• 教育の基本 42  あなた、認められていますか。

    「先生方は、子育ては叱るより褒めることとよく言われますが、どう褒めたらよいのかが分からないんです。」  そんな言葉をよく耳にする。その通りだと思う。  日頃から心がけていないとつい叱責や小言の言葉が先に出てしまう。  私はどちらかと言うと褒めるより「認める」という親の態度が子育てにはよいのではと考えている。  褒めるにしても叱るにしても、その根底は親子や子弟という人間関係の中で成り立っているのだか

  • いろはかるた噺考 7  「と」

    【豆腐にかすがひ】(上方)  安倍政権は「県民投票は法的拘束力がないので投票の結果は関係ない。」  投票結果に関係なく辺野古移設工事は進めていく考えを示した。  沖縄県の県民投票だから結果に関係ない。と、言ったのか。日本全国どこの県でも県民投票は無視するというのであろうか。  沖縄県だから無視するとなれば、完全な差別であり、日本全国の県でも無視するといえば、国民投票も無視するという意思表示である。

  • 教育の基本 41  ほめることも叱ることも難しい

    「おばあちゃん、それはだめだよ。ママが赤鬼になっておこっている時は、パパは青鬼になっていっしょにおこるのよ。」  姪の娘が母親に叱られてどう対応してよいかわからず悩んでいる時に祖母が「お父さんに相談したら。」と助言をしたときの孫の反応である。  じいちゃん、ばあちゃんと同居している夫婦の子育てはまた少し違った意味で難しいところがある。  老若男女を問わず、子どもであろうとおとなであろうと、病気や障

  • つぶやき 154  夏祭り 団長(ダンチョウ)ネ

     つい先日地元のデパートの帰りに、駐車場からデパートの入り口の方へ歩いてきた60年前の青年団長に出会った。  もう86歳になったはずだが10歳は若く見える。矍鑠(かくしゃく)とした先輩の姿に触れて82歳の私は10歳ほど若返ったようである。  戦後、日本各地に青年団が結成されて、地域の婦人会や老人会、そして子供会などと協力して地域の諸行事を引っ張ってきた。その中心的存在が「青年団長」であった。  我

  • 江戸川柳 色は匂へ  「め」の4 女敵 5 目黒 6 飯焚 7 目見得

                 4 女 敵(めがたき)   めがたきはうつ方が憎ていなつら   どう見ても敵の方がいい男だな。   参考 女敵=自分の妻と密通した男。憎ていなつら=人相が悪い。 5 目 黒   畳をたたき立てどこの目ぐろだよ   焼くほど亭主持てやせんで。   参考 目黒=江戸の南郊、目黒不動は28日の縁日に参詣が多い。近くに品川があ      る。目黒と言って品川に直行する方もいる。

  • 教育の基本 40  さてと、道徳教育の教科書をどうするか

     教育基本法が変更され、合わせて「学校教育法」「地方教育行政法」「教職員免許法」「学習指導要領」「教科書検定制度」などの変更が終わった。  教育の基本を変えようと戦後から活動してきた人たちの意志がかなりの点で実現できた。残るは教育に関しては教科書の中身をどう変えていくかというところまで来た。  本当のねらいは「憲法改正」であるが、そこに行くまでの道筋として教育に手を入れて国の在り方の土台をつくる努

  • つぶやき 148 行方不明や思い違いで混乱しています

     ブログへの投稿作品が増えてきて、投稿したつもりが「下書き」のままであったり、投稿していなかったりと。いろはカルタ「ひ」が下書きのままで保管されていましたのでクリックしました。  「教育の基本3」は探しても行方不明で見つかりません。  私の資料を整理するために再投稿をします。  ごめんなさい。「教育の基本3」は気に入っている文章です。   教育の基本 3 そんな「前文」に惚れました  改正前の教育

  • 教育の基本 39  教育基本法は絵に描いた餅か

     夏休みが終わりに近づいて「読書感想文」の宿題で困っている人が多いのに驚いた。  小学校2年生になる子のご近所のお母さんが、学校では感想文を書く指導はしないのですかと尋ねたところ「はい、しません。」ということであった。  そういえば近年、学校で作文指導をしている先生がいなくなったということである。作文指導よりも「全国一斉テスト」で点をあげる練習に必死だとか。  戦前、戦中の大日本帝国憲法や教育勅語

  • 教育の基本 38  トップダウン & ボトムアップ

     大分県が誇るキヤノン株式会社の会長、御手洗冨士夫氏が社長時代に発言した言葉が強く私の心に残る。 「トップの任務は知恵を出し、目標を決め、戦略を立て、そして先頭に立って結果を出すことだ。」 「実行段階では現場からの意見をくみ上げて、自分の意見をチェックし、修正するのは当然のこと。」 「部下に知恵を借りるのなら、その部下が上に立った方がいい。」 「上に行くほど私的な生活はなくなる。嫌ならおりろ、とい

  • 教育の基本 37  嘘つかない。責任を取る。

     2018年3月16日(金)の日経コラム「春秋」より  『昭和20年(1945年)8月。終戦を前にした霞が関の官庁街で、建物の庭先から煙が上がった。資料や文書を焼却せよとの指示が政府から出たためだ。・・・』  春秋の冒頭の文章である。  今話題になっている森友学園の問題と結びついてその問題の深さに驚き、信用されない政府の先行きや国の在り方に危機感をつのらせた。  書き換え、改ざん、廃棄は、昔から権

  • 教育の基本 36  道徳教育はどうなるの

     小学校で4月から始まる道徳の教科化に学校教育はどう対応していけるのだろうか。  文部官僚や政治家が道徳教育に口出しするとかえって反発を受けて学校教育そのものが崩壊していくことにならないか。  それが心配である。  正義と公正を実現する政治が不正と不公平を実行している現状では希望に満ちたやる気十分の青少年を育てることは難しい。  先ず、正義と公正を実現していこうという気概のある政治家や官僚が現れて

  • 教育の基本 35 憲法9条の改正は「目じゃない」のでは?

     国民を第9条の戦争に関する問題にひきつけておいて、真の狙いは「教育」と「労働」についての改正に視点を置いているのではなかろうか。  第9条については、思い切って譲歩して国民の理解を得て、教育と働き方の問題を改定していこうとしているような気がする。  自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は2018年2月21日、党本部で全体会合を開いた。教育の充実に関する憲法改正の条文案を示し、大筋で了承を得た

  • 教育の基本 34  学習指導要領をどう改定していくか

     2006年(平成18年)の教育基本法と教育三法の改定が終わって、10年が過ぎた。  教育内容をどう改定し、その改定に基づいて教科書をどう作っていくかが課題となっていく。それを考える資料として、高等学校の学習指導要領の改訂資料がある。     改定の基本的な考え方 〇 教育基本法改正等で明確になった教育の理念を踏まえ、「生きる   力」を育成する。 〇 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の

  • 教育の基本 33 新旧教育基本法比較 第十条(教育行政)十一条(補足)

     敗戦後の1947年(昭和22年)に教育基本法が制定されて、59年後の2006年(平成18年)に教育基本法の改定が成立した。  憲法を変えよう教育基本法を変えようと取り組んで59年の歳月を要した。改定のねらいが達成できるのにはまだしばらくの時間を要する。  憲法改正は教育基本法を生かすための〆である。  今。憲法は死んでいる。国民にとって不幸なことである。どうすれば憲法が国民のために生きて働くよう

  • 教育の基本 32 新旧教育基本法比較 第七条(社会教育) 第八条(政治教育)第九条(宗教教育)

     少子化に伴う大学の在り方が早速問題になってきた。経営難に陥る大学がわんさと出て来る状況になって、いよいよ国による大学選別が始まりつつある。  現場への介入が仕事の文部科学省の出番で官の統制が思うがままにできる少子化現象である。  この際、思い切って国立の教員養成大学(旧師範学校)や防衛専門大学(旧陸士、海兵)などの高等教育機関をつくって徴兵制度が始まるまでのつなぎにする方法もある。  勿論、給付

  • 教育の基本 31 新旧教育基本法比較 第六条(学校教育)

     この項のポイントは「教員は全体の奉仕者」を削除して、「教員」の項を独立させて第九条として位置付ける。(大学)と(私立学校)を新設。  初めに「旧教育基本法」を提示して、削除、改変された部分を赤字で示す。次に「新教育基本法」を提示して、新設、改変された部分を青字で示す。 赤と青をと見比べながら、何が変わっていくのか調べていく。 旧教育基本法 第六条(学校教育) 法律に定める学校は、公の性質をもつも

  • 教育の基本 30 新旧教育基本法比較 第四条(義務教育)第五条(男女共学)

     義務教育と男女共学で大きな変化があった。  先ず、9年の普通教育を法律の定めによって変えることができるようにしたことと男女共学の第五条を全部削除したこと。  戦前のように教育の複線化と目的を持った男子校の設置が自由になったことになる。  このことは少子化による働き手の減少と自衛隊員の確保の問題と関係があるのではと変な勘繰りをしてしまう。  今後の教育制度の変化に注目しなければならない。  初めに

  • 教育の基本 29 新旧教育基本法比較 第三条(教育の機会均等)

     少し丁寧に読み込んでいくと情報の提供の仕方にいろいろな工夫をしていることがよく分かる。 1 順序入れ替え作戦(トップ記事から外す) 2 情報薄め作戦(新しい情報を取り入れる) 3 言葉の入れ替えと文章表現作戦(言葉のニュアンスで婉曲的に)  以上の三つを改めて確認できた。  第三条の(機会均等)については新教育基本法が、(生涯学習の理念)と(生涯に応じた支援)を新設したことが特記される。  これ

  • 教育の基本 28  新旧教育基本法比較 第二条(教育の方針)

     国民が気が付かない内に教育の目的も内容も方法も変えられていく。  教育のプロが読んでも真の意図がつかめないように変えていく。これは正に官僚の実力である。  気が付いた時にはもうどうにもならない状況に追い込まれている。その変わり目が「教育基本法」の改正であり「憲法」の改正である。  平成の後半はその変わり目の時である。少し丁寧に改定のポイントと問題点を探してみよう。  初めに「旧教育基本法」を提示

  • 教育の基本 27  新旧教育基本法の比較2(教育の目的)

     初めに「旧教育基本法」を提示して、削除、改変された部分を赤字で示す。次に「新教育基本法」を提示して、新設、改変された部分を青字で示す。 赤と青をと見比べながら、何が変わっていくのか調べていく。  旧教育基本法  第一条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の

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