• 書籍:「毅然として死ねない人よ。それでいいではありませんか。」

    この本も図書館で借りました。読みやすい文章と著者独特のユーモアが文章のところどころにあります。この本を読んで何かを得ようとするのではなく、ゆっくり淡々と読んでいく本だと思います。読んだ後に、なんか気持ちが安らいでいい気分になる本です。

  • <沈黙(サイレンス)>を 観て!

     2017年1月に公開の<沈黙>が 8月に 早くもDVD化され 早速借りてきて 観ました。映画としては 大変地味で 音楽は流れない 重たい空気が 全編を覆う映画ですが 小説同様 強烈に インパクトがある 素晴らしい作品に 仕上がっている160分でした!  私が 遠藤周作さんの<沈黙>を 初めて読んだのは マーティン・スコセッシ監督と 大体 同じくらいの時期の 28年くらい前だったと思います。その時

  • 「沈黙」遠藤周作 新潮文庫

    カトリック作家、遠藤周作の代表作です。日本におけるキリスト教受容の歴史において欠かすことができない人物です。ルオーの描く、常に弱き者貧しき者の隣に寄り添うキリストの絵に衝撃を受け、長崎で出会った人々に踏まれ続けた踏み絵のイエス像を見て、この作品は形をとりました。責め苦に遭ったバテレンの神父は、踏み絵のイエス像が進んでわたしを踏めと言っている内心の声を聴き取ります。神は沈黙しています。作中、もっとも