「ジル・ド・レの住んだ町3」ユノ シウォン チャンミン キュヒョン
「ニャア……」 「我慢しろよ。まあ俺なら無理だけど」 キュヒョンは檻を足元に置いて、ぶつぶつ言いながら、壁に打ち付けてある鏡を見た。 酷いな。 栗色の髪を揺らして、体中の土埃を払うと、鏡がすすけた。 それも気にせずに、ひっかき傷までついた服を脱いでいく。 それから木のテーブルの上に置いた懐中時計を覗... 続きをみる
「ジル・ド・レの住んだ町3」ユノ シウォン チャンミン キュヒョン
「ニャア……」 「我慢しろよ。まあ俺なら無理だけど」 キュヒョンは檻を足元に置いて、ぶつぶつ言いながら、壁に打ち付けてある鏡を見た。 酷いな。 栗色の髪を揺らして、体中の土埃を払うと、鏡がすすけた。 それも気にせずに、ひっかき傷までついた服を脱いでいく。 それから木のテーブルの上に置いた懐中時計を覗... 続きをみる
「This is love comedy.4」ユノ×キュヒョン
はあ。疲れた。 チャンミンが出て行って、宿舎に一人になって、最近寂しいとか思ってたのに、今は有り難くて仕方がなかった。 大好きな風呂に浸かりながら、いったいこの世の中はどうなってしまったんだと考える。 玄関のブザーが鳴る。 はいはい。何だよ、マネージャー暗証番号忘れたのかよ。 慌てて、身体を拭いて、... 続きをみる
「ジル・ド・レの住んだ町2」ユノ シウォン チャンミン キュヒョン
作法通り定刻より遅れて人の集まる夜会は、それが定刻とも言うことが出来た。 乗合馬車でやって来るものもいれば、徒歩のものもいる。 町の若人のほぼ全員が集まるのだから、それはこの時代に相応しい垣根のない夜会となっていた。 チャンミンは自ら所有の馬車で、城に赴いた。 垣根を超えたとはいえ、男は全員が黒の燕... 続きをみる
「This is love comedy.3」ユノ×キュヒョン
「ユノヒョン!」 楽屋を開けると、立ち上がって満面の笑みのキュヒョンがいた。 俺は膝を抱え込む。そんな俺の元に駆け寄って来る。 「ユノヒョン大丈夫ですか?どうしたんですか?昨日の返事はどうなんですか?」 「キュヒョン、お前の楽屋はあっちだよ」 俺は膝に顔を埋めたまま、三部屋向こうを指さす。 「そんな... 続きをみる
「This is love comedy.2」ユノ×キュヒョン
次の日。 「ヒョン聞きました?」 移動車の中でチャンミンが耳打ちをしてくる。 「何を?」 「キュヒョンが」 ああ俺忘れてたよ!すっかり現実逃避してたよ。 家帰って飯食って風呂入って普通に寝てたよ! ごくりと唾を飲み込む。 「キュヒョンが何?」 俺が聞きたくなかったのに聞いた話か、それとも俺の知らない... 続きをみる
「This is love comedy.1」ユノ×キュヒョン
*観覧注意 タイトル通りユノの相手はチャンミンではございません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 雑誌の撮影で、チャンミンが早く上がって、俺は控室で一人待機していた。 そこに珍しい人間が入ってきた。 外は摂氏ゼロ度の真冬で、極寒の日に俺の心も心底冷えた... 続きをみる
「ジル・ド・レの住んだ町1」ユノ シウォン チャンミン キュヒョン
*ユノの相手がチャンミンではない可能性がございます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 時は19世紀初頭。 これは二人の、とても仲の良い青年達が住む、小さな町に起きた物語。 フランス革命後、アンシャンレジームと言われる旧体制が崩壊し、古い封建制度が撤廃... 続きをみる
登場人物が違うクリスマス企画三部作の三組目です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ~~あるクリスマスイブのこと、聖なる夜に、二人の男が酒を飲んでいた。 「……ヒチョルヒョン遅いっすね」 「スーパージュニア」というアイドルグループの中では、少し体型が横にひ... 続きをみる
「でもヒョンだって興奮したでしょう?」 「あんなことされたらな」 と言って、自分の頬が染まるのが分かった。その俺の顔を見て、キュヒョンの表情から硬さが抜ける。 キュヒョンが言う。 「でも確かに、なんとなくそういう気はしてました。実はすごい心臓がどきどきするし」 「聞こえてたよ」 言って笑った。 お前... 続きをみる
「キュヒョン。だめだ、待て」 「待ちます」 俺の声の調子が変わったのを感じ取ったキュヒョンがまた座った。 寝転がったまま、その顔をじっと見つめる俺とは酔いもさめたのかもう目を合わさない。 目も合わせずに、俺の言葉を待っているキュヒョンを俺はしばし眺めた後、起き上がって座った。 「キュヒョン」 「はい... 続きをみる
「はあ、はあ」 呼吸が整わない。整わないのは、拭かれた後も俺の頭を撫でながら、まだ抱き締めているキュヒョンの身体の重みに肺が圧迫されているからだ。 「キュヒョン、苦しいって」 「あ」 と、言って少し体を浮かせた。見上げる俺と目が合うと、キュヒョンは視線を泳がせながら、今度は起き上がって体を離す。 そ... 続きをみる
こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に12」キュヒョン×イトゥク
こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に11」キュヒョン×イトゥク
確かに気まずくはなってるかもしれない。 俺はキュヒョンを見ると、自分の醜態を思い出しては情けなくなってしまって、なるべく顔を見ないようにしたし、キュヒョンはキュヒョンで、目が合うとそらした。 そこまでしなくてもキュヒョン、と思いながらも一日は終わって、また夜が来た。 宿舎のメンバーが寝静まってきて、... 続きをみる
最近間があいてたし、人にされたのなんて久しぶりだったから、その気持ち良さは凄かった。 その体勢のまま酒をこぼした時に近くに置かれていたティッシュでキュヒョンが拭く。 弟にされた恥ずかしさと情けなさで片手で目元を隠しながら、脱力感で動けず、荒くなった息はなかなか整わなくて、 その間、 「ごめんなさい、... 続きをみる
こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に8」キュヒョン×イトゥク
こちらは別館へ移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に7」キュヒョン×イトゥク
唇が重なってきて、優しくついばむ。 本当に何でこんなことに。今更悔やんでも仕方ないけど。 キュヒョンが目を閉じて、それを眺めた。 女装の話を聞いて、女装したキュヒョンを思い出した。確かにキュヒョンが女ならと思うと、そんなに悪くない気にはなった。 何度も何度も啄まれて、久しぶりにしたキスのせいか、酔い... 続きをみる
「ねえ、トゥギヒョン」 俺は乗っかられたまま、何も返事しない。でもキュヒョンは気にせず話し続けた。 「外見の話ししましたよね?」 また俺は返事をしない。でもやっぱりキュヒョンは続けた。 「ヒョンが女だったらって。そう言えば俺たち何回か女装しましたよね?」 「今はしてないけどな」 俺が答えるとキュヒョ... 続きをみる
「男同士でそんなことしてどうすんだよ」 苦笑しながら逃げるように体を反らせたのに、キュヒョンはもっと間合いをつめてきた。 「だからどうなるか確かめてみたいんです」 「したことあるだろう?どうにもならなかったよ」 「あんな人が大勢見てる前でやるのじゃなくて、本気の」 「お前目が怖いよ」 また笑いながら... 続きをみる
「そういえば夢の中で」 キュヒョンが手元の酒を見ながら思い出しているのか、面白そうな顔をした。 「ヒョンが押し倒されてましたね」 「本当だよ。ひどいよ」 「かわいかったですよ」 やめろーって言いながら仕方ない奴だなと思ってまた笑った。 「でも、俺思ったなあ。あの夢見て」 キュヒョンが続ける。 「あの... 続きをみる
「本当に同じような出だしです」 キュヒョンの目が訝しむ。 「ここまででも同じなら相当なもんだよ」 「俺たちそんなん読みましたっけ?」 「どうかなあ。あ、水も持って来るか」 「とってきますよ」 「おー、お前も弟なんだな」 キュヒョンが部屋から出て行った。 久しぶりにあいつと飲んだけど、やっぱり酒強いな... 続きをみる
まだ眠れないので今度はスジュでいきます。 ーーーーーーーーーー 変な夢を見た。 なんか俺がBL好きの腐女子になってて、俺とメンバー(俺は一応アイドルで、グループのリーダーなんだけど)の末っ子とどうにかくっつけさせようと唸ってんの。 いや、実際うなされてて、自分の唸り声で目が覚めた。 今何時だよ? 何... 続きをみる
武蔵小金井さんぽの花 ベニバスモモ
小金井公園さんぽの花 大漁桜&寒緋桜
*アメジストいろ。。花大根(はなだいこん)。。♪
晴れましたね(^^♪
新宿御苑早咲きの桜まだ有ります
ヒメナエ~なんて小さい
桜、桜、あと少し!セイレーンの熾火(おきび)第5章 運命のロウソク…27
春の花の寄植えいろいろ
新宿御苑に桜を撮りに行って来ましたまずは白い桜 オオシマザクラ (大島桜)です
騙されないで!
ウッドストーブにドライフラワーを・・・♪♪
目黒・自然教育園さんぽの花 アマナ
貴方は、だぁれ?…キキョウの新芽?
山下公園ノボリフジとノースポールギクと後は良く分からない綺麗な花壇です
案の定、、、(;^_^A