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  • エッセイ 原爆忌 <特攻とアメリカの恐怖心>

    特攻は、特攻隊員の側からしか見られないことが多いが、ここで、アメリカ側の兵士の心に、なるたけ寄り添ってかんがえてみたい。 最初の特攻攻撃を受けたとき、アメリカの兵士は挙って、クレイジーだと言った。だが、次々とやってくる特攻を見て、単なる狂気の沙汰ではないと悟ったとき、突っ込んでくる前に、打ち落とす命令が下った。そのとき、機関銃を撃ち続けた兵士の心に寄り添ってみよう。自省できる兵士なら、「俺の国に、