におそわれた。一面トップ記事の見出しに《道路脇に「黄金のペットボトル」 用済みをポイ捨て!? 「トラック運転手がトイレ面倒と・・・」》という文言が見える。私はその記事自体が不潔な感じがして、食欲を失った。苛酷な労働条件のため長距離運転... 続きをみる
今日で大学附属病院の「心臓リハビリ」は終了となった。ただし、体調が回復したからではない。もともと病院の方針で、治療開始から5ヶ月間は「心臓リハビリ」を行い、以後は行わないということが決まっているからである。私の治療開始日は6月25日なので、今月の25日までということだ。最終日と言うことで、月1回の「... 続きをみる
2018年10月31日(水) 晴 1週間ほど前から左下の歯がしみる感じがしたので、どうしても右の歯で噛むことが多くなった。そして昨日からは、突然、右上の歯で噛むと激痛が走るようになった。固形物は全く食べられない。ゼリー飲料、粥、ヨーグルトなどの流動食で過ごしている。「吐き気」「息苦しさ」「倦怠感」「... 続きをみる
9月中旬から週1回のペースで、大学病院の「心臓リハビリ」に通っている。今日も午前10時から受診した。はじめに「体成分分析 インボディ測定検査」を受けた。この検査は月1回の割で7月から受け、今回は4回目である。要するに、「心臓リハビリ」の効果が現れているかをチェックするための検査らしい。これまで3回の... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・90
9 初期語連鎖から文へ・・・その形式面・・・ 【要約】 1語による談話(“1語文”)のつぎに、二つの語を連鎖した談話が現れてくる。しかしこれは本格的な文の段階にはいったことを意味せず、1語談話のいろいろな特性を残している。このような原始的な語連鎖から文形成の初歩への特異な発達的変化をたどってみる。 ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・89
■“対話”における母親の役割 【要約】 サンガー(Sanger,1955)は、何人かの母親の、乳児に対する音声による働きかけの細部を数ヶ月にわたり追跡観察した結果、母親、とくに“良い母親”は、子どもの目覚めている間は、ほとんど子どもに話しかけ、子どもを“音声にひたらせる”と述べている。 母親の子ども... 続きをみる
私の生活様態は、「病気」「平気」「元気」に三分される。72歳までは「元気モード」が続いていたが、73歳以降は徐々に「病気モード」が始まり、まもなく(1カ月後には)74歳になろうとする今、そのほとんどが「病気モード」で占められている。たまに「平気(平静)モード」が訪れたとしても、長続きすることはない。... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・88
《言語訓練の意義》 【要約】 喃語活動における母親の役割、音声模倣における母親の役割と同じことが、母子間の 命名についての音声接触でもあてはまる。まず母親からの積極的な音声的働きかけがある。実物のイヌのいるところで、母親がいつでもイヌと発声する。子どもがこの音声の特性に注意する一方、この音声の表示し... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・87
■言語訓練(教育的態度) 【要約】 人格化と同一視は、“教育的態度”によってチェックされている。これは、子どもの現在達している水準に適合する仕方で行われる発達促進のための言語訓練の基礎となっている。 《言語訓練の様式》 人間以外の生活体では、母子関係は純粋に生得的な親和関係の実現にとどまり、伝達能力... 続きをみる
昨日の朝(8時30分)の血圧は最高121~127・最低79~83、脈拍73~77であった。午前中に1時間程度外出(買い物)し、午後(14時30分)は「自転車のペダル漕ぎ」を17分(ゆっくり800回)。直後の血圧は最高119~139・最低81~89、脈拍59~66であった。しかし、夕方(17時すぎ)脈... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・86
19 育児者の役割 【要約】 発声活動の言語化が、育児者からの影響に主として依存することは明白である。ラインゴールドら(Rheingold and Bayley,1959)の実験的研究によると、発声の十分な活発さは、ひとりの養育者のもとではじめて期待でき、多数の養育者が交替するときには、十分な効果は... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・85
18 育児語 【要約】 母親が幼い子どもに向かって用いる語を“育児語”とよぶことにする。育児者が意図的ないし非意図的に、幼児に対してだけ用いる育児語を“特殊育児語”とよぶことにする。これは、子ども自身の発する音声の諸特徴をもっている。以下、特殊育児語の形式と機能を考察し、さらに日本語の育児語について... 続きをみる
今日も「心臓リハビリ」のために通院した。「タクシーを利用するようではリハビリとはいえない」と考えて、激しい雨の中、電車、バスで病院に向かう。休憩室で一休み、10時30分からリハビリが始まった。この1週間毎日、自転車のペダル漕ぎ(25分・午前午後の2回)、外出(30分~3時間程度)を欠かさずに行ってき... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・84
■幼児語 【要約】 “かたこと”には2種類がある。一つは、成人語とは系統のまったくちがう“語”であり、もう一つは成人語からの音韻転化によってできている語である。子どもが最初に形成するのは、ほとんどが前者であり、前者をふくまない子どもはないのであるから、発生論的な見地からは、狭義の“幼児語”は前者によ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・83
16 成人語の形成過程 【要約】 少なくとも現代の文明国では、子どもの最初の言語習得がその社会の成人の間で用いられている語形(成人語)を用いることからはじまることはない。はじめ子どもは“かたこと”を用いる。そのなかには、喃語発声、音声模倣に発生的な因果関係をもっているものが多い。これに対して成人語は... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・82
8 幼児語から成人語へ 【要約】 幼児語が成人語へ変化していく過程は、1歳のある時期に急速に進められる。この期に、ワンワンはイヌとなり、マンマががゴハンとなり、tick-tackがclockになり、miawがcatとなる。この変化が成人の子どもに対する訓練と、子ども自身の観察学習に依存していることは... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・81
■機能語(助詞) 《助詞機能の分化》 【要約】 日本語の助詞が、文ないし談話できわめて重要な役割を果たすことはいうまでもない。“山は高い”というとき“山”や“高い”はそれぞれ外延と内包をもっているが、助詞“は”にはそれがない。助詞は、同じ文の中のほかの語を規定したり、文を構造づける働きをもつという点... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・80
■動作語 【要約】 一定の動作に伴って生じる一定の発声、あるいは“かけ声”は比較的早く慣用型の音声に近づき、よく分節している。これを“動作語”とよぶことにする。 自分の動作に伴う発声として、物を投げるときのパイ、ものを持ち歩くときのヨイヨイ、などが1歳3ヶ月までに生じ、自分以外のものの運動動作に伴う... 続きをみる
「涼しくなれば何とかなる」という思いで「不快感」と闘ってきたのだが・・・、ここ数日間は最高気温が30度を大きく下回り、快適な気候が続いている。しかし、私自身の「不快感」に大きな変化はない。今、少し「安定」していたかと思えば、山の天気のようにめまぐるしく「吐き気」「息切れ」「胸苦しさ」がおそってくる。... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・79
■要求語 【要約】 《初期発声》 不快、とくに空腹に連合して生じる最初の音声は[ma ma ma...]というような型であることが古くからいわれている(Jespersen.1922;Gesell and Amatruda,1947;Lewis,1948)。しかし、単母音[エ、ア]などに表される音声も... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・78
■状態語 【要約】 “状態”とは、個体の側の内的な状態のことである。特殊な状態に対応する特殊な語が“状態語”であり、イタイ、ウツクシイ、カワイイなどがこれである。個人の内的な事象が表示されなければならないという点で、対象語の形成の過程とはかなり異なる。 “痛い”という状態の表示の発生過程を検討してみ... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・77
7 語の発生と分化(略) 14 初期の品詞分化 《発達論と品詞分類》(略) 《初期の語の性質》(略) 《対象語》 【要約】 1歳児の語彙は、はじめは感嘆詞であり、つぎにそこから名詞が派生し、つぎに動詞、形容詞、副詞がこの順に生じるといわれてきた(Stern u.Stern,1907;Lewis,19... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・75
《初期の質問の形式と機能》 子どもに“疑似質問”といえるものが存在する。真の質問と疑似質問との間の判別は容易ではないが、その基準のおもなものはつぎのようである。 ⑴ 子ども自身がその名を知らないものについて質問する。 ⑵ 答えてやると、その答を反芻する。 ⑶ 答えてやると、緊張がほぐれ、満足した表情... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・74
《“質問期”》 【要約】 シュテルン(Stern u. Stern,1907)は、1歳6カ月の子どもに、あらゆる椅子を一つ一つ指示しながらその名をたずね、部屋中を駆け回る時期があったと報告し、初期質問は、名をたずねることであり、これは子どもが“すべてのものには名がある”ということを発見したことを意味... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・73
■質問 《質問の機能》 【要約】 質問は“特定の明白な目的と、独自の聴覚的音声形式と、思考交流における重要な役割とをもつ、特殊な言語的伝達”(Reves,1956)である。質問は、質問者が自分の知らない情報を最も有効・迅速に知るためのすぐれた手段である。 質問が子どもの談話に現れるとき、親は自立しは... 続きをみる
これまで「闘病」という言葉は使いたくなかったので「体験記」とか「病状記」とか言ってきた。年老いて「病」と闘ったところで勝てるわけがない、と思ってきたからである。特に、東洋医学では、あるいは仏道では「病」と闘うことではなく、「病と共存する」(一病息災)あるいは「自分と向き合う」ことが推奨されているよう... 続きをみる
「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・72
■談話的指示 【要約】 対人的な場面での指示行為の機能は、主題の伝達ということである。場面にある特定の刺激事象を場面から分離し選択的にそれを表示することもふくむが、それが完全に行えないということも意味している。一つの指示行為は、主題がその人であることは表示できても、その人の顔立ちについてなのか、パー... 続きをみる
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