• 真夏の長崎市内散策 - 気分は遠藤周作?野口彌太郎?

    長崎「それはうつくしい山とうつくしい海のある小さな町だよ。坂道が多くてね。」コルベ神父(遠藤周作) 坂道が多い長崎 平成30年(2018年) 8月27日 村内伸弘撮影 長崎最終日、さあ長崎を楽しむぞ~ 東横インに大きな荷物を預けて、最終日の今日は長崎市内を歩いて回ります。 問題は暑いこと!暑すぎです!メッチャ暑いです!暑い!暑い! 長崎は坂が多いのでなおさら暑いです 笑 後藤象二郎邸跡を発見 明治

  • 「落第坊主の履歴書」遠藤周作 新潮文庫

    遠藤周作は大学に入る前に三浪しています。自分がいかに間抜けであったか、こと細かく書かれていますが、辛辣な苦味はありません。遠藤はここで若い人々に向け、学業が不調であっても、頭が悪くても決して落胆することはない、人生は長いのだから。元に、わたしという見本があるではないかと世話好きなカトリックの神父さんのように明るいユーモアをまじえて励ましてくれます。狐狸庵先生の面目が躍如としています。他に『考えすぎ

  • 「イエス巡礼」遠藤周作 新潮文庫

    新約聖書のシモンは、洗礼を受けてペテロと名乗りますが、三度キリストを裏切ります。鶏鳴三度の有名な話ですが、遠藤はそのキリストを裏切らざるをえなかった弱い普通の人間であるペテロを思い、その地を訪れ、そのイエスを裏切ったと伝えられている場所に立ち、なんとも言えない深い安らぎを覚えたと言います。日本のカトリック信仰の受容において第一人者であった著者の重要な思想を伝える一節です。

  • 書籍:「毅然として死ねない人よ。それでいいではありませんか。」

    この本も図書館で借りました。読みやすい文章と著者独特のユーモアが文章のところどころにあります。この本を読んで何かを得ようとするのではなく、ゆっくり淡々と読んでいく本だと思います。読んだ後に、なんか気持ちが安らいでいい気分になる本です。

  • <沈黙(サイレンス)>を 観て!

     2017年1月に公開の<沈黙>が 8月に 早くもDVD化され 早速借りてきて 観ました。映画としては 大変地味で 音楽は流れない 重たい空気が 全編を覆う映画ですが 小説同様 強烈に インパクトがある 素晴らしい作品に 仕上がっている160分でした!  私が 遠藤周作さんの<沈黙>を 初めて読んだのは マーティン・スコセッシ監督と 大体 同じくらいの時期の 28年くらい前だったと思います。その時

  • 「沈黙」遠藤周作 新潮文庫

    カトリック作家、遠藤周作の代表作です。日本におけるキリスト教受容の歴史において欠かすことができない人物です。ルオーの描く、常に弱き者貧しき者の隣に寄り添うキリストの絵に衝撃を受け、長崎で出会った人々に踏まれ続けた踏み絵のイエス像を見て、この作品は形をとりました。責め苦に遭ったバテレンの神父は、踏み絵のイエス像が進んでわたしを踏めと言っている内心の声を聴き取ります。神は沈黙しています。作中、もっとも