写真の投稿が出来ません。 今は、17番、井戸寺です。
短編小説のムラゴンブログ
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2025 春 歩き遍路の旅 一緒に行くかい。四国周回 1,000kmの遍路旅。本日の夜行バスに乗って徳島へ。今回は、基本バスも電車も使わない。正直、全部行けるか分からない。 この一年でめっきり足が遅くなった。旅に備えて体を鍛えるどころか、体調は最悪に近い。帯状疱疹の後の、右胸から背中にかけての痛みが... 続きをみる
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三連休の初日、 いつかは行こうと思っていたお店にやっと行ってきました。 そこで2時間くらい読書に没頭することができました。 読んだのは角田光代さんの『かなたの子』 短編小説8篇が納められていて、不思議な物語ばかりでした。 日本に昔から伝わる因習や言い伝えを題材にしたものもあり、 不気味で空恐ろしい世... 続きをみる
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わたしが、大江健三郎さんのことを知ったのは、小林秀雄の著作を通じてであった。小林秀雄は、晩年、大江健三郎さんについて、少し書いた文章がある。それで、この人に興味を持った。 浪人時代は、大江健三郎の暗さが、ちょうどよくそのときの心境にマッチしたこともあって、就寝前に、彼の短編小説を読んでから、寝るのが... 続きをみる
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今日は天気は良かったのですが、昨日よりも気温が下がり寒かったです。 最近は暖かい日が続いていたので、もうダウンジャケットを着ることはないと思っていたのですが、今日は寒くて買い物に行くときにはダウンを着て行きました。 クリーニングに出さないでいてよかったと思います。 今日は久しぶりに夕食に唐揚げを作り... 続きをみる
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満開の桜を見るとふと思い出すこの有名なフレーズ。 忠実に旧字体で書くと 「櫻の樹の下には屍体が埋まつてゐる」 TVドラマや映画のミステリーものや推理小説、マンガやアニメにも、よく引用されます。 皆さん一度は目にしたことおありでしょう。 しかし、これが梶井基次郎の短編小説のタイトルだということは、現在... 続きをみる
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好きな武将は豊臣秀吉、 好きな文士は芥川龍之介。 Millie です。 芥川龍之介?顔だな!というツッコミが聞こえます。 はい。 彼は我々平たい顔族(©︎ヤマザキマリ)にあるまじき骨格美形です。 もちろん著作も読んでおります。 彼の文章は一般的に 「他の作家に比べ表現やとらえ方が生々しい(Wikip... 続きをみる
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題名が思い出せなくて、申し訳ありませんが、マンの短編集の巻頭にある、強い印象を残さずにはいない、短編小説です。公園のベンチで、偶然出会った老人から、人生の話を聞くという体裁で、その老人は、社会に出たときも、結婚をしたときも、子どもが生まれたときも、病気から治ったときでさえも「それで、どうしたというの... 続きをみる
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元々聖人のようで、みんなから頼られすぎてしまう。なんでも許してしまう優しい性格。 自身の性格により、とてつもないストレスを感じており、しかし、それを自分に強いてしまう自分が嫌いだった。 ある日、くも膜下出血にかかり、左半身の機能を失うこととなる。その時に居合わせた医者と話をやりとりしていたら、(手記... 続きをみる
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ドストエフスキーの大小説によく見られるのですが、極限にまで紛糾したと思わせる男女間の心理のせめぎ合いが、この短編小説では、まことにコンパクトに、けれども克明に描き出されます。自分でも知らぬ間に、新妻の心を、ぎりぎりにまで追い詰めてしまった金貸しを生業とする男は、自ら命を絶った主人公のおとなしい妻の亡... 続きをみる
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この短編小説は、いわゆるドストエフスキーらしい心理観察眼というものを、まるで感じさせないものです。作中、老婆は忽焉と息を引き取ります。天寿を全うした老婆の死は、誰にも悲しみを与えません。死ぬ直前の老婆は、しきりに自分の曾孫のコートの丈が少しばかり短いことを気にしていましたが、もう誰もそんなことを気に... 続きをみる
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短編小説
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クリスマスの話をしてもいい?
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「新語・流行語全部入り小説2025」
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記憶の断片と、憧れの昇華
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子猫とパパのハロウィーン
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子猫とパパのハロウィーン(2)
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田辺聖子『あかん男』を読んだ感想
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作家志望者のための動画制作!!
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☆書影解禁!「 #成瀬あかりシリーズ 」待望の第三弾にして完結編『成瀬は都(みやこ)を駆け抜ける』(著: #宮島未奈 )は12月1日発売!
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短篇小説「河童の一日~其ノ二十~」
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短篇小説「ことわざサービスセンター」
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受け継いだ靴と気持ち
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ちょっと充電&study番外編
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SCENE#31 江戸崎俊介が挑む、東洲斎写楽の真実 Shunsuke Edosaki vs. Sharaku: Unveiling the Hidden Masterpiece
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SCENE#30 一人土俵、魂のうっちゃり 第2章 ~無音の土俵が繋いだ心~ Unyielding Spirit Part.2
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SCENE#29 ギロチンのいない世界 Beyond the Guillotine
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古今にわたる世界中の冤罪事件を集めた短篇集です。時を隔てて出てきた証拠によって、無罪であることがはっきりと証明された数々の事件が、短編小説のように綴られていきます。著者は、別の著作の結びで、「事件というものが起きなければ、悲劇は生まれない。それが二十世紀である。」という有名な言葉を残しています。この... 続きをみる
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江戸時代に取材した短編小説です。話の主題はたいへん重く、実の兄弟をやむを得ない事の成り行きからあやめてしまい、護送船に乗せられた男の話です。ここでも、やはり鴎外は自分の意見などを陳述していません。ただ、護送船の船頭にこの男は果たして、罪人と言えるのだろうかとお上に問うてみたいと思わせて、物語を終わり... 続きをみる
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サリンジャーはユダヤ人の作家です。日本の禅文化の影響を色濃く受けた人で、巻頭言には白隠の「両手で打って鳴る音を片手で聞け」という禅の公案が掲げられています。サリンジャーは初めから、日本の禅文化に興味を持っていたわけではなく、アメリカで起こった、金持ちの家に生まれ、どこから見ても幸福そうだった青年の自... 続きをみる
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およそ小説に描かれた女性で、これほどかわいい女は他にいないでしょう。オーレンカは自分の意見というものを持たない人間ですが、誰かを好きでいずにはいられない女です。三度結婚しますが、三度とも相手の意見に従い、愛し切ります。最後に寡婦になりますが、ある少年に心底から愛情を注ぎます。トルストイは、この短編小... 続きをみる
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フレンホーフェルという金持ちの老画家の話です。彼は、熱っぽく絵について語り、瞬く間に一枚の見事な絵を描いてしまうような腕を持っていますが、少し風変わりなところがあります。十年来、ある絵に没頭し、それが自分でも傑作かどうか判じかねているのです。ある機会があって、思い切ってその絵を信頼している画家の仲間... 続きをみる
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バルザックの中では、比較的短い小説ですが、強い感動を受けずにはいない傑作です。話は、二人の子どもを連れた若く美しい未亡人が誰とも付き合わず、ざくろ屋敷で行い澄ましているところから始まります。なぜ、未亡人は誰とも付き合おうとしないのか。その理由は、読み進むうちに明らかになりますが、物語の末尾は、どの人... 続きをみる
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作者の中島敦は若年で亡くなりましたが、漢文調の簡潔で力強い文章を得意とし、さまざまな格調の高い小説を残しました。この本に収められている短編は、どれも完成度の高い、何回もの再読に耐える、古典の名に値する名篇です。囚われの身となった「李陵」が、鬱屈を晴らそうと馬で駆けて行く場面は雄渾ささえ感じます。「名... 続きをみる
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晩年の志賀は、老練な剣豪のような風貌をしていました。志賀は、日本語から大理石像のような不動の文章をきり出すことに成功しました。ニュアンスが豊富なために、平易な言語で、正確な文章を書くことの難しい日本語の性質と、長年の間、格闘したことのあらわれなのでしょう。その日本語をあくまで生かしきりながら、簡にし... 続きをみる
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芥川は、晩年のある時期を除いては、宗教的な考え方について秀れた見識を有していました。この作品では、布教のために近世日本にやって来た主人公のバテレンを通して、日本人の宗教の有り様を見事にとらえて見せています。短編小説ですから、論理的な説得力を持ったものではありませんが、日本的な宗教の微妙な勘所をたくみ... 続きをみる
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芥川は、小説の中で自分の姿を見え隠れさせます。それが、初期の頃はピリッとしたエスプリと自嘲の効いたよい味の作品になるのですが、後期になると、やり切れないほどの苦い後味を感じさせるものになっていきます。この「蜜柑」では、世間の塵埃にまみれた自分というテーマは相変わらずの芥川ですが、はじめのうちはがさつ... 続きをみる
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菊池寛は偉人です。何がどのように偉かったか説明に困るような偉人です。文藝春秋という雑誌を創刊し、大衆小説を数多く書いた、実業家と作家を兼ねた人と言えばそれまでなのですが、それだけではどうしても菊池寛という人を掴んだことになりません。およそ、作家と言われる人はその当の人間より、書かれた文章の方が立派で... 続きをみる
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文庫本で数十ページほどの短編小説ですが、この作品の題名から「小説の神様」とまで呼ばれた日本を代表する近代の小説家です。磨き上げられた正確な美しい日本語を用い、完成度の高い数々の小説を書き上げました。平易ながら簡にして要を得た品格のある志賀の文章は英訳し辛い性質があるため、国際的には低評価されているき... 続きをみる
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▶︎男は、今日、昼頃から携帯のメールが気になっていた。 仕事の合間にちらちら、、 日が暮れ出し、外の雨音も大きくなりだした。 ふと携帯をチェック。 時計は7時前を指していた。 ▶︎来ていた。 ▶︎男は8時ぐらいまで仕事をするつもりだった。 が、すぅーっと、パワーが抜け机に突っ伏した。 ▶︎しばらくし... 続きをみる
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朗読会
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12/4「田丸雅智朗読会」13:00🌟日本近代文学館🌟スペシャルゲスト田丸雅智氏
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12/4「田丸雅智朗読会」🌟「オバペディア」zoom稽古
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4/8岡山「田丸雅智朗読会」出演者決定🌟12/4「ゆずり葉の声 朗読会」出演者11/9で締め切り🌟
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救急対処法&絵本『モネの庭』
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世田谷美術館「森の中の朗読会」無事終演いたしました🌟ありがとうございました
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世田谷美術館追加情報🌟明日は「森の中の朗読会🌟
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11/5「森の中の朗読会」世田谷美術館(砧公園内)🌟あと3日🌟
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4/8 岡山・吉備路文学館🌸春爛漫・ろうどくの季節「田丸雅智朗読会」🌸 出演者募集開始しました!
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11/5 世田谷美術館「森の中の朗読会」🌟世田谷区民ニュースに掲載していただきました🌟
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世田谷美術館アクセス🍂久々に砧公園で写真を撮りました🍂
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「時代をつむぐ 秋の朗読会」🌟ご来場ありがとうございました🌟
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10/23「時代をつむぐ 秋の朗読会」鶴見駅2分🌟3席空きが出ました~🌟
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ハヅキ朗読メソッド®︎認定講師養成講座(5期の振替&6期)🌟チェリー成城
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「和話輪朗読会 in NAGOYA」
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2025秋季朗読検定課題🌟鈴木三重吉『ダマスカスの賢者』・江戸川乱歩『一人二役』
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