人間理解のムラゴンブログ

人を知れば優しくなれる

人というものを深く知れば知るほど、人に対して優しくなれます。

昔話は教訓ではなく人間理解

昔話には教訓が語られている（含まれている）と言われることがありますが、そうではありません。 「世の中にはこのような人間もいる」「人間とはこういうもの」といった、人間の姿を語り、現実の人間を理解するための話を語っているのが昔話です。 教訓が語られているように感じるのは、教訓好きな日本人が、昔話のなかに... 続きをみる

デリカシーがないのを機能発達から考える

「デリカシー（心配り・繊細さ）がない人はダメ」と、けなされることがありますが、ダメとか良いとかの評価をするのではなくて、人に配慮する機能や共感する機能が十分に発達しない人もいるのだと知ることが大切です。 とくに男性に多いので、女性から非難されることが多くみられます。 配慮や共感は、十分に発達している... 続きをみる

自身の専門分野から人を判断しがち

専門家、たとえば心理学者や社会学者や脳科学者、また医者や教育者などは、自身の専門分野から人を判断しがちなところがあります。 ある人を「一人の人間」として理解していくには時間も労力も非常にかかりますから、何かの枠にパッと収めて「あなたは○○です」とか、「あの人は○○な状態です」と定めてしまう方が楽なの... 続きをみる

人を理解するには知恵が要る

人を理解するには知恵が要ります。 相手を理解できなくて困っていましたら、知恵をつけることを要請されているのかもしれません。

景色をいつもと変わりなく同じに見ている

私たちは、目に映る景色や環境をいつもと変わりなく同じに見るように仕組まれています。 物が少し移動していたりしてもほとんど気づきませんし、モノがその場所から無くなっていても気づかなかったりすることがあります。 しかし、子どもや知覚過敏の人たちは気づきます。