• 小説、齋藤務作品

    遥かな蒼穹のツルギ ー 第二話 ー 谷間英愛、(冬眠カプセル、) 輸送ヘリに詰まれた。冬眠カプセルの中を見ようと、士官候補生の、機長の川浪准尉が、カプセルの蓋を覗く、だが、中が結露に曇って見えないのだ。それに対して、川浪が不満を言った。 「チェツ、残念、中身は見えないわ!冷凍のアイスキャンディーは、お預けね。フン!」 それを、外で首を伸ばしたエイアが、ルームメイトの川浪に言った。 「その蓋を開けれ

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    遥かな蒼穹のツルギ ー 第一話 ー 谷間英愛、(嵐の中の輸送、) 士官候補生たちが、訓練を兼ねた特別任務を与えられて、新日本皇国軍の、奥多摩空軍基地の格納庫で、その輸送の準備作業をしていたのだが、その部隊の隊長の霧川准尉が、部隊の者に言う、 「僕たちは、此れから、各々、安全な飛行準備を行い、予定の輸送ルートを確認して、その予定通りのコースで、順序通りに、時間内に任務を完了する、以上だ!」 それを、

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    齋藤務作品[ 遥かな蒼穹のツルギ ] ー 序章 ー 谷間英愛、(空への憧れ、) 青く あおい 遥かに蒼く、高く たかい 遥かに高い、そんな、青い 空は知っている。高い 空が話して呉れる。それは、遥かな 遠いそらの物語、 大きな 白い雲に乗って、遠くの世界を旅をする。黄金の髪をカゼに戦がす。麗しい王子様がいました。そして、その王子様は、その深く青い瞳で、雲の上から地上に暮らす。美しくて強い女性に恋を