• ジグソーパズル

    あなたは 無くしたパズルのピースを 私で埋めようとしているんだ だけどね パズルのピースは 同じ物なんて 無いんだよ 埋まることのない 一つ空いたままのパズルは いつまでも完成しないから 終わることも忘れることもできずに いつまでも心に残るよね いつかあなたが 私で埋まるパズルを 始められるまで 私は待っているから 私の残りの時間は あなたにあげると 決めたから

  • 宇宙的な愛

    たとえ、あなたに逢えないとしても オレンジに染まる夕焼け空や 明るく照らす満月や 澄みきった凍える夜の星空を きっと、あなたも見ている 心はいつも繋がっているから あなたと私の愛は 宇宙的なんだから

  • 秋が悲しくさせるんだ

    待ち続けても 来ない人 願い続けても 叶わない恋 青く澄んだ空が高くなったから? 風が少しだけ涼しくなったから? 夕焼けが急ぎ足になったから? 夜の虫の声が星空に響くから? あなたのいない夜は 冬も春も夏も 同じ夜なのに なんだか秋が どうしようもなく 悲しくさせるんだ

  • ほ・ん・と・う・の・愛

    今までずっと 愛って減っていくものだと 思ってた だけど あなたとの愛は 違うんだ 月日が経っても せつない夜が続いても ケンカをしても 当たり前の存在になっても どんどん どんどん 深まっていく これがほんとうの愛というものなのだろうか?

  • 恋愛

    堕ちるのは 恋 溺れるのは 愛 失うのは 恋で 奪うのが 愛 恋は悲しく 愛は情け深い

  • 欲張り

    逢えない日が続いて ほんの一目でいいから 逢いたいと願う だけど あなたの目を見つめてしまったら その手に触れたくなる きつく抱きしめて 全てを奪って欲しくなる そしてそのあとは あなたの全てが欲しくなる 人を愛すると 人は欲張りになる

  • 相思相愛の歯車

    私の好きになった人が 私を好きになってくれたり 私を好きになった人を 私も好きになったり 歯車がぴったり合うように この人以上に愛した人はいないと この人以外は愛せないと 思うのだけど 歯車がちょっとだけ 噛み合わなくなって やがて歯車は外れて それぞれがどこかへ転がっていく もう二度と恋愛の歯車は回らない 絶望と空虚な世界を空回りして もう誰の歯車とも合うはずがないと 涙で錆び付き嘆くのだけど

  • 素直になれたら

    逢いたい たった4文字が 言えない それは 強がりだったり 戒めだったり 遠慮だったり あきらめだったり 絶望だったり 逢いたい まるで血がにじむように 静かにひろがって 止めることができない

  • 痛み

    心の痛みに比べたら 身体の痛みを耐えることの方が 簡単に思えるよ 壊れてしまいそうな不安 壊れてしまえば楽なのかもという期待 どうにでもなれという諦め 心が引き裂かれる痛みを 抱えて生きるなんて 辛すぎる

  • アザ

    ケンカ別れは未練が残る 頭に血がのぼって 言いたいことの半分も言えなかったり ちゃんと本当の気持ちが伝わらなかったり 意地を張って強がったり 感情のままにひどい言葉で傷つけたり 自分も相手も心が内出血して いつまでもいつまでも 心にできたアザは消えない だからケンカ別れは未練が残るんだ

  • 海が青くて綺麗だから

    今日の海は深い青 透明感のある空と 真っ白な入道雲と くっきりとした島の緑が 海の青さを一層青くする 毎日微妙に変わるけど それぞれに美しく 毎日眺めているけれど 飽きることはない だから私はこの場所で 生きていけるのだ 今日も海は青くて綺麗だから

  • 一度でいいから

    一度でいいから 生まれてきて良かったと 心から思えるような 誕生日を過ごしてみたかった 一度でいいから 逢えて良かったと 心から思えるような 恋をしてみたかった いつだって 仕方ないとあきらめて こうするしかなかったと 無理やり言い聞かせて 悲しみの日々を生きてきた 一度でいいから 一度しかない人生だから

  • ただいま

    旅に出て 少しだけ日常を忘れ 話して 笑って ちょっとだけ心が軽くなった分 重くなったお土産と たまった洗濯物と一緒に 家に帰る 「ただいま」 静かな玄関と 暑さの詰まった部屋で 止まっていた時間が動き出す 忘れていた日常がまた始まる 旅の思い出話を聞く人も無いまま

  • 青空

    台風が去った後の 低い雲の合間から 青空が覗いていた 私の人生も そうなのだろうか? この嵐を見送れば 青空の日々がやってくるのだろうか? 雨雲の上には 必ず青空があるように

  • 嵐がやってくる どのくらいの雨が降り どのくらいの風が吹き どう備えるべきなのか 私は怯えながらも 独りであれこれ考えながら 独りで飛ばされそうな物を片付け 独りで重い雨戸を閉め 独りテレビの台風情報を見つめ 独りで不安を抱きしめている あなたが教えてくれたように 不備なく出来たけど 心細さを埋めることはできない あなたがいたら 全部 半分だったのに

  • 大丈夫

    また独りぼっちが始まった 嬉しいことがあっても 楽しいことがあっても 悲しいことがあっても 苦しいことがあっても 困ったことがあっても ムカつくことがあっても 全部 独りで受けとめて 独りで微笑んで 独りで泣いて 独りで耐えて 独りで考えて 独りで飲み明かす 大丈夫 私は独りでも 生きている

  • 独りになりたいわけじゃない

    昔 こんな事を言われた 「あなたは寂しがりやのくせに、独りになりたがる」と 捨てられて独りになるより 自分から独りになった方が 傷が浅くて済むから 捨てられた独りは 耐えられないから

  • 夢を無くしたら

    命の代わりは無い 無くした夢の代わりは 見つけられるのだろうか

  • 月と太陽

    愚かな私は 今でも待つことをやめられない 浅い夢から覚めたあなたは もう二度と私を 思い出すことは無いのに 鳴るはずのない 電話の着信音が 空耳のように 聴こえた気がしてしまうから 全てを拒否して 遣り過ごそうとしている こんなに悲しみ苦しむ私を 太陽は明るく照らし 月は静かに見つめる たぶん私は月で あなたは太陽 私が消えれば あなたは輝く 私はいつも あなたのいないこの場所で あなたを想い あ

  • オセロ

    盤の上に並んでいるのは 私の真っ白なあなたへの信頼と愛 だけど時々 あなたの口から その場しのぎの嘘の欠片がこぼれ 苦し紛れの言い訳が次々出て来て 盤の上の白い信頼と愛は いつのまにか あなたの黒い嘘とずるさに 埋め尽くされた 私の完敗 何度、恋をしても ちっとも強くなれない 嘘に目をつぶることが できない 嘘と一緒には 危険な橋を渡れない だって最後にはやっぱり 私を残して逃げてしまうんだから

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