『大映画術』ピーター・ボグダノビッチ
サイレント期のパイオニアからテレビドラマ出身の社会派まで、名監督たちが映画作りの秘密を語り尽くす。伝説の名インタビュー集がついに翻訳! Ⅰ巻収録監督=アラン・ドワン、ラオール・ウォルシュ、フリッツ・ラング、ジョゼフ・フォン・スタンバーグ、ハワード・ホークス、レオ・マッケリー Ⅱ巻収録監督=ジョージ・... 続きをみる
サイレント期のパイオニアからテレビドラマ出身の社会派まで、名監督たちが映画作りの秘密を語り尽くす。伝説の名インタビュー集がついに翻訳! Ⅰ巻収録監督=アラン・ドワン、ラオール・ウォルシュ、フリッツ・ラング、ジョゼフ・フォン・スタンバーグ、ハワード・ホークス、レオ・マッケリー Ⅱ巻収録監督=ジョージ・... 続きをみる
『黒澤明の映画』(ドナルド・リチー・三木宮彦訳)The Films of Akira Kurosawa Donald Richie 先日、NHK BSプレミアムシネマで久しぶりに『悪い奴ほどよく眠る』(60)を見て、この本のことを思い出して拾い読みした。実はこの本は4種類ある。 キネマ旬報社(79)... 続きをみる
『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』『いつか見た映画館』 大林宜彦への聞き書き書のようなもの。人たらしの語り部としての本領発揮。前者は映画製作の苦労や舞台裏が明かされているので興味深く読んだ。 後者は名作・旧作映画への素直な愛があふれており、好感が持てる。ガイドブックとしても楽しく読める。 『... 続きをみる
季刊『映画宝庫6』SF少年の夢(78)所収の、「作家論としての『未知との遭遇』論」「玉葱の皮を剝くように」という11章からなる、大林宜彦のスティーブン・スピルバーグ論を、あの頃を思い出しながら久しぶりに楽しく読んだ。 印象に残った部分を抜粋。 「好きな監督はウィリアム・A・ウェルマンで、現代のテクノ... 続きをみる
映画会社が製作の現場から興行の末端までを丸抱えにしたスタジオ・システムの時代、1930年代末~40年代のハリウッドでは一本の映画の成立に複雑怪奇な手順や障害があった。 第二次世界大戦を背景に、文書資料、インタビュー、映像分析などを駆使してハリウッド映画の生成過程を追跡する気鋭の論考。巻末に「映画製作... 続きをみる
来年2月に公開される映画を、一足先に試写で見たのだが、大層面白かったので原作を読んでみた。 ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男の作兵衛を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙はたくさんの人々から賞賛された。 ところがその2... 続きをみる
山田太一作のドラマ「日本の面影」(84)では、小泉セツ役の檀ふみの語りと劇中劇の形で「雪女」「幽霊滝の伝説」「耳無し芳一」が再現されていた。 朝ドラの「ばけばけ」ではこれまでトキ(高石あかり)が「耳無し芳一」「水飴を買う女」「子捨ての話」「鳥取の布団の話」「小豆磨ぎ橋」を語ってきた。 ところが、昔小... 続きをみる
山田洋次作品を愛するフランス人ジャーナリストのクロード・ルブランが、山田監督の懐深くに飛び込み、大胆かつ細やかに著した評伝の決定版。2020年にフランスで出版され、好評を得た大著の邦訳本。何と752ページの大冊だが、すらすらと読める。これは翻訳の大野博人、大野朗子両氏の功績でもある。 生い立ちも含め... 続きをみる
ドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」で、主人公の辞書編集部員・岸辺みどり(池田エライザ)と製紙会社営業の宮本慎一郎(矢本悠馬)がサン=テグジュペリの『星の王子さま』のことを語り合うシーンがあり、ドラマの内容とよく合っていると思った。この本を読んだのは遥か昔の大学生の時だった。その時書いたメモを... 続きをみる
スポーツキャスターを経てノンフィクション作家となった長田渚左が編集長を務める『スポーツゴジラ』。都営地下鉄の駅に置いてあるスポーツ系のフリーペーパーだが、毎度表紙のイラストが面白いと思っていた。今回は「沢村賞」にその名を残す伝説の名投手・沢村栄治。特集は「スポーツと戦争」だった。 沢村についての詳細... 続きをみる
本の整理をしていたら、昔集めたキネマ旬報の『世界の映画作家』シリーズが出てきた。これはまだ処分しない方がいいかな。 『世界の映画作家2』ジョン・フランケンハイマー/スタンリー・キューブリック/アーサー・ペン(1970.1.1.発行) 『世界の映画作家3』黒沢明(1970.3.1.) 『世界の映画作家... 続きをみる
『砂の器 映画の魔性-監督野村芳太郎と松本清張映画』(樋口尚文) 公開から半世紀を経た今も人気の映画『砂の器』(74)。観客はなぜ感動したのか? 松本清張原作を大胆に映像化した脚本(橋本忍)・監督(野村芳太郎)・音楽家(芥川也寸志、菅野光亮)による仕掛けとは? 初公開となる秘蔵資料を基にその秘密に迫... 続きをみる
『映画探偵―失われた戦前日本映画を捜して』(高槻真樹) いつの間にか消えてなくなってしまった、戦前日本映画の名作たち。それら失われた映画に心を奪われ、フィルムを捜す「映画探偵」を追いかけた初のドキュメント。 「失われた戦前日本映画」 「一九四五年の断裂」敗戦と日本映画(フィルムセンター1) 「はじま... 続きをみる
『プロパガンダ映画のたどった道 日本の選択4』(NHK取材班) 1986年放送の「NHK特集ドキュメント昭和 世界への登場〔4〕トーキーは世界をめざす 国策としての映画」を書籍化した『トーキーは世界をめざす』の文庫版を古書店で見付けたので久しぶりに再読。 第一次世界大戦が終わり、初めて国際政治の表舞... 続きをみる
材木問屋の若旦那である栄次郎は、才能は全くないのに、絵草紙の作者として有名になりたいと願うあまり、自ら親に勘当され、頼み込んで奉行所から手鎖の刑を受け、果てはうその心中をたくらむが…。ばかばかしいことに命を賭け、茶番によって真実に迫ろうとする、戯作者の業を描いて、ユーモラスな中にすごみや悲しみが漂う... 続きをみる
週刊 マンガ便 うすくらふみ「絶滅動物物語(1)」(小学館)
週刊 マンガ便 まの瀬 みはる「島ロック1」(集英社)
週刊 読書案内 斎藤陽道「よっちぼっち 家族四人の四つの人生」(暮しの手帖社)
週刊 読書案内 深沢潮「翡翠色の海へうたう」(角川書店)
週刊 読書案内 大田ステファニー歓人「みどりいせき」(集英社)
週刊 読書案内 深沢潮「はざまのわたし」(集英社インターナショナル)
週刊 読書案内 有賀未来「あなたが走ったことのないような坂道」(新潮社)
『美しいキモノ2026春』を読む①藤の帯が美しく馴染む着物|茜染めの紬が教えてくれたこと
週刊 読書案内 小関隆他「第二次世界大戦再考」(人文書院)
週刊 読書案内 養老孟司「なるようになる。」(中央公論新社)
週刊 マンガ便 鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく 16 」(文藝春秋社)
週刊 マンガ便 原泰久「キングダム 79」(集英社)
週刊 読書案内 ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父」(ポプラ社)
空想生物図鑑13~ハリポタの魔法生物図鑑っ!!~
Kindle新刊『あなたの脳は壊れていない』画期的な本です!
『されど魔窟の映画館 浅草最後の映写』 (荒島晃宏) かつての映画館のメッカ浅草六区に残った旧作映画とピンク映画を上映する昭和レトロな映画館群「浅草中映劇場」「浅草名画座」「浅草新劇場」「浅草世界館」「浅草シネマ」(一つの会社が経営)。だが、実はいわゆる「ハッテンバ」だったり、時には警察や消防が出動... 続きをみる
『白井佳夫の映画の本』(話の特集・1977) 『2001年宇宙の旅』の謎を解く ポランスキーの『吸血鬼』の研究 パゾリーニにとってのギリシャとは何か?『王女メディアをめぐって』 『男はつらいよ』をめぐる作家山田洋次の人間的研究 スペクタクル映画としての『ポセイドン・アドベンチャー』 西部劇の典型ジョ... 続きをみる
『銀幕のインテリア』(読売新聞社・1997) 第一章・玄関 『花嫁の父』『破れ太鼓』『ペギー・スーの結婚』『男はつらいよ』『なつかしい風来坊』『利休』『あ・うん』 第二章・鍵と扉 『ナイトムーブス』『テルマ&ルイーズ』『サボテンの花』『サンシャイン・ボーイズ』『刑事マディガン』『愛がこわれるとき』 ... 続きをみる
『映画的神話の再興 スクリーンは信じ得るか』(未来社・1979) 1.夢の再確認 夢の再確認-ロベール・アンリコ『ラムの大通り』 夢として語られる無垢の憧憬-ジョン・ヒューストン『ロイ・ビーン』 古典的夢とその回帰-『カサブランカ』『カサブランカ』に憑かれて 映画を包む至福の闇-フランソワ・トリュフ... 続きをみる
『映画は存在する スクリーンを信じ続ける作家たち』(サンリオ出版・1975) 1.ジャン・ピエール・メルヴィル-あるいは映画的昂奮の罠 2.山田洋次-あるいは日本の虚構化 3.ハワード・ホークス-あるいはアクションの啓示性 4.フリッツ・ラング-あるいは超越的空間 5.ブレーク・エドワーズ-あるいは... 続きをみる
『仰天・平成元年の空手チョップ』(夢枕獏)(1993.5.) 昭和38年に亡くなった力道山は、実は冷凍睡眠で眠っていただけだった。そして平成元年に当時の肉体のまま蘇生し、前田日明と闘うことに。時空を超えたこの試合の前座を務めるのはジャイアント馬場とアントニオ猪木だった。 あとがきに「嫌いなレスラーひ... 続きをみる
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りの中、やっとつかんだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、最後は出演を拒否してしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯を懸けて追い求めたものは一体... 続きをみる
『石原裕次郎 昭和太陽伝』(佐藤利明) 「西部警察」世代が知らない裕次郎がここにいる!! 石原裕次郎三十三回忌に娯楽映画研究の第一人者が送る渾身の本格評伝。710ページの大冊。恐れ入りました。
ここのところ、スターたちの評伝を書くことが続いている。その際、参考にした文献を。 『任俠映画が青春だった』全証言伝説のヒーローとその時代(山平重樹) 60年代から70年代にかけて一大ブームを巻き起こした東映任侠映画の魅力を、関係者から取材した撮影秘話も交えながら再現。 『任俠映画のスタアたち』(近代... 続きをみる
映画『八犬伝』(10月25日公開)関連の取材予定が入ったので、原作となった山田風太郎の『八犬傳』(廣済堂文庫)を図書館で借りて読んでみた。 『八犬傳』は、曲亭馬琴の伝奇小説『南総里見八犬伝』をモチーフに、馬琴と絵師の葛飾北斎との交流を描いた「実の世界」と「八犬伝」の「虚の世界」を交錯させながらの二重... 続きをみる
『季節のない街』(山本周五郎)(1981.11.8.) 最近、本(特に小説)を読むのがおっくうになっている。そんな中、久しぶりに読む気力を起こしてくれたのがこの小説だった。その動機は、ここのところ伴淳三郎と芥川比呂志が相次いで亡くなって、2人に共通するものとして思い当たったのが、黒澤明監督の『どです... 続きをみる
(1993.12.17.) 折よく再版されたこの本を読むと、人種差別は日本にも歴然と根強く存在すると、改めて感じさせられた。この人がなぜ日本の伝統文化や才人たちのことを好んで書いたのか。その答えは、自身のハーフという生い立ちによる屈折からだったのだ。つまり、自分は“純粋日本人”を名乗る差別集団よりも... 続きをみる
(1993.12.2.) 平野威馬雄の本を探しているのだが、なかなか見つからない。そんな中、『貴人のティータイム』なる対談本を発見。これを読むとフランス文学者、翻訳家、詩人、作家、UFOやお化けの研究家といったさまざまな顔がありながら、かつてはコカイン中毒者であり、混血児としての屈折した生い立ちの持... 続きをみる
昨日のNHKは、料理にドキュメンタリーにと、まさに平野レミデーだった。そんな中で思い出した本がある。 『ド・レミの歌』(平野レミ)(1993.11.18.) これまで、平野レミ=和田誠夫人というのが、どうにもイメージに合わなかったのだが、先日NHkスペシャルで放送された彼女の家系のルーツを探る「北米... 続きをみる
2月25日に落語協会が創立100年を迎える。大正12年の関東大震災で多くの寄席が焼失し、ばらばらで活動していた東京の落語家たちは結束し、翌年に落語協会が設立された。寄席、ラジオ、テレビと噺家たちの活躍の場が広がる中、時代の名人たちの「芸」に多くの演芸ファンが「笑い」「泣き」してきた。落語界の100年... 続きをみる
資金も経験もゼロ。夢だけを抱いてロンドンから帰国した早川徳次(のりつぐ)は、誰もが不可能だと嘲笑した地下鉄計画をスタートさせ、財界の大物と技術者たちの協力を取り付けていく。だがそこに東急王国の五島慶太が立ちはだかる。 “地下鉄の父”と呼ばれる早川徳次と実際に工事を担った無名の男たち、そしてライバルの... 続きをみる
朝ドラ「ブギウギ」の原案本で、著者は笠置シヅ子と同郷のライター砂古口早苗氏。笠置について初めて書かれた評伝だという。 笠置への強い思い入れをにじませながら、さまざまに人に取材し、いろいろな参考文献に当たって、実によく調べて書かれている。特に服部良一やエノケン、美空ひばりとのくだりは、教えられることも... 続きをみる
『ハリウッド映画の終焉』(宇野維正) 配信プラットフォームの普及、コロナ禍の余波、北米文化の世界的な影響力の低下などが重なって、製作本数も観客動員数も減少が止まらない。メジャースタジオは、人気シリーズ作品への依存度をますます高めていて、オリジナル脚本や監督主導の作品は足場を失いつつある。「ハリウッド... 続きをみる
連続テレビ小説「らんまん」で知った植物学者の牧野富太郎の生涯について書いた池波正太郎の短編小説(随筆)を見付けた。 タイトルは『武士の紋章』(新潮文庫)で、「男と生まれたからには、こういう風に生きてみたい。志を貫いた武士達の魂を描く物語」と説明がある。黒田如水、滝川三九郎、真田信之、真田幸村、堀部安... 続きをみる
『王の闇』(沢木耕太郎)(1989.8.) 沢木耕太郎は寡作の人である。それ故、出来上がった作品は、完成までに何年越しかの年月を要しており、そのどれもが内容が濃く、生半可な仕事ではなかったことを想像させる。 中でも、『敗れざる者たち』に始まるスポーツノンフィクションの作品群は、彼独特の思い入れの強さ... 続きをみる
沢木耕太郎原作のボクシング映画『春に散る』を試写で見て、この本のことを思い出した。 『一瞬の夏』(沢木耕太郎)(1981.8.5.) 最初に、この本の新聞広告を見た時は、正直言って驚いた。あのカシアス内藤がまだボクシングをやっていた。輪島功一や柳済斗と闘っていた彼が…。 内藤を描いた沢木耕太郎の『敗... 続きをみる
『プロ野球通訳奮闘記-涙と笑いの異文化交流』(中島国章)(94.日本放送出版協会) ヤクルト・スワローズの通訳であるルイジこと中島国章氏による外国人選手に関する裏話集。かの悪名高きジョー・ペヒトーンに始まって、それぞれが魅力的だった、チャーリー・マニエル、デーブ・ヒルトン、レオン・リー、ロベルト・マ... 続きをみる
京橋での試写を終え、東京駅に向かうと、周辺の再開発のため、3月末で営業を終えた「八重洲ブックセンター」が目に入った。 八重洲ブックセンターは、1978年に当時国内最大の書店として開店。地下1階、地上8階まであった。映画関連の本も充実しており、ここでたくさんの本を買った思い出があるし、自分が関係した本... 続きをみる
1970年代から90年代の映画とそれを取り巻く諸々を綴った田中小実昌の映画日記『コミマサ・シネノート』(78)『コミマサ・ロードショー』(80)『ぼくのシネマ・グラフィティ』(83)『コミマサ・シネマ・ツアー』(90)に収録されたものから抜粋したアンソロジー。 ほとんどが昔読んだものだったが、中には... 続きをみる
うたい文句は「最近の特撮映画で破壊される東京の街はほとんどがCGだが、かつては本物そっくりの建物や街のミニチュア模型を使った特殊撮影が主流だった。特撮映画に描かれたリアルな東京から、世界に誇るものづくりとしての特撮美術を紹介する」 『ゴジラ』(54)の各所、『モスラ』(61)の渋谷と東京タワー、『サ... 続きをみる
『キネマ旬報』連載の「映画を見ればわかること」の書籍化第6弾。 主な内容は、 音楽が聴こえる:『ウエスト・サイド・ストーリー』ほか 読書する映画:『ブックセラーズ』ほか 言葉、または文学について:『スリー・ビルボード』『砂の器』『マーティン・エデン』ほか トルーマン・カポーティ:『ティファニーで朝食... 続きをみる
世界ヘビー級の初代王者ジョン・L・サリバンから、黒人初のチャンピオンとなったジャック・ジョンソン、ジャック・デンプシー、ジョー・ルイス、ロッキー・マルシアーノ、モハメド・アリ、ジョー・フレージャー…といった、26人の王者たちの栄光と悲哀、因縁を描く。 この人の思想的な部分には付いていけないが、ボクシ... 続きをみる
『東京人』の最新号は「特集 東京映画館クロニクル なつかしの名画座から令和のミニシアターまで」 自分が、今はなくなった映画館の回顧をし始めた途端に、こんな特集が出るとは、うれしい偶然だ。 https://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin
印象に残ったものは、 鉄道の父 井上勝の見た夢(江上剛) [発掘調査が進行中]高輪築堤は東京の「原初」のかたち [井上勝と「市民」の対話]高輪築堤につくられた通船口の秘密(広瀬美智子) など。 江上は、珍しく井上を主人公にした『クロカネの道をゆく 「鉄道の父」と呼ばれた男』という小説も書いている。こ... 続きをみる
一度整理した本を偶然再入手した。ピーター・ボグダノビッチの『ハリウッド・インプレッション-映画、その日その日。』(高橋千尋訳・91・フィルムアート社)である。これは映画評論家から映画監督になったボグダノビッチの映画に関する文章をまとめたもの。 ボグダノビッチの著書は、ほかにも『インタビュー ジョン・... 続きをみる
1979年の大河ドラマ「草燃える」の原作となった永井路子の直木賞受賞作で、頼朝の異母弟・阿野全成を主人公にした「悪禅師」、頼朝の寵臣・梶原景時に焦点を当てた「黒雪賦」、北条政子の妹・保子の半生を描く「いもうと」、頼朝を補佐し、後に2代執権の座に就いた北条義時を主人公とした「覇樹」からなる連作短編集。... 続きをみる
『怪獣大図鑑』(朝日ソノラマ・1966.10.1.) 『写真で見る世界シリーズ 怪獣画報』(秋田書店・1966.12.5.)監修・円谷英二 『写真で見る世界シリーズ 図解 怪獣図鑑‐続・怪獣画報‐』(秋田書店・1967.3.1.)大伴昌司 『怪獣解剖図鑑』(朝日ソノラマ・1967.3.10.) 『世... 続きをみる
佐々木朗希の完全試合を見て、思い出した本。彼の場合は、運や偶然がほとんど感じられなかったのがすごかった。 『完全試合-15人の試合と人生』(北原 遼三郎)東京書籍 (1994.2.14.) 完全試合。それはどう達成され、それを行ったピッチャーは、その後の人生をどう生きたか。藤本英雄から槙原寛己まで、... 続きをみる
『忍者ハットリくん』『怪物くん』『魔太郎がくる!!』『笑ゥせぇるすまん』『プロゴルファー猿』…。藤子不二雄Aのブラックな話とごつごつした感じの画調は、盟友・藤子・F・不二雄のほのぼのとした話と柔らかい画調とは対照的で、よくこの2人が共作をしていたものだと思った。自分は、どちらかと言えば藤子・F派なの... 続きをみる
この人の映画評論も随分読んで、勉強になった点と、共感できない点が、相半ばするところがあったのだが、言い換えれば、それだけ主張が強かったということだろう。学歴のない、叩き上げの映画評論家という点では尊敬に値するが、その分、映画学校の学長(権威)になったときは、ちょっとがっかりしたものだ。 うちの本棚に... 続きをみる
ずっと“ビートルズについて書かせたらこの人”だと思っていた松村雄策さんが亡くなった。特にポールに対する思いには共感するところが多々あり、ファンの一人として元気づけられたこともあった。 『アビイ・ロードからの裏通り』ちくま文庫 (1988.12.) 俺たちよりも少し年上の、もろにビートルズと共に育って... 続きをみる
『私、プロレスの味方です』『当然、プロレスの味方です』村松友視(角川文庫) (1983.5.26.) この本が最初に出版された当時(80年)の、明るいプロレスブームには付いていけず、プロレスに対する興味を失っていた自分にとっては、関係のない本だと思っていた。 ところが、今回、時期を経て読んでみると、... 続きをみる
『馬場派プロレス宣言』栃内良(白夜書房) (1982.9.1.) この本は、「プロレスと言葉にした時、生じるイメージはジャイアント馬場そのものだ。力道山やアントニオ猪木ではないはずだ」という、まさに自分のプロレスに対するイメージとぴったり合う書き出しで始まる。 そうなのだ。伝説の力道山の試合をリアル... 続きをみる
『偽書「東日流外三郡誌」事件』斉藤光政(新人物文庫) (2011.6.14.) 著者は東奥日報の記者。源義経=ジンギスカン説のように、青森に独立王朝があったという“偽物語”が広がった様子を追った実録もの。事件を解明していくところは、推理小説を読むような面白さがある。 しかし、歴史にロマンを感じる、歴... 続きをみる
『城盗り秀吉』(講談社文庫) (2004.9.20.) この場合の“城盗り”は力攻めではなく、調略で城を奪うというもの。秀吉という人物は、天下人となるまでは、下賎の身から出世していく一種のすごろく人生で、庶民にとっては憧れであり、手本にもなる。なにより出世していく様が面白い。 だが、後半生は、朝鮮出... 続きをみる
『「鉄学」概論』原武史(新潮文庫) (2011.1.29.) 社会や歴史と鉄道とのさまざまな関係を面白く読んだが、ほぼ同世代の“鉄”の筆者に、素直にうなずけるところとそうでないところがあった。 それは、あとがきで宮部みゆきも書いていたが、東京のどちら側で生まれ育ってしまったかが問題なのだ。特に鉄道は... 続きをみる
『東京オブジェ 人と歴史をさがしに』大川渉(ちくま文庫) (2010.11.24.) 王さんにまつわる品川の「ホームラン地蔵」など、都内各地に点在するさまざまなオブジェを写真付きで紹介。ちょっとホロリとさせられる解説も多い。大川(隅田川)渉はペンネームなのかな。 『名探偵は千秋楽に謎を解く』『名探偵... 続きをみる
『イチロー革命-日本人メジャー・リーガーとベースボール新時代』ロバート・ホワイティング(早川書房) (2004.10.17.) この人の、野球とベースボールを媒介とした日米比較論は、多少の独断と偏見は否めないものの、相変わらず面白い。 それにしても、1977年にこの人によって『菊とバット』が書かれた... 続きをみる
『広瀬中佐の銅像』もりた なるお(新人物往来社刊) (2006.5. 26.) 先日閉館した交通博物館前(旧万世橋駅前)に建っていた日露戦争の英雄・広瀬中佐の銅像。だが、第二次大戦後“戦犯銅像”として撤去される。そして、その後なぜか銅像は行方不明に…。美術界の裏側を描きながら、ちょっとした謎解きを加... 続きをみる
『五月十五日のチャップリン』川田武(光文社文庫) (2005.5.23.) 昭和初期に起きた5.15事件と、来日中だったチャップリンとのかかわりには結構謎が多く、日下圭介の『チャップリンを撃て』、千葉伸夫の『チャプリンが日本を走った』などを生んでいるが、この小説はチャップリンとヒトラーが実は超能力で... 続きをみる
『警官の血』と『警察署長』(2009.2.16.) 2夜連続で、ドラマ『警官の血』を見る。鶴橋康夫の演出は、黒澤の『生きる』や『天国と地獄』をリメークドラマ化した際は、さすがにきつかったが、オリジナルの今回は素直に見ることができた。親子孫3代の警察官(江口洋介、吉岡秀隆、伊藤英明)を通して終戦後から... 続きをみる
『1001秒の恐怖映画』井上雅彦(創元推理文庫) (2005.9.9.) 怪奇、SF映画をモチーフにしたショートショートと映画の解説付き。作者が同年代だけに映画を観た背景や趣味がかぶる面白さあり。表紙の和田誠の絵もGOOD。 (後記)この本のルーツとも呼ぶべき連作短編集『スクリーンの異形-骸骨城-』... 続きをみる
『スクリーンの中の戦争』坂本多加雄(文春新書)『ベースボールと陸蒸気~日本で初めてカーブを投げた男・平岡熈』鈴木康允・酒井堅次(小学館文庫)(2005.3.28.) 毎日新聞の書評で知った興味深い2冊。前者は惜しくも亡くなった博覧強記の政治思想史家による戦争映画論。後者は日本にベースボールを輸入し、... 続きをみる
『タイガー&ドラゴン』(2005.7.6.) ちょいと本屋を冷やかしたら、基ネタの落語付きのこの本が出ていた。ラインアップは「芝浜」「饅頭こわい」「茶の湯」「権助提灯」「厩火事」「明烏」「猫の皿」「出来心」「粗忽長屋」「品川心中」「子別れ(子は鎹)」。 このドラマは、毎回落語の噺をタイトルに、その噺... 続きをみる
『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選』(創元SF文庫) (2010.2.16.) 目当てはジャック・フィニイの「台詞(せりふ)指導」(Double Take)。映画撮影用に調達した古いバスが、ニューヨーク五番街で一時タイムスリップするが…。ひたすら過去への旅にこだわったフィニイの面目躍如の一編。ラ... 続きをみる
『絶望からの脱出 荒野の早撃ち拳銃』(古川ゆう)(KKベストセラーズ) (2010.5.19.) 先に行われた「マカロニ・ウェスタン50周年/ディ・モールト映画祭2010」で『怒りの荒野』を見た際に購入。『怒りの荒野』のジュリアーノ・ジェンマ演じる虐げられた若者に、自分と同じ根を見た筆者は、アメリカ... 続きをみる
『西部小説・ベスト10』(荒地出版) (2011.2.15.) 神保町の古書店で発見。発行年を見ると、1961年とあるから、自分が生まれた頃に出版された本。『サタデー・イブニング・ポスト』誌に掲載された短編から厳選したとある通り、単なる撃ち合いだけでなく、それぞれに当時の生活感や風俗が書き込まれてお... 続きをみる
『MOVIE』マリリン・モンロー (2007.5.) 『銀幕のいけにえたち ハリウッド不滅のボディ&ソウル』アレグサンダー・ウォーカー(80)フィルムアート社 『監督ハワード・ホークス映画を語る』(86)青土社 『マリリン・モンロー』亀井俊介(87)岩波新書 『マリリン』グロリア・スタイネム/ジョー... 続きをみる
『世界の映画ロケ地事典』トニー・リーヴス/斎藤敦子(訳)(04)晶文社 (2004.8.24.) いかにも晶文社らしい分厚い趣味の本ではあるが、資料的な価値もあるので(装丁は和田誠さんだし)、この際、思い切って購入しようかとも思うのだが…。何しろ約8千円という値段には、さすがに二の足を踏まされる。 ... 続きをみる
『聖林輪舞 セルロイドのアメリカ近代史』(島田荘司)(徳間文庫) (2006.8.5.) 「ハリウッド・サインと、ロスコー・アーバックル」「早川雪洲」「チャールズ・チャップリン」「バスター・キートン」「上山草人」「ウィリアム・ランドルフ・ハースト」「フレッド・アステア」「ハワード・ヒューズ」「ジェイ... 続きをみる
『荒野のホームズ、西へ行く/On the Wrong Track』スティーヴ・ホッケンスミス(ハヤカワ・ポケット・ミステリ) (2010.2.16.) 西部劇、ミステリー、鉄道 まさに男が好む三役揃い踏みの快作。映像化したら面白いものになると思わせる快調なテンポと旺盛なサービス精神に酔った。前作の『... 続きをみる
『レキシントンの幽霊』村上春樹(文春文庫) (2004.12.12.) 『トニー滝谷』(04)の市川準監督へのインタビュー取材が決まった。急な話でちょっと戸惑うが、とりあえず、準備のために原作短編が収録されている村上春樹の『レキシントンの幽霊』を読んでみる。元々、村上春樹は苦手なので、どうかな?とい... 続きをみる
『淀川長治の遺言』荒井魏(岩波書店) (2006.3.27.) 旧知の荒井魏氏著の本書を見つけたので熟読。著者の荒井氏やわが師匠で映画ジャーナリストの長谷川正とともに、淀川さんへのインタビューを編集したムック本製作に携わった日々が懐かしくよみがえった。決して金では買えない貴重な体験をさせていただいた... 続きをみる
『汽車 映画ノスタルジア』(展望社) (2005.2.9.) 以前、仕事でご一緒した大先輩の畑暉男さんから著書の案内が来た。その名も『汽車 映画ノスタルジア』。映画の中に登場した汽車を網羅したものらしい。 ただ、畑さんのかつての労作『映画は汽車で始まった』『THE WESTERN』西部劇大全集 <シ... 続きをみる
『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』(角川文庫) (2004.11.7.) 自分のような、かつての鉄道少年にとっては、このアンソロジーはたまらないものがある。昔は鮎川哲也の独断場だった鉄道アンソロジーが、自分と同年代の有栖川によって組まれる時代になったのだ。 フィリップ・K・ディックの「地図に... 続きをみる
『ウルトラマンの東京』(ちくま文庫) (2006.3.1.) 『ウルトラマン』を始め、ユニークなテレビドラマを数多く手掛けた脚本家の佐々木守が亡くなった。偶然だが名コンビだった監督の実相寺昭雄の『ウルトラマンの東京』を今読んでいるところ。かつてのロケ地を通して語られる東京の変貌ぶりが興味深い。東京探... 続きをみる
『素晴らしき特撮人生』(佐原健二)(小学館) (2005.8.8.) 『ウルトラQ』(66)の万城目淳、そして東宝の特撮映画と、子どもの頃、気がつけばいつもこの人がそばにいた気がする。何より、この人が映画で演じる善悪さまざまなキャラクターが面白かったし、出てくると何故かホッとしたものだ。 決して“う... 続きをみる
『銀幕の東京 映画でよみがえる東京』(中公新書) (2006.1.4) 氏のさまざまなエッセーに登場する“映画の中の東京”を一冊にまとめたもの。本来ドキュメンタリーではない劇映画が、過去の記録になってしまうところが“変化する街・東京”を象徴する。紹介されていた成瀬巳喜男の『秋立ちぬ』が見たくなった。... 続きをみる
『ミステリーと東京』(東京人) (2005.7.19.) 雑誌『東京人』に連載中の川本三郎の「ミステリーと東京」。以前、広瀬正の『マイナス・ゼロ』が登場してやられたと思ったら、今回は長坂秀佳の『浅草エノケン一座の嵐』。実在、架空の人物をからめてエノケンと浅草の黄昏を描いた秀逸ミステリー。またやられた... 続きをみる
『シネマ今昔問答』『シネマ今昔問答・望郷篇』和田誠(新書館刊) (2006.7.13.) 映画と記憶 和田誠の『シネマ今昔問答』『シネマ今昔問答・望郷篇』を読む。若い編集者との“問答”という形で古今の映画が語られるが、これは編集者たちの作業が大変だったろうと思ってしまうのは、同業故の悲しさか。 さて... 続きをみる
『鞍馬天狗のおじさんは-聞書アラカン一代』(竹中労)ちくま文庫 (2004. 11. 21.) 再読した本書は、アラカン(嵐寛寿郎)ファンの竹中労の熱気とそれに応えるアラカン本人の飄々とした味が程よくブレンドされた好書だと思う。日本映画界の赤裸々な側面史として読んでも面白い。 アラカンが、戦病死した... 続きをみる
『探偵映画』(我孫子武丸)(講談社文庫) (2010.12.10.) 未完成の“本格探偵映画”を残して監督が失踪。残されたスタッフ、キャストはどう映画を完成させるのか…。目立ちたいキャストが、各々、我こそは犯人だと名乗り出る(犯人役に立候補する)会議の場面が面白い。ほぼ同世代の作者が繰り出す映画に関... 続きをみる
『東京名画座グラフィティ』田沢竜次(平凡社新書刊) (2006.10.11.) 筆者は1953年生まれなので7歳ほど年上。しかも、我がテリトリーだった城南地区(品川、大田、目黒)の名画座についてはあまり触れられていないから手放しで懐かしめなかったのが少々残念ではあった。 ただ、元々映画への思い入れと... 続きをみる
黒澤明を支えた人々 (2010.9.15.) 先日、『生きる』(52)を再見した際に、黒澤映画を支えた人たちについて改めて興味をそそられたので何冊か読んでみた。 『虹の橋 黒澤明と本木荘二郎』(藤川黎一)(再読) 東宝(黒澤映画)のプロデューサーでありながら、黒澤と袂を別ち、後年はピンク映画に転じ、... 続きをみる
『成吉思汗の秘密』(角川文庫) (2005.1.24.) 大河ドラマ『義経』を初めて見た。前年の『新選組!』に比べると、良くも悪くも昔からの大河に戻った感じがする。で、見終わった後に、何だか高木彬光の『成吉思汗の秘密』が久々に読みたくなって一気に読破。 いわゆる義経=成吉思汗説を小説という形で表した... 続きをみる
『昭和映画史ノート 娯楽映画と戦争の影』(平凡社新書) (2004.12.14.) 幻のアクション・スター“昭和の鳥人”ハヤフサ・ヒデトのことをもっと知りたくなって、「幻の大都映画とハヤフサヒデト伝説」が収録されている、この本を読んでみた。 ほかにも、「戦時下に創設された「日本映画学校」」「占領下の... 続きをみる
海渡英祐という作家は…(2004.7.11.) 先日近所のブックオフで、海渡英祐の『次郎長開化事件簿』(徳間文庫)という、あの清水次郎長と『東海遊侠伝』を書き残した天田五郎を主人公にした連作推理短編集を偶然見つけて、その面白さに唸りながら、一気に読破。 こりゃあ、海渡英祐という作家の本を続けて読まね... 続きをみる
「CINEMAレベル9」『不良少年の映画史』『美藝公』 (2004.12.17.) ハヤフサヒデトのことを調べていたら、“幻の映画たち”について書かれたSF小説? 筒井康隆の短編「CINEMAレベル9」(『夜のコント冬のコント』(新潮文庫所収)のことを知り、ブックオフへ。 舞台は神戸の地下9階にある... 続きをみる
先日、書店で面白そうな本を見掛けた。まずは『MUSIC LIFE ビートルズから広がる映画の世界』(シンコー・ミュージックMOOK)。ディズニープラスで配信された『ザ・ビートルズ:Get Back』公開にかこつけて出されたものだろう。メンバーが見た映画、ビートルズやメンバーが出演した映画、エピソード... 続きをみる
ニューヨークタイムズに、『ロボットがブックレビューを書いた』という記事が載っていました。ブックレビューを頼まれた編集者である、ケヴィン・ルーズ( Kevin Roo〉)氏が、気乗りがしないレビューの執筆をライティングプログラムのスードゥーライト(Sudowrite)に書かせてみたらどうだろうと考えた... 続きをみる
和田誠の死後、事務所から発見された1953年から1956年(都立千歳高等学校2年生から多摩美術大学1年生)の日記(ノート6冊分)を、手書き文字のまま書籍化。 死後、その人に無断で日記を読むというのは、あまりいい趣味ではないとは思うが、あとがきで三谷幸喜が「これはもはや日記ではない。日記を超えてしまっ... 続きをみる
イチローと白鵬(2011.1. 1.) 年末に、偶然書店で見つけた『新・イチロー伝説』を楽しく読んだ。これはロバート・ホワイティングと芝山幹郎がイチローと過去の大選手を比較した対談集で、「クールな仮面をかぶっている点ではイチローはスティーブ・マックィーンと似ている」などの小ネタもなかなか面白かった。... 続きをみる
定価3800円の大冊故、時々図書館で借りて読むなどしていたが、ブックオフで見付けたので遂に購入。貴重な資料として、大いに活用させてもらおう。 惹句に「映画ファンと読書家に捧ぐ 史上空前のミステリ映画ガイド。埋もれた名作から衝撃の最新作まで 映像史を覆す 傑作・怪作・珍作のすべて! 」とある通り、大変... 続きをみる
『ジュラシック・パーク』(マイケル・クライトン)(1992.8.) 去年の夏、テレビの恐竜特集で、イベント化された博物館や化石発掘の様子を見ながら、何か怖れのようなものを感じたのだが、そんなわが思いに答えてくれたような見事な小説にぶつかった。その名も『ジュラシック・パーク』。何とここではバイオテクノ... 続きをみる
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