• ベニスに死す「黒貴族たちの晩秋」まえがき

    実験小説 「黒貴族たちの晩秋」ベニスに死す 詩人エズラ・パウンド とは? わたしが 特に 重視するのは、その感性が 単なるロマンチックな詩人というより オカルト / 神秘主義的哲学を 感じるから。 そして その深みに 叡智と 達観した時代を 率いるパワーを 嗅ぎとる。 なぜ 陰謀論者とされた ユースタス マリンズ氏が 、 国家弾圧されていた渦中の詩人に 弟子入りしたことを 著作の本に  あえて 「

  • 木 The Tree :エズラ・パウンド

    木 The Tree :エズラ・パウンド エズラ・パウンドの詩集「ペルソナ」から「木」The Tree(壺齋散人訳)   俺は森の中の一本の木となって   見たこともない事柄の真実を知った   たとえばダフネや月桂樹の枝について   また神々に祝福されたカップルが   野原に大きな樫の木を育てると   神々がそれを愛でて光臨し    彼らの家庭に迎え入れられるや   偉大な啓示を垂れ給うたというこ