あなわびしより良く生きることできぬ死がちらつくと人人嘆く 良く生きるすなわち良く死ぬことなりし生は必ず死の影落とす 死は常に生にピタリと貼り付きて影動くごと死もまた動く 生きている限りは生は寿命なり寿ぐことを学ぶべきをや 鳥啼きて夜が白むのを知られけり <無季>
俳句のムラゴンブログ
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見事なる薔薇咲いており雨の街
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インテリはもの知りなれどそれのみぞ信備わらず発明もなし インテリの常套手段知ったか振り何を聞きても知ってるつもり われはさて何を措きてもインテリは嫌い抜きたり徳なきなれば 探せども山百合いずこ見当たらず
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新緑や風吹き抜ける午後の街
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定義とはことば遊びに異ならず議論好きのみうるさく言ひぬ その言葉いかなる意味か問い質す語釈はほど良きころに止みなむ 議論をば好む者ほどものを知らず知らざることを知らざるとせぬ 芍薬と牡丹の違い忘れけり
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抽象をたとえて言はばモノトーン線の浮き出る物象なりや 数字とは近代社会の抽象や選挙制度は人を数にす 白い街名古屋なれども藤の花
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3.11十年越しのこの夜空星は悲しき心を映す ツバメの子飛ぶ練習を電線で 薔薇あれど柵の向こうに咲いており アヤメかやショウブはたまたカキツバタ
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芍薬の如き傾城いずこにや 人の庭ですが、とても見事な芍薬でした ※事情により、写真は削除しました。
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路地裏も花はありけり春ならば 足下の黄色き花や春浅し
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電線の消え行く街の小鳥たち何処に居場所見つけたりかや 春なれど夏日続けりここ三日 電線を回りて遊ぶ燕の子
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チューリップ小花したがふ佇まい
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春なれば花鳥風月こころ寄すいかにもあはれ昇る月かは 暖簾分け見上げる空に春の月 今し方店出で来れば春の月
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忖度の元を正せば良い意味ぞ政治家たちは言葉を荒らす 若葉生えなほやわらかき緑かな 萌ゆること今はた意味を違えたり
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歩けどもなほ歩けども道遠し春たけなわの良き日なりしも 春酣いかにも酒に酔う如く 川沿いを行けばぽっかり春の月
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コロナをや冬の病気と聞きしかど春になりても勢い止まず ワクチンを打つか打たぬか思案せしいずれにしても打つときは打つ 春めきて人流繁き街中や
- # 俳句
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俳句は言霊119「射干の花」・・ミニ天頂界便り「霊世界は鏡の向こうの世界、想念の世界だった」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます。 木漏れ日や道の標(しるべ)に射干の花 濡れそぼつ艶なる姿射干の花 斑目の胡蝶の舞と射干の花 身も縮れ風に揺られて射干の花 散歩道暮るるも明かき射干の花 半日陰に咲く花、射干(しゃが)の花。著莪の花とも書きます。夏の花ですが、早も咲き始めてい... 続きをみる
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日当たりて目を射る如き緑葉の明日にはさらに色付きたりや 葉桜やそろそろ藤の花恋し 例ふれば燃ゆるがごときバラ一輪
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ハナミズキ街を彩る確かさや はんなりと数輪立てりチューリップ
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寄り道をなんだかしたくなる通りこの春の日を楽しみてむや 心にはいつしか消え去る人ありて逆も真なり我また然り 梅桜ツツジに続く葉桜や
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明日にはなほ知られざる日のありて日々に新たに日に新たなり 何事もなく過ぎにけり春爛漫 いち早くツツジを見たりブログ村
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ぼうとする時は過ぎけり春日暮れいつの間にやら月あかあかと 春めきて細かく狂いたる日常 春うらら普段はせぬを遠回り
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うららかな空気流れる川岸に釣り糸垂るる老いし人かな 通り道ハト滑空す垂直に にぎわいや式それぞれの春なりき
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夕べには夕べの思いありしかど過ぎゆく春の宵を惜しむや 桜咲き熱き思ひを昭和かな 小刻みに震へる犬よ春間近
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3.11死にし兄貴の誕生日鎮魂の日となるは悲しき 春めきて小鳥囀る電線か 朝冷えて昼温みたる浅き春
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スーパーの売り場で嗅ぎしヒヤシンス
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アカウント未だ分からぬこと多しウィンドウズの思考奇妙や 川の名は知らねど春の流れかな パソコンと格闘したり春一番
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今日は、ほとんど何も浮かびませんでした。 どうぞ、悪しからず。 メモしておいた俳句が一句ありましたので、それを。 やわらかき日の差し寒さゆるみけり
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自己という暗がり背負う五十代成熟すとは影長きこと 新春の思いは晴れずコロナ禍や 自己という闇を見つめて去年今年 ※このご時世、俳句や短歌も、どうしても暗くなりがちです
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こんにちは。 今日は、市の文芸誌の表彰式に行ってきます。 そもそもは、市の文化応援プロジェクトの一環で40年の歴史を持つようです。 俳句をはじめて、まだ少ししか経たないのに「俳句部門 文芸〇〇奨励賞」を頂けるとのこと。実力が伴わない受賞に戸惑いながらいます。 ・・・どんな服装で行けばいい? 市長も参... 続きをみる
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外灯に照らされ赤きモミジかな 咳一つ車内に響くしずかさよ マスクせぬ人は居らざり電車内律儀なりける日本人かな
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桜紅葉一葉残して散りにけり 冬なれど秋入り交じる日和かな 人声はもとより絶えておりぬかな行きと帰りの電車内なる 車内には週刊広告無くなれり少し侘しき冬の午後かな
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鳴き交わす鳥の言葉は知らねども急いて居るらし冬来たるかな 見上ぐればビルの上なる冬の月 散る紅葉風の流れに従いて
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もみじ葉の散るのも知らで日を跨ぎ いかならむ霜月終わりのもみじ葉や あはれなる冬の初めの午前様酒飲まねども頭ふらつき
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身を焦がしいつとはなしに散る紅葉 散らかりてなほあはれなる紅葉かな 顧みるわが愚かさや年の暮れ 紅葉せし木を見上げては彷徨える秋には秋の思いなるかな
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おのずから赤く染まれるもみじ葉は性と死われに伝ふるごとく もみじ葉や女人のごとく色を変え別れを告げるごとく散り 令和二年コロナコロナで年は暮れ もみじ葉の池に散らかるしずけさや
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東京は疾くに紅葉したるらし名古屋は未だ緑の多き 街路樹の黄葉せるごと昔見し奥日光のモミジを思ふ 年の暮れ昭和を思ふ重さかな 目を射たるいろは坂なるモミジかな
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明治から見れば昭和は軽けれど令和の世より重くありしか もみじせし黄色に赤の庭の先
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紅葉狩り今日は親父の命日や うな垂れて秋を思ふか赤きバラ 我ながら不審なりけりなにゆえに中学時代かくも思ふや 中学は我にとりては人生の極めて悪き時代なりしが
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思い出はなにゆえ辛きことばかり我は何をか背負いたるやは 中学のわれの思い出いと暗き何故に幾度も振り返るかは 夏と冬入り交じりたる秋なりや この秋は逆戻りする季節かな まだらなり今年は紅葉遅きかな
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もみじせし銀杏見るたび父を思ふユーロブジーたる復員兵の 父の死の六十日後に逝きし兄いかなるやらん地獄天国 かなしげにわれを見つめる犬や秋 大いなる光は天の日に他なし <無季>
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この秋は乱高下する気温かなとっくり着ては脱いでおるなり 陽気よし今年は秋の長きかな 日陰のみ半分紅葉したる木や
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中日本初冠雪の便りあり わが思い知る人何処年の暮れ ※今日は、これだけしか浮かびませんでした。
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来年はいかなる年になるやらんさてもしつこきコロナなるかな 倒産と解雇相次ぐ晩秋やコロナの威力すさまじきかな 日米の通商貿易いかならむバイデンタフや苦労人にて バイデンにもしもの時がありしときハリス代役務まりぬるか カメムシや壁に張り付き動かざり
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人生に数式合はずAIの魔術の言葉むしろ占い 占いも数知れぬほどありにしがAI占いいずれ出で来や 人生や暇ありてこそ文芸に熱中したる俗中の真 裏庭にススキの靡く旧家かな
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人生に痛めつけられ五十余年それでも生きる目当てなけれど よく出来た言葉なりけり人生や色付くごとく枯れるごとくに ハナミズキ紅葉せしども味気なし ハナミズキやはり花なり春を待つ
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高みより見下ろすごとく民主主義唱うる人の如何に多きか 生臭き政治の他にこの世には秩序もたらす仕組み無きやは アメリカの常識いずこ秋選挙
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分断が社会の中にありてこそ二大政党成り立つものに 日本の社会に分断ありや否や有りという人無しという人 政治上日本の分断在りけれどことばの他にさて見当たらず カマキリにおびえて道を譲る人
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アメリカのトップは誰になるやらん世界注目われも浮き立つ 民主主義お手本とする国ありや二大政党日本に合はず 民主主義いくら聞きても意味不明原理なるやは制度なるやは 大阪市無念の秋や都構想
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秋空の下に広がる野のごとき大きなこころ何処にかある 暴動の備えをしたるアメリカや政治の怖さまざまざと見る 満月の下にて本を読む人や
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真理をや手に入れにしとランボーの書くはまこととわれは信じる ランボーは詩を捨てにしが文学はそこで終わらずわれは詩を書く 詩作するときには常に詩を思うギラリと光るランボーの詩を 秋の夜たとえば耳を切るゴッホ
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こころにはこころで応ずこれ礼やいかなるやらん心なき身は 心には目という窓のありしかど開けて居る人いとも少なき こころをば遊びて潰す人ならんからだばかりを心当てにて 町中の柿赤くして空青し
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反体制送れば学びの自由とや学術会議独立知らず 学問は独立してぞ本物と言ふべきならん学術なんぞ 上中下あるいは右か左かはいかなるやらん人の在り様 柿日ごと赤くなりぬる散歩道
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毎日はとても続かぬ書き方をしておりぬなり自縄自縛や 趣味として持ちたるブログなりけれどかえりてそれに振り回されぬ この年が明けてもコロナウイルスか
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「明治は遠くなりにけり」は、誰でも知っている、有名な文句だが、これは一句目がまったく看過されてしまった、言わば、トルソの句である。 降る雪や明治は遠くなりにけり 草田男 が、本来の句なのだが、わたし自身が「降る雪や」の一句目は知っていたのだが、誰の作かについては、頓着しないで過ごしていた。今、ネット... 続きをみる
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ランドリー百円食われてしまいけり連絡するはかえりて損や 秋深きパンデミックは収まらず 真相は深層にあり吊し柿
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こんばんは ブログを書き始めて2ヵ月(7月31日午後)が過ぎた頃、無謀にも市の文芸誌に俳句を投稿したとの記事を書きました。 新型コロナの影響から、俳句の句会が出来ないでいる事を受け、句会の主宰から の指令が飛んで、無理筋の俳句応募です。 市の文化振興部門が主催の文芸誌(文芸全般)に書いてある応募要項... 続きをみる
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写真から動画の時代になりてより不可思議なこと多く映れり 沈みつつ浮くを学べる術ありや老いを知らざる人のごとくに 虫の声侘しきこころ知る如く
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はてさても上には上のあるごとく下には下のあるを思へり 鈴虫のふと黙りたる夜更けかな 口の周り吹き出物にてコロナ秋 秋晴れの予報は名古屋飛ばしかな
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不思議なり錬金術は有り得ぬを何故にそこより科学出で来や 物質に常に拘る欧米人ものに行く道学問なれど 如何ならむ量子力学解き明かす物と波動と紙一重やは 雄大な西の空には積乱雲
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気が付けば虫の声せし寝付く間や 秋の虫礼を知りたる如く鳴き 国連はカントのイデーなりしかどイデー保持すはあまりに難き 米中の間に挟まり国連はレゾンデートル無きが如くや
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13日にブログで句会の話を投稿しました。 主宰から、添削した俳句7句が送られて来ましたので ブログの完結のため、結果をご報告します。 皆さん、笑ってやってください。 なんだか、声が聞こえそうです。 俳句とか、偉そうな事言ってたけど、所詮は才能無しか・・・あはは とね いつもながらに、赤ペンによる添削... 続きをみる
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からだをば如何に見事に仕上げれどこころばかりは追い付かなきを 見上げれど秋の夜空に月はなく 北日本雪のたよりの届きけり ※「いいね!」はどうやら押せるようになったようですけど、何か、パソコンが安定せずです。
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まごころは八重の衣に包みてし袖なる手には文を離さじ 中世をいかに遠きと思へども人やは同じ心なりけり 鈴虫の声澄み渡り寝つく夜 珍しき鳥の声せし秋来たる
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綺麗ごと裏なる殊に憎みけりきれいはきたないきたないはきれい 表裏取り違えては適わざり表は表裏は裏なり 流れゆく川面に映る薄紅葉
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アメリカの本音を曝すトランプよ建前あっての本音ならずや 裏表反転したる世の中を狂ほしき世と言ふべかりけり 建前を軽んずる者世を知らず表裏ありての世間なりけり 古びたるバスターミナルや秋の風
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行動をいかに尊ぶ世なりとも立ち止まるしかわれは知らざり 時は金資本経済もたらせるかかる思想の部分真理や 立ち止まりものをよく見てかんがえる別の情景開くさま見し 黒き山その向こうなる青き山
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われは思う謎めくほどに魅力増す人とはかかるものにてあらむ 人生の謎に出会いていかならむ外なる問いにわれは関せず 陶酔や覚めて夢見し曼珠沙華
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1日から車の運転ができるようになり ジム通い 復帰しています なので、友人達とも久しぶりの会話に花が咲き⤴ ❀✿❀✿❀ 私の笑顔も満開です🌸 😊 身体を動かして たくさん笑うとお腹もすきますヽ(^o^)丿 夕 食 ホットプレートを使って鉄板焼きです お肉もたーーくさんいただきます 🙏 食事の用... 続きをみる
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付き合いはさまざまなれど清濁を併せ呑むことむずかしきかな 秋なれど陽射しの強き車窓かな
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ともかくも日本は道に事欠かずいつの間にやら歩いておりぬ 若き人こころ焦るな美は女神礼に拠りてや美しさ増す 飛ぶ鳥の真下に見ゆる秋の町 <若いときの句を、若干変えたものです>
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若き木は花を急ぐとプロの言う人はた同じ遠回りせん 静夜かな味わいしみる虫の声 虫の声胸の奥まで入り込み
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立ち姿凜としたれど裏腹の迷えるこころ道を探さん せめぎ合う男トムにて女ジェリーいたずら好きはなほ止まざりし 真心は得たりと思はば去りぬもの絶対なくば適わぬ道や 淡けれど染みる色なり薄紅葉
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人曰く女はすべて喋るものさにはあらざり言はぬは言はぬ ひがめりと兼好言えどさてもがな女括りて言うは適わぬ 桜紅葉やや品落ちる風情かな
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もの言はぬ人人乗せて地下鉄は秋の下道くらきを走る 目の前をトンボウ二匹戯れ合いぬ 空地ならん四五十匹の赤とんぼ
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女の子集いて何を話すやらんたわいも無きことかぎりもなしを 稀なれど見栄を張らざる女ありもののあはれを知る由にして ちらほらと赤混じりたる楓かな
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信不信何によりてか判別す付き合いの他あることはなし 稲妻や天の御怒りなさるかは
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人生をむなしと言はば如何せん人には人の夢ぞありける 詩では食えぬ事知りけれど詩を書きぬ書かずに居れぬ人のあはれを 雄大な青空なりき積乱雲
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信じられる人のなき人多けれど自ら見る目ありやなしかは 楽しみに惹かれてまるで人を見ずその楽しみや如何なる楽しみ 友だちはじつに多くの類いあり親友悪友ただの友だち あらし来て熱暑の町を洗いけり
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稲妻のゆたかなる夜も寝べきころ 汀女 わたしは、汀女の句集は、読んだことがないが、虚子や大岡信の本の中で紹介されていて、この句を知った。 なんでも、ある女性俳人が、「雷」の題で、句を詠もうとすると、この汀女の句が浮かび上がって来て、どうにもならないと俳句の師匠に、その苦衷を訴えたそうである。 わたし... 続きをみる
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朝顔を一輪出だす利休かな この句であるが、少し前の記事に、忍び込ませて置いたのだが、成功している句かどうかについては、見巧者というような人の判断に委せることにして。 これには、前置きになる物語があるので、それを語ってみたい。 千利休が、秀吉に、その当時観賞用として、流行り出した朝顔を、お目に掛けると... 続きをみる
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それぞれに事情抱えし人人を乗せて電車はひた走るなり 人心は冷え込みぬらしコロナ禍や うだるごとき日日続けども夜長かな
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日本は気候の厳しき国なりといくら言いても聞く人はなき 国の顔誰になるかは秋日暮れ 今日といふ一日は過ぎ秋近し ※安倍総理おつかれさま
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バスに乗って、茫然と郊外の景色を眺めていた 電車では車窓からの風景というが、バスでは何と言うのだろう 川に差し掛かった当りで 強い日差しの下、川岸に植わっている木の 夏の青葉が、それぞれ、たのしげに風に揺れているように見えた 樹木の知識の乏しいわたしには、常緑樹か落葉樹かの判別も付かなかったが 何か... 続きをみる
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さしあたりコロナと猛暑怖けれど秋近づきぬどんな秋かは このところ短歌や俳句ばかりなり出てくるものはいずれもそれら 猛烈な暑さなりけり秋いずこ
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巨大なるこころ持ちたる西郷の動き愚にして直く剛なり 天才の居なくなりたるクラシック演奏もまた天才要す 鳴り響く稲妻繁く町を刺す
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ばくぜんと不安なりける今の世に人はさまよふばかりなりしか われはしも立ち止まるしか知らざりき不安ばかりの今の世に居て 雷雨来て猛暑やはらぐ列島や
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成功は誰もが願ふものなれど時の運なき愁ふるのみに 世間体いかに嫌えど成功は人の欲する世間体なり 人々の忘れ果てたることありき信は徳なり力なりけり にわか雨町いっせいに冷やされぬ
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イデーをば理念と訳す不審なりプラトン言ひし徳に他なし 理念ちう新語のさばり不快なりメッキの早く剥がれんことを 夏の夜紺の和服の似合う人
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八徳に克己正直入らざりこはその通りむずかしき徳 博愛はことばのみなる徳たりや実践するはあまりに難き 秋近しハト足音に舞い上がる
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※今回の句首は軽く読み飛ばしてください 人生の甘き苦きを知れりとも甘さそのまま苦さに通ず 世の中に女はあまた居りたれど大阪育ち苦手なりけり <偏見歌> 人みなをコロナと思う夏の道
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8月19 日(水) 起床 5時51分 うす曇りの空 蒸し暑い 気温 26℃ 降水量 0mm 湿度 68% 天気予報 ジリジリと暑い日差しが照る 昼間はうだるような暑さ 熱中症対策を万全に 最高気温 32℃ 予定 キョウイク なし (今日行くところ な
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聖書にはこと浅からぬ言葉あり真昼といふに道に迷えり お笑いを見しその後の侘しさよ エアコンの効きし部屋にて句首詠みぬ
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先々を思い煩う人多し一寸先は闇なるものを 如何様に先々思い描けども不安ならざる未来はなきを 白き花ありて大暑に萎れけり
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性は闇闇は底なきものなるを愛死に通ず女は知れり 情熱をいとも尊く言う人や平常心のなきを愁ふる 馥郁と夜の深きに桃実る
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戦後より七十五年経ちしかどこころの平和いずこにありや 人は言う世界平和を唱えしとわれは心の平和を欲す 向日葵のぬっと立ちたる高さかな
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試みや思想を歌に載せんとす愛という海性という闇 詩人とは春の心を持つ者や夏来たりしも冬来たりしも 身は病んで果てなき夢を月高し
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観念はいかにも人を動かせり真か偽か実はことばや 観念に弱きはからだ強き人からだ鍛えてことば鍛えず 死を賭すと言葉は易く言うなれどことばに死せずば順は逆なり 朝顔を一輪出だす利休かな
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闘いの相手は常に自己なりと思ひ定むる人こそ平和 平時にて戦争憎むいと易し戦時にてこころ平らかいといと難し 向日葵や顔一斉に東向け
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成功に酔はぬ人間少なけれど失敗に学ぶ人間多かりし 戦争はいとも大きな世間体勝敗常に語り継がれし 向日葵や太陽の子の花なりき
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あの顔は腹に一物ある顔や目と口少しも動いて居らぬ しばらくはエアコン効きし六畳に閉じこもりおるお盆休みや 涼風に生きた心地のするビルや
- # カントリーミュージック
- # 弾き語り