アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年)
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆ 出版によせて (長崎教区長 島本要大司教、一九九七年五月十一日) 奇しくもファチマの聖母ご出現八十周年記念のこの年、ブラジル人アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド氏の著書「ファ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆ 出版によせて (長崎教区長 島本要大司教、一九九七年五月十一日) 奇しくもファチマの聖母ご出現八十周年記念のこの年、ブラジル人アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド氏の著書「ファ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ★ 一章 ポルトガルの守護の天使の出現 聖母のご出現の前にルシア・デ・ジェズス・ドス・サントスと彼女の二人のいとこフランシスコとジャシンタ・マルトはポルトガルの守護の天使、またの名は平和... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆2、天使の二回目の出現 二回目の出現は一九一八年の夏ルシアの両親の家にあった井戸の上でありました。ちょうどそのとき三人の子供たちはそのそばで遊んでいました。以下は天使が彼らに言ったこと... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆3、天使の三回目の出現 三回目の出現は一九一六年の夏の終わりか秋の始めにロカ・ド・カベソでありました。イルマ・ルシアによるとその出現の様子は以下のようなものでした。 「わたしたちはそこ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆4、 一九一六年の天使の出現に先だつ一九一五年の四月から十月にかけてその他に三回示現がありました。ルシアの他に三人の羊飼いの女の子一マリア・ローサ・マチアス、テレサ・マチアス、マリア・... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ★ 二章 聖母のご出現 聖母マリアのご出現があったときルシア、フランシスコ、ジャシンタはそれぞれ十、九、七歳で誕生口は九〇七年二月二十二日、一九〇八年六月十一円、一九一〇年三月十一日でし... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆6、 (注) 面接の際ウォルシュ博士はイルマ・ルシアに、自分の手記の中では言葉どおりに書いたのか、それとも天使と聖母から告げられたことの全般的な意味だけを書いたのか尋ねました。イルマ・... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆7、一回目のご出現 - 一九一七年五月十三日(3) 聖母 恐れることはありません。わたしはあなたたちを傷つけたりしませんから。 ルシア あなた様は、どこから来られたのですか? 聖母 わ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆8、一九一七年六月十三日 二回目のご出現に先立って幼い目撃者たちは再び大きな光の輝きを見ることになります。それを子供たちは稲妻と呼んでいますが、むしろそれは近づきつつある光の照り返しと... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆9、三回目のご出現 一九一七年七月十三日 ジャシンタとフランシスコの父親であるマルト氏は、三回目のご出現が始まったとき柊の木の上には灰色がかった雲がかかり、太陽光線が暗くなって、真夏で... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆10、三回目のご出現 一九一七年七月十三日(2) 注 ここに引用する著者たちはこのご出現の間にルシアが願ったことの詳細を記録してくれています。それらの願いの一つはマリア・カレイラの足の... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆11、秘密の第一部 ー 地獄の示現 イルマ・ルシアは地獄の示現について以下のように書いています。 「マリア様はこう言い終えられると、また以前二度なさったように手をお広げになりました。(... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆12、秘密の第二部 - 天罰の警告とそれを避ける方法 怖がって、まるで助けを求めるように子供たちは聖母の方に目を上げました。聖母は優しくそして悲しそうに子供たちにおっしゃいました。 「... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆13、秘密の第二部 - 天罰の警告とそれを避ける方法(2) 注 地獄の示現と将来の出来事の予言が、七月のご出現の際、子供たちに伝えられてすでに発表されている秘密の二つの部分に当たります... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆14、秘密の第二部 - 天罰の警告とそれを避ける方法(3) 注 11 一九四六年二月、オランダ人のモンフォール会員イオンゲン神父への言明の中でイルマ・ルシアは聖母が教皇ピオ十一世の名を... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆15、秘密の第二部 - 天罰の警告とそれを避ける方法(4) 注(ファチマの祈り) 14 この祈りの少し変形したものがしばしば唱えられています。小さな違いといえばイルマ・ルシアの手記とか... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆16、秘密の第二部 - 天罰の警告とそれを避ける方法(5) 注 15 このご出現の後、幼い目撃者たちは聖母から彼らが何を聞いたかしつこく訊かれることになりますが、彼らは「それは秘密です... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆17、四回目のご出現 ー 一九一七年八月十三日 八月十三日、四回目のご出現の日、子供たちはコヴァ・ダ・イリアに行くことができませんでした。ヴィラ・ノヴァ・デ・オウレンの村長が彼らの秘密... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆18、五回目のご出現 - 一九一七年九月十三日 推定二万人にも及ぶ群衆がそれ以前のご出現のときと同様な大気の現象ー急速な気温低下、星影さえも見えるほどの太陽のかげり、にじ色にきらめく花... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆19、六回目そして最後のご出現 ー 一九一七年十月十三日 いつものように、子供たちはまずまぶしい光を見た後、柊の上に聖母のお姿を見ました。 ルシア あなた様はわたしに何を望みでしょうか... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ★ 三章 数回にわたる私的示現 ご出現の後、フランシスコと特にジャシンタが地上で過ごしたほんのわずかな期間中、そしてご出現があった期間中さえも、彼らは何回か個人的示現を受けています。ジャ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆21、ジャシンタが見た最後の示現 一九一八年十月の終わり、フランシスコとジャシンタはほぼ同時に病気になりました。ルシアが二人を見舞ったとき、ジャシンタは実に嬉しそうな顔をしていたのです... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆22、「だれからこんなことを全部教わったの?」 リスボンに連れて行かれたジャシンタはまず奇跡の聖母教会の隣にあった孤児院に収容され、その後ドナ・エステファニア病院に入院しました。その際... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆23、司祭と統治者について 「母様、罪人のために祈って下さい。司祭たちと修道者たちのためにたくさん祈って下さい。司祭たちは教会のことに専念しなければなりません。司祭たちは純潔を大事に、... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆25、キリスト教的徳について 「母様、贅沢をしてはいけません。富を避けて下さい。清貧と沈黙を大事にして下さい」 「悪い人たちにも愛徳を示して下さい。人の悪口を言ってはいけません。悪口を... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆26、ジャシンタ最後の日々 この病院で過ごした短い期間、ジャシンタは聖母の更なる訪問の栄に浴しました。聖母は彼女が何日の何時に死ぬことになるかさえ教えて下さったのです。彼女が天国に召さ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ★ 四章 イルマ・ルシアの使命 前述したように、一回目のご出現の際ルシアがいとこたちと一緒に天国に召されることを願ったとき、マリア様は「ええ、ジャシンタとフランシスコは間もなく天国に行き... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆28、一九一七年以降の啓示 七月に教えられた秘密の中で聖母は「わたしは、ロシアがわたしの汚れない心に捧げられること、初土曜日に償いの聖体拝領がなされることを願いに来ます」とおっしゃって... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆29、五ヵ月連続の初土曜の信心 一九二五年十一月十日、まぶしい雲に乗った御子イエズス様を脇に、聖母はポンテヴェドラのドロテア修道女会のルシアの個室でご出現になりました。ルシアの肩に片方... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆31、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること 一九二九年六月十三日、イルマ・ルシアは三位一体とマリア様の汚れない御心の輝かしい示現を見る恵みを得、その中でロシア奉献の要請を受けま... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆32、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(2) 聴罪司祭イエズス会のジョセ・ベルナルド・ゴンサルヴェス神父にあてた一九三〇年五月二九日づけの書簡の中で、イルマ・ルシアは主イエ... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆33、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(3) これもゴンサルウェス神父にあてた書簡の中でですが、彼女がこう言っています。 「もし神がお望みであればそれ(ロシアの同心)をお早... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆34、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(4) (注)「司教様たちが主の願いを聞き入れていなければ・・・それらすべてがわたしたちにも起こるはずだったからです。」 一九三六年五... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆35、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(4) 30秘密の第二部の中で.聖母は礼がこの世界の罪を罰される懲らしめの後にくるその汚れない御心の勝利を預言なさっています。この文書... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆35、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(5) (注) 29 読者も気付かれるように、イルマ・ルシアはわたしたちの主と聖母の願いに関連する世界の出来事を把握しています。しかし... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆36、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(6) 一九四〇年十二月二日、イルマ・ルシアは霊的指導者たちの命令に従って、教皇ピオ十二世にあてて直接書簡を書き、初土曜の信心に対する... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆37、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(7) 一九五二年七月七日、教皇ピオ十二世はその使徒的書簡「サクロ・ヴエルジェンテ・アンノ」の中でロシアの人々をマリア様の汚れない御心... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆38、マリア様の汚れない御心にロシアを奉献すること(8) イルマ・ルシアは出版された彼女の書簡集が暗示するように、その他にも多くの啓示を受けています。アイレス・ダ・フォンセカ神父もこの... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆39、結びの言葉 人類社会は今世紀初頭の一九一四年までは明るい展望を示してきました。物質的に進歩したことはどちらを向いても明らかでした。人類は経済面でかつて見られたことのない繁栄を達成... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆40、エピローグ ー「わたしの指が聖母の涙で濡れた」プリニオ・コヘイア・デ・オリヴェイラ 本書を締めくくるに当たって、一九七二年七月、ニューオリンズでファチマの聖母像が涙を流されたあの... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆41、エピローグ ー「わたしの指が聖母の涙で濡れた」プリニオ・コヘイア・デ・オリヴェイラ(2) イルマ・ルシアの直接指導の許に、ある彫刻家がファチマでご出現になった聖母のお顔をできる限... 続きをみる
アントニオ・アウグスト・ボレッリ・マシャド著(成相明人神父訳)『ファチマの聖母』1997年(原著初版1975年) ◆42、エピローグ ー「わたしの指が聖母の涙で濡れた」プリニオ・コヘイア・デ・オリヴェイラ(3) この神秘的な涙はちょうどわたしたちの主がエルサレムを見て泣かれたように、ファチマの聖母が... 続きをみる
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