江戸時代の政治家松平定信には、次の言葉があるそうである。 君子は国を思ふ心あるべし、 国を思ふ言葉あるべからず わたしは、これを今風にもじってこう言いたい。 君子は世界の平和を願う心あるべし、 世界の平和を願う言葉あるべからず 君子の真似事も、ときに、良いものである。
エッセイのムラゴンブログ
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日本の企業が、世界で受け入れられているという事実は、技術が高いということもさることながら、宗教的な面で、まるで無風、つまり、背後に布教の意思をまったく持っていないことによる。 そもそも、日本人は自分の国柄の宗教を、併合下の朝鮮また中国を除いて、他国に持ち込むという歴史を持っていない。 日本の技術や製... 続きをみる
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おはようございます。 ※nice!、フォローありがとうございます。 今日は、桃の節句(ひな祭り)ですね。 お雛様を飾られている人たち、 ちらし寿司とひなあられと甘酒を楽しみにしている人たち。 ひな祭りを思い出のひとつとして持っている人たち、 ひな祭りを思い出のひとつにする人たちもいらっしゃると思いま... 続きをみる
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今朝はだいぶ暖かく、着るものを減らして散歩に行ってきました。 昨夜から風があり、予報によると春1番だった可能性もあるようです。 いまは梅が最盛期です。 紅い色がきれいでした。 いつもの珈琲店で一休みです。 見事、見事 今朝の調整池です。 珈琲店で読んだ雑誌の記事ですが、 看護師のブラック労働について... 続きをみる
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純粋理性批判 理性の理性に拠る批判 理性を理性によって批判することの、正しさと難しさ ○ カントの大きさ 国連が作られたのは、カントの発案に拠るものだが、今の国連の現状を見て嘆くのは、誰よりも、カント自身であることだろう ○ 国同士が連合するというアイデアは、とても優れたヴィジョンなのだが どうであ... 続きをみる
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エッセイ
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初めてのマッチングアプリ『50』このタイミングでら追加で何か頼むとは思えないので『もしかして、会計しようとしてる・・?』と、頭に思い浮かんだのですが。。
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快適
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普通に
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ちょうどいい
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私の人生、ギリギリセーフ?御手洗さんの言うことには…126
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今年の母の日のプレゼント
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たとえリスクを上回る楽しさがあったにしてもキミを想うひとのことを忘れるな
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今更桜を見に行った話
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老いと共に生きる
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毎日が愛犬の日
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初めてのマッチングアプリ『49』朝日の推測でしかありませんが、、ほんとうにその通りだとしたら、朝日と西原さんの相性は最低最悪。なのではないかと・・。。
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ひねって挫いて剥離骨折
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その指クリームパン?お姫さまと母の日!キミをさがして…第3章 秘密の村…12
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アイドル”らしさ”とは
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現実味が増してきた
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おはようございます。 ※nice!、フォローありがとうございます。 今日は、天皇陛下の御誕生日ですね。 国民の祝日になっている今日。 お休みの人も休む暇のない人も 心の中だけでも少し休める日でありたいですね。 季節を目安に準備はしつつ、お体御自愛してお過ごしください。
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おはようございます。 ※nice!、フォローありがとうございます。 今日は、バレンタインデーですね。 バレンタインデーというとチョコレートが浮かびます。 チョコレートでも チョコレートでなくても 季節を感じることで心を慰めてお過ごしください。
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イスラエル人が開発した技術で、安価に水素を発生できるようになったと、NHKで報道していた。今までの水素の価格が、1/10になるという。 FCVの燃料電池車が、注目されていたが、車両価格が高価で、貴金属のプラチナを大量に使う必要があり、また、基本的に電気自動車のために、音がしずかなのは、また、それとし... 続きをみる
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ワットという人によって、蒸気機関が考案されたのは、周知の事実だが、この蒸気をエネルギーに変換するというアイデアは、じつに見事な発見だったので、わたしは、もっとも大仰なことばで賞賛しても、仕切れないほどの、人類史上かつてないと言って良い、ニュートンの重力発見に比肩する、発見だったと、思っている。 この... 続きをみる
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秀吉による刀狩令は、有名だが、わたしはこの破格の政令は秀吉の治世下でしか、できなかったものだと、思っている。 秀吉は、戦国の世ではめずらしく、できるだけ人を殺さなかった武将で、また、合戦はあまり得意ではなく、どちらかと言うと小田原攻めでも見られるように、知略をこととした戦術家で、あった。 信長が、残... 続きをみる
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おはようございます。 今日は、建国記念の日ですね。 改めて平和を想う日でありたいですね。 お体御自愛してお過ごしください。
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再び、欧米批判をすることになると思うが、どうか、冷静に聞いて頂きたい。 捕鯨が盛んだった頃、海の漁業資源は今と比べて、ずっと豊富だった。 わたしは、思うのだが、鯨のような海の生態系の中で頂点を為すような、大型の生物を、よくは分からぬ理屈で、捕ることを中止してしまって、久しいのだが、そのために、海の生... 続きをみる
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お金は、その持つ人の色に染まる。 ○ ハムレット劇には、ネコの額ほどの土地のために、命を賭けて戦う兵士が登場する。現在の日本は、自国の領土である北方四島や竹島に、自衛隊員でさえ、指一本触れることができずにいる。今の法治国家日本の現状である。 ○ 欲望については、「金がすべて」 倫理については、「法が... 続きをみる
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前の記事で、味噌のことを書いたが、あたらしいアイデアが浮かび、また、若干説明が必要だと思い、再度、書くことにしたい。 赤みそは血圧が下がる効果が見込め、しかも塩分濃度が低く、また、赤みその中でも、特に八丁味噌は、その効能が高い。(ちなみに、八丁味噌は二年ほど、経年期間を要する。) それと、これは東海... 続きをみる
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数が苦手である。 以前、現金で払っていたときは、頭の中で計算して、いくら払えばおつりが細かくなくて済むか、すぐに計算できたものだが。 今は、カード払いに慣れてしまって、いざ、現金で払おうとすると、丁度良い数字が出て来ない。人間、やはり、数なら数用の頭を働かせないといけないようで、今は、ハクション大魔... 続きをみる
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「人間には、欲がありますから。」というようなことばを、会話の途中に、挟まずには居られない人は、往々にして、欲まみれな人間である場合が、ほとんどである。 ○ 「流れというものがありますから。」と、そのある流れから、自由であるような口振りで、喋る人は、どっぷりとその流れの中に、浸かっているものである。 ... 続きをみる
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味噌は、しごく扱いにくい食品だと思う。およそ、健康食品の中で、こんなに優秀で、長持ちのする食品は、他にないのではないかと思うが、あの粘着性が、玉にきずだと思うのである。 わたしは名古屋育ちだから、味噌は、きまって赤みそである。東京にいた頃は、信州みその白みそだったが、どうも口に合わず、また、あまりお... 続きをみる
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このブログでは、よく、「閑話休題」という言葉を表題に掲げている。お気付きの方も、居られると思うが、これは、明らかな誤用で、本来、こうした使い方はしない言葉である。 文章中に使う言葉なので、表題に持ってくること自体が、じつは、おかしく、脇道に逸れたときなどに、話を元の本題に持って行くときに使う言葉で、... 続きをみる
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たとえば 誰でも知っている「省」という漢字、これは日本語では、音二つ訓二つ合わせて四つの読み方があるのだが、すべて言える人は、結構稀で、むしろ漢字を習っている小学生の方が言えるくらいである。 正解は、皆さん方に、少し、考えてもらいたいので、後回しにしたい。 それから、 「素敵」という漢字、 なぜ、素... 続きをみる
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吉田さんが聞いたという小林のことばには、付け足しがあって、「独創的な思想家などというものは」ということばが、補足としてあるそうである。 わたしは、その文章を読み、ああ、これは明らかに思想上の相違だ、どちらもこれは譲れないところだろうと、直感したことを覚えている。 というのも、吉田さんの意見としては、... 続きをみる
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両者とも、評論家と言われていた人だが、小林秀雄は文芸評論家、吉田秀和は音楽評論家として名高い人物である。 どちらの人を取るか、と、言われれば、わたしの中ではもう決まってはいるのだが、少し、この二人のことについて、述べてみたい。 小林の「モオツァルト」はつとに有名だが、吉田秀和が若かった頃、やはり、こ... 続きをみる
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少し前に義母が84歳のお誕生日でした^^ 最近のプレゼントはささやかな金額ですがお金です(^^;;; 義母、80歳になったときに体が思うように動かなくて「大変」とこぼしたら、 年上のお友達に、「あなた、80で何言ってるの。85になってごらんなさい。もっと大変よ!」と言われたそう(^-^;;; 84歳... 続きをみる
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人というものを、広く見渡してみて、先ず思うのは、普通の俗な人々がいかに多いかということである。 現今の社会は、やたらと創造性を発揮せよとか、独創を重んじるとかいうのだが、さて、普通の人にそうしろと言ってみたところで、創造性も何もなく、生活態度も知識も知恵も、何も変わり映えもせず、旧態依然そのままであ... 続きをみる
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この書のこととなると、わたしはじつに様々な思いに溢れ、1、2回の記事で終わらせるのは、嫌なので、再び、書かせてもらいたいと思う。 次兄が横入りしたことや、また、この書の良さをまるで分からなかった、長兄もいたりして、色々騒がしい事もあったが、この書自体のことについて触れられなかったのは、とても残念なの... 続きをみる
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先の記事で、自分の兄がひねくれていた事を書いたが、ドストエフスキー自身が、また、たいへんなひねくれ者で、底意地の悪い人間だったことを、付け加えておかなければ、嘘になるだろう。 兄は読んでいないが、罪と罰のラスコーリニコフも、悪霊のスタヴローギンも、そしてカラマーゾフのイヴァンも、見掛けはなるほど、さ... 続きをみる
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自分の人生を、決定付けた本を挙げよと言われたら、わたしは、即座に上記のこの書を挙げる。 だが、この本は、わたしには複雑な、入り組んだといっても良い感情を喚起せずには、いない本なのである。 その入り組んだ感情を、自分自身整理する必要を感じるので、ここで、やや詳しく書いてみることにしたい。 わたしがこの... 続きをみる
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杉や檜で、作られた弁当箱のごはんは、冷めてもうまい。というか、却って冷ました方が、おいしい。米櫃は、その応用問題を解いたもので、これは、それら使われている素材が呼吸しているせいで、ごはんをちょうど良い湿気で、保つからである。 服も同じで、特に冬など、ウールなどでできた服は、皮膚をちょうど良い温度と湿... 続きをみる
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2023 新しい年が始まりました 毎日良いお天気 今年一年の運勢みたい きっと良い一年になりますよ👌 今年も新しい挑戦・体験を楽しみたいです 新しい挑戦 ①去年から結構新しい挑戦し始めているんです 今年は去年受けた”初めて書くエッセイ”の講座 第2弾 初めて書く物語 に挑戦したいな 実は初めて書く... 続きをみる
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モーパッサン 若い女性 「その心は疑い深く、頭はよく働き、勘が良い。」 アラン 手相 「魔法使いに、手の内を見せることはない。」 ベルクソン 人類 「人類はまだ、自分の未来は自分次第だということを、知らないでいる。」 ドストエフスキー 人間 「人間は、どれだけ複雑に見えようと、根は単純なものである。... 続きをみる
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ドストエフスキーには、芸術しかなかった。言わば、そこまで人間として追い詰められていた。トルストイは、芸術以上のものを欲した。人間として、ドストエフスキーより遙かに格が、上だったこともある。 ○ 芸術以上のものとは、宗教であり、思想であった。 ○ 東京裁判 正義に名を借りて、人間はどれだけ不正なことを... 続きをみる
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わたしは、文章を書くときに、よく読点を使う。それも、自分で独特の使い方だと思っている。 例えば、文の終わりころ、短い動詞の前に、読点を置く仕方は、わたしの独創ではないかと、思っている。 つい最近のことだが、ネットで、このわたしの読点の置き方を、真似している文章に、出会した。 わたしは、良く本を読んで... 続きをみる
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わたしは中学生の頃、この書の言葉を、ほとんど金言扱いにして、読んでいたものである。兄貴たちの影響から、抜け出せていないときだった。 有名な、マッチ箱と人生とを絡めた警句などは、当時のわたしの胸に強く響いたものだったが、今、振り返って思うと、何と、すかした斜に構えた言葉だろうと、当時の自分の心持ちが、... 続きをみる
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林真理子さん、昔から知ってはいますが、 あまり読んだ事がなく今まで過ごしてきました。 食わず嫌いならぬ読まず嫌いだったような気がします。 ここ何年かは雑誌のエッセイの連載などを読むようになり (美容院で読む雑誌の中で一番に読む(笑)) この人は賢い人だなあっていう感想を持っていました。 何か読もうか... 続きをみる
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そういえば、あれほど教育界で勢力を誇っていた、日教組なる団体は、どうなったのであろうか。 評論家の亀井勝一郎の名前は、とんと聞かなくなった。 マルクスを、世界でもっとも影響のあった学者としたのは、イギリスの国際学会だそうだが、一体どうした了簡であろうか。 ミャンマーの内戦はどうなったであろうか。 そ... 続きをみる
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人間は、生きているだけでは足りなくて、何よりも、生きているという実感を欲しがって止まない、不思議な生き物である ○ 生きているという実感 これは、さまざまな形をとるもので、時には、悪徳にさえなる ○ 生きがいが、見つかった人は幸運である ○ 大概は、生きがいというものが見つからなくて、生きているとい... 続きをみる
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よく思うのだが、関ヶ原の合戦は、何故に、ほぼ日本の真ん中で行われたのか。 源平合戦のときは、平家は、下関まで追い詰められている。もし、歴史というものが繰り返されるものであるなら、同じようなことが起こっても、宜しかろうに、関ヶ原の戦いは、どうしたわけか、日本の真ん中である。 歴史家という人々は、年代と... 続きをみる
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これは、やや高度なことばの使い方であるが、詩や短詩型や絵などを創作するような方は、覚えておかれると良いと思うので、少し書いて見たい。 たとえば、こういう言い方をするとする、 しなやかな生き方 簡潔で、一見、良いように見えるが、じつは瑕瑾がある。ことばの意味というものに、頼り過ぎている言い方なのである... 続きをみる
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小学三年の頃と、覚えているが、社会で日本史の授業があった。その頃、わたしは、自分の国の歴史というものについて、漠然とした敬意を抱いていた。 現代でも今なお、語り継がれている過去の人は、どんなに偉かったことだろうと、かんがえていたりしていた。 そこで、その歴史教科書を読むと、「誰それが誰それを憎んだあ... 続きをみる
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シンクロニシティは共時性とも同時性とも訳されるが、ユングの使う意味では、「因果的に説明はできないが、意味のある偶然の一致」と、している。 これは、ごく素直に日本語に訳せば、「縁」である。「縁起律」は仏教用語で、だから、これは外国から来た言葉だと思っている人が多くいるが、元々、日本には、和語の「えにし... 続きをみる
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最近は、俳句のことばかり書いているようですが、詩も作ってはいるんです。 ただ、わたしは、詩作の場合は、かなり時間をかけねばならず、何度も何度も、推敲するのが、当たり前になっていて、その合間にすると言っては何ですが、句作の方は、出来たらほとんど推敲しません。 何も、俳句を軽んじているわけではなく、これ... 続きをみる
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富士山のような、世界の中でも、最もうつくしいと思われる名峰があることは、日本にとって、大きな財産の一つであるし、この山を、実際に見たり、写真などで触れたりして、天を突かんばかりの高い志しを、その胸に抱いた日本人も、多く居ることだろうとかんがえたりする。 このような世界的な名山でなくとも、日本は至る所... 続きをみる
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俳句が流行りである。民放の番組でやっているのが、人気だそうだが、エンターテイメントの俳句としては、あれで、良いのだろう。 ただ、ほとんど、その番組の宗匠の一存で、持ち上げられたり貶められたりする、参加している芸能人の皆さんが、少々、気の毒に思えて来るが。 俳句は、未だに、師匠というものが存在する、不... 続きをみる
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わたしは、若いころに作った詩や歌を、よく、変えたりします。 次の短歌は、二十代に作ったものを五十代になって添削し、改作したもので、作った当初から、二重形容が気になっていたんですが、それを改めました。 夕日より思ひ焦がせる赤やあるなほ燃えんとす君の唇 宜しかったら、次の記事をご覧頂ければ、幸いです。 ... 続きをみる
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ずいぶん以前の事だが、こうした現場に立ち会ったことがあった。 小さな高校での話だが、京大出身で、湯川秀樹の研究室にいたというおばあさんの数学の教諭とか、地方の国立大学を出、名古屋大学の大学院で哲学科の修士を取ったという30前半の社会の男の教諭などがいた。 そのとき、わたしも新入りの教諭として、雇われ... 続きをみる
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英語 ダイレクトで、雑駁 仏語 正確だが、ニュアンスに欠ける 独語 廻りくどく、重厚 日本語 話し易いが、難解
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エッセイは、日本語では随筆で、筆にまかせて書き連ねるということで、まことに自由な文章形式であって、そもそも形式とは、呼べないような文章表現であるようだ。 因みに、英語のEssayには、そうした日本語のような、気楽な意味はないようで、「小さな評論、あるいは小論」、フランス語では、「試論」という意味合い... 続きをみる
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この書だったと記憶しているが、上方の俳句と江戸の俳句を比べ、情に流れ易い上方と理が先行しがちな江戸とを比較して、結論として、芭蕉などの抜群の俳句は、その両者を生かして、どちらの句とも言えない境地に達していると、書いていたと覚えている。 わたしには、とても面白い論のように思えるのだが。わたしなどの句は... 続きをみる
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壊すのは容易い、作るのは真に難しい。 ○ 面白いというのは、人間が分かるということである。 ○ すぐれた人は、色々な人を見分けられる目を持っている。これは、その人の心が豊かである証拠である。 ○ 人間は、人が思うほど、底の深いものではない。ほんの僅かな、善意らしきものが垣間見えたというだけで、ガラリ... 続きをみる
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わたしは、ブログ村で、俳句や短歌も書かせてもらっているが、これはまったくの趣味の域を出ないもので、わたしが、一番読んでもらいたいと思っているのは、現代詩なのであるが。さて、自分の書くものの中で、何が一番出来が良いのだろうかとかんがえると、自分自身、分からなくなるのが、哀しいところではある。 それは、... 続きをみる
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欧米では、環境保護団体を名乗る人々が、名画と言われる作品に、トマトジュースを掛けたりして、碌でもないことになっているようである。 彼等が主張しているのは、主に、地球温暖化に抗議するためということだが、異邦の出来事ながら、その論理のつぎはぎだらけの俗っぽさと幼稚さには、呆れ返ってしまう。 欧米というと... 続きをみる
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モーツァルトの音楽は、およそ、どのような形容詞も跳ね返してしまうというのが、その最大の特徴ではないかと、わたしは思っている。中国の古典中の古典、「論語」と同じように。 小林秀雄がアンリ・ゲオンから引用した、「疾走する悲しみ」は名高いが、わたしには、これは特に、ト短調40番シンフォニーの特徴を言い表し... 続きをみる
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ある野党議員は、まるで、企業の内部留保が諸悪の根源のような論を、成しているが、この企業が蓄えて置いた内部留保がなければ、以前、リストラによって嵐が吹き荒れたときのように、諸外国も含めて、経済に嵐が吹き荒れている、現在、日本の企業は早くから、立ち直れなくなって、大量の失業者を出していただろうことは、想... 続きをみる
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あるときのこと、こうした人が居た。 10人くらいの人数で、片付けた仕事が終わり、帰る段になって、それぞれの人が、車で来ている人に、分乗させてもらい、主要な駅がある場所まで、連れて行ってもらうということになった。夜の9時半くらいになっていた。3車連らなって走っていたのだが、その一番先頭の車を運転する人... 続きをみる
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エッセイ きれぎれ草 100 <似非宗教、精神性、大谷翔平>
人間は、人間以上の存在にも、また、人間より遙かに下のものにも、成り得る、マカ不思議な生き物である。 ○ 共産主義思想とは、科学的思考とやらを標榜し、革命をご本尊とする似非宗教に他ならない。 ○ この似非宗教の厄介なところは、日本に入って来ると、言わば、日本風に意訳され、革命的テロは、善だとしたことで... 続きをみる
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欧米人は、大型の動物種に対しては、少なからぬ情愛を感じていると言われているが、じっさい、これは、表面上のことだけのように思われてならない。 昔は、鯨油を燃料として重宝し、鯨をどれほど乱獲していたか分からぬほどなのに、今となって、鯨を愛すとし、日本の鯨を食す文化に、文句をつけている。 象にも、受難の時... 続きをみる
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※以前の文章から、ずいぶん、時が経ってしまいましたが、思考を止めていたわけではありません。ある程度、まとまったかんがえとなった感触があったので、それを、ここに記述してみたいと思います。 ここで、わたしの最初の直感に立ち帰って、隠居と見巧者とを、何とか繋ぐ論を、展開できないかと探りたい思いに駆られてい... 続きをみる
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たとえば、画家は自分の描いた絵を見せて、感動なりしてもらうことが、可能だが、作曲家となると、自分の真価を発揮した音楽を聴いて貰うとなると、自身で演奏可能なような、ピアノソナタなどは措くとして、どうしても、演奏家という人種が不可欠になる。 それで、ヘタに演奏されたりでもしたら、そこで音楽は終わりである... 続きをみる
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メディアでは、よく、コメンテーターという新種の職業人、多くは法曹界で仕事をしていた人々が、日本は法治国家だから、あらゆることを法制化すべきだというような、論を成しているのを、見かける。 俗な世人たちは、また、それに乗っかって、同じような言い分を、自分の意見として騒ぎ立てている。 よく、考えて欲しい。... 続きをみる
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当人が、自分に酔っているような芸術、詩や小説や絵や音楽、または、その演奏というものは、それなりの訓練を積めば、ほとんど誰でも、見抜けるようになるし、聴き分けられるように、なるものである。 ただ、怖いのは、これが、自身が創作したり、演奏したりしたものとなると、多くの人が、たちまち曖昧になるもので、じつ... 続きをみる
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わたしは、マスコミという言葉が嫌いである。抑も、正確な英語ではないし、和製英語でも低級な部類に属することばである。 だからと言っても、良いであろうか。この言葉を表題に掲げる気になった。 話は変わるが、わたしの知り合いで、冬になると危険を冒してでも、冬山に行くという年配の女性がいるのだが、彼女に、その... 続きをみる
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決して、病原菌を介するような虫ではないのに、また、何故これほど嫌われているのかが、不明なまま、新時代の害虫となった虫で、また、害虫呼ばわりされているのに、不思議と体が黒光りのする、けったいな気味の悪い虫である。 例えば、蝿は、糞などにたかる不衛生な虫だが、ゴキブリは、糞などには集らない、至って衛生的... 続きをみる
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さくらももこさんの「さくらえび」読了しました(≧▽≦)。 ちびまる子ちゃんの雰囲気そのままで、最初から最後まで読めるエッセイでした。 独特の脱力系!?な感じ。父ヒロシのエピソードも安定のダメっぷりで面白かった! 誰もが知っている大物とのエピソードも出てきて、すごいなって思いました。 さくらももこさん... 続きをみる
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おそらく、皆さんが悩まされている虫、Gですが、リクエストがありましたので、少し、書いてみたいと思います。 また、Gについて書いた、記事もリブログしましたので、宜しければ、参考にしてください。 わたしは、Gについては、その姿を見ただけで、ほとんど、気も狂わんばかりに、大騒ぎをしてしまう人を、知っている... 続きをみる
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月澄んで猫になりたい夜だった わたし自身は、月についてのどんな詩を書いてきたかと、振り返ってみたところ、上記の句と下記の詩が思い当たり、UPしてみました。 はじめて、自分の過去記事を、リブログしてみました、宜しかったら、ご覧ください。 詩は、秋の虫と月との取り合わせで、奇抜でも何でもないのですが、自... 続きをみる
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文明が持つ技術というものは、失われやすいものである。 古代エジプトは、石を組み上げることに関しては、石と石との間に、カミソリの刃も通らないほどの、高度な技術を持っていたのは周知の事実だが、現代のエジプト人に聞いても、どんな技術で、あのピラミッドを作ったのか、知る人は一人もいない。 アンコールワットの... 続きをみる
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ディズニーランドは、子どものための夢の国として、有名だが、一人前の大人で、子ども連れでもなく、この施設に夢中になる人は、稀なことと思う。 それで、ロシアでは、ドストエフスキーの「罪と罰」の設定を、実際の施設にして、観光客相手に商売をしているそうである。例えば、ラスコーリニコフが住んでいた部屋をそのま... 続きをみる
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今読んでいるのは岸本葉子さんの 「50代からの疲れをためない小さな習慣」 というエッセイだ 彼女とは一回りくらい歳が離れている まだ若いのだが彼女のエッセイが私は好きだ その中に手と髪の毛のことが書かれていた 最近光の加減にもよるが細かなシワが手の甲に浮かぶ 気になって風呂上りにハンドクリームを塗っ... 続きをみる
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笑いは跡を残さない 悲しみは後からやって来る ○ 悲しみを詠んだ歌は記憶に値するが、 笑いに興じた歌は、そもそも、記憶に残らない ○ 笑いを好む現代の風潮 後に、何も残さない時代かも知れない ○ モリエールの諸作品は、芸術として認められているが、 落語が、芸術にならないのは、また、何故だろうか ○ ... 続きをみる
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江戸時代の人々は、地獄などというものを信じていなかったと言われることがよくあるのだが、これは、人々が、宗教的に啓蒙されたからというわけではなく、江戸時代に、国教として採用された儒教は、死後生について何も語らない教えであったことに由来するのである。 儒教は、おもしろい教えで、全人的であることは宗教に似... 続きをみる
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日本仏教には、それぞれ格というものがあるのを、ご存知だろうか。 もっとも格が高いのが、天台宗、その次が、真言宗というようになっていて、天台宗は、ご存じの通り、大師第一号の伝教大師が日本の祖師で、真言宗は、弘法大師である。 これは家柄というものが、関係していて、昔は、仏教も他の宗教と変わらず、祈るとき... 続きをみる
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自分のことではなく、他人のためをかんがえて、憂い顔をしている人に出会った事がある。 この人は、聞いてみたところ、よく、理事などを頼まれることがあるというが、なるほど、そういう人でなければ、人の上に立つ理事のような立場には、推薦されないだろうなと、ひどく、納得したことがある。 中には、理事という名前欲... 続きをみる
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先日読み返した木村治美さんのエッセイ本、 まだあったものを次々と読み返してみました。 で、気づいたこと。 今、私が日々の生活の中で思うことや考えの根本に この方のエッセイが多大な影響を与えていたのだと いう事。 かなりの影響で我ながら驚きました。 たとえば、、 一つの事を一つの方向からだけ見るのはや... 続きをみる
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政治不信 自分自身も信じられないような人間が、どうして、政治ならびに政治家を信じることができようか。 ○ 人間不信 人は信じない方が、自分には都合が良いと思っている人間が、現代いかに多いことか。不信とは、思想に結びついてるのではなく、単なる、ご都合主義である。 ○ 「わたしは、現代の子、不信と懐疑の... 続きをみる
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「人間は信じるものじゃない」と言う人、概ね、不徹底な功利主義者に過ぎない。 ○ 人を信じて裏切られたから、人を信じなくなったという人は、多いものであるが、西洋でよく見られる、人間嫌いというところまで行く人は、日本では、ほとんどいないし、社会的に、よく見かけるようなタイプにもならない。 ○ 日本民族は... 続きをみる
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源平合戦の頃、自ら、名乗りを上げてから、戦闘をしていたということは、有名であるが、こうした合戦の仕方を、幼稚だとか、全く、ナンセンスな戦い方をしていたものだと、現在の戦争の基準から考えて、批判するのは、容易い。 では、なぜ、その当時の日本人は、そうした戦い方をしたのか、また、せざるを得なかったのかと... 続きをみる
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最近色々な方のブログを読んでいると 本を読まれている方が多く、 最近YouTubeとか、ネットフリックスとか 見る事ばかりで読んでない私。 なにかしら読みたいという意思だけを 持って、ブロガーの皆さんのおススメだったりを スマホでスクショを取って 本屋さんに行ったりしていたのですが、 (図書館へ行く... 続きをみる
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ウクライナ大統領 世界を巻き込む必要がどこにあるか ○ フランシスコ・ローマ法王 「焼き場に立つ少年」の写真 いったい、この人は、この写真を持ち出して、何が、言いたかったのだろうか。はっきりと感じられるのは、少年の持つ確固とした精神の力強さである。 おそらくは、死んだ弟の亡骸を背負い、泣きもせずに、... 続きをみる
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戦国時代 敵ではあるが悪ではない ○ 第2次世界大戦 敵は悪 ○ 欧米人は、何かと言うと、敵を悪魔扱いにする
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現今のメディア、特に、マスコミの報道姿勢を見ていると、とても腹立たしい思いに駆られる。 一体、マスコミは今まで何を、報道してきたのであろうか。ことが起こってから、馬鹿のように騒ぎ立てている。 統一教会が、それほど悪徳に満ちた教団であったなら、なぜ、今までほとんど何も報道しなかったのか。 そうした教団... 続きをみる
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良寛さんは、日本風のファウスト博士であったと思う。しかも、子ども時代にまで若返って見せてくれた、現存したファウストであったというのが、わたしのかんがえである。 一体に、ヨーロッパで伝説とされている人物が、日本では、生き身の姿で歴史上に現れるというのが、わたしの思うところである。 ドン・ジュアンは在原... 続きをみる
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「無常という事」の連作の一つである「実朝」は、若い頃のわたしには、この連作の中で、もっとも難解で、また、もっとも暗く感じられた作品だった。 「無常という事」の連作の中では、「西行」が、その頃のわたしには、一番心に響き、もっとも、好きな章の一つだった。「西行」も「実朝」も、何回読み返したか知れないほど... 続きをみる
- # 自然の美しさ
- # けもみみ