• 小さな期待

    べちゃべちゃと濡れた洗面台。 夫が使った後はいつもこうだ。 濡れたのがわかっていながら夫は知らんぷり。 それもいつものことだけど。 どうせ、私が拭くだろうと思ってるに違いない。 夫のそんな洗面台の使い方は 隠す余裕もなく溜め息が出る。 後に使う人のことを考えたら 拭くこともできるはずなのに。 疲れがとれないのは、本来はしなくてもいい 夫の世話をしているからかもしれないと 直感で思う。 そこに嘘はな

  • 減る会話

    「アイツんちは余裕なんだよ、二人で働いてるから」 部屋に酒の匂いを漂わせ、何を言うかと思ったら 「お金のある家が羨ましい」というものだった。 夫が仲良くしている後輩は奥さんも 正社員でバリバリ働いている。 それは今知ったことではないのにアルコールが入ると、 人様の家計を話題にし、私を気まずい気持ちにさせる。 何度も聞く同じ話に「早く働け」 と、言われているようだ。 ほとんど家にいるので、これといっ

  • 夫との外出は

    かなり久々に夫と街を歩いてきた。 せっかちな夫であるから「待たせちゃいけない」 と、バタバタして家を出るまでが大変だったけど。 天気が良かったこともあり 人も多く駅周辺はとても賑やか。 観光客や若い子、友人と買い物を 楽しんでいる母親世代の女性たち。 何を目的に歩ているのか、私には そんな光景がちょっと羨ましかった。 昔は歩幅を互いに合わせ歩いたものだが、今は多少の 距離ができても、私も夫も自分の

  • 出ていくお金

    今週は飲み会続きの夫である。 中年真っ只中の体も心配だが、それより 湯水のように出ていくお金の方が心配だ。 夫も家計の事情はわかっているのに 上司や同僚、部下を前にすると 気が大きくなるのか、飲みの誘いを断らない。 自分が飲みたいのも もちろんあるんだろうけど。 「飲むのも付き合いのうち」 と、疑わない昭和的思考の夫。 それで出世して少しでも給料が 上がるなら、私も何も言わないが そうじゃないのが

  • 誕生日

    飲み会だと言っていた夫からキャンセルの電話。 「何か食べる物ある?」 あるわけないのに、そう聞いてくる。 夕飯はいらないと聞いたから何も用意していないのに いつでも「何か」食べられると思っているんだろうか? 私しか食べない時は冷蔵庫にある残り物。 その時点で残り物はなくなってしまうんだ。 数日前は静かに過ぎた私の誕生日だった。 夫は忘れているようで普段と同じに過ごしたが ここ数年、見事に誕生日を忘

  • 思うようにいかない休日

    やっとゴールデンウイークの前半が終了だ。 これといって遠出はしなかったが それでも夫といるだけで疲れた。 どうして疲れる? 家族なのに・・・ 夫婦と言えども他人同士なので 生活のリズムには若干のズレがあったり それ以前に互いの性格が問題になってしまう。 せっかちな夫と時間が許す限り動かない私。 そんな私に夫はいい顔をせず 私も、そんな夫に腹を立てる。 まったくもってお互い様の話であるが どこで折り

  • 何もかもに疲れる時

    ゴールデンウイークが始まった。 夫は「カレンダー通りの休み」と言うから とりあえず今日からの三連休、我慢である。 気持ちよく仕事をしてもらう為 ムカつくことがあったとしても なるべく目をつぶりたい。 無関心でいれば何も感じないんだろうけど。 イラッとしたことがあっても 今までは少し冷静になれば 私も悪かったと思えた。 それが最近は違う。 その感情が薄れてきている。 すべて夫が悪いわけじゃないのに

  • 腹立たしい夫

    朝から夫と気まずい雰囲気。 原因は些細なことだ。 私との先約があるのに夫が予定を入れたのだ。 予定を入れる時、私は必ず夫の都合を聞き それでOKなら予定を入れているのに・・・ それなのに初めから約束事がなかったように 自分のしたいように決めてしまう腹立たしい夫。 離婚を考えたことは何度かあるが こんなつまらない出来事でも 「離婚」の言葉が頭をよぎる。 すべてはこれまでの積み重ね。 「積み重ね」が大